育児室の引越し先の部屋探しを...

３月になるとマルベリーさんのお産が有るので、今のうちに育児室を何とかしなくてはと言う話になりました。そこで、Dr.ターナーがDr.マリアンヌに頼まれて、部屋を探す事になったのです。

イリス君の所もお産がありますし、もう少し広い部屋が必要でしょう。今までは患者さんの子供を預かるだけでしたが、此処の国民の子供も、一緒に預かります。いずれ学校としても利用できる部屋も、必要になってくるでしょう。

予備の為に、倉庫になっている部屋がいくつか有るので、巧く整理して片付ければ、後はベッドや遊具を運び込めば良いのですが、ミントさんやMrs.マーシュが授乳だったり、何かと近くて便利な場所をと考え中です。
広すぎても、目が行き届かなくなりますし、狭すぎても落着かないしです。
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Dr.ターナー《よっこらしょっと！幾つか見たけれど、丁度良い広さってなかなかないもんだなぁ～。

セージ《あのさ、育児室探すのに、何で俺とエルダーを誘ったんだい？２人とも育児とはまったく関係ないんだけれど？何か他に魂胆があるんじゃぁないの？

エルダー《そうだよね。何か運ぶ物でも有って手伝うのかと思ったら、今日は部屋探しだけ？

Dr.ターナー《Wahahahaha、、、、好いじゃぁないか、今日は、もうセージはひと仕事終ったようだからさ！彼方此方の部屋を見るなら、一緒に見てみないかなぁ～って思ったんだよ。

セージ《判った！俺たちだけでなく、ライモンが入る事になったんだ。で、もっと都合の良いクラブルームの部屋があったらって思っていない？

エルダー《そうかぁ～。彼も来てやっていたら目立つし、スペースがもう気持ち広いと良いものね。

Dr.ターナー《まぁ、でも自転車で出入りするようになったら、今の部屋の方が目立たないし、サイクリングロードには出易いよなぁ～。

セージ《そうだよ。狭くたって皆組み立て終わったら、壁に掛けて置けば良いんだから、いいんじゃぁないの？車椅子とかは直したから、出してしまえば良いんだしさ！
あのベビーカーみたいなのも、直しておくからさ。

エルダー《カウチだけ何処かからもう少しましなのを調達して来たら、クラブハウスらしくなると思うよ。今でも滅茶クラブルームらしいけれどね・笑

Dr.ターナー《そうかぁ、やっぱりそうだな。う～んじゃぁ教授のプライベートルームは、セキュリティルームも以前ほどのスペースは要らなくなったから、あそこを育児室にするかな！

距離的には一番良い場所なんだよな。あそこを動かすのが引越しも楽だしね。

セージ《幾ら便利だからって、育児室を俺達の教室の近くは、良くないしね。子供の声は鬱陶しいしさ！チョロチョロしだしたら、教室に入ってきても嫌だからね。

エルダー《Aha！セージは子供は好きじゃぁないけれど、子供は寄ってくるんだよね・笑

Dr.ターナー《そうなのかい？　仲間だと思われるんじゃぁないか？

セージ《冗談は止めてくれよ。本当なんだから...。そうでなくても、俺は甥や姪だかが急に３人も出来るんだぜ。　友達のイリスの所にも子供が居るしさ、急に身の回りに赤ちゃんが増えるんからね。

エルダー《赤ちゃんは可愛いけれどね。もう少し大きくなると、可愛くないやつが居るからね・笑

セージ《そういうターナー先輩は子供好きだったっけ？

Dr.ターナー《俺？　う～ン、嫌いでもないけれど、好きっていうほどでもないかなぁ～。患者の場合は好きとか嫌いとか言ってられないけれどね。

エルダー《それで育児室は、どうする事にしたんだい？運ぶものとかあれば手伝うよ。

Dr.ターナー《ン？あぁ、リヴェール教授の部屋の所のセキュリティルームを、育児室に決めるよ。いや、下の居間にしている部屋をかな？
あそこのカウチを上に上げれば良いだけだから、一番簡単だろう。
リヴェール教授には、特別セキュリティルームをプライベートルームにしてもらうよ。そうしたら、改装も必要ないからね。
それ以外は、マルベリーさんたちが使っている病室の所を育児室にするかだね。でも病室だからなぁ～。

