ターナー教室からの開発研究した物は、育児室で使うオムツの話から始まりました。これも又雑談中のセージ君の一言から、メィスさんが女性ながらの感覚で、布製の洗って使えるオムツに、昔の様に戻ったら...と言う話になり実現した作品なのです。
セージ君が休みの日に家でMrs.Sugarにその話をしていたら、冗談交じりで色々な話で盛り上がったのが、製品になったのです。男性も歳取って来たら、尿取りパッドは必要だと解ったので、結構早急に話が纏まり開発し始めた事をモリアティさんに、フランツさんは説明をしたのです。
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モリアティ《今日も又皆出かけて静かだなぁ。日頃は慣れるまでは、正直煩くて集中出来なくて、イラっとしていたのに、何故か直ぐに慣れたんだよな。
考えたら、女の早口で甲高い声がしないから、話をしていても、静かなんだね。慣れたら今日みたいにあんまり静かだと、却って落ち着かなくて、集中できないもんだな。
多少ざわついている方が、やる気が出てくるよ。ところで、そこにあるゴミ箱みたいなのは何だい?もう出来上がり品?
フランツ《あぁ、そうだよ。これは洗浄滅菌洗濯機なんだよ。これはね、皆の雑談から作品が出来るまでが、短期間でセージが作ったのを、エルダーと俺が少しサポートして出来上がったんだよ。
この時は前に居たメィスって言う女のチームメイトが居たから、オムツの話から実現したんだよ。紙おむつ止めて、昔みたいに布で洗える物を作ったら!ってね。もちろんそのまんまでなく、手を加えた素材でね。
フランツ《此処でね皆で雑談中に纏まってきたことが、開発されたんだよ。これは長くかからずに製品が出来たんだよな。
モリアティ《オムツの話からかい?まぁ、オムツのゴミが半端ないって事は聴いた事あったけれどね。洗って使えれば、あの凄い量のオムツ廃棄が無くなるからね。
フランツ《シェルター暮らしだし、ゴミの焼却する時に出る煙は、大気汚染の元だろう?そんな事を雑談で話して居たんだよ。
で皆から意見が色々出て、メィスが女性感覚で作ったんだよ。育児室からも話が来ていたからね。
モリアティ《オムツは患者も大人用を使うだろうからね。結構良いんじゃないのかな。高齢者にも必要だそうだからね。
フランツ《あぁ、それなら洗濯に良い洗浄滅菌出来る物が、有ったら良いと言う話になったんだよ。そこで話を煮詰めて、セージが作ってみる事にしたんだよ。
病院からも、家庭からも、オムツだけでなく、生理用パッド。介護用おむつやパッドのゴミが減るってね。
モリアティ《昔はさぁ、布おむつだったんだよな。今でも使っている人もいるらしいよ。あれ?誰に聞いたんだっけな?布おむつの方が、気持ち悪いから早くにオムツが取れるとかってね。
フランツ《布を只の木綿の布と言うのではなく、マテリアル研究所の教室で、良い布を作ってみるってね。
で、セージが家でSugarさんに話して、何だかコンパクトで良いオムツが日本には有ったッてう話を聞いてメィスに伝えたんだよ。
モリアティ《で、結果は悪く無かったんだ。そうだよなぁ、成人用のオムツや尿取りパッドとかも有るそうだからね。でこれは、水なしで洗えるのかい?
フランツ《そうそう、それが重要なんだよ。汚れたまま放り込んで溶液を少し入れて置けば、超音波や熱波と遠心力で発電して汚れ分は、下が外れるんだけれど、パウダーになって、それは後から、微生物などと混ぜて、天然の植物の肥料として使えるんだよ。
モリアティ《へぇ、そりゃぁ、理想的だよな。シェルター暮らしでは、あんまり水の無駄使いはしたくないし、ゴミも減るしならね。じゃぁ今もう使って居るのかい?
なかなか、大したものじゃぁないか...。22,3歳でこれだけ作れればね。
フランツ《それを作ったのは、確かまだ21歳位の時だったと思うよ。それに手柄はメィスのオムツと、弟のイリスって、教授の秘書になったメィス弟のイリスって言うのがリーダーだったから、リーダーの名前で提出したんだよ。
イリスだけ、ネームプレートが無かったからね。スケッチブックとメモなどを図面と
資料に纏めさせて、代表イリスとして出したんだよ。
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そんな話をして、此処の教室事情も、モリアティさんには理解して置いて欲しい事でした。そこは、頭脳明晰の誉れ高いモリアティさんですから、ちゃんと理解してくれました。
その他にも、ざっとセージ君やエルダー君、フランツさんの仕事のやり方などを説明したり、彼らなりのメンズトークもしたりして、皆が戻ってくるまでの時間はあっという間に過ぎて行た本日です。
storyteller🐑