Cafeでパンつくり

今朝は早く目が覚めたので、Cafeに行って、パン屋ビスケットを作ってこようと出て行きました。セージ君はハーブソルト味のビスケットが好物なのです。少し多い目に焼いて、仕事が始まったら、非常食にしようと思っています。

なんだか、忙しく作業を進めないとと言う感じがするのです。新種のウィルスは結構なスピードで拡散している様なので、メディカルバングル「MRS1」のオーダーが溜まっていることでしょう。

エルダー君とは、今年も作業を進めないとならないと思うから、休みはしっかり休もうと話したのです。
　　　　
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セルフィーユ《あれっ、今日は随分早いね。何か作る予定ですかね。

セージ《今日は早くに目が覚めたからね。パンとビスケットでも焼こうと思ってね。ビスケットは前にSugarと何度か作ったことがあるんだよ。
ハーブソルト味のが、仕事が忙しい時の非常食に良いからね。

セルフィーユ《あぁ、あのビスケットなら、甘いもの苦手な人も美味しく食べれます
からね。後は仕事柄目が疲れるでしょうから、ブルーベリーのビスケットなども美味
しいかもだよ。

セージ《オーツ・ビスケットとジンジャービスケットもの予定なんだ。前はSgarが良く作ったのを教室に届けてくれたんだけれど、みんな気に入ったんで、俺も教わったんだよ。

Mrs.ローリー《あらら、セージ君も何か作るのかしら？　本当に君は何でも器
用にやるのねぇ。ミントさんが、前に“セージが居ないと、やることが多くて忙しくな
ったわ。マルと２人だと、しっかり当番制になったからね”って言っていたはずね。

セージ《ミントはずるいんだよ。ちゃんと料理とか、家事などは習って出来るはずなのにさ。やりっぱなしにしておくし、人に押し付けるのが上手いからね。

セルフィーユ《Ahaha、、、。でも、ミントさんはセージ君が可愛くて仕方がないみたいな感じだよね。１０歳歳が違うから、生まれた時は小さい赤ちゃんだったから余計に“可愛くて、動く人形みたいだった”って言っていたよ。

ま、半分は玩具代わりにしていたように、聞こえたけれどね・笑それがだんだん大き
くなって、まさか見上げるくらい大きく育つとは、思わなかったってね。

相手がSugarさんじゃぁ無かったら、煩く虐めてやろうかと思ったんだけれど、Sugar
さんじゃぁねってね。でもそれで、良かったとも思っているって言っていたよ。

Mrs.ローリー《ミントさんて、凄く綺麗で、アートカレッジの中でもピカイチに人気者上級生だったのよ。私は２年年下だったけれど、男子だけでなく女子からも大人気だったのよ。

こうして側でじっくり見ると、結構よく似ているのね。やっぱりミントさんの弟って感じだわ。双子のお姉さん達も聡明な美人ですしね。

少し違う顔だけれど、綺麗な人達で、3人のお姉さんを混ぜたような顔の作りなのね？
遺伝って面白いわねぇ。セージ君モテるでしょう？

セージ《別に、そんな事ないよ。俺の教室は男しか居ないし、大学の時も医工学部
は女子は居たのかなぁ？医学部には女子が結構いるのにね。だから、皆俺の事などあまり知らないんじゃぁないの。

セルフィーユ《セージ君、女の目を甘く見たら駄目だよ。皆チェックが入っていると思うよ。まさか結婚しているとは、思っていないだろうしね。

だから、気を付けないとね。ターナーさんみたいに気合いが入っていると、皆憧れていても、離れてみているだけになるだろうけれどさ。

Mrs.ローリー《そうそう、Sugarさん暢気そうな顔していると、何時かチャンス
を狙っている女性に、大事な夫が迫られてしまうわよ。
男はね、テクニシャンの女性にかかったら、もう危ないんだからね。

MrsSugar《そうみたいよね。もう過去に、幼馴染の何人かから、口説かれているし、夏期講習の時にも、誘われていたみたいですものね。

でもねローリー、自分が選んだ夫ですから、信じるしかないじゃぁない？目を光らせていたって、浮気する人はするのよ。だから、約束事を作っておくのが良いんじゃぁないの？

浮気したら、平等に浮気しても良いとか、私は少しでも心ときめく相手が現れたら離婚してから、十分ときめいて頂戴って言っているのよ。

セルフィーユ《ア八ッ、お互いさまにすればよいんだね。でも男は妻が浮気したら、我慢できないだろうね。
女性は場合によっては許せるみたいだけれど、でも一生言われ続けられるってさ。第一,Cafeのお客さんはSugarさんファンも多いからね。セージ君も気が抜けないよ。

