サイクルロード確認にライモン君も一緒に...

ほぼセージ君達が指定した通りに、サイクルロードコースが出来たと聞いて、今日は穏やかな天気なので、散歩がてら見に行く事にしました。
天気がよく風が無いにもかかわらず、今日はやたらに冷え込んで居るので、コートを着て出て行きました。

物凄い大型寒波がヨーロッパに来ているそうで、流石のWannynwonderlandにも、多少冷たい空気が入り込んできたのです。

そして、出かける前になったら、エルダー君から連絡が有り、Dr.ターナーとライモン君とサイクルロードのコース確認に行こうと誘ってきたのです。

今日はセージ君は、Mrs.Sugarとゆっくり散歩に行ってから、出て行こうと思っていると伝えると、皆で途中で待ち合わせて、一緒に行こうと言う事になりました。

セージ君としては、両方とも魅力的な話で、Mrs.Sugarは全然気にしていないようなので、仕方なく両方は取れないので、皆一緒に行くことにしました。

ライモン君は悪い奴ではないのだけれど、構わず西欧式にMrs.Sugarに接しそうなのが、セージ君は今一つなのです。　全然マナー違反ではないのですけれどね・笑　
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Mrs.Sugar《おはよぉございま～す。

セージ《何だよ。行くなら皆で行っても良かったんだよ。俺は俺で散歩しながら見に行ってみようと、思っていたんだからさぁ～。

Sugarは途中で疲れたら休むから、皆と同じペースでは歩かないし！

エルダー《だってさぁ、ターナーさんが“連絡するように！”って言うんだもの。Sugarさんの事は判っているから、そのペースで歩くつもりだよ。

Dr.ターナー《Sugarさんのその後の足腰の具合も見たいからね。いいチャンスだろうが！　ライモン君のリハビリも兼ねてだから、今日は適当にゆっくりで良いんだよ。みんな一緒だと楽しいだろう？セージ！（ニヤニヤ）

ライモン《そうそう、僕もね日頃余り動かないから、歩くのは遅いしね。皆で仲良く見に行こうよぉ。あっ！もしかして、僕達一緒は邪魔だとか？

Mrs.Sugar《そんな事ないですよ。もうサイクリングロードは出来上がったの？

エルダー《Sugarさんはそうでも、セージはね・笑　ほぼ出来ているそうだよ。だからって、１０キロなんて歩かないからね。全コースは近いうちセージと自転車で回ってみるよ🎶

Dr.ターナー《何だか、セージは迷惑そうだなぁ～。

セージ《解った？だってぇ、今日は久しぶりに２人でゆっくり散歩って思っていたんだもの。

ライモン《ターナーさんが、きっとそう思っているから“一緒に行こうって言って邪魔してやろう”っていったんだよ・笑　
でも、僕もセージ達がうらやましいから賛成したんだ🎶

Mrs.Sugar《アニーは一緒じゃぁなかったの？

エルダー《アニーは“こんな寒い日は、わざわざ着替えて外に出たくないから、行かない”って言ってたよ。彼女は寒がりだからね。

“何を寒波の日に血迷って出て行くのか、信じられないわ！”って言われたよ。

セージ《うふっ！普通はそうだよね。今朝は突然凄い寒いものね。

エルダー《“Sugarは寒いのが好きだから、きっと喜んでぴょんぴょん跳ねているわよ！”ってアニーは言ってたよ。

Mrs.Sugar《あらっ、判った？それで、セージに風邪ひかない様に注意されて、出てきたのよね。

セージ《流石アニーの言う事は“当たりぃ”～だね。転ぶと危ないから、ゆっくり歩こうって言って出て来たのさ。後はピッタリくっ付いていたら暖かいからね。

ライモン《人工骨入れてあるんだよね？骨折したんだね？よく金属とか入れてあると、凄い冷たくなって、寒い時は完治したのに辛いって聞くよね。何時骨折したの？

Mrs.Sugar《骨折は一昨年の暮れ前だから、もう直っているのよ。だから、全然大丈夫なのよ。ただ、元通りと言う感じではなかったのよ。
まだ新しい金属ではない人工骨が出来たので、入れ変えたのよ。あんまり高齢になってしまうと、筋肉の状態で意味ない物のようなのよ。

