「美と健康の為の食事の講習会」

今日は朝から『美と健康の為の食事』と言う講習会が始まりました。８時から休憩など入れて３時間もです。
前半は、まず『美』を保つには！から入り、結局はバランスの良い食事についての講習会なのです。

スタートはそう言う事で始まりますが、慣れてきたら、綺麗な歩き方とか、女性に多い膝や足痛にならない為のエクササイズなどの講習を入れる予定なのです。

Dr.マリアンヌが、少々小ざかしく、仕組んだ所があります。診療所のドクター達の理想は、週１回のプールエクササイズの他に軽いストレッチなどと食事の管理で、かなり健康な暮らしになるはずなのです。

しかし真面目な誘いには、皆なかなかノリが良くないので、あれこれ考えた上での事です。とりあえずは女性が動けば釣られて男性も、集ったり始めたり、遅れて始めるのではないかとの考えです。何れは国民みんなが、心身とも健康でいる為に、自己管理するようになのです。病気になりにくい体つくりが目的です。

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マリー《吃驚したでしょう？私達が講師だったなんて！ライセンスは持っては居たんですけれどね。

ローズ《何年になるかしら？仕事が忙しかったんだけれど、合間に先のこと考えて、アカデミーに通って資格を取ったのよ。

モデルの仕事は、もう自分で選んだ仕事だけにして、後は此処のカレッジや病院での仕事で暮らそうと思ってね。

Mrs.Sugar《もうこのちょっと不便な国の事は、忘れたかと思ったわ。

ミント《大分ファッションショーでは、忙しかったようですものね。でも、勉強もしていたのね？結婚はしなかったの？

マリー《うっふ、考えた事もあったわよ。ちょっと体調を崩した事もあってね疲れてきたりすると、この国の事を思い出していたのよね

Mme.シャノアール《粋なパリジャンの彼とでも、暮らしているかと思ったよ。

ポプリ《Cafeの事思い出してくれました？

ローズ《まぁ、色々良い事も悪い事も有りましたけれどね。あの時はまだ２０歳代だったから、最初は仕事が忙しくて、色々考える暇もなかったわよ。

でも、数カ国で暮らしてみて、活気のある大都会も良いけれど、今世情が不安定でしょう？益々落着かない方向に向かいそうですしね。

もし良くなった様に見えても、ヨーロッパは又揺さぶられる時があるでしょうから、Dr.マリアンヌに相談して、ここの国の戻る事を選んだのよ。

私達も、もう今年は34歳になりますからね。

Mrs.Sugar《此処も何があるか判りませんけれどね。まぁ地味な国でですから、多分何も起きないかもですものね。何とも言えませんけれどね。

ミント《意外と革新的な事は考えて、最先端は使っているのよ。でも、あえて基本後戻りを決め込んだようですけれどね。

そのためには最先端も知っていて、使いこなせる事も大事なんですってよ。で、漢方の勉強もした、スコットはここへやってきたのよ。

Ahaha、、、、夫からの聞きかじりですけれどね。

マリー《そうみたいね！モデル仲間の間では、東洋医学はちょっとしたブームなのよ。ヨガとかね。何時も皆良く勉強しているようね。

彼らの武器は学問、知恵戦うようですものね。あっ、これこれ！適当に皆さん好きなレギンスをお持ち帰りくださいね。
来週か再来週に、胃腸の動きと体液の流れが良くなる、軽いエクササイズもやって、お肌が綺麗になるようにしましょうね。効果が直ぐに出ますからね。

Mrs.Sugar《そうそう、大至急作ってもらったレギンスよ。　此処の国はね、最悪の時にも備えて、まずは健康な体でもが目標なのよ。

ミント《そのためには、その他の国民も基本の、健康な心身をだそうですからね。

健康でいたら、精神も強くなるし、結果明るく元気になると肌も綺麗に成ると言う事を私たちが実証してですって・笑

Mrs.サフラン《私を覚えていらっしゃいます？何回かCafeで御逢いした事有りますけれど、もう生活を変えましたら、体調も精神も変わりましたのよ。

ローズ《覚えていますよ。私違う方かと思いましたよ。

マリー《本当に、若々しくなられて、特別の事をされた訳ではないようですものね。凄く明るくなられた感じで！とても楽しそうに過されているようですね？

ハンサムな息子さんと何時もご一緒でしたわよね？

パセリ《こんな綺麗な人達が、以前はCafeに来ていたんだね？

マグノリア《結構知れているモデルさんよ。此処出身だったのね？やっぱり本物は凄く綺麗だわぁ～。

メィス《レギンスは、数合いましたかしら？

Mrs.Sugar《大丈夫よ。皆さん家に帰ったら、早速身に付けて、どんな感じか試してみると良いわよ。凄く不思議な感触よ。　

直ぐに体に添ってくれて、良い気持ちになるわよ。気温が何度であっても、寒くも熱くもないしね！

ミント《それが不思議よね？何でそうなるのかしらね？こんなに薄くてしなやかなのにね。

こむぎ《物凄く軽いわよね。シルクとも違う感触ですしね。もっとしっとりした感じで！

Mrs.マーシュ《バランスの良いお食事も助かるわ。なかなか巧く行かなくて、自分はやっているつもりですけれど......

Mrs.Sugar《Mrs.マーシュはメニューの相談したら良いんじゃぁないの？プロの目から見てどうなのか相談にのってくれるわよ。毎週あるんだから！今後も病院の栄養士さんも参加でしょ。

ミント《そうよ。お宅なんてイリスも出席すれば良いのにねぇ～。

メイス《あぁ、私からイリスに言ってあげるわ。彼も勉強しておくと良いと思うのよ。あの子は知識が偏って居るから、関係ないような事も知っていても良いのよ。

それにこれから、子育てもするんですから、食事内容の記録も育児記録などと一緒に有った方が良いでしょう？

ローズ《そうね。悪いけれど、皆さん何でも今日から、全て体の変化とか、面白くなくてイライラしたでも、こうして欲しいとかの希望も、リポートに書いてくださいね。レギンスの事も細かく知りたいですしね。体に良い作用もあるらしいのよね。

メィス《お願いしますね。今後もっと良くするべきか、それくらいで良いかも知りたいんですよね。

Mrs.Sugar《私はモルモットかマウスになったつもり・笑　注射や薬をなるべく飲まなくても、元気でいたいですものね。

多少の筋肉痛くらいなら、副作用もないでしょうしね。

ポプリ《私もコレステロールの薬が、水中エクササイズやったら、半分の量に減ったのよ。何れ飲まなくても良い様になると良いんですけれどね。

Mme.シャノアール《あたしもさ、此処へ引っ越してきてから、血圧が下がったんだよ。以前と比べて体動かしまくっている訳じゃぁないんだけれどね。

水中エクササイズ始めたら、更に又少し下がったしね。

ウエストは細くなったよ。体重は増えたんだけれどね。何食べても美味しくてさ！

マリー《食事はね。種類多く食べた方が、体重は減りやすいのよ。でも筋肉が落ちてしまったら、良くないから高たんぱくの食事が良いのよ。

発酵食品や乳製品もOKよ。脂肪が筋肉に変われば、体重は増えますけれど体のサイズは落ちて、皮下脂肪も内臓脂肪も落ちるわよ。食事も変えると肌が綺麗になるしね！

Mrs.Sugar《私も体重は少し増えたわよ。でもウェストは細くなったのよ。不思議よね？これで、バストやヒップアップしたら、最高なのにねぇ♪　万有引力には逆らえないみたいよね。体重は元に戻すわ。

