ターナー教室は、一応義手を中心に研究開発をすることに決まりました。セージ君がもう少し手を付けたいリハビリ用ゲームなども、合間を見てやることも良しになりました。他の皆も同じで、自分がやりたい事もやって良しです。
それはかなり長期戦でやる事になったのです。現在あるものは参考程度にして、まったく初めっから新しい義手に取り掛かるようにです。
第一候補は、セージ君はフランスで開発途中の用途に合わせて、手先のパーツを付け替える物です。訳てソケットをはめ込むだけなので、軽量で作りはなるべくシンプルな物なので、コストもかなり抑えられるので、多くの人が使えるのでは?と思うのです。
💕~~~~~~~~~~~~~~~~~~💖
Drターナー《ま、セージの考えも悪くないかもしれないから、手を付けてみたらよいよ。バラバラな何種類かに分けて、必要な手先を付け替えるのは、取り扱いも楽そうだよな。
セージ《うん、ちょっと玩具っぽい様だけれど、しゃれたケースに入れてポシェットみたいなのにして、持ち歩けばよくない?皆が気楽に使えるのに慣れたら、例えば手先など必要が無い時は、何もつけないでいればよ
いだろうし…。
Drターナー《あぁ、考え方は個々の患者の考え方も、大事にしなくちゃぁならないしな。今まで通りでも、義肢を思い通りに使いこなすには、結構長い時間をかけて、トレーニングしたが必要なんだ。
取り付ける状態にベストマッチするように、オペをしたりだからな…。ただ、手が使えない、特に両手が使えないのが一番大変だというのがよくわかったからな。
セージ《トイレも一人で出来ないし、かゆい所にも届く手が無いのはなぁ。凄いストレスだね。考えてみるよ。
エルダー《俺はモーター部分を考えれば良いんだな?コンパクトで体内電気だけで使える物をね。今のままだと電力不足なんだよな、必要量集めるには、どのくらいの筋肉などがいるなどとか調べないとな。
Drターナー《カイザーに言って置くから、彼は理学療法だけでなく義肢も義足の装具士の資格も持っているから聞いてみると良いよ。伝えておくから…。
セージ《そうだったんだ。本当にここは色々な資格持っているマルチな人が多いんだね。でもバラバラでいるよりも話が伝わりやすいよね。
少人数で出来た方が、無駄な時間や情報ミスも少ないだろうしね。
エルダー《俺も最近何であれこれ講習受けて資格取るのを薦められたか、よくわからずに“まぁいいか!邪魔にならないだろうし…”で資格取ったけれど、それの意味が最近よくわかってきたよ。
あの時取っておいてよかった。仕事に入ったらは、意外と講習受けて、勉強しての時間やタイミングは無いものだね。
Drターナー《そうだろう?忙しく大変でも学生の時の方が、生活全体が勉強する体制になっているから意外と、忙しさが違ってな。
後は合間観てポチポチか、結婚したりしたら、ライフスタイルが全然違うだろうからな。でも既婚者たちは、両立させること優先にだな。
エルダー《ほんとうだね。でも結婚しちゃったから、帰って家に帰れば逢えるから、良い時に結婚したかもとも言えるかな。
わざわざ待ち合わせて、デートする時間は取りにくくなるかもしれないよ。
フランツ《それはそうだね。休みの日にデートって言うのも、若い時は問題ない楽しみかもだけれど、今じゃぁ休みの日は休みにしたいからなぁ。
セージなど猶更じゃぁ無いか?Sugarさんも、年齢なりにパワーが無くなってくるだろうから、恋をしているパワーなど無くなっているかもだぜ。
結婚していても、大事にしてやらなくちゃぁだぜ。
セージ《解っているよ。講習会受けたり、リハビリもあるし、プランテーションの当番もあるしな。でもさ、結構時間作るのは上手なんだよな。女性の方が子育てが巧いのが解ったよ。
男は子供当番の時は、そればかりにかかりっきりになりやすいみたいだね。
フランツ《イリスをこの間見かけたよ。年子もまた大変そうだよな。追いかけまわしていたよ。でも幸せそうに見えたぜ。前の彼女といる時よりもな。
