大使館員カール君夫妻がCafeでマル達と出会いました....

今日はもう直ぐ冬休みも終わるので、Mrs.SugarはCafeに出て来ました。セージ君も研究所で、少しやりたい事が有ると言うので、一緒に出て来ました。

帰りにはCafeに迎えに寄ると言うので、それまではMrs.SugarはCafeに居る事にしました。セルフィーユ君は、今週から半日店を適当に開けて、焼き菓子など作ったりしていました。

Mrs.Sugarが来ると言うので、ポプリさんや、サフランさんも出て来る事になりました。
皆でお喋りしながら、編み物などするのも悪くありません。

　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～❤

ポプリ＼何だか凄～い久しぶりって言う感じがしません？どうでしたか冬休みは？ゆっくり出来ています？

Mrs.Sugar＼新年早々の引っ越しでねぇ。最初はまぁ何となく変な感じだったけれどね。

でもね、部屋を模様替えしたりしていたんだけれど、やっぱり外の家と同じ風が良いって思って、壁を移動してほぼ前の部屋に近くしたら、やっぱり落ち着いてきたわよ。

Mrs.サフラン＼窓が小さいのが、少し気になりましたけれど、皆さん気になりません？

あんまり大きな窓も、私は落ち着かないんですけれど、あんまり小さいのもねぇ。
でも外の家よりも暖かですわね。

Mrs.Sugar＼みんなはシェルター内の、あちこちを見に行って来た？私はセージとちょっとだけ回ってきたわ。

やっぱり外よりも殺風景よね。だからこれから、彼方此方ポイントポイントにベンチや外を感じるような、何かを配置するみたいよ。
少しずつ良くなってくるんじゃぁないかしら？それも又楽しみよね(^^♪

Mrs.サフラン＼私もそれが気になりましたわ。もうちょっとしたリビングダインニングみたいな場所が有ったりして、先に越した若い人達は、集まってお喋りしたりして、巧く使っている様ですけれどね。

って息子達から聞いた話ですけれどね。今度連れて行ってくれるって言っていましたわ。私一人ではかなり広くて迷子になりますわ。

Mrs.Sugar＼私はこの間、部屋の改修工事中は外を少し散歩したわ。その後もちょこっとね・笑　

どうも外の空気吸わないと、落ち着かなかったんだけれど、朝玄関ドァを暫く開けるだけで、落ち着くって判ったのよ。

ポプリ＼Ohoho、、、私も、図書館へ行ったので、その時に外が見える廊下を通って、ついでにちょっと外の空気も吸ってきましたわ。

ほんの5分ほどですけれどね。何だかホッとしますわよね。

Mrs.Sugar＼でしょう？まぁ少しずつ慣れて来るでしょうけれどね。お部屋の窓がもう少し広かったら！って思うけれど、まぁ仕方がないですわよね。

“広くしちゃったら、シェルターにならないだろう”ってセージに言われたわよ。

Mrs.サフラン＼Ohohoho、、、、、本当にですわよね。そう言えばこの所中に居るから感じませんでしたけれど、風が凄く強い様な日など、多くなりましたわよね。

Mrs.Sugar＼そうそう、やたらに暖かく感じた日も有って、年明けしたら、前にはなかったような極端な陽気みたいよ。強く霙が降っていた時も有ったのよね。

ポプリ＼そうそう、それを思うと、一寸バタバタ忙しかったけれど、早くにシェルター内に引っ越し出来て、良かったかもしれませんわ。

Mrs.サフラン＼あらっ、お客様がいらしたわ。まだお茶しかないんですけれど・・・。どうしましょうか？

クランベリー＼Sugar、オープンしていないんでしょう？ゴメンね。場所だけちょっと貸してくださる？昔の知り合いが大使館員で来ているのに逢ったのよ。

マルベリー＼セージの妻になったSugarの店だから、カール場所だけ借りましょう。

クランベリー＼早くに検診に来てくれてよかったわ。他の皆も交代で来るわね？メディカルファイルを早く作ってしまいたいのよね。

マルベリー＼せかしちゃぁ悪いけれど、夫のウィルたちが、此処へ引っ越したから、もう最終チェックして、元の情報は個人機密ですから、金庫に保存してしまいたいようなのよね。

カール事務官＼いやぁ～完璧だね。此処まできちんとするには、かなりの時間と人手が要っただろうね。

それにしても、マルベリーさん達の夫が2人共ドクターだったとはね。
あっ、改めて紹介しますね。まだ結婚して間もないんだけれど、妻のラモーナです。付き合いは結構長いんだけれど、なかなか結婚するきっかけがなくてね。

今回ライモンが本当に結婚するって言うから、そしてシェルター内に引っ越すと言うので、結婚する事にしたんですよ。

ラモーナ俺の若い時の、パーティの遊び仲間だったセージの、お姉さんなんだよ。セージは2～3歳下なんだけれどね。

Mrs.ラモーナ（カールの妻）＼始めまして、色々お世話になるかと思いますが、宜しくお願いいたします。

カール事務官＼その内にセージとも出逢うと思うよ。チャンスが有ったら、その時にセージ夫妻は紹介するよ。此処の研究所の研究員なんだよ。

何年も逢って居なかったからね、先日チラッと出会ったら、ライモンから聞いては居たけれど、体も大きくなって、大人になっていたよなぁ～。

離れて居たんだけれど、チラッと目が合ってね。こちらを見てニコってした顔は、昔の儘って感じかな？まぁ大人っぽい感じには変わっていたけれどね。

クランベリー＼セージなりに、結婚したら変ったわよね。さすがにしっかりしてきたわよ。
マルベリー＼セージが一目惚れした、奥さんがあそこにいるけれど、今度セージが一緒の時に正式に紹介した方が良いわね。カールもSugarの事は逢った事ないんでしょう？

