今日は珍しく薄暗くなってから、帰宅になったMrs.Sugarです。Dr.マリアンヌに頼まれて病院の方に行って、手術で体が少々変形してしまったご婦人の服を作る打ち合わせをしていました。
セージ君も一緒に帰ると、初めて残業をしていました。
先に帰っていて良いと言ったのでしたが、それで帰るセージ君ではありません。Mrs.Sugarもセージ君が一緒に帰るのを待っていると,Dr.マリアンヌに伝えたので、早くに終われたのです。
服を注文したいご婦人が、一緒にお食事をと言っていたので、付き合ったら夜遅くんってしまいます。
患者さんですから、夜更かしさんなようです。
外来の患者さんなので、この国の早起き時間を知らなかった様です。今後は午前中にと伝えておきました。
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Mrs.Sugar\ごめんねセージ待ったでしょう?宵っ張りな患者さんのようで、自家用機なので遅くに帰るつもりだったみたいでね。
でも“セージが待っているから、次からは午前中にお願いします。此処ではもう直ぐ寝る時間なんですよ”って言ってしまったわ。
セージ\Dr.マリアンヌは大丈夫だったのかい?
Mrs.Sugar\うん、彼女は元々は宵っ張りさんだった人だから、あんまり気にならなかったみたいよ。
私が言わなかったら、仲の良い患者さんみたいで、一緒にラウンジにでも行って、遊ぶ気満々みたいだったわ。
セージ\ふん、Sugarが帰って来ちゃっても、遊びに行ったんだろう?
Mrs.Sugar\むふふふ、それが可笑しいのよ。そう言ったらねリヴェール教授が家に帰っているの思い出したみたいで“では私も朝が早いので・・・”って、断って帰る事にしたのよ。
セージ\Dr.マリアンヌも、ずっと都会暮らしだったから、時には遊びたくなるのかもね。あれもさ、癖になるんだよね。
夜遊びは夜遊びの魅力があるからね。
Mrs.Sugar\そうね。夜は夜の匂いがして、独特の気分になるわ。
セージ\あれ、Sugar夜遊びしたことあるの?若い時に?
Mrs.Sugar\そうだって言ったでしょう?ディスコなどが流行っていて、真夜中にオープンする店も有ってね。私は一回家に帰って、一眠りしてから出かけて行ったわ。
ディスコで踊るのは、好きだったのよ🎶
スポーツと同じで、汗だくで踊って、その後はサッパリしたわよ。だから私は正確には夜遊びでなく、早朝遊びかしら?ちゃんと着替えて、仕事に行ったんですからね。
セージ\へぇ~すげぇ~。本当に遊び人プレィガールだったんだぁ~。でもさ、一旦家に帰って又出勤しては忙しかったんだね。
Mrs.Sugar\そうでも負かったわよ。だって私の家はディスコなどある所から、歩いて帰れる所にあったし、仕事場のアトリエは電車で一駅なんですもの。
セージ\繁華街の側に住んでいたんだ。まるで遊んでくださいみたいじゃぁないか・笑
Mrs.Sugar\まぁ、ほんの一時の事よ。遊び場が直ぐ近くだと、珍しい最初だけで、もう行かなくなったわ。
週末などは、わざわざ、遠くから遊びに来る人など沢山居たのよね。
私の遊び仲間は、皆ご近所さんばかりで、歩いて帰れるような子ばかりだったわ。
セージ\そうかぁ、やっぱり若い時には、少しは遊ばないとね。色々な遊びが有るけれどさ。悪い遊びでなければね。特に女の子はね。
Mrs.Sugar\あらぁ、セージも男は遊んでも良いけれど、女の子は家で大人しくが良いと思うわけ?今どきの若い子なのに?
