健康な体にするためのミーティングを熱心に進めています。

今日は今年の計画や、来年に派遣するチーム作りをそろそろ決めなくてはとの話をしています。
一応リヴェール教授には、皆の気持ちとしては、あんまり派遣話には乗り気ではない事を伝えて
はいます。

それは、この国からはオリンピック選手は出ていないのだし、災害の心配や夏の気候の悪さを
Mrs.Sugarなどに聞いたりしても、医師などの人数から考えても、あんまり無理はしたくはないと
伝えたのです。

テロなどの危険も、ラファエル財団理事長が行く事に寄って、リスクが増えるのではないかと言う
意見も出ていると言う事も話しました。
それでも、オリンピックを利用して、集会をする方が良いのなら、お供しましょうと言う事なので
す。
周辺国や、世界を見てみるとけして気を許せない雰囲気に、なってきているからでもありますし、原因不明の病も増えています。

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エリオットマネジャー＼まぁさ、ラファエル財団理事長の考えも解るけれどね。たしかにオリンピックを利用したら、色々な人が集まって話し合うには、目立たずに会う良いチャンスかもしれないよね。

思って居るよりも“大気汚染などに関しては、何かしなくてはならないのでは？”と思い始めた人も増えているらしいしね。

Dr.ローソン＼放射能の問題も、水面下ではざわついているみたいだしね。北欧の方の研究所からの報告では、無視できない数値が出ていると言って来たからね。

実際には、そのような心配がある環境で、暮らして居たり、仕事をしている者のキャンサーの発症率はかなり高いらしいですね。

スコット＼妊娠する人も減っているそうですよ。上手く出来たと思ったら流産してしまったりも聞きますよね。でも、これはDr.マリアンヌは止めない方が良いと言う事ですよね？

モーリス大学学長＼まぁ、近いうちに決まるだろうけれどね。彼方此方と連絡取り合っている様だよ。とにかく今年度は、国民は健康管理を習慣付ける様にだね。

エリオットマネジャー＼このような問題が無ければ、楽しくオリンピック見学しながら、と言う楽しみもある派遣の話なんだけれどね。

モーリス大学学長＼まぁ、行ったから絶対に何か有るとは、決まってはいないんだけれどね。でも、今皆出かけるメンバーには、家族が居たりするからねぇ～。
何かあったら、残された家族が気の毒だろう？この国としても、大事な人材だよ。

エリオットマネジャー＼そこまで考えるほど、危険度は高いんですかね？ってまぁ、何とも言えない問題なのが困っている事なんだけれどね。

モーリス大学学長＼確かに皆バラバラで、一度も全員で顔を合わせては居ないんだよ。何処の国も、早い目の対処に反対派も居るからね。

反対に参加したい希望者も増えているから、ラファエル財団理事長も、是非顔合わせはしておきたい様なんだよね。

同じ考えの元で、皆で合同で対策を考えたら、又何か良い案が出て来るかもしれないしね。

モーリス大学学長＼しかし、現職は政治家だったり、財界人だったりしていても、若い時などや大学では科学者目指して、工学部とか医学部を出たものがやはり多いんだよね。

やはり、世の中の出来事など見る目が違うんだろうね。将来の為に今何をしなくてはならないか、考えて居るんだよなぁ～。

Dr.ローソン＼色々な研究には費用も掛かりますから、政財界に顔が効く人にも居てもらわないとならないのですけれどね。

ですから、まぁ今度のオリンピックは丁度良い時期ではあるんですよね。ラファエル理事長は、東京の異常な蒸し暑い気候を体験したら、前向きに余計にリアルに考えるだろうとも思っているようですよ。

スコット＼僕が漢方の勉強に北京の大学に行っている時も、日本は温暖で四季のある、そこそこな国だと言われていたのに、急激に気候が変わってきて、暖冬になって来ていると言う話をしていたんですよ。

だから、以前は羨ましいような気候に恵まれていたのに、観光で行った人は、ゲリラ豪雨や地震にも遭った人が居て、考えを変えたって言うのも聞きましたよ。又夏の暑さは世界一の蒸し暑さだそうだしね。

エリオットマネジャー＼此方の方の国も、やたらに大雪だったり、信じられないくらい暑い夏もたまに出てきたのも、この10年位は顕著に表れてきたものなぁ～。

Dr.ローソン＼氷河期に入る前には、このように気候変動が激しくなるものだと言う説もあるだろう？だから、一概に異常気象と言ってよいかのも、僕は決めない方が良いと思って居るんだ。

生物は、過去から考えるとなるようになってきて、現在に至るだと思いたいね。

スコット＼セージ達と同じ考えでだよね？ローソンが教えたのかな？

モーリス大学学長＼そうなのかい？　でも前からその説は言われているよね。超高齢者が元気で居るから、子供時代と比較して聞くと、明らかに気候変動はあるようだしね。

エリオットマネジャー＼そうそう、違うと言うものもいるけれど、大分昔から氷河期に向っているとは言われていたんだよね。

大気汚染の話は無かったけれどね。

モーリス大学学長＼ま、出来る範囲の事をやったら、後は通常通りに淡々と暮らすのが、良いんじゃぁないかな。

考え過ぎても、本当にストレスが溜まるばかりだよ。こう言っては何だけれどね、ここまで来たらもう、各自出来る事をしたら、僕達にはどうする事も出来ないからね。

この国の国民は、このままなるべくつましく、エコな暮らしをして、健康管理するだけだね。

エリオットマネジャー＼プロに任せて、僕達はやる事は山ほどあるからね。それをやりましょう。

ま、来年はとりあえず行くと思って、準備しましょう。万が一行かなくてよくなったら、ラッキーと言う事でね。何もなく帰国できるのかもしれないし、考えだしたら限が無いからね。問題は自分が健康管理を、きちんと出来るかどうかが一番難しいよ。