Mrs.ローリー《Ahahaha、、、本当にね！私も違う曜日も出来るって言うから、受講しようかしら？

Mrs.Sugar《そうよね。生活習慣を変えるだけで、かなりの病気予防にも成るし、肌なども艶々するんですって！卵殻膜パックする必要なくなるのは良いわねぇ～♪

ミント《あらっ、パックは別物で、更にやれば、もっと良くなるんじゃぁないの？あれは心にも栄養が行くのよ！

ほら、私母乳出しているから、ラズリーに栄養取られちゃっているからね。
あの大声を維持する為か、まだ飲みたがるからね。もうバストアップしたいのにねぇ。

Mrs.サフラン《それはね、仕方がありませんわよ。多少は赤ちゃんだって、大きく育てるんですからね。

マリー《それはね大丈夫よ！ちゃんとバストアップやエクササイズをする事で、かなり食い止められるわよ。知り合いに３人の子持ちの、モデル現役がいるわ。

ローズ《それなりに、努力しているけれどね。それがプロでしょう？

Mrs.Sugar《プロって大変ね。自己管理がしっかり出来て居ないとですものね。

私みたいにお気楽暮らしは考え直して、気合い入れなくちゃぁね。

ミント《Sugarは変にやたらな事は、しないほうが良いんじゃぁないの？元気が一番なんだから！

メィス《そうよ。第一Sugarは一生やり続けられないでしょう・笑　卵殻膜パックだってね。今丁度良いわよ。

Mrs.Sugar《ま、失礼ね！皆して、同感って言う顔してみるのね。卵殻膜は体に悪いものではない！”って言うじゃない？

マリー《でもさぁ～Sugarが、変わらずに、相変わらず肌がきめ細かで綺麗よね。

ローズ《本当に！私達なんて、もう気合を入れてお手入れしているわよ。西欧人は皮膚が違うのよね。色は白かったりするけれど、シミだらけって事もあるのよねぇ。

これからが怖いわね。体重も増えたって感じじゃぁ無いし、却って肌がピンと張った感じよ。結婚して女性ホルモン復活も良かったんじゃぁ無いの？

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講習会が終った後は皆でCafeに集ってお喋り会になりました。来週からは一応レギンスを持ってくるか、履いて来ても良い事になりました。　Dr.ローソン達が心配するよりも、ずっと盛り上がったようです。

来週からはDr.マリアンヌやリヴェール教授も見学に来るか、時間が取れれば出席です先に『美』についての話から入ったのが良かったようです。今日の講習会での料理の話も、来週まで適当に家で作って食べてみたら、結果が出るでしょう。

何しろトップモデルだった人が、研究し尽くした食事の話です。モデルは見た目よりもずっと重労働の仕事ですから、体力が無いとなりません。それでいて、美しい体型も保たなくてはならないのですから、食事はスーパーミールなのです。１週間ありますから、皆来週の講習会を楽しみに帰って行きました。

今日はいよいよセミナーの日です。

何とかセミナーの準備が整いました。８時から始まるのですが、イリスが一番遅れて会場にはいりました。ぎりぎりまで、資料を見てなるべく多くを暗記して置かないと、質問された時に答えられないと困ります。

フランス語は話せますが、専門用語も暗記して置かないとですから、日常会話とは又別物です。しかし、出席者は内々の者ばかりですが、イリス君は親しく話した事がある人が少ないのです。

何時もアンジェがくっついていましたし、その前は又付き合っていたガールフレンドとか、ちょっと気難しそうなハンサムに見えるのも、声をかけにくい雰囲気だったのが、知らない人達には、自信家に見えたようです。ですから、遅れて出て来たのも貫禄で余裕十分に見えたようです。
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イリス《お待たせいたしました。皆さんパネルに貼ってある写真や説明文を見てくださいましたでしょうか？資料の冊子もお渡ししたかと思いますが！

リヴェール教授《なかなか判りやすく、よく纏まっているよね？Dr.マリアンヌにも大方わかったでしょう？

Dr.マリアンヌ《えぇ、おおよそね。若い人ばかりの小さなチームなのによくやったわね。却って協力しながら、纏まって出来たのかしらね。

イリス《此方の箱に入れてあるレギンスが、元々はリハビリスーツのオールインワンとして、技術開発したものなのですが、これもご自由に手にとって見てください。

オールインワンは試着して実験した結果、今のところどうしても必要な患者さん専用と言う事にしまして、これからももう少し、改良するかもしれません。

でも一応完成品です。どれも仕上がりの感じが違うように仕上げてありますが、機能その他は同じものです。

イリス《端的に説明を進めていきますので、何か質問があるかたは、後ほどお受けいたしますので、説明を進めていきます。

Dr.ターナー《（おい、イリスは一応まともにフランス語で説明できているじゃぁないか・笑　少々堅苦しいけれどな！初めて彼のフランス語を聴いたぜ・クッククク、、、、やれば出来るんだよな。）

セージ《(ターナー先輩、皆に聞こえちゃいますよ。それこそポーカーフェィスで、俺達は当然任せきり見たいな顔していないとね。今後あいつがリーダーでやっていくんだからね。将来教授になりたいって言うんだから、顔を売っておかないとね）

イリス《一応数作品のっ研究開発以外に、パネルを見ていただくとお分かりかと思いますが、診療所や病院の治療室で使われているガーゼや包帯や、その他の小物類の開発もしております.

検査技師アレン《今後は検査室で使う小物道具なども、色々工夫してくれるそうだよ。Dr.マロウなどはオペ用品を頼めるんじゃぁないすか？

Dr.マロウ《そうだなぁ～。最新デジタル機器もだけれど、そうでない物は欲しい道具はあるんだよな。昔ながらのオペ用品を使うことも増えそうだからな。

Dr.マリアンヌ《あの手描きスケッチみたいなのは、セージ君作のプランみたいね・笑　何だか手描きの物みると、ホッとするのが不思議だわ。

リヴェール教授《僕はね、ああいうの好きなんですよ。発案者の工夫とか情熱が伝わってくるようでね。PCで打ってしまえば綺麗で早いだろうけれどね。

余程巧い表現で書かれていないと、読む気がしなくなってくるときがあるんですよ。年中資料などの、活字ばかり読んでいますからね。

イリス《リハビリスーツは、手にとって見ていただくと良く判るかと思いますが、薄い筋肉と同じような感じの布で出来ているんです。

各筋肉の動きに合わせて伸縮する様に、細かく繊維を選んで、継ぎ目をなくして１枚の布仕立てしてあります。

エリオットマネジャー《何だか凄く不思議な感触がする布で出来ているんだなぁ～。こんなのは初めて触ったよ。

イリス《それから完全にもう使用されているのは、リハビリシューズで、ドクターの中には、もう何人かがはいてくださっています。

患者さんにも使用してもらっています。足首までしっかり固定されていますが、履いて暫くすると体温で温まり、足全体を柔らかくしっかりサポートしてくれます。

かなり軽量化されていますから、とても楽だと思いますし、高齢化による足のアーチがしっかり保てなくなっている場合も、一番良いと思われるように底に工夫がされていますので、疲労度が軽減されると思います。

これも足を採寸して作りますので、正しい姿勢で歩けるようにサポートする靴です。えーとですね、図解された物は資料に描かれていますので、見ていただくと解りやすいと思います。
更に専門的に質問がある時は、此処にいるセージがとても若い開発者ですので、本人に聞いてください。

カイザーセラビスト《あぁ、それは良い靴だよなぁ～。まずは転倒しにくく、しっかり足の裏が支えてくれたら、良いものなぁ～。

あれは、俺も前に見たから、ちょっと履いてみたかったんだよ。

Dr.トーマス《あの靴はもう結構前に、僕は仕事の時は履いているけれど、なかなかだよ。今までは疲れてくると仕事が終わる頃は、足先が上がらなくなってきていたんだけれど、それがなくなってきたからね。

セージ《靴が形状記憶するようにしてあるから、疲れて足先が上がらなくなったときにはサポート機能が働いて、理想的な状態にしてくれるようになっているんだよ。

Dr.マリアンヌ《見て、あの治療室の隅に写っているのは、私よ！何時撮ったのかしら？まぁいい塩梅のお肌に取れていて、Ohohoho、、、、

リヴェール教授《おや、かなり若く見えるよ。気が付かなかった位だよ。

Dr.マリアンヌ《まぁ、貴方妻を見落とすなんて！そんなに若く見えるように撮れているかしら！写真は年齢が出るから嫌なのよね。変に撮れていたら、訴えてやるところだわ。でも許せる範囲ね。

モーリス学長《我々はやはりフランス語が楽ですなぁ～。英語も見慣れて居るけれど、母国語のセミナーは嬉しいですねぇ～。

Dr.マリアンヌ《そうよね。もう大概は英語ですし、けっこうドイツ語も多かったりするのよ。フランス語は嬉しいわよね。セミナーなどは親しみがわくわ。誰のアイディアかしら？

リヴェール教授《ちょっと今回は頼んで直して貰ったんだよ。本当はスイスやフランスから何人か参加予定だったからね。天候不順で来られなくなったけれどね。

イリス《後はMRSと言うウエラブル端末機のブレスレット型が完成して使い始めていますし、まだほんの基本形ですが、めがね型の端末機が出来ています。

これは今後もう少し機能面を開発して、色々に使えるようにしたいと思っています。
エネルギーの研究も今出来るだけノーエネルギーで使えるように開発中です。

緊急での開発ではBabyスイミングが始まるので、その水着の開発を急ぎで行っています。

エリオットマネジャー《ほらこのグラフがMRSブレスレット型ウェアラブルデバイスをつけたときに、PCに設定しておけば、何処でも付けた人の状態が判るように、メディカル情報が入っているんですよ。

