Mrs.Sugarは皆とコロナ肺炎のお喋りです

今日は朝から昔に戻ったかのように、Mrs.Sugarは朝からCafeに出勤して、パン焼きの手伝いをしたりして、後は皆で編み物しながらお喋りです。

セージ君がエルダー君と、研究所内のコンピュタールームに籠って、何やら作業をしているのです。一応２月になったので、教室には皆一応出勤して、顔を合わせてから自由行動です。

結構皆几帳面です。きっちりした時間ではないのですが、おおよそ同じくらいの時間に集まります。セージ君は仕事が終わったら、Mrs.Sugarを迎えにCafeに行きます。

　　　　💑～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

ポプリ＼パンを焼いている時は、此処はとっても暖かいけれど、あなたたちは動いてもいるから、暑いくらいなのね。やっぱり若いと元気よね。

Mrs.ローリー＼モーニングサービスは、まだやっていない分、パンが良く売れるのよね。

セルフィーユ＼ 今コロナヴィールスのおかげで、いろいろな物の入荷が制限されているからね。暫くパンとスィーツだけにしようと思うんですよ。

問題は無いと思いますけれど、ハムとか加工品も用心して、火を通さないサンドイッチは止めて置こうと思うんです。

ポプリ＼何だか今はミサイルがどうとかと言う話題は聞こえなくなって、怖いコロナヴィールスなどの感染症の話題が広がっているわね。

ローリー＼まったく此処の国は、感染症は無いと思えるけれど、解りませんからね。
何処か会員さんが発症したら、入院してくることも有るんでしょう？

確か医療関係者も、無くなっているのよね？アレンなんて検査技師ですから、気を付けないとヴィールスと最も近い所で仕事ですものね。

セルフィーユ＼でもきっと、大丈夫だよ。アレンさんは気合が入っているから、ヴィールスも相手を選ぶんじゃぁないかなぁ～。

Dr.ローソン＼Wahahaha、、、、確かに！　セルフィーユ君もすっかり店長さんが身について来たね。

そうだね、何処で何が起きるか判らないからね。人の集まるところでは、用心するのに越したことは無いからね。

皆一応用心はして置いてくださいね。１００％安全はないですからね。

Sugarは肺炎になっているからね。感染性のものではなかったから、免疫はないんだからね。さ～て、ごちそうさん。

Mrs.Sugar＼でもおかげで、我が家は手洗いは、しっかりする習慣があるわ。

ポプリ＼うっかり忘れる時も有りますものね。最近は忘れずにやっていますわ。まだ私ここでの暮らし楽しんでから、亡くなりたいですからね。

彼が迎えに来たらだと思って居るのよ。

Mrs.Sugar＼私もね、セージが被験者で入院中に、家に帰って来た感じがしたのが不思議だったわ。ゴーストではないのよ。

でも家に居ると、何時もみたいに、セージが横に居る気がしたのよ。本当に不思議だったわ！お陰で、寂しくもなかったし、安心して普通に過ごせていたわ。

ポプリ＼でしょう？だから私は、お誘いがあって、素敵な方もいらしたんだけれど、家で彼が待っているって思うと、その時間の方が、充実しているのよね。

サフラン夫人＼ロマンチックだけれど、怖い気もする話だわ。だって、夫は一度も現れる事等ないんですもの。夢にも出て来ないわ。

代わりに息子がどんどん似てきて、声までそっくりになってきたわ。

Mrs.Sugar＼ヨーロッパやこの国は、テロ対策で出入国は厳重ですから、あまり広がらないんじゃぁないかしら？

でも、東洋人は少し差別され始めたみたいですけれど・・・菌との戦争が始まったみたいね。日本もですけれど、他国も助けないのかしら？

ポプリ＼此処では今は、Sugarちゃんしか東洋人は居ないから大丈夫よ。東洋人と言うだけで、ばい菌扱いみたいね。

サフラン夫人＼フランスなどで発症しているのは、国籍はフランスだけれど、移民の中国系なんでしょう？

Mrs.Sugar＼よかったわ。私はこの国で良かったわ。皆誰も変な目では見られる事は無いわよ。

まぁ、見知らない人は、どう思うか判りませんけれどね。

Mrs.ローリー＼あらっ、でもSugarさんは結構有名人よ。だってこの国で唯一重症患者になった人だし、東洋人は少なくて、今では一人きりでしょう。

ポプリ＼それに結構目立つのよね。ほら、なんだかわからないけれど、目立つ人と目立たない人っているでしょう？

Mrs.Sugar＼私って目立つかしら？人の事は解るんですけれどね。此処ではセルフィーユが目立つかしらね。

Cafeの店長さんとしては、良いんじゃぁないのかしら？印象に残る人の方が、看板になるわ。

ポプリ＼そう言うのですと、確かにセージ君は目立つけれど、あんなにハンサムなのに、イリス君は印象が薄いわよね。

つい比較してしまうんですけれど、彼は本当に整った顔立ちでスパニッシュなハンサムボーイでしょう？

２児の父だって言わなければ、全然そんな風にも見えないしね。でも意外と印象に残らないから、秘書の仕事などは向いているんでしょうね。

サフラン夫人＼失礼な言い方ですけれど、確かに男らしいハンサムさんでは一番かもしれませんわ。

でも、セージさんは華やかで魅力的、お洒落でチャーミングで印象に残るのよ。

Mrs.Sugar＼そうよねぇ、とてもお洒落な子だと思ったわ。ただの普通のシャツにトラウザー姿に、アルバイトの時は、エプロン姿だったのにね。

お客さん達も可愛がってくださっていたわね。

ポプリ＼そう言うのって、何なんでしょうね。ローリーの旦那様も、印象に残りますし、エルダー君も華やかですけれど、サフランさんは控えめな雰囲気ですし、従姉弟の双子のお嬢さんたちも、華やかな感じではないですよね。