Dr.ローソン＼そうですね。僕達は医療系では、幾らでも勉強する事がありますからね。原因不明病がとにかく多いし、治療法の解らない病も多いですからね。

その地方独特の病だったり、まぁ辛いのは寝たりきで十何年過ごして、結果亡くなったと言うのは切ないですね。本人も辛いだろうからねぇ。

医学の発達が良いのか悪いのか考えてしまう時も多いよ。

スコット＼僕達が、まずその重圧に負けない精神や体つくりもしなくてはですね。

モーリス大学学長＼そうだよ。それが一番問題だね。

エリオットマネジャー＼ローソンは子供と一緒に水泳をして、体力作りをしているんだろう？

Dr.ローソン＼あぁ、家に居る時もね、子供を遊ばせながら、夫婦でエクササイズだよ。あの子達ももう近いうち真似して何かやるようになるだろうね。

もう1歳過ぎたからね。

モーリス大学学長＼育児室も最近は大きくなって賑やかそうだよね？もう一人生まれるかもって言っていたのは、只遅れていただけだったそうだね。

環境が変わったからねぇ～。

スコット＼うちのがもう今年の7月で２歳だからね。はやいよねぇ～。

Dr.ローソン＼そう言えば、あの大きな泣き声を全く聞かなくなったよなぁ～。

スコット＼もう助かりましたよ。耳がビンビンするくらい大きな泣き声でしたからね。今は話を少しする様になったから、あんまり泣く理由が無くなったんでしょう。あの小さな体の、どこからあの声が出たのか不思議ですよ。

エリオットマネジャー＼しかし、カップルが増えたようだけれど、子供はそれきりで増えないよなぁ。

これでは、本当に少子化で、此処で生まれた国民が５人だけなのかい？

Dr.ローソン＼こればかりは、仕方がないよね。ジョルジュ君の所などは子供が欲しいって言っているのになぁ。

アレンの所も今は丁度良い年齢なんだけれど、巧い事行かないもんだね。

スコット＼うちももう１～２人位は居ても良いとか言っていたんだけれどね。

モーリス大学学長＼まぁ、その内に又時期が来たら、何人か立て続けに生まれるんじゃぁないかな？

エリオットマネジャー＼その前にシェルター内をもう少し整えて、外の暮らし感を味わえるようにしたいものだね。

今は時々、皆外に軽く散歩に出たりして、外気浴をしているようだけれどね。
やっぱり、かなり気持ちが良いそうだよ。

エリオットマネジャー＼外の風や直接あたる太陽の光や、匂いが外の匂いがするそうだよ。

まったく大気汚染って感じるものが今の所かんじないそうだからね。そうだ幾つかの研究所からは、放射能も検出もされて、意外と数値が低いとは言えない様らしいしね。

そうそう、日本は花粉症も凄いらしいね。

モーリス大学学長＼花粉症は西欧でもなる人が出てきているだろう？白樺とからしいね。

Dr.ローソン＼日本に行く時は、マスクは忘れずに持って行かないとのようですよ。真冬以外は飛んでいるそうですからね。

モーリス大学学長＼競技中の選手はまさかマスクして競技って言う訳にも、いかないだろうからね。

一定量以上溜まると発症するって言われているけれど、それだけが原因ではないようだからね。
まったく花粉症では無い人も居ますからね。プラスαの何かがあるんだろうね。

エリオットマネジャー＼やっぱり、病気が発症する元は、過労やストレス、睡眠不足で体力が落ちた時が圧倒的に多いだろうね。

Dr.ローソン＼それと体質の差があるから、今調べてデーターを上げているんだけれど、栄養の偏り、過剰摂取や欠乏も病気の原因になるだろうからね。

体質も有るだろうし・・・ま、なるべくやたらに薬の投与などしないで、直せるのが理想なんだよ。

かならず薬は量が増えやすいからね。効く分だけ副作用が出てきたリするから、結局どんどん薬が増えるのは止めたいんだよねぇ～。

スコット＼全体に水分量は、足りない目なような気がしますよ。年齢も高年齢になる程に、動かなくなって、水分も取らなくなったりね。効くと喉が渇かないし、十分に摂っているって言いますけれどね。

足りないから血栓も出来やすいし、足が攣るのも水分不足の事もありますからね。
この国は居ませんが入院患者は、アルコールで水分摂っっているから大丈夫って、思って居る人がいますからね。

モーリス大学学長＼まぁ、皆でアイディア出し合って、最後の時まで健康でいられるようにだね。２～３日寝込むのは仕方がないとしてもね。

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堂々めぐりのような話が多いのですが、彼等も自分に言い聞かせて、先ずは医療関係者が健康体になる事を目指しています。

一時的に良い結果になるようにするのではなく、習慣的に健康でいられる様に維持するのは、精神力がいります。只恵まれているのは、此処の人達は、勉強好きなので、暇を持て余す事がないのです。

ボンヤリくつろぐ時間も、一番大事な時間と考えていますから、別に暇を持て余している訳ではありません。
日本人には難しい時間かもしれませんね。

うっかりすると、怠け者と言われてしまいかねないですからね。
オタクだとかニートと言われる人達の方が、実は生真面目で一生懸命にやり過ぎた結果の、燃え尽き症候群な場合もあるのです。

先ずはミーティングで、自分達が健康な体と精神を身に着ける事が、一番のテーマだと話し合いました。

これがなかなか難しいと大笑いになったりで、継続するためには、廊下に各自の結果を貼りだして、皆が見られる様にしようかなどと話したりもしたのです。

患者にはアドバイスをしますが、自分達がきちんとやるのはなかなか難しいものです。