提携した病院なら、旅行先で具合が悪くなっても、直ぐにデーターが送られますから、余計な検査などが減りますね。どのように変なのかも判りますからね。

モーリス学長《それは助かるよねぇ～。日頃のデーターがわかると助かるものなぁ～。Babyスイミング用にBabyのブレスレットなんていうのもあると良いかもしれないですなぁ～。

イリス《解りました。それも検討してみますね。一応全て、まだこれから開発は続けて行こうと思って居る者で、基本が出来上がったので、上層部に上げました。
MRSブレスレット型ウェアラブルデバイス、リハビリスーツ、リハビリシューズの開発、MSLのソフトの研究、メガネ型ウェアラブルデバイスＨＭＤも「ゼーベック効果」を利用して発電する「熱電素子」の研究を今後も継続して開発していきます。私達の開発プロジェクトが他とは違う所は、『不必要な時には、サポートはしない』と言う事です。

リハビリの本来の目的は、自力でトレーニングして、元の暮らしに戻るのが基本と思っています。ですから、十分なサポートはしないようにしてあります。

でも辛すぎるのはストレスになりますし、自宅に戻ったらリハビリをしなくなる人も多いと、聞きましたので、その辺りの心理的なものを工夫しています。

え～と以上で、主な説明は終りますが、何か質問がある方は挙手してください。担当研究員も揃っていますから可能な限り返答出来ると思います。本日は内々の方ばかりなので、何でも聞いてください。

リヴェール教授《今後は指示が無い限り、フランス語でのセミナーにしようかねぇ～。こうしてみると、フランス系が多くないかな？

後は場合によってはドイツ語か英語だけれど、大概は英語が多いから、違う言語では何だかフレッシュだよ・笑

君がリーダーでやっていくそうだね？えーとイリス君だったね。セミナーのプランなど宜しく頼みますよ。医学部もやるからね。みなで積極的に参加しましょう♪

イリス《はい、提出物など私が最終チェックをして、私の名前での提出になります。

リヴェール教授《このレギンスは、明日だったかな？『美と健康の為の食事』の講習会の時に、皆に配るからね。

講習の後には、エクササイズのインストラクターからの、指導もあるから、早速みなで使ってもらって、リポートも出してもらえるな。

リヴェール教授《セージ君、申し訳ないけれど又Sugarさんに、仕事頼む事になるけれど、宜しく頼むよ。
隔週２回、アートカレッジの服飾科の中に、医療用の服の科を増やしたから、そこで講義をお願いしたいんだよ。ミントさんと交代でだから、毎週にはならないからね。

時間の調整をしてもらえるかな？

セージ《判りました。何か２人で相談していたようですから！

エリオットマネジャー《男女関係なく、障害があるからこそ、着易くてお洒落な服を着たら、精神的にかなり良いだろうからね。これからは、院内も余り病院ぽくなく、ちょっとインテリアなど手を加えようと思っているんだよ。

それも工業デザイナーのクローネ研究所員と、Mrs.Sugarはむしろそちらが、専門だったろう？余り負担はかけないようにするから、アドバイスして欲しいんだよな。

ってだんだん仕事が増えてしまうけれどね。わざわざ外部に頼まなくても、出来る人が揃っているんだよね。教授の理想のマルチ人間が多ければ、ベストなんだよな。

イリス《それでは、これで私からの説明は終りますが、後は自由にパネルや資料をごらんになって、質問も担当研究員に直接聞いてください。

セージ《クスクスクス、、、、何だよイリスの説明って、本当にそのまんまじゃぁないか、少しは色付けして説明かと思ったらさぁ～。皆勝手に話しているしさ。

そういえばさ、さっきニュースで米玩具専門店トイザらスの創業者が22日、死去したんだってさ。94歳だそうだけれど、元々は自転車小売店だったのが、あの会社まで発展したんだけれど、昨年9月に破産したんだよね。

今年3月に入って英国で全店舗を閉鎖すると発表したのにさ、何もかも終わったって感じだね。ネット通販に押されての結果とも聞いたけれどね。

それでさ、大セールをやるらしいんだけれど、本当は玩具など買って置くと良いのにね？　Babyがこの国にも増えてきたし、小児病棟などでも使うんでしょう？

Dr.ターナー《そうなのかい。まぁ安く買えたら買い得だけれど、買いに行ってそれをテロに狙われるって事もあるかもしれないからな。

ただ玩具屋は見るのは楽しいよなぁ～。凄い人出じゃぁないか？まぁここでは、なければ工夫して作れば良いだろうからさ。

おい、見てみろよ。ふふふ、、、。イリスはホッとした顔しているぜ。１回目で、皆の前で話すのに慣れてくれれば、今回は上等だよ。

イリス《はぁ～、ややこしい事聞かれなくて良かったよ。俺専門用語覚えたの全部使っちゃったからなぁ～。日常会話は良くても、語学の勉強しなくちゃぁなぁ～。

後はドイツ語かよ。苦手なんだよなぁ～フランツに教わらなくちゃぁね。ブツブツ。

Dr.ターナー《イリスは何ブツブツ言っているんだい？どっちにしても、やっぱり立場が変わっても、暫くはセージやエルダーがご苦労さんだな！

今日は本当に内輪だけで、皆適当に雑談もしている位だから、イリスは気が楽だったんじゃぁないかな。

セージ《エルダーがかなりサポートしてくれて、助かったよ。考えたらさ、スエーデンってかなりサイエンス国家なんだよな？

エルダーが、沢山専門用語のフランス語知っていてくれたんで、凄い助かったよな。
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何とか無事に初セミナーは終りました。後は本当にイリス君をみなでおだてたりしながら、言語の勉強と皆が研究している事を、理解して説明がスムーズに出来るように、トレーニングしてもらわなくてはです。

中にはかなり色々質問するのが、生きがいのような研究員も参加してくるでしょうしね。行き来が不便な今のうちに、内部でセミナーやパネルディスカッションやを積極的にやって、イリスばかりでなく、活発に他部門の研究開発したものの知識も得ると良いでしょう。

特に医学部のセミナーなどには、参加もしたいとセージ君は思いました。知りたい事がいっぱいあるのです。
彼にとっては、研究開発はけして嫌いなことではない仕事です。リヴェール教授の言うとおりに、それを実際に使うかどうかは置いておいて、人は新しい物を、どんどん開発したくなってしまうもののようですからね。

フランス語セミナーなので、皆でイリス君の手伝いです。

昨日の夜にイリス君からヘルプの連絡がはいりました。フランス語の資料が終らなさそうだというのです。
ですから、今日は準備を全て終らせたいので、皆で手分けして全て終らせてから帰ります。早く終われば良いのですが、判っているはずなのにもかかわらず、大至急の仕事はイリス君は苦手です。

フランス語でとは聞いていましたが、日常会話は問題無くても、専門用語や読み書きもとなると、資料作りなどに、とても時間がかかってしまいました。
又色々読み返したり、暗記もしなおしたりに手間が掛かっているようです。家でもイリスの奥さんはフランス人なので、確認してもらっていますが、専門用語が判らないので手間取りました。

そんなものですから、ヘルプの連絡が入ったので、今朝は少し早い目に家をでました。帰りも少し遅くなるかもしれないとMrs.Sugarに伝えたりです。出来るだけ帰りは何時も通りにしたいので、早出にしたのです。
それでも何時ものように少しお喋りもしてから出勤したいセージ君です。

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Mrs.Sugar《仕方が無いわね。イリスも早く慣れてくれると良いのにね。まだセージなどを当てにして甘えているのね。

セージ《もともとイリスは大至急が苦手だからね。まだリーダになった意識が、完全にインプットされていないんだろうね。

でも、前よりはかなり上昇志向になってきたみたいだよ。

セージ《随分変わったんだけれどね。エルダーと出逢って、ライバル意識が芽生えて、良くなったんだよ。同じ年だしさ、エルダーが一見女たらしみたいだったから、ちょっとイリスは自分が上位だって言う気になったんだよ。