ライモン《それなら、よかったですよね。僕も骨折した事があって、手首の手術はしたことあるんですよ。

Mrs.Sugar《まぁ～。若くても手首の骨折をしたなんて、手では使えないから不便で大変だったでしょう？

ライモン《まぁ、でも巧く折れてたみたいで、２週間位不自由だったかな？それに色々身の回りの事やってくれる者がいたからね。

セージ《おいおい、なんだって俺を挟んで、２人して骨折の話で盛り上がっているんだよ！ライモンは少し離れろよ。

ライモン《良いだろう、話して居るだけで腕くんだりしている訳じゃぁないんだからね。なんだよ男の焼きもち焼きは、見苦しいよ。セージは寛大な性格だろう？

エルダー《又々、Sugarさんに関しては、人格が変わるんだよ。セージはジェラシー～♪

Dr.ターナー《本当に！別に愛を囁いているわけでなく、単に骨折した話だって言うのにな？しかし、同病話は癒されるし、何故か盛り上がるんだよな...

セージ《ライモン、お前絶対に危ない奴だよな！　大体女好きだしさ、ちょっと慣れてくると、超至近距離で話をする癖があるからな！

５メートルとは言わないから、３メートル以上、Sugarに近づくな！って言ったよね。

ライモン《そんなに離れていたら、話が遠く成るだろう。第一お前が間に入っているんだし、手も握った訳じゃぁないんだから、良いだろう？けち！

セージ《はい、さっさと見に行って、帰ろうよ。冗談でなく今日はこんなに晴れているのに、かなり冷え込んでいるからね。

風でも出てきたら、凄い寒くなるよ。ライモンだって、病人だろう？

Dr.ターナー《Wahahaha、、、只でさえ熱々な２人がいるんだから、寒さも和らぐぜ！　まったくセージも傑作な奴だよ。

でもまぁ、見に行くか・・・ライモンはリハビリでも使うサイクルロードだからね。

エルダー《同じ事でもリハビリって言うと、急に楽しそうじゃぁなくなるね・笑

ライモン《本当だよね。プールとかもね。皆はエクササイズのプールだけれど、僕はリハビリのプールだからね。

同じような事やっているのに、随分イメージが違うよね。

Mrs.Sugar《本当ね。やる事はあまり変わらないでしょうけれどね。私もリハビリでプールに入ったけれど、セージと一緒だったから、一緒に遊べて、気分転換できたわよ。

あれがセラピストだけだと、急に義務感だけになって、つまらなく成るのが、人って気分屋で面白いわよね。

Dr.ターナー《同じ事でも、そんなに気分が違ったのかい？　セージの方が、きっちりリハビリやったんだけれどね。　

そうか、ちょっと言い方とか方法を変えると、リハビリも楽になるかもしれないな。

セージに頼んでプール用の玩具も買ってあるんだよな。あれは大人も使えるし、今度子供のプールにも使えるしな。

少し考えてみようかな。リハは凄く大事な事なんだよ。

セージ《ライモンも、真面目にやらないとならない事はやったほうが、結果的には早く治るからね。お前まだ若いんだからさ、気合いでいけよな。

リハビリ用プールは深いからさ、潜水遊びも楽しいんだよ。あの玩具を底に沈めて取りに行くのは、良いんだよ。潜るって難しいだろう？

少ししか泳げない人も、あれをやると、体は浮くって実感できて、恐怖心がなくなるようだよ。

ライモン《わかったよ。自転車は凄く楽しみにしているんだよ。気合でパッと出来たら更に良いんだけれどね。でも作る事がリハビリって言うから、仕方ないよな。

セージ《Sugar寒くない？　歩いているうちに温かくなってくるだろうけれど、適当に見たら帰ろうね。程々に日光浴も出来たしね。

このところ、何だか忙しない感じだったから、今週末はゆっくりしようね。

Mrs.Sugar《そうね、急にブティックの急ぎ仕事などもあったから、何となく落着かなかったわね。

エルダー《やっぱり、パワーショベルかなんかで走ってくれたんだね。良い感じに草など倒れているものね。

彼方此方にサイクルロードって書いて置かないと、散歩の人が入り込んだら、危険だね。　何だか入り込みそうじゃぁない？

Dr.ターナー《そうだなぁ～。良い塩梅の遊歩道と間違っても困るからなぁ？此処とは違った所の、森の中にも１０キロ位のジョギングコースとか、遊歩道とかあっても良いかもな！教授に伝えておこうか......見に着てよかったよ。

