庭でセージ君とMrs.Sugarは日向ぼっこ気分でデートです。

珍しく今日は、Mrs.Sugarからの声がかかり、セージ君の休憩時間にCafeの庭でデートです。幸い皆がお茶を飲みに行ったり、図書館に行ったりなのか、庭には誰もいませんでした。

庭は特殊なエアカーテンも使って、陽は見えないのですが、今日は雪が止んで晴れているので日向ぼっこ気分です。ですから、MRS.SUGARから一緒に過ごそうとお誘いです。

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Mrs.Sugar＼大丈夫だった？呼び出してしまって！休憩時間かなぁ～って思ってね。

セージ＼大丈夫だよ。“珍しい事も有るものだ”と言われただけだよ。Sugarから、仕事場に連絡してくることなんて、何時もないだろう？

それも“デートしない？”だなんてさ。今日は記念すべき日だね。Mrs.Sugar＼又大げさな...笑　だって、今日は病院の人たちは会議だから、Cafeには暫くは、来ないはずですし、何だか庭も空いているから、日向ぼっこ気分になれそうだから...。

以前なら休みの日とかに、お散歩に行ったりしたでしょう？

セージ＼そうだね。そう言えばこうして、２人でゆっくり日向ぼっこなんて、何時ぶりだろうね。思い出せない位前だよね。

でもまだ太陽らしき光を感じられるから、ここは良いよなぁ～。気のせいか温かさも感じるしね。Mrs.Sugar＼よかった。こうして外で見たらセージらしく元気そうだわ。部屋の中で見ると、なんだか痩せてしまったようで、普通の事だって言われても気になったのよ。大人っぽい顔になったのね。

セージ＼あのさぁ、豚や牛じゃぁないんだから、もう太らないように意識しなくちゃぁならないんだぜ。

まだ、もう少しピークまで間が有ると言ったって、夏に成れば２３歳だからね。
今はやりの髭でも伸ばそうか？Mrs.Sugar＼いいわよ。最近歌手など見ると、皆髭面ばかりで！なんて言うと、数人髭の人が、此処にもいたわね・笑

セージらしくないもの。Ahahaha、、、、何だかやっぱり可笑しい。でもセージが生やしたかったらいいわよ。

セージ＼別に生やしたくはないよ。生やせって言えば生やすけれどね。Mrs.Sugar＼ねぇセージ。どうして、自己主張しないの？セージは自分の意志はハッキリしているじゃぁないの。

でも私が何か聞くと、何時も言いなりなんですもの。

セージ＼だって、Sugarが好きな事なら、俺はそれで良いと思うんだもの。それだけだよ。だから、言っただろう。

俺の希望は、こうしてSugarの側に、寄り添って居られることが幸せなんだよ。大人になって、こんなに人と寄り添って居たいと思ったのは、初めてだよ。
絶対に離れたくないって、思ったのも生まれて初めての気持ちだしね。Mrs.Sugar＼セージの生まれて初めての気持ちは、まだ数年で少しですものね。その内に又新しい自分を発見するかもしれないわよ。

セージ＼そうかもしれないね。でもすでに、この間の事故の後に自分で、前とは違った自分に気が付いたよ。

だから、家に居る時は少しだけでも、Sugarと離れる時間を作るようにしたんだよ。本当はもっともっと傍に居たいんだけれどね。Mrs.Sugar＼居たいけれど？少し離れて居るようにしたのね。

セージ＼うん、でもSugarが側に来てくれる分には全然かまわないんだよ。俺だけの気持ちの問題だからね。離れて居るように我慢しないと駄目になると思ってね。

Mrs.Sugar＼ Sage, tu es un si gentil mari que c’est trop pour moi.
Il m’a toujours dit qu’il est gentil et sincère et qu’il a un amour merveilleux.

セージ＼Quand j’ai rencontré Sugar, j’ai appris à faire de mon mieux et à être patient.
Je comprends que l’amour des gens au sérieux n’est pas seulement des choses amusantes.　Mais c’était vraiment bon de te voir.
Pour la première fois de ma ve, j’ai appris qu’il y a un tel amour.Mrs.Sugar＼セージが元気になって、前とは変わらないようで、良かったわ。以前より離れて本読んだりするし、具合が悪いのかと思ったわ。

セージ＼Sugarごめんね。凄く心配してくれたんだね。きっと俺は本当に意識は無意識にSugarの所に帰って、何時もみたいに元気をもらったんだよ。

ターナー先輩たちの治療ももちろん最高だったんだろうけれど、意識だけでなく体も帰らなくちゃぁって思って、生き返ったんだよ。

Mrs.Sugar＼セージは２回も毎年私の看護をして、助けてくれたのよね。その度に私と同じような気持ちを経験していたのね。

私も今回の事で、セージとなるべく一