でも親しくなったら、エルダーが見た目と違って、男っぽかったので戦わずして、即ダウンしちゃったんだよ・笑エルダーはカッコよくて都会的だからね。

イリスは気力が今ひとつないんだよなぁ～。もう１歩なんだけれど、まだ少ししか鍛えられていないんだよ。元貴族のおぼっちゃまなんだよ。

Mrs.Sugar《ターナーさんも居るし、皆がリーダー扱いしたら、自覚するんじゃぁない。それじゃぁ今日は遅くなるかもしれないわね。

なんだかんだ言いながら、セージは優しいんだから！イリスも甘えやすいんでしょう。じゃぁ私は、帰宅したら先にいつもどおりの時間に済ますから、気にしないで付き合ってあげたら？

セージ《な、なんだよ。そっぽ向いちゃってさ。う～ん背中合わせも、Sugarは温かくて気持ちよいなぁ～。ねぇ、絶対に遅くなるって言っても、少しだけだから待っていてくれよ。寂しいじゃぁないか.....。

Mrs.Sugar《私の事は気になさらずに！大丈夫だから、お仕事少し熱心にやっておいたら？ いずれ、何かと自由にさせてもらいたいならね。

駆け引きも大事よ。何時もセージが犠牲になっているのに、イリスは“ゴメン”とか“ありがとう”って言えば良いと思っているところがあるわよ。セージが同じ立場だったら、徹夜しても遣り終えるじゃぁない。

セージ《Sugarは結構シビアだなぁ～。確かになんだけれどさ。判ったよ。そうなんだよね。本気でイリスの事思っていたら、友情や優しさも、厳しくしなくちゃぁいけないんだよね。

今はイリスは少し辛い思いしなくっちゃぁね。子育ても一段落しているんだしね。俺も何処かでケジメ付けないとと思ってはいるんだよ。

幾ら仲良くしていても、あいつももう子持ちにもなっているからね。どうする事が良いのか、自分で考えるのが良いと思てはいるんだ。
でも本当なら自分で気が付いて、甘えた事は断って“自分でやるから大丈夫だよ！”っていうかな？って思ったりしてね。

Mrs.Sugar《意地悪言うようだけれど、もう少し彼は意地をみせないとね。ちょっと声掛けると、直ぐにホッとした顔で“お願い”ムードになっちゃうでしょう？

緊急時じゃぁないんだから、今甘い顔したらもう絶対にずっとだわよ。確かにセージもイリスの世話になった事も有るかもですけれど、仕事は出来るだけ自分でやらないとでしょう？

セージ《そうだね。Sugarも良く見ているよね。

Mrs.Sugar《だって、セージに替わって、チャンスが得られたのに、それ以上甘えるなんて、彼の為にならないわよ。
引き受けたんだから、自分の仕事は自分でやらなくちゃぁね。だってセージは大怪我した時、私がリハビリする時は、絶対にやらなくちゃぁならない事は、怖い顔して徹底的に、リハビリさせたでしょう？　

だから、私は信頼して、続けたから早くに復帰できたのよ。

セージ《だって、そうしないと“Sugarは１人で歩けなくなってしまうかもしれないからな。”辛くてもお前がリハビリを毎日しっかり遣らせるんだぞ、出来なければ病院へ入院させて、リハビリが済んでからの退院だからな”ってターナー先輩達が言うんだもの。

Sugarは俺の中でナンバーワンだから、絶対にやり通そうって思ったんだよ。凄く疲れるし、痛かっただろうけれど、俺がやらなくちゃぁって思ってさ。

Mrs.Sugar《私はそれで、凄くセージが愛してくれているのを実感できたのよ。とってもセージは辛そうだったけれど、やり通したわ。イリスだって同じ事でしょう？

セージ《そうだよね。イリスは友達だけれど、痛くも痒くもないことやるんだものね。他の人はやはり人間関係壊したくないから、我慢して付き合うんだろうからね。

そういうところが、イリスは人望が得られないところなんだよなぁ～。良いよ、今日は俺は何時も通りに帰る事にするよ。そうしたら、皆も何時も通りに帰れるものなぁ。イリスは他人だから“自分で気が付くまでは”って甘やかしてるところはあったね。

セージ《Je vous aimerai pour toujours aujourd'hui demain après-demain.Je vous aime.ma chérie　Sucre

Mrs.Sugar《Mon sage le plus important.Mon coeur est a toi pour toujours.　

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セージ《今日はまだ席このままね。大至急イリスの手伝いしなくちゃぁな。

エルダー《あぁ、どう手分けすればよいんだい？イリス指図してくれよ。

フランツ《そうだよ。どういう風に進めていくのか、イリスが決めるんだぜ。

メィス《物は全部そろって箱に入れているわよ。

イリス《えーと、一応会場に皆で書いた資料をパネルに張って、好きに見てもらうようにしたって決めたのは、良いアイディアだと思うんだ。

プロジェクターで映すと、その時だけしか見れないからね。今日中に会場作って、明日は早い目に開けて置けば、セミナーが始まる前や、終ってからゆっくり見られるからね。

フランツ《それで、何処まで出来ているのかな？指図してくれないと、何処から手伝えばよいのか判らないぜ。細かく誰が何をやるか具体的に言ってくれよ。

時間がもう無いんだからね。今日中に会場作りも済ませないとな。プロジェクターは使わない事にしたんだからさ。

エルダー《考えたらイリスの奥さんフランス人じゃぁないか！教えてもらって、資料などの説明とか手直しするのも、直ぐに出来ただろう？

まさか休みの日は、子供の世話とLoveタイムとかで、いちゃついていたりして！

メィス《そのまさかじゃぁないの？多少は仕事やったでしょうけれど、休みの日優先で、出来なかった分はセージに言って、皆に手伝ってもらえば、間に合うなんて思っていたんじゃぁないの？

イリス《少しは休みの日だから、家族と過したよ。でも仕事もやったよ。今日皆に手伝ってもらえば、全部終ると思ってさ。

エルダーとフランツで、フランス語の説明文とグラフや写真を、拡大プリントアウトしてパネルに貼って欲しいんだ。

メィスは試作品をチェックして、明日持っていくのを箱詰めして、後はセージの手伝いをして、資料をフランス語に書き換えて、皆に渡す分のプリントを作って欲しいんだ。俺は説明する事を、暗記したり読み返したり最終チェックするからさ。

セージ《あのさぁイリス、基本此処は英語で話しているけれど、家では奥さんはフランス人なんだから、家ではフランス語で話をするようにしたら？　

でないと忘れちゃうだろう？まぁいいんだけれどね、イリスがリーダーだから、ちゃんと考えてくれているだろうからね。

エルダー《そうだよなぁ。でもフランス語なら問題ないんじゃぁないの？

フランツ《おいおい、リーダーだぜ。イリス次第で皆は動くんだからな。

セージ《何だよ、資料はまったく英文のままかよ。イリス自分の読む原稿だけ訳したのかい？呆れた奴だなぁ～。

ちょっと急いで、訳して打ち直さないとじゃぁないか！チェックはしてあるよな？

イリス《作り終わったらチェックするからさぁ～。

メィス《あんた馬鹿じゃぁないの？チェックしてメモして、訳せば良いだけにしておくのは、頼む人の常識でしょう？リーダーなんだから、そういう風に纏めて、皆に割り振らなくちゃぁね。何もしないリーダーはないでしょう？

エルダー《まぁ、今回はとにかく手分けして大至急やってしまおうよ。

フランツ《そうだな、今回だけは初めてだからな。よし、気合い入れてやってしまおう。

Dr.ターナー《うぃっす、準備は出来たかい。今日は会場作りしないとな？海外からの出席は、飛行場が悪天候で閉鎖されているそうで、今回は此処の中の参加者だけの出席だそうだ。

でも結構な人数が、興味持って出席だから、判りやすく説明してくれよな。フランス語でと言うのは変更は無しだからな。

メィス《もうそれが、モタモタして皆に迷惑かけているのよね。まだフランス語でよかったわ。　これからは、後はドイツ語で出来るようにしておかないとね。

Dr.ターナー《そうだな、今後もある事だからな。皆結構興味持ってくれてるからな。似たような品物はもう出回っているけれど、MRSはかなり性能が良いようなんだよ。リハビリシューズは良い評判でもう使用されているし、リハビリスーツもね。