セージ\そりゃぁね。日本はかなり安全な国だから、そうやってディスコに遊びに行っても、無事に帰れるだろうけれど、他の国では暗くなってから、若い女の子が一人で歩いて居たりなんてしないよ。
ボーイフレンドとかが、送り迎えするとかしないとね。
Mrs.Sugar\あぁ、そうなんですってね。セージの暮らして居る家辺りは、でも大きな家ばかりで、犯罪など起きそうにないのにね。
セージ\でも判らないから、遊びに出る時は、家から車で決めた場所まで送り迎えするか、俺やライモン達みたいに、親たちが集まるパーティに行って、将来のリハーサルみたいにダンスパーティとかね。
Mrs.Sugar\それじゃぁ、皆お嬢様ばかりだったでしょう?おぼっちゃまとね。
セージ\でもそうばかりじゃぁないさ。その気になれば、いくらでも遊べるさ。長期休みの時は、リゾート地に行くから、其処に行くと皆開放的な気分になって、結構遊ぶ子は遊ぶよ。
俺も国に居る時よりも、バハマに行った時に、講習会受けたりしたから、操縦免許が楽に安く取れたんだよ。アメリカの方が簡単で安いしね。
Mrs.Sugar\そう言うのは良いわよね。で、ついでに気まぐれでスポーツマッサージの講習も受けたのね?そこがセージの面白いところよね。
セージ\だって、すぐ横の教室で、続きで講義を受けられる時間に講習をやっていたんだよ。だから何となく受けたんだよ。それも偶然で、今になって役に立つなんてね。
Mrs.Sugar\むふふふ、ほとんどが私のマッサージですものね。以前はレガッタ部の人のマッサージとかしたりしていたみたいだけれど・・・彼らはどうしたんでしょうね?
セージ\さぁ、もう卒業して、帰国したり、此処の病院の中か研究所内で仕事しているだろう。皆俺よりも幾つも歳上だったからね。
ターナー先輩位だったかなぁ~?あれっ!そう言えば検査技師のアレンが、サイクルクラブに入部したって言ったっけ?
Mrs.Sugar\ううん、聞いていないわよ。入部してきたの?
セージ\うん、それで定員6名だから、募集は終わったんだよ。ライモン達の大使館が出来たんで、部屋の場所が変わって、狭くなったって言っただろう。
だからもう6人全員集まったら、部屋がいっぱいなんだよ。でもアレンは自転車で帰るから良いんだけれどね。部屋のオブジェになっていたそうだからね。
Mrs.Sugar\アレンさんはモーリーの旦那様でしょう?セージの事知っていたんですってね。親しくはしていなかったけれど、程々の顔見知りだったとか!
セージ\うん、まだアルバイトで此処に来た時に、知り合ったって言っただろう?まさか入部してくるとはね。
Mrs.Sugar\世の中は広いようで狭いのね。セージは試験に受かる前からもう知り合いが何人かいたんだから、可笑しいわよね。受からなかったかもしれないのに!
セージ\そうしたら、もうここに暮らして、次の歳に受験したよ。絶対に入るつもりだったからね。でも、ずっとCafeのアルバイトでみょかったかな。
その方がいっぱい一緒に居られたものね。
Mrs.Sugar\Every day you’re here, I’m healing.I never thought I’d find this feeling
セージ\sitting here trying to figure out.so many words running through my head and I know.
But only you, only me, and that's all that I need.I know I have met an angel in person.You got everything I want andYou look perfect tonight.
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暫く話をして、2人は手を繋いで家に向いました。
Mrs.Sugrは軽くハミングしながら、何時もの様に楽しそうに歩いて帰りました。本当に楽し気で屈託のない様子なのです。
思わず、セージ君も釣られてニコニコしたくなってしまいます。世の中Mrs.Sugarの言う様になるようになるさと思うのでした。
何とかんるだろうとも・・・どうにもなら無い時も、じっと何時も通りに過ごして居れば、時が解決してくれることも多いのだとも。。。そう言われると、そうんだと思えてきます。