ま、美人なのは前のが悪いけれどグンと上だったけれどな。結婚となったら、見た目は良いに越したことはないけれど、中身だよなぁ。
エルダー《ま、見た目だって、人はどうでも、本当に自分好みの相手でないとなぁ。他人からどう見えても本人がいい女だなぁ~って思えないとだよ。
休みの日などぼんやり眺めている時に、やっぱり好もしく見える方が癒されるからな。
セージ《エルダーでもそんな風に思うものなんだ。へぇ~。あれだけ何時もハーレムの中に居るような暮らししていたのにさぁ。
浮気でもするかと思ったら、凄く良い夫になったね。アニーはスタイル抜群だし、見た目より派手ではなく、賢いからね。きっと良い奥さんだろうなぁって思えるよ。
フランツ《そんなにスタイルが良いのかい?俺はあまりあった事無いから、気が付かなかったけれど…。華やかな感じではなかったかい?キャロットブロンドだって事は覚えているよ。だから色が白い女性だろうなってな。
エルダー《俺も昔Cafeにアルバイトに来ている幼馴染レディースの時には、髪の色だけは覚えていたんだよ。結構珍しい髪の色だからね。
彼女よりもMsポプリの姪の、ブロンドのイリスと付き合っていた女性の方がグループの中心だったようで、目立っていたからね。
なかなかいい女だったし、パワフルな人で、凄く男子学生から注目されていたんじゃぁ無いか?
人の事言えないけれど、色々な奴と付き合っていたようだし、イリスがパシリやっていたみたいだったけれどさ。
でもイリスは本当に男っぽい顔立ちのハンサムだったからなぁ。手ばなすとは思えなかったよ。なのに、まるで彼女の子分みたいに、パシリで不思議な感じだったよ。
でも同棲したから、本当は好き同士だったんだな。その割には解消して、モデルのスカウトマンの話に乗ってしまって、華やかな世界が好みだたんだね。
女心は判らないからなぁ~。セージはずっと付き合いがあったんだろう?セージの事は彼女も苦手だったようだけれど、イリスと別れてこの国出て行く時には、誘惑されたって言う噂は本当かい?
セージ結婚していたのに、彼女はえらい自信家でもあったんだね。
セージ《Sugarと結婚していなくても、俺のタイプじゃぁないからね。直ぐに色目を使う女は俺は信用しないのさ。似たようなタイプの女性は何人かいるけれど、恋人や夫以外の男に淫らな目つきをする女性は、いくら美人でも好きになれないよ。
エルダー《あれ、そんな事見ていたのかい?お前若いのに目つきまでよく気が付いたな。確かにそうかもしれないよな。独特の眼差しするんだよ。
そういう女性は口元も連携しているのか、セクシーなんだよな。そういうのに捕まったら、シマッタって思っても捨てられる待つより、別れるのが大変なんだぜ...。
ほら、双子のモデルの姉の方は、結婚して子持ちになったけれど、母親は形だけやっているけれど、男好きだと思うんだよ。夫があのデザイナーのパリジャン男だから、やっていけるって言う感じだね。
良い勝負の夫婦だと思うよ。ただあの夫の方が理性的な人だからな。ちょっとカッコよい男でもあるしな。
なかなかいないタイプだから、あの彼女も誘うような目つきはするけれど、そこでストップしているんだと思うんだ。
セージ《エルダー誘われたことあるんじゃぁないの?以前ショーの仕事が来たら、エルダーとセルフィーユは一緒に連れて行きたいって言っていたじゃぁないか…。
ショータイプの体形しているからってさ。マジに声かけられなかった?誘われたかと思ったよ。
💖~~~~~~~~~~~~~~~~~~💕
途中からは、メンズトークも混ざりながら、各自作業もやり始めていました。2人ともがまた頭の中は、まだまとまらないで、もやもやしているようです。
セージ君などは、何か借りてきた本を見ながら、使えそうな図や挿絵をノートにスケッチなどしています。何れ使えそうなものの様です。この自分のノートが、一番大事なノートなのです。でもとらわれず0から、新たにと言う事ではあるのですが…
Storyteller@Sugar