セージ《そういえばさ、ライモンはずっと病室で暮らすのかい？あんなに元気なのにさ！

エルダー《そうそう、病室に居ると病人になっちゃうって言っていただろう？

Dr.ターナー《そうなんだけれどね。彼の場合は療養だから、やっぱり病室しかないんだよ。

エルダー《嫌だ嫌だ。病人なんてなるものじゃぁないね。

Dr.ターナー《あぁ～。こう言うカウチに座ると、俺は横になりたくなるよ。

セージ《ターナー先輩は、本当に彼方此方に寝る所があるって感じだね・笑　俺も昔は何処でも寝られたんだけれどね。一回寝ちゃうと、もうぐっすり寝ちゃってさ。

エルダー《だから、成長ホルモンがドバっと出て、育っちゃったんだろう？

Dr.ターナー《理屈では色々言われているけれど、一概に言えないようだよ。だから人の体は未知なんだよ。皆同じじゃぁ無いって事だよ。
だってさ、セージは１６歳くらいから滅茶苦茶勉強し始めて、睡眠不足が続いていたんだろう？でも背がグングン伸びたんだしな？

俺だってもうずっと睡眠不足が続いているけれど、此処まで背は伸びたからなぁ～。早くに思春期が来ると、身長は伸びにくいとも言われているし。何とも言えないよなぁ～。

セージ《そうだよ。やっと最近眠る時間が出来たんだぜ。結婚して少ししてから、止まったんだよ。

エルダー《でもさ、成長ホルモンと性ホルモンと両方活発に出ると身長が伸びるって聞いた事もあるぜ。だからさ、セージはMrs.Sugarに恋して、本人は自覚していなくても、多少睡眠不足でも性ホルモンが活発に出だして、背が伸びたんじゃぁないの？

Dr.ターナー《Wahahaha、、、まぁ遺伝もあるだろうし、生活習慣や、食べ物や色々が合わさってのようだよ。

でもきっとセージは育つ時期に水泳をやっていたのは、何となく伸びる条件が揃ったんじゃぁないか！

セージ《そうだね。水泳は何時も体を伸ばしているからね。朝連で、早寝早起きだったしね。

エルダー《それは納得だよな。俺の国なんて、考えたら早寝早起きしても、白夜があったり気候的には、理想的には行かないけれど、俺は背は低くないしね。

肌の色は白い人は多いけれどね。欝にはなりやすいから、ちゃんと太陽の光を浴びる為の施設があるんだよ。

Dr.ターナー《あぁ、北欧はそうみたいだよな。うつ病は先進国特有の病気で、発展途上国や貧困国には無いか、非常に少ないって言うからね。

エルダー《やっぱり寒くて先進国は、閉じこもってあれこれ考えすぎてしまうし、暗い時間が多いのは良くないかもね。それから、肉体労働者になりにくいのもあるかもね。

セージ《あぁ、適度に忙しく体も使って暮らしていると、うじうじ考えている時間なんてないからね。俺は適当にCafeのアルバイトしていたのも、ドロップアウトなどしなかったんだろうね。

考えもしなかったもの。実際の所、もう寝る時間だけだったから、時間が来たら即に眠っていたからね。余り頭が良くなかったのが良かったんだよ。

あの頃は若かったんだよなぁ～体力もあったんだよ。

エルダー《本当にセージは忙しそうだったものな。なんだって、この大学に来たのに、アルバイトしているんだろうって思ったよ。

俺は一時冬休みに此処に遊びに来ていた、中学生の女の子の家庭教師を休み中だけやったけれどね。

知り合いの子だから、仕方なくやったけれどさ、嫌だねぇ。思春期の女の子の家庭教師はさ。最近の子供はませているからね。

Dr.ターナー《なんだ、口説かれたか？

セージ《そうそう、凄い迫られちゃったんだよね。で、巧い事言って、アルバイト止めたんだよな？

エルダー《まったくなぁ～。凄い危険なんだぜ。俺がガールフレンド何人とも付き合って、扱いが多少判っていたし、女には不自由はしていなかったから、難を逃れられたけれどさ。だからセージにも注意したんだよ。

女は気をつけないとね！ってね。１０歳過ぎたらやばいよ。親の前では可愛い幼い女の子を演じちゃってさ。とんでもないんだよ。

何も知らない子供の振りして、知識だけは豊富なんだぜ！それを思うと、結婚して子供の親にはなりたくないよな。
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結局は今日は部屋探しとか言いながら、教室から出て、ついでに良い部屋があったらサイクルクラブの部屋にと見て回ったのでした。
今週位からライモンさんも参加するかも知れないとも話しが来ているのです。

そして、もうひとり若くはないのだけれど、Dr.マロウもサイクルクラブには興味を示しているという事なのです。それで入会すれば、会員は５人集ります。一応６～８人と言っているのですが・・・

まぁDr.ターナーもプロジェクトの教室では、こんなに伸び伸びと、カウチに寝転がって話は出来ませんからね。今日はついでに時間が有るので、リラックスタイムです。

セージ君やエルダー君も同じお喋りをするにも、居る人の顔ぶれで、話題なども気をつけねばなりません。サイクルクラブ発足で、すっかりメンズクラブの快適さを知ってしまったようです。