今日はただのCafeのオーナーとしてだけの対面で・・・。

クランベリー＼カールもよく出逢った頃からしたら、立派になったわよ。まさかここに来るとはね。弁護士になったのね？

カール事務官＼ラモーナとは、研修に行っていた弁護士事務所で知り合ったんだよ。彼女の方が先輩で、色々と教わったんだ。

Mrs.ラモーナ（カールの妻）＼カールは真面目だったから、試験も1回で受かったし、その後も熱心で推薦状をもらって、宮中の法務局に勤めたら、此処への国の代表事務官として赴任になったのです。

ライモン様がもし誰か来るなら、カールをとご指名になって！

クランベリー＼でも、弁護士が来ても、此処では事件もトラブルなども起きそうにないけれどねぇ？一応病院には弁護士がいるんですけれどね。

マルベリー＼そうね。警察もなくて、警備員だけよね。コソ泥が１～２回入っただけで、持っていく物などなかったのよね？現金少々だけだったかしらね？

カール事務官＼俺は事件を扱ったことは無いんだよ。国際間の法的な事務処理など色々が主な仕事なんだ。

ラモーナは書類作りのエキスパートだからね。ここは“少し特殊な国だけれど”って言ったんだけれど、結婚してくれるって言うからね。

いてくれたら大使館としても、欲しいスタッフなんだ。

Mrs.ラモーナ（カールの妻）＼それだけしか出来ないのですけれどねOhohoho、、、、、。

カール事務官＼俺としては、有難いサポーターだよ。此処に赴任って決まって、どうなるかなぁ～って思って居たんだけれどね。

長期になりそうだし、急にその数年で、近隣国が落ち着かなくなってきたしね。
父方の方の国に行ってしまうかもと思っていたんだよ。

Mrs.ラモーナ（カールの妻）＼そうしようかって言う話も出ていたんですよ。父と母は隣同士の国の出身なんです。

もっと昔は、同じ国だったのが、分裂して違う国になってしまったんですよ。

クランベリー＼東欧でしょう？あちらはそんな国が沢山あるわよね。何だか大変そうだわ。

カール事務官＼そう言いだしたら、西欧や東欧は、離れたりくっついたりを繰り返しているからねぇ～。

同じ国の地方が、南北や西東で、違う独立国になったりね。微小国も多いんだよね。纏まりが良い面もあるんだけれどね。

Mrs.ラモーナ（カールの妻）＼ですから、細かい法律問題は多いんですよ。

クランベリー＼まぁ、それは私達の国もあるわよね？結構頑固者も多いからね。
いつだかも、何処かの州が独立したいと会って話が出たんじゃぁないの？

マルベリー＼そうよ、収まったけれどね。もう何でも良いから、皆仲良く折り合って欲しいわよね。子供が生まれたら猶更そう思うわ。

ラモーナさんも、もし子供が出来たら、そう思うわよ。自分の子供だ毛が幸せは無いと思うのよね。

発展性が無いって言いますけれど、でも穏やかな世の中が良いわ。これから先どのようになるのか判りませんけれど、戦争やテロなどとんでもないわ。

加害者も、被害者も自分の子供がそんな風にやむを得ないとしても、関わって欲しくないですしね。

Mrs.ラモーナ（カールの妻）＼本当に、憎しみからは何も良いものは生まれませんものね。

マルベリー＼そうよ。Sugarが前に言っていたわ。以前日本に暮らして居た時は、米軍キャンプがそこそこ近くにあったそうなのよ。

其処の若い兵隊を見ると、“日本は敗戦国だけれど、あの若者たちにも、国で心配している愛する家族が待っているんでしょうねぇ～って思うと、元気で国に帰れますように！”って思ったそうよ。

カール事務官＼みんなそう思うのが、健康な人間ですよね。それなのに、争い事が絶えないんだよなぁ～。

結構TOPの人間は、個人的感情で物事決めてしまう事も少なく無いんじゃぁないかな。

クランベリー＼でも彼女はアメリカが嫌いですって！何度か滞在して、何度か不快な思いをさせられた、アメリカ人に出逢ったからですって。

もちろん良い人も居るけれど、イエローキャブのブラックのドライバーには、嫌な思いさせられたそうよ。

其処へ行くと、ロンドンタクシーは、本当に安心して乗れてよかったって言ってたわ。たまたまかもしれないけれどってね。

でもロンドンタクシーは厳しい条件をクリァしないと、営業できないのよね。未だに彼等には、カーナビなんていらないわ。
　　　　　　
　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

暫くカール夫妻とクランベリー姉妹達は、お喋りしてサービスの紅茶を飲んで、帰っていきました。
マルベリーさんやクランべリーさん達もミントさんと同じに、夏休みの長期滞在したバハマのパーティで、カール事務官君やライモン君達若い子達とは、顔見知りだったようです。

彼等はセージ君よりも歳上なので、ダンスの相手もしたかもしれませんね。結構何年かは長期休みはバハマの親族の別荘で過ごしたのです。

カール君はライモン君に言われていますし、妻のMrs.ラモーナは知らない事なので、バハマでのセージ君のガールフレンド問題は、誰も知らないので、今度は余計な事はMrs.Sugarに、伝わる事はないでしょう。