サフラン夫人＼エルダーは夫そっくりですけれど、もう少し簡素な感じでしたわよ。
エルダーは誰に似たのか・・・性格は夫には全然似て居ませんのよ。

アニーと一生添い遂げてくれたら、良いのですけれどねぇ～。ぴったり女遊びは止まったからホッとしたんですけれど、アニーと付き合い始めた時には又心配になりましたのよ。

でも同棲するようになって、結婚までしたんで、ホッとはしたんですけれど、又次の心配が出てきましたわ。

Mrs.Sugar＼サフランさんは心配性なのね・笑　私達は初めてサフランさんと逢った時は、サフランさんが心配になりましたわよ。

あんなに息子さんベッタリのお母さんって、初めて見たわよ。でも男の子は優しいのよねぇ。優しくサフランさんの事、扱っていて！もう恋人みたいでしたよ。

ポプリ＼Sugarちゃん、それを思い出して、セージ君にべったりしなくちゃぁね。親子ではなく夫婦なんですからね。

もっと甘えても良いんじゃぁないの？　セージ君は、それを待っているんじゃぁないの？何時もすこし背伸びしているわ。

セージ＼こんにちわ！何俺が待っているんだって？

Mrs.Sugar＼お帰り、セージ。今日はもう終わったのかしら？ポプリ＼ほらほら、そう言うのも悪くは無いんだけれど、全くロマンチックじゃぁ無いわよね。

セージ君も、すっかりSugarちゃんカラーに染まってしまったのかしら？でもお似合いのカップルよ。夫婦になるべくして、出会ったのよね。

確かに少しセージ君が、生まれてくるのが遅かったけれど、だからあわてて生まれてしまったから、早産だったのよね。間に合って良かったわね・笑

Mrs.Sugar＼そうよねぇ～。なんだか今でも、ピンと来ていない時もあるのよ。私の計画には、結婚するなんて有りませんでしたもの。

シャノやポプリさん達と、のんびりと日向ぼっこしながら、お喋りしながら送る老後のイメージだったのよ。人生判らないものよね。

ポプリ＼本当にね。私は彼の思い出と共に、もう何十年も昔の事なのに、家に帰ると彼は昔のままで、私も現在の自分の歳は忘れて、過去に戻って暮らしているわ。Mrs.Sugar＼あらっ、セージコーヒー飲みながら、パン焼き覗いてセルフィーユと話して居たんじゃぁないの？もう帰る？

セージ＼今パンを頼んだんだよ。作れるって言うから、焼けるの待って買って帰ろうよ。

Mrs.Sugar＼あらそうなの？何注文したの？普通に何時も焼いているのではないの？

セージ＼うん、見て居たら思いついて、ハーブ入りのパンを頼んだんだよ。美味しいかもしれないだろう？

セルフィーユはフレンチだから、パン・オ・セーグルにハーブを入れてもらったの頼んだんだ。トーストにしても美味しいし、サンドイッチ作っても良いだろう？Mrs.Sugar＼何でパン・オ・セーグルを知っているの？此処で作った事って、そうなかったわよ。

セージ＼くっす！以前ね一度試しに焼いたからって、サイクルルームに持ってきてくれたことがあったんだよ。

美味しかったからね。店では色々種類増やしすぎると、大変だろう？だから作らないみたいだけれどね。

Sugarが“美味しいって気に入ってくれたから、たまに焼くんだ”ってね。セージ＼帰ったら、今夜はサンドイッチ作ってくれる？Sugarのサンドイッチは本当に美味しいんだよ。
Mrs.Sugar＼もちろんいいわよ。じゃぁ、今夜はマッシュルームポタージュと、サンドイッチね。

セージ＼Je t’aime à croquer.Tu me complètes.Je voie la vie en rose!J´ai trop besoin de toi .J´ai tant d´amour à te donner.

Mrs.Sugar＼mon chéri sauge.Je suis excité quand regardé fixement par vous.
Il semble être la sûrement très belle nuit ce soir.
　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💑

セージ君お気に入りの、Mrs.Sugarが座わっているスツールに一緒に座ると、セージ君は何時も周りの事等気にしないで、肩を抱いてきます。

そして、耳元で、小さな声で愛の言葉を囁くのです。それ以上の事はしませんが、周囲に居る者には、何を言っているか聞こえませんが、十分に気持ちが伝わります。

Mrs.Sugarもとても幸せそうな、表情になるからです。しかし世界は新種ヴィールス、その他でまるでSFの世界のようになってきています。

Mrs.Sugarはやっと、色々な事が終息して、以前の普通の暮らしに戻ったかのようなので、出来るだけ一緒の暮らしにしたいと思って居ます。シェルター内ですが、こんな穏やかな日が、続けば良いのですけれどねぇ。

何十年も前のまだ学生だった頃に、ほとんどの人に馬鹿にされながら、予測してひたすら仲間とこのシェルターのある国を、作り続けていたリヴェール教授達は素晴らしい人なのだと思います。賛同国は今大至急シェルター暮らしに取り掛かった所が増えたことでしょう。まだ主に大学病院や研究室のようですが！

２０１２年にこの国に移民した、Mrs.Sugar達第一次入国者達は良い勘をしていましたね。