今日はMrs.Sugar が怪我をしてから４日経ちました。
オペをした傷口などはどんどん回復してきて綺麗になりつつあります。
これが上手な外科医がオペをすると、時間も短く傷口も小さいし、縫い目がとても綺麗なので直りが早いようなのです。 不必要に薬を大量投与もしていないのです。
ターナー先生は若い医師の卵ですが、腕は確かなのです。ですから、ややこしい外科のオペがあるときは未だに助手に呼ばれるのです。
今回は初めてターナー先生式のこだわりオペで治療したのです。
傷の直りがかなり早いので、あとは意識を取り戻して、色々なリハビリを早くした方が直りが良いのですが・・・でも、まだ眠ったままなのです。
何時もどおりに生活するように言われているので、セージ君は教室に行く前に診療所によりました。
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クランベリー＼セージはちゃんと眠っている？
セージ＼眠っているよ。だって、もうさクヨクヨ思っていたって、仕方ないだろう？傷も順調に早くに治ってきていて、命には問題ないとわかったんだからさ。
クランベリー＼そうよ。セージがシッカリしていなくちゃぁね。
セージ＼まだ、まったく変化がないの？
クランベリー＼今のところはね。でもまだ３日だからね。一週間くらい眠ったままの人も少なくないのよ。
セージ＼いいよ。クランあまり気を使わなくて、どうであっても俺は自分でSugarを看るつもりだし・・・
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Dr.トーマス＼やぁ、おはよぉ～よく眠れているかい？
セージ＼はい。シッカリ良く効く薬出してくれているから、ちゃんと眠っています。
Dr.トーマス＼昨日も交代で話しかけなどしているんだけれどね。なんとなく気が付きそうなんだけれど、まだなんだよ。
セージ＼もし傷が治っても、意識が戻らなかったら、Sugarはどうなるんですか？
クランベリー＼暫くはこの部屋で見るけれど、それを過ぎたら病院の方で看ることになると思うわ。
Dr.トーマス＼意識が戻っても、記憶がシッカリ戻っていなければ、そちらの方のリハビリを色々するようにするよ。
セージ＼意識が戻れば、俺が学校に行ている間、此処でリハビリしてもらって、夕方早い目に迎えに来て家で暮らしても問題ないのでしょう？
クランベリー＼家で勉強しながらセージが看るって言うの？
セージ＼ターナー先輩が言っていたように、何時もどおりの暮らしをさせたいんだ。生活のリズムを何時もどおりにしたら、もしかしたらそれで記憶が戻るという場合もあるかもしれないだろう？ じゃぁ暫くSugar と話してから学校に出て行くよ。
何時もなら今は朝の散歩に行く時間だからね。
Dr.トーマス＼あぁ、それは良いかもしれないなぁ・・・でも、焦るなよ。学校に行く時に声かけてくれればよいよ。
セージ＼Sugarおはよぉ～。今日はね良い天気で、割合暖かい日だよ。今日はさ、月曜日だからこの後俺プロジェクトの教室に出て行くからね。
手を俺の方に伸ばすよ。Sugarの好きな紅葉がこの近所にも来ているよ。
セージ＼暖かい手をしているから、きっと元気なんだよね。ただ、目が覚めないだけで・・・ほら、指を開いて俺の指と絡ませてみて・・・軽くマッサージするからね。
I adore you.You are the love of my life! I treasure you.
セージ＼えっ、Sugar、俺の声聞こえてる？ 今手を動かしたよね？
セージ＼俺のこと判っている？判ったら指でも動かしてみて。何も言わなくてもよいからさぁ～ Your hands are mine to hold.
セージ＼As long as you love me.Just take my hand.Look me in the eyes, Sugar. Sugar、今動いたよね！クラン、トーマス！
セージ＼Sugar、俺のことが判る？ 判るんだね？ クランSugarが気がついたみたいだよ。
クランベリー＼待って、直ぐに行くわ、そのまま話しかけていて。。。ターナーを呼ぶわ。
セージ＼Sugar、I adore you.Please keep holding my hands.
クランベリー＼気がついたみたいね。ターナーが今来るわ。
セージ＼俺のことちゃんと判っているみたいだよ。
クランベリー＼そうね。良かったじゃないセージ。Sugarはセージを認識しているわ！
クランベリー＼セージ、ターナーが来たから、そこをどいて！様子を見るから。。。
セージ＼うん、わかたよ。
ターナー＼Mrs.Sugar、ターナー先生だぞ・・・判るかな？判ったらパチパチって瞬きしてごらん。 手を握ると、君の夫が怒るからな！凄いやきもち焼きだからな.....ちゃんと聞こえているかい？
そうか、じゃぁもう暫くしたら一寸検査とかするからね。ナースレモンと疲れない程度に話をしていてくれよ。セージは学校に行く様に言うからな。
よ～し。おい、セージお前は教室に行っていろ、帰りに又寄ればよいから・・・何時もどおりにして来い。
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ターナー先生は、厳しいようだけれど、セージのこともケァしなければと、何時もどおりに生活するように指示しました。
側に居たいかも知れないけれど、治療中は邪魔なのです。治療にセージも参加できるように考えているので、もっとセージにはシッカリしてもらわなければなりませんしね。特にセージ君は出来れば家で看たいと言っているのですから・・・
それもまた良いのかもと思っています。
多少記憶に障害がでても、何時もどおりに暮らすのは、色々思い出すきっかけになります。傷がもう少し良くなってきたら運動療法も積極的に取り入れるつもりです。
色々実験ケースとしてもやってみたいのです。これはもちろんセージ君とよく相談して、Mrs.Sugarとも相談してですが・・・これが巧くいけば、かなり早い回復になります。
今までの半分くらいの時間で自宅に戻れるのです。でもリハビリは、今までよりも念入りにと考えています。