Mrs.Sugar《あらぁ、ターナーさんは見てなかったのね？このコースの道は？

セージ《うん、コースは俺とエルダーで決めたんだよ。ターナー先輩は忙しいからね。でも良い感じみたいだね。

ライモン《初めて外に出たけれど、やっぱり気持ちが良いよねぇ～。リハビリって言う事でも、たまに外に出るのは、僕は嫌じゃぁ無いと思うよ。

意外とスポーツ嫌いじゃぁ無いと思うんだ。見るの好きで、時々やりたいなぁ～って思った事もあるからね。

エルダー《じゃぁ、やっても良い事は、色々やってみたら良いよ。やっぱりさ、見てばかりでなく参加もしないとね。巧い下手ばかりでなく、気持ちが良いよ♪　

Dr.ターナー《じゃぁ、セラピストとも相談して、午前中はしっかりリハビリして、心臓も鍛えないとな。多少は負荷ををかけないと、強くならないからね。

セージ《えらく、ライモンはやる気が出て来たみたいだなぁ～。

Mrs.Sugar《まだ、若いんですから、出来る範囲の事は、やらないともったいないわ。楽しく過せるし、若いときからあれこれ趣味をやっておけば、老後も楽しめるわよ！って、まだ老後は考えないでしょうけれど、案外直ぐに来ちゃうものなのよ。

Mrs.Sugar《嫌な時間は、なかなか経たないようだけれど、振り返ってみると、その時はその時で必死に努力していれば、時間は止まらずに過ぎて行ってくれるわ。

それにその時は案外夢中で、辛いとか何だとか思わなくて、やらなくちゃぁならない事を、必死でこなしているのよね。

後から少しほっと出来た時に、あの時は大変だったなぁ～って思ったりしてね。

セージ《Sugarも、きっと大変なことが沢山有ったと思うけれど、これからは何かあっても、一人で我慢したり泣いたりしちゃぁ駄目だよ。　

必ず俺が全部は出来なくても、半分位は背負う事が出来ると思うんだよ。２人で相談しながら乗り越えて行こうね。

Sugarが安心して、飛び込んでこれるように、しっかり包み込めるような、大きな胸でいられる様に、筋トレしておくからね。

Mrs.Sugar《ありがとう。きっと私がこれからも、何かとセージに助けてもらう事が、いっぱい出て来ると思うのよ。

覚悟してね。お姫様抱っこしてもらわないと、動けなくなるかもしれないのよ！

セージ《任せておいて！俺はしっかり筋トレしておくし、週末はなるべく２人限のパーティをやって、いっぱいお姫様抱っこをして、うっかり落とさないようにトレーニングしておくよ・笑

Mrs.Sugar《でも、本当にそうなったら、絶対に無理はしないでね。施設に入れて、セージは時間があるときに逢いに来てくれたら良いのだからね。

無理や我慢が限界超えたら、憎しみに変わったりするわ。現実は寝たきりがずっと続いちゃったら、その負担はとても大変よ。

私もボケちゃって、我儘ばかり言うようになってしまうかもしれないからね。

セージ《でもね、施設に行っちゃったら、俺は直ぐに連れ戻しに行ってしまうと思うよ。俺がSugarの夫のセージだって、わかっていてくれたら、やっぱリ俺はSugarと一緒に過したいと思うんだ。

We are one of a kind irreplaceable.If there's love in this life we're unstoppable. No, we can't be defeated.

Mrs.Sugar《Everything is great.now

セージ《My love, my arms are open.Underneath your feet.

Mrs.Sugar《I am thought same as you again, too　

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一緒に散歩していたのですが、だんだん２人は、皆から少し距離を置いて歩いていました。セージ君などは、もう何も見ていないで、Sugarの事しか見えないかの様でした。

こんな事は、今までにはなかったことで、すっかりもう誰の事も気にしない、西欧式の普通のライフスタイルになったのでしょう。

それはMrs.Sugarが今までは意識してしまっていたのが、吹っ切れたのでしょうね。セージ君も幾ら“気にしなくて大丈夫”といわれても、Mrs.Sugarの心が伝わってきていたのでしょう。
でも今日は、まったく気にする事なく、セージ君は２人だけの世界に入って、話していました。今日の３人はセージ君も信頼している３人ですしね。

他の３人も、本来は冷やかしたりもあるかもですが、彼らの文化では気になることではまったくないので、３人でお喋りしながら、ライモン君にも合わせて、のんびりゆっくり歩いて行きました。
皆がリラックスした平和な土曜日の朝の散歩でした。