セージ《そうなんだよね。Sugarに好意持っている人が居るのは、俺感じるからね。俺はめったに好きになる人や、物ってないから、恋人なんて出来ないと思っていたし、更に結婚なんてねって思っていたんだよ。

でも気が付いたら、側に居るSugarが、好みの条件を満たしている人だったって気が付いたのさ。

セージ《色々な事が遭ったけれど、付き合えるようになったら、あっと言う間に
結婚したんだよ。でもまだよく解らない事だらけだし、君は俺と同じころにアレン
と結婚して、今でも毎日大好きになっていく？

Mrs.ローリー《もう私たちも結婚3年経ったから、情熱の炎は、程よく暖かく収まってきたように思うわ。アレンの性格は、セージ君よく知っているでしょう。

私はあの様に、ハッキリしている人が好きなんですけれど、もう自分の世界に気が向い
たら、私が側に居る事も忘れてしまう人よ。それに、魅力的な女性には、目ざとく見つけて、反応しているわよ。

セルフィーユ《でも彼みたいな人は、男気があるから、君を裏切るようなことはしないよ。したい気がもやもやしても、理性的な人だからね。

セージ君は、まったくほかの人は目に入らないだろうし、自分も女性の側には寄らないものね。昔に口説かれたりしたのが、身に染みて用心しているんだよ。
シャノが言っていたもの。

セージ君がボケーっと横を通ったら、酒癖が悪くて抱き着かれてKissされそうになったのを、必死で交わしたんだけれど、抱き着かれた所を必死に避けたところを、迎えに来たSugarさんに見られてしまってね。すごく気まずい感じになっちゃったんだよね。

MrsSugar《あの時は本当に私吃驚したわ！セージは被害者だったんだけれど、そ
の後彼女は私に“よろけながら私の方に来て、ちょっとくらいセージを貸してよね”と
か言いながら、嘔吐して私は頭から被ってしまったのよ。

物凄く臭くって...あんなに腹が立ったことはなかったわね。

セージ《あの時は本当に、俺は頭の中が真っ白になったよ。周囲に人は結構いたんだけれど、皆固まっちゃってね。
Sugarは家に向かって、すごい勢いで歩きながら、汚れた服を脱ぎ棄てながら“バケツに水をたくさん持ってきて！”って言うから、バケツリレーで、側に居た人達が水を運んでくれてね。
Cafeの側に来たら、裸になって頭から水被るんだよ。確かにあのまま、の中のシャワーを浴びに入りたくないだろうしね。

MrsSugar《もう何よりも最悪だったわね。何、あの酒臭さったら、オェー...って何度もなったわ。あの時はセージも側によって欲しく無くて、私の汚れた服を捨ててもらったから、セージにも汚物が付着して臭いし。

セージ《だから、俺もどうしたらよいか判らなくて、しばらく見ていたんだけれど、俺もSugarと少し離れて、同じに着ている者を全部処分して、水を被って一緒に「Zen meditation」したよ。
そうしたら、あまり寒くないからね。Sugarもそうしていたし、俺も水泳のコーチから、ヨガを教わってからは、「Zen meditation」は時々やるんだよ。

あれも心が痛くなる出来事だったよね。

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そんな色々を聞かれても、今は落ち着いて答えられるくらい、落ち着いて来たのです。自分達から言わなくても、噂は不思議と広がっていて、そういう時には尾ひれがついて居たりするので、差し支えないくらいに、本当の事を話す方が良いと、セージ君は思っています。
西欧人は女性でも、親しい間では、結構開放的に色々な話をするようです。そんな事にも、すっかり慣れてきているMrsSugarでした。その方が暮らしやすいですからね。
却って日本人が誰も居ない方が気が楽なので、こむぎさんが帰国してくれ、気楽になりました。今日は沢山作ったパンとビスケットなどを持ち帰りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 storyteller🐑