レギンスは、もう明後日の『美と健康の為の食事』の講座で、配るそうだよ。

フランツ《いててて、、、、一気に資料作り直ししたら、背中が痛くなったよ。出来たらエルダー、事務所にプリントアウトしに行くよ。

あそこのでかいプリンターでプリントしたら、パネルに貼らないとな。

エルダー《あぁ、ちょっと、このセパレーツの素材のアップ写真撮って、これも付けると判りやすいだろう？

同じ性能でも仕上がりのマテリアルの材質は数種類あるんだからさ。

セージ《待て待て、俺がこちら側持って広げているからさ。３ヶ所くらい写真撮った方が良くないか？

メィス《資料に入れるのよね。説明文もざっくりで良いからつけてね。

Dr.ターナー《まったく知識が無い者も来るから、判りやすく丁寧にな！将来的に関わってくるかもしれないんだからな。

Dr.ターナー《今日会場の準備は全部済ませて、明日は早くに会場は開けておくから、セミナーが始まる前に、パネルを見ることができるようにするだろう？

セージ《だからぁ、イリスと話してよ。俺は手伝いだからさぁ～。俺時間が来たら帰るからね。自分の分の仕事は終らせたんだからさ。

エルダー《そうそう、何でも最初が肝心だからね。ターナーさんはイリスに指令を出してくださいよね。そう言う習慣にしないとね。

メィス《そうよ。最初甘やかすと、もうそれで良いと思っても困るでしょう。

フランツ《自分が動いて覚えないとね。何か調べに出て行ったよ。

セージ《あれはね、慌てて会場を確認しにいったんだよ。一度も見に行っていないんだと思うよ。

エルダー《そう言う習慣がないんだね。まず会場を見てが最初だけれどね。

Dr.ターナー《なんだなんだ、じゃぁパネルに貼る写真とかその他は？

セージ《資料用に作っておいた物の中から、良さそうなのを拡大プリントする事にしたんだよ。
今回はまだつくっちゃぁ居ないけれど、ベビースィミング用水着などの開発も始めているって、書き込んでおいたからね。

エルダー《まず、会場作ってしまって、その間に訳した原稿をチェックしてもらって、OKならプリントして資料を冊子にしたものなど作って置かないとね。

フランツ《そうだね。よく見てもらいたいからね。今後の予算を貰う都合もあるから、きちんとしたものを作っておきたいんだよ。

そんな指示もイリスが出来るようになってもらわないとな。

メィス《やっと、イリスにも鞭が入る時が来たわね・笑

Dr.ターナー《こうしてみると、セージお前よく今までやっていたよなぁ～。これからは、表立ったセミナーその他は、イリスがリーダーになれば、楽に成るよな。

強引にでも、リーダー的立場にしてよかったな？　

彼も希望している事だったんだから、それなりに努力はしないと、どうもならんよ。
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セージ君は定時の４時になったら、帰宅する事にしました。
エルダー達も、その後に帰宅する事になり、イリスとメィスとDr.ターナーが残り、今後の事などの話を少ししました。

基本残業は普通はありませんから、今回は皆が殆ど遣り終えましたので、イリスを残して皆帰りました。
イリスは最後に明日の会場を見て帰宅しました。

初のプロジェクトリーダーとしての、セミナーです。偶然ですが、フランス人の奥さんと結婚して良かったですね。これからはしっかり、語学も勉強しなくてはですね。

楽をしていては、財は手元にはのこりません。知識は又次の知識を呼んでくれますから、そして無くす事なく蓄積されていく財でしょう。

Mrs.Sugarはゲームをやる気満々です♪

すっかりコツが解って来たMrs.Sugarは、しっかりとあれこれ調べ上げてあります。ですから、今日はゲームをやろうと言う話にご機嫌です。　

休日は 『Day to do nothing 』と言っていたセージ君ですが、Mrs.Sugarが急に腕をあげて、良い対戦相手になってきたので、話が変わってきてしまう日が出て来たのです。

Mrs.Sugarはゲームが楽しくて、あれこれプランを練るのが上手になってきたので、一種類のツァーだけでなく、臨機応変に変更できるように、色々調べています。
こういう旅行目的に成ると、西欧は歴史的に見る所も多くて、西洋史の勉強にもなり面白いですね。学校の勉強での西洋史や美術史などは、今ひとつ面白くなかったのですが...。

結構勘の良いセージ君はMrs.Sugarがやけにご機嫌なのに、嫌な予感！一緒にゲームは楽しいのですが、巧くコントロールしながら上がらないとと覚悟です。さりげなく負ける時も作らないと、ならないだろうと思います。それでも,Mrs.Sugarが楽しそうにしているのを見るのは、とても幸せです。
　
　　　　💑～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugar《さぁて、始めましょうかぁ～♪（ニコニコ）

セージ《何だか今日はやけにリラックスして、やる気満々じゃぁないの？

Mrs.Sugar《デンマークの（ロイヤルコペンハーゲンROYAL COPENHAGEN）は行って見たかったのよねぇ～。イヤープレートのコレクションは見て見たいのよね。

確か1908年から毎年ずっと出しているのだけれど、値段もなかなか宜しいのよね。凄いコレクションよね🎶絵が素敵だしねぇ～♪

スウェーデンの（ロールストランド Rorstrandのクリナラ）は見ているだけで楽しくなるしぃ♪

セージ《メーカーを回るのかい？　それも面白そうだねぇ～。ちゃんと調べたんだ？えら～い～💖

Mrs.Sugar《フィンランドのアラビア ARABIAとチェコの（カールスバード（ボヘミア） Carlsbad ）やドイツの（ヘキスト HOCHIST）すべて受注生産何ですってよ。

此処もコペンハーゲンと同じに、下書きしないでペインターの手書きなのよね。是非本当に見たいものだわ。ゲームの下調べで、かなりネットで作品も見たわよン。

セージ《すげぇ～なぁ～。ドイツ（ヘキスト HOCHIST）のチャイナは面白いのがあるよ。普通に使うにはちょっと抵抗があるけれどね。

Mrs.Sugar《イギリスは良いメーカーが多いのよね。沢山あるけれど（ロイヤルクラウンダービー Royal CrownDerby）かなぁ～伊万里の影響を受けているところよね。

商標に 「クラウン」の使用を認められて、さらに「ロイヤル」の称号まで貰ってしまったのは此処だけなのよね？セージの家で使っているわよね。

セージ《そういう時もあるみたいだね。時々Nanの気分で食器は入れ替えるからね。見てはいるよ。

Mrs.Sugar《一番興味あるのは、チェコの（カールスバード（ボヘミア） Carlsbad かしら、写真でしか見た事ないのよね。

これを全部見て最後にイギリスのロイヤルクラウンダービー に行けば良いのよね　♪

セージ《まぁ、場所をよく確認して、問題はどう周るかだよね・笑

Mrs.Sugar《あらっ、セージ何だかセージこそ余裕じゃぁないの？私はちょっと面白くなってきたから、能書きがくどいわね！

セージ《Sugarが拘った事するなら、俺もだんだん本気出しちゃうからね。只の遊びの旅じゃぁなくなっちゃうなぁ～。

Mrs.Sugar《わ、セージッたら大人気ないわぁ～。どんな旅にするつもりなの？

セージ《ン？　どんなって俺も北欧の、フィンランド、スエーデン、デンマーク、ドイツ、スイス、イタリー最後にイギリスを周るよ。

Mrs.Sugar《何だかその自信満々のゆとりの態度が感じ悪いわ。その国で何するのよ？

セージ《Sugarは陶器メーカー周りするなら、俺は自転車メーカー周りだよ。西欧は自転車国が多いんだからね。実際に見に行きたい所がいっぱいだよ。

Mrs.Sugar《そうなんだぁ～。ふぅ～ん、そうよね！セージが好きな自転車レースがあるんですものね。

セージ《そうだよ。でもさ、ウィンブルドンと同じ時期なんで、TV見るの忙しいんだよなぁ～。

で、自転車メーカーも気合いが入っちゃうんだよね。

Mrs.Sugar《セージの自転車はラレーの自転車だって言っていたわよね。

セージ《あぁ、あれはね、程々なのを買ったんだよ。初心者が自転車作るのには、作りやすいからね。
でもさぁ、カッコいいのがあるんだよなぁ～。スイスのBMC（ビーエムシー）なんてさ、何度もツールドフランスでタイトル取っているんだよ。

Mrs.Sugar《じゃぁそういうのにすればよかったのに...私はもうチェコから行くからね。

セージ《どうぞ、俺はスウェーデンのRIVET リヴェット BIKEID が販売する最新モデル「LIMITED EDTION」を見たいから、北欧から周るよ♪

Mrs.Sugar《ねぇねぇセージ何だか凄く楽しそうねぇ～？

セージ《あぁ、そうかぁ～良い事考えたよ。目的地まで飛行機で行ったら、自転車で周るろうっと！

Mrs.Sugar《ねぇ、聞いている？いいわいねぇ～男の人は、本当にそう言う旅行が可能ですものね？余計ワクワクしちゃうでしょう？

セージ《聞いているよ。何で？ちょっとだけ自分の世界にトリップしたかもしれないけれど！それで、北欧を回って、ドイツのCenturionやBD-1も楽しそうだしね。

フェルトの自転車も最高なんだよ。最も空気抵抗が少ない物等開発したんだよ。

Mrs.Sugar《セージは自転車のデザイナーになっても良かったのにね？

セージ《あのね、一番好きな事は趣味が良いのさ。Dadみたいに近い事を仕事にして、一番好きなのはリタイアした今やり始めたから、毎日が凄く充実して楽しそうだもの。

だから、程々に俺は自転車で休みの日に遊ぶけれど、仕事にはしないよ。

Mrs.Sugar《私も自転車大好きで、よく乗ったんだけれど、途中で自転車に乗って周る仕事したら自転車が大破しちゃって！

それからは乗らなくなったわ。会社の自転車を借りて乗ってね。で仕事辞めて違う仕事になったけれど、もう自転車は此処に来てあのアンティックな黒い自転車買っただけだわ。

セージ《あれはかなりアンティックな自転車だし、丈夫だよなぁ～。
多少ぶつかってもびくともしないものね。あっ、ハンドル直して置いたよ。

さてそれで、次は何処回ろうかなぁ～？あっ、ちょっと休憩しようか.....今日は接戦に成ると、終了まで時間掛かるからね。

前みたいに、遊びながら待っていらんなくなったよ。Sugarったら急に腕あげたからなぁ～。今日は又自転車旅で勝負かけちゃったからね。

セージ《Oui, mais n’oubliez pas parce que vous êtes parmi mes favoris.
Je sens votre présence tous les jours, et je l’aime.

Mrs.Sugar《Je pense aussi que tous les jours de celui-ci.
J’adore vos mains.

セージ《Vous êtes ma personne la plus chère

Mrs.Sugar《Mon sauge le plus important。　
　　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～💑

休憩時間は、２人とも穏やかな心になって、ゆったりと過します。ゲームも熱中すると、目が結構疲れてきます。セージ君はお茶を入れに行こうと思いましたが、まだ暫くこのまま手を絡ませて、幸福感に浸っていたい気分です。

そんなものですから、愛の言葉もフランス語で、ちょっと濃密にして、ファイティング気分のスイッチを切りました。Mrs.Sugarもクールダウンして！リラックス。

もし夫婦喧嘩するような事が有ったら、うちはゲーム対戦で勝負しようかしら？と思ってニヤニヤしてしまいます。喧嘩する事は、本当に無いのですけれどね。今年はもう穏やかな１年になって欲しいと思うのでした。

双子の赤ちゃんを見に行きました♪

今日はMrs.Sugarとセージ君は、マルベリーさんの所に赤ちゃんを見に行きました。
先日お見舞いに行った時に、冗談で“もう今日生まれても”と言っていたら、本当に深夜に陣痛が起きて早朝に生まれたのです。

水中出産が良かったのか、家系の体質なのか、高齢で初産双子の出産だったにも関わらず、割合楽なお産だったそうです。双子ちゃんですから、お腹が凄く大きくて、身の回りのことをやるのも大変です。

旦那様のDr.ローソンも家に居る事が少ないので、早くに入院してしっかりと水中エクササイズをしていたのも、良かったのかもしれません。

この国では初めてですが、西欧では水中出産は珍しくないのです。珍しくセージ君もちょっと見たら直ぐ帰ると言う事で、すんなりとサイクルクラブに行く前に寄りました。

　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugar《マルおめでとぉ～♪安産だったそうで、良かったわねぇ～。

セージ《やぁ、元気そうじゃぁない？安産だったそうでよかったね。

マルベリー《あらぁ来てくれたの！ありがとう。丁度良かったわぁ、今朝から少しの時間は、赤ちゃんは部屋に来ているのよ。昨日はずっと保育室だったんですけれどね。

Mrs.Sugar《それはラッキーだわ♪　可愛いわねぇ～！おんなじ顔しているわね。2卵生って聞いたけれどそっくりね。

セージ《これってさ、影分身の術を使ったんじゃぁないの？

マルベリー《何ですって？影分身の術って、セージは何だって言ったの？

Mrs.Sugar《いえ、ごめんね忍者のアニメーション番組に出て来る言葉で、そっくりなのが2人だって言う事なのよ。

セージ《Ahahahaha、、、、生後2日目？随分小さいよねぇ～。こんなのが2人もお腹の中で、育てていたなんて言うのが不思議だよなぁ～。

生まれる前のお腹も凄かったけれど、産んじゃっても2人同じ顔って言うのも、すごいものがあるなぁ～。

マルベリー《でしょう？産んだ私もそう思うものね。お腹の中どうなっているのかしらってね・笑　でもまだ双子ですからね！

３人とか５つ子なんていう人もいるのよ。きっともう、忙しくて気が狂いそうだわね。

Mrs.Sugar《もっと疲れた顔しているかしら？って思ったけれど、元気そうで良かったけれど、暫くは無理しないようにしなくてはね。

セージ《子宮って、まるで風船みたいになっているんだね？出ちゃったらさ、後はシューって空気抜けたみたいに戻るのかなぁ～。

マルベリー《段々戻っていくみたいよ。生まれる直前みたいなことは無いけれど、まだ元の大きさでは無いみたいよ。でも母乳を飲ませて、お乳を吸われると、子宮が収縮して戻りが早くなるんですって。

だから赤ちゃんに免疫力つけるとかもあるけれど、母体の為にも快復を早めるには、母乳をあげるのが良いそうよ。

マルベリー《これから、顔とかもどんどん変わるようですけれど、やっぱりウィルに似ているって、リヴェールは言っていたわ。

今朝ゆっくり眺めたら、セージの赤ちゃんの時に似ているように思うのよ。小さいしね。ラズリーとも似ていますものね。

そのうち大きくなってきたら、三つ子かと思われるかもね・笑そうそう、それに二卵性ではなく、一卵性だったのよ。

マルベリー《普通1人で生まれる子よりも小さいけれど、ウィルがセージはもっとずっと小さかったって言ってたわよ。　

とにかく人生初めて抱いた赤ちゃんだから、感触も忘れないんですって！

だから、子供が出て来たとき、ウィルが取り上げて、へその緒切ってくれたんだけれど、小さく生まれたのに、逞しく感じたそうよ。

良い子で2人目も、割合直ぐに出てきてくれて、産声聞いたら普通の元気な声でホッとしたわよ。

セージ《あぁ、ラズリーみたいな声の双子だったら、もう堪んないよなぁ～！

マルベリー《Ahahaha、、、そうなのよ。私本当に心配しちゃったわ。ウィルと普通の産声でやれやれっだね！て思ったのよ・笑

Mrs.Sugar《良いじゃぁない、3部合唱団つくったりして！楽しい一家になるんじゃぁないの？遊ぶ相手も居てね。でも、男の子３人集まって、それも活発だったら目が回りそうね。

Mrs.Sugar《そういえば、人はやらないでしょうけれど、犬猫などはね、早く次の子を産ませるには、やっぱり最初に出た子に、直ぐお乳を吸わせるのよ。

そうすると陣痛が起きて、次の子が出て来易くなるのよ。

セージ《へぇ～、だけどさぁ、生物の体も巧く出来ているものなんだね？でさ、マルはもう何処も痛くもなんともないんだ？

マルベリー《えぇ、水中分娩だったから、何処も何もしなかったからね。でもやっぱり私も若くはないから、快復は少しは遅いでしょうね。

マルベリー《でもね、時間が経つほどに可愛くなってくるのよ。もう少し大きくなってきたら、大変なんでしょうけれどね・笑

Mrs.Sugar《女性ばかりの家系だったのが、セージは3人の甥の叔父さんになったのね。一気に男性が増えて、ご感想は？

セージ《別につまらないコメントだけれど、皆元気で何処も問題なさそうで、よかったよねって言うだけかな？男が増えて、気楽になったかな？

マルベリー《ちょっと考えたら、この子達とセージは１９歳差でしょう？私がセージの歳位の時にセージはこの子達みたいな赤ちゃんだったのよねぇ～。

20歳くらいで子供産んでいたら、セージ位の子供が居ても可笑しくないのよね。
ウィルが間違い犯して、ティーンエージャーで父親になったとしたらね！

Mrs.Sugar《まぁ、そんな子も居るかもしれないわね？きっと精神的には育っていなくて、父親としての責任感とかないでしょうけれどね。

セージ《だからさ、最近はそんなで生まれて育てられなくて、俺のマナーハウスの方で見てる、修道院の経営している養護院は、何時も子供が減らないんだよ。

巧く良い家の養子になった子は、良いんだけれどね。困ったもんだよ。スラムの若い子や、難民の子が貧しかったり、知識が無くて産むだけ産んじゃっては、無くならないようなんだよね。

マルベリー《そうそう、セージの所はマナーハウスの経営は順調だそうですものね。養護院に寄付をしていたの？　それは良い事だわぁ～。セージはよく気がついたわね。里親探しが巧く行ったっていっていたけれど、新しくも大分入ってくるの？

セージ《偉いもなにも、昔からあのマナーハウス辺りは、そういう風なシステムになって居るから、何も変えなかったんだよ。

あそこは多少収入があれば、俺分は溜めておいて貰って、後はまぁ皆が困らないようにやってもらっているんだよ。　俺達の生活費はそんなにかからないからね。Sugarも何も欲しがらないしさ。

だから、今までは俺の生活費はそこの収入から毎月送ってもらっていたけれど、今はもう俺の年俸で十分暮らしていけるからね。

Mrs.Sugar《この国に居たら、別に食べていけば良いだけですものね。

マルベリー《そうなのよね。私も子供が落着いたら仕事に復帰したいんだけれど、お給料から税金引かれてても、日々の生活費だけだから、余りお金が掛からないのよねぇ。

マルベリー《まぁ、子供が生まれれば、色々お金がかかってくるんでしょうけれどね。それも病院や教育費は無料でしょう？　着るものはミントの所のおさがりが来るでしょうから...。

でも、セージはSugarにはちゃんと何か買ってあげなくちゃぁ駄目よ。セージの価値観だと、ケチって言うわけではないんだけれど、ちょっと若い子らしくないのよ。本当に欲しいものなら、呆れる様な値段でも、ぽんと買ったりする事もあるのよ。

でも、あんまりそういう物もないのよね。買ったら何でも自分好みに手をかけて、絶対に捨てないしね。

Mrs.Sugar《そうみたいね。うちにあるテディベアも18年以上前？の物ですってね？縫った後があるけれど、まだベッドヘッドに置いてあるわ。お嫁さんのテディベアと仲良くね。

セージ《あれは大事なハニーちゃんだからね。3歳の時の誕生日プレゼントに買ってもらったんだよ。

マルベリー《もう諦めなくちゃぁね。一旦セージの物になってしまったら、嫌になっても、別れられないわよ。

愛し合っていれば良いけれど、嫌になったらセージは諦めが悪いから、ストーカーよね・笑
セージも万が一、Sugarが別れたいって言ったら、本当に愛していたら、彼女の幸せに成るように別れないとね。

セージ《何てこと言うんだよ。俺達はずっと一緒だって言っているのにさぁ、俺はまだ毎日少しずつ愛が溜まっていくんだからね。

Mrs.Sugar《何時もとても我慢強く、抑え気味に優しくくれているわよ・笑

セージ《そうだよ。本当はもっと何倍も愛したいんだけれど、過ぎたら鬱陶しくなるだろうから、ちゃんと抑えているよ。習慣も全然違う国出身だからね。

幾ら慣れてきたっていっても、普通にしたら、やっぱり鬱陶しく感じるようになったら、困るのは俺だからね。　自由なのが好きなのも判っているからさ。
俺は何時ももっともっとって思ってるんだ。

Mrs.Sugar《むふふふ、そうね。我慢強いセージですからね。私も思い出したら、その時に思いつく限り、愛しているって言うんだけれどね。　

言うの忘れちゃう事が多いのよね。

Mrs.Sugar《そういえば、名前はもう決まったの？

マルベリー《候補はあるのよ。今日明日の内に、ウィルと相談して決めるわ。

でもね、多分ローアンとローガンに成ると思うのよ。

セージ《ふ～ん、ローガンベリーとローアンベリーから取ったんだね？ラズリーをラズベリーから取ったのと同じにさ。大分ベリーの種類が集ったね・笑何だか似通っていて、間違えそうだよな。

　　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～💖

数時間過して、２人は又散歩しながら帰っていきました。Mrs.Sugarはちょっと触ってみたかったのですが、まだ小さいので壊してしまいそうなので止めました。
Mrs.Sugarもセージ君も今ひとつ子供好きでは無いのですが、赤ちゃんは別物で可愛い買ったと話しながら帰宅です。双子だったのが猶更観る分には、可愛く見えました。

マルベリーさんの赤ちゃんも、両親が髪が金髪なので、やっぱり頭はモヤモヤした金髪があるのですが、はげ頭にみえるのです。やはり又セージ君にも似ていると聞くと、笑いたくなってきます。
セージ君に気が付かれない様にMrs.Sugarは１人で、ニマニマしてしまいました。可愛いけれど本当に、まつ毛も髪の毛も金髪で、まだ目を閉じていると、のっぺらぼうに見えたのです。

今日はミステリーの話など...

日が長くなったので、プールの後の時間が少しゆとりが有ります。他の人達は、プールやジムの後のサウナをのんびり楽しんでいますが、Mrs.Sugar夫妻は暑いのや長風呂が苦手です。

さっさと切り上げて、図書館で本を借りて帰るつもりで、図書館の裏で火照った体の熱を収めるべく、暫くお喋りです。中でたっぷりとイチジクのジュースを飲んだので、水分補給も出来ました。
余り体を冷やしすぎるのも良くないので、程ほどにです。
Mrs.Sugarは又昔のミステリーを借りるつもりですが、今度はアメリカのミステリーでお気に入りだった『エラリークィーン』だそうです。
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Mrs.Sugar《セージはねぇ、アメリカのミステリーは読まなかったの？

セージ《う～ん、多分読んでいないと思うんだよね？結構昔のミステリーは嫌いじゃぁないんだけれどさ。

ストーリーは忘れちゃったけれど、『チャーリーチャン』とか『Ｊ．ブラウン神父』『パーカー・パイン』なんて読んだかな？『ホームズ』は子供の時から読んだしね。

Mrs.Sugar《『チャーリーチャン』はちょっと変わった探偵よね。アール・デア・ビガーズが創造した、ハワイの警察に勤務する中国人探偵よね。

ロンドン警視庁の警部と仲良かったり。10人の子供と愛妻に囲まれて幸せな生活を送っているって言うのは覚えているわ。

Mrs.Sugar《『エラリークィーン』はニューヨークのアパートの最上階３階に父親の警視とともに住み、推理小説の執筆している探偵なのよ。

ミステリの初版本の収集のかたわら、父親に協力して様々な事件の捜査に関わるのよ。180センチの長身、鼻眼鏡にステッキで、やたらと古典を引用する少々キザな若い探偵でカッコよいのよねぇ～❤

セージ《ふうん、まさかそれで勝手に、イメージ膨らませて、憧れたりしていた訳じゃないよね？

Sugarったら、動画サイトでお気に入りの歌手を見ていても、凄いうっとりとした顔で見るんだからね。自分では気がつかないだろうけれどさ！

Mrs.Sugar《いやだぁ、昔はそんな気分だったかもね！久しぶりに読み返してみようと思うのよね。

本の主人公は、ストーリーが面白いと主人公は自分好みのタイプでイメージするでしょう？

セージ《又、その気分が蘇って、夢中になって読むんじゃぁないの？そうしたら、やっぱり自分好みのタイプの探偵が現れちゃってさ！

その世界に浸かりこんじゃうだろう？

Mrs.Sugar《あらっ、今までだって『ホームズ』とか読んでいたじゃぁない。同じ事でしょう？ホームズは独身ですしね。

TVドラマでだって、好みのイメージの俳優が演じていたら、面白くて見るけれど、違うとせっかくの話でも見ないわよね。セージだってそうでしょう？

セージ《でも『ホームズ』はスペシャルだから、そのう、例え夢中になっても対象外なんだよ。

あのドラマのホームズはさ、Sugarが良いって言う俳優と、俺が良いって言う俳優が一緒だからね。あのホームズは、全然色気は感じないから問題ないのさ。ホームズのイメージピッタリでストイックでね。

Mrs.Sugar《セージだって、好みの女優さんや歌手が居るでしょう？そういう時は楽しんで見ているじゃぁないの。

じゃぁ、今度はエラリークィーンはセージのイメージで読めば良いでしょう？エラリーはアメリカ人だけれど！

もう～セージのお気に入りの、美人でグラマーな女優さんは、何ていったっけ？忘れちゃったけれど、頭も切れそうな美人だったわ。

メンズクラブとか言って集ったら、若い男性だからそんな話ばかりじゃぁないの？

セージ《残念でした。今は具体的に誰のファンだとか、そんな話はまったくしていないね。かえって、ライモンなんかに俺がSugarと結婚した方が、今だ信じられないって、あれこれ聴きたがる時があるけれどさ。

自転車を早く作って、乗り回す話などが多いよ。ライモンが誰とも付き合っていないし、自由に好みの子を見つけて、付き合う事は出来ない立場と病気だからね。

異性の話はしない様にしているんだよ。

セージ《 Je vous aimerai pour toujours aujourd'hui demain après-demain.
Tu m’apportes la joie.Je t’aimerai toute ma vie.ma chérie　Sucre

Mrs.Sugar《mon chéri sauge.Mon sauge le plus important.

Mrs.Sugar《どうしたの？珍しくフランス語だなんて？　そう言えばメグレ警視はフランスのミステリーよね。この間見たじゃない？あの俳優はでもブリティッシュでしょう？凄く良かったわね。

セージ《そうだよ、ローワン・アトキンソンだよ。作家はえーとフランス人じゃぁないんだよね。

Mrs.Sugar《ベルギー人だったわよ。ジョルジュ・シムノンだと思うわ。ルパンもフランスだったわね。

そうそう、ライモンさんはお気の毒ね。私は後からでも良いわよ。でも今サイクルクラブに入れて、多少は良かったんじゃぁないのかしらね。

もう直ぐ出来上がるのでしょう？そうしたら、サイクルロードを走るんでしょう？

セージ《そうだよ。でもその前に俺の自転車は、違反だけれど結構緩い約束だから、Sugarと2人乗りしようって思っているんだよ。ライモンは後から皆とで良いんだよ。乗るの嫌？

Mrs.Sugar《乗るわよぉ～♪　でも“後ろに立ち乗りはいけない”ってセージが言ったでしょう？足の力が無いから落ちちゃうって！

セージ《うん、で荷台を取り寄せたつもりだったのが、つもりでオーダーしていなかったみたいでさ、見つからないから、違う2人乗りをしようってね。

Mrs.Sugar《えぇ～どうやって乗るの？ハンドルに乗るとか？

セージ《そんなこと遣った事あるの？お転婆だったんだなぁ～・笑　
違うよSugarがサドルの前のほうにちょこっと座ってハンドルにつかまって！で、俺がサドルの後ろの方にちょこっと座って普通に乗るんだよ。

この方が危なくなく少しは乗れるからね。俺は足の力があるから立ち漕ぎしても良いしね。体は密着させるから、恋人とか夫婦しか出来ない乗り方だけれどね。

Mrs.Sugar《OKそれで行きましょう♪　明日の事かしら？その次の週の事かしら？

セージ《明日はちょっと無理かもだから、適当に都合の良い日にしようと思うんだ。風が無くて凄く暖かい日があるだろう？

その時にしようよ。今はやたらに寒い日もあるからね。

Mrs.Sugar《そうそう、セージはローズさんとマリーさんって言う双子の綺麗なモデルさん知っていたでしょう？　昔Cafeに来ていた人達だけれど！

セージ《あぁ、仕事が忙しくて、ミラノだか何処かに引っ越した人達だろう？そういえばどうしているんだるね？　

2人とも何時もエクササイズばかりやっていた人達だよね。

Mrs.Sugar《そうそう、彼女達がこの国に戻ってくるらしいのよ。チラッとマリアンヌさんに聞いたんだけれどね。

モデルはもう止めて、仕事しながらアカデミーに通って、ライセンスとって、エクササイズのインストラクターと栄養士のライセンス取って、彼方此方で仕事しているんですって！

もうひとりはパントマイムとか、モデルウォーキングとか顔のエクササイズやメイキングのインストラクターなんですってよ。

セージ《へぇ～そんなのがあるんだぁ～。でもさ、ここに戻ってきても仕事の予定があるのかい？
国籍もあるの？今は色々有ったから、再入国は煩くなっているって聞いたよ。

Mrs.Sugar《それがね、何れ戻って来たく成るかもと言うんで、移民の時の権利は保留にしてあるそうよ。ショッピングセンターの中を借りて、お店を持つらしいのよ。

そんなに広いスペースでないけれど、上の階のレディスフロアみたいな所があるでしょう？あそこにずっと空室になっているところがあるんですって！

狭いスペースなので、借り手が無かったそうで、そこが彼女達には丁度良いらしくて！

セージ《へぇ～。そうなんだ。何年か前だけれど、結構な年齢になっているんじゃぁないのかなぁ？

歳は聞いていなかったけれど、ミントよりは歳上くらいだよね？多分。
俺は女性の年齢って判らないんだよねぇ～。若い人では無いと思っていたけれどさ。

Mrs.Sugar《そうよ。でもまだまだ若いわよ多分34歳とかそのくらいでは無いかしら。

まだモデルとしては仕事が出来るんだけれど“もう少しって思うくらいの時にリタイアしようと思う”って以前言っていたから、きっとアカデミーに通って、ライセンス取ったんだと思うわ。

栄養士の資格って言うから、ほら今度始まる講習会などの講師のお仕事があるんじゃぁないの？

セージ《あぁ、Dr.マリアンヌなど、気に入りそうな講習だものね。Dr.マリアンヌも若々しくしているけれど、Sugarなんかと変わらない歳だろう？Momの学生時代の友達っていうんだからさ。

Mrs.Sugar《そうよね。子供も居ないし、何時も綺麗になさっているから、元気いっぱいだけれど、最近は疲れやすいから、ランチの後はお昼寝するんですってよ。

教授達も長い目の昼休みとって、夫婦仲良くお昼寝はするんですって！だから、元気で居られるらしいわよ。

セージ《そうなんだ！じゃぁやっぱり、Sugarも本読みながらの転寝は良いんだよ。俺も休みの日はけっこうSugarが寝ていると、一緒に昼寝しちゃうからね。

やっぱり8～9時間位寝ないと、体に良くないよ。ターナー先輩なんて、彼方此方に転寝場所持っていてさ、時間があるとチョコチョコ寝るって言っていたからね。

医者は大変だからね。最近特に交代で、昼寝はするようにしているみたいだよ。スポーツを何かやりだしたから、余計に眠れるんだってさ。

Mrs.Sugar《お医者さんは泊まりもあるから、大変よねぇ～交代で数時間ずつ仮眠は取るそうですけれどね。でも一気に眠るのとは違うでしょうしね。

本当に好きじゃぁ無いと、出来ないお仕事よねぇ～。此処の病院勤務は、ローテーションの組み方が巧く出来ているから、かなり楽だって聞いたけれどね。

セージ《らしいね。酷い労働条件の所もあるらしいからね。幾ら給料が良くても、勉強する時間も無いらしいしね。　

トーマスなんかも此処に来たら、もう泣けるほど勉強はしなくちゃぁならないらしいけれど“生きている”って言う気がするらしいよ。

遺跡調査会の時は、Dadの居る会だったから、忙しい時もあるけれど、精神的には楽だったそうだよ。その前に居た病院は大病院だったけれど、人間関係が大変だったし、夫婦の危機に成るくらいすれ違いも多かったんだってさ。

さて、本を借りたら帰ろう。薄暗くなってきたよ。風が変わって急に冷え込んだりするからね。
　　　　　💑～～～～～～～～～～～～～～～～💕

2人は手をつないで図書館へ行き、本をたくさん借りて家に帰りました。手を繋いで歩くにしても、セージ君が指を絡ませて手を繋いだのは、後にも先にもMrs.Sugarだけです。
昔数人短期に付き合ったガールフレンドも、腕を軽く組まれる事はあっても、ちょっと腕を便宜上貸したくらいで、指を絡ませてしっかりと掌を合わせて手をつなぐ事は無かったセージ君です。

彼には拘りがあったのです。フレンチKiss（濃厚なKiss)と指を絡ませて手のひらがピッタリ合わさるように手を繋ぐ人は、運命の人だけだと・・・

思春期になったときに、何が原因だったか判りませんが、そう思っていました。今は絶対に、何が有ってもMrs.Sugarの手を放す事は、有り得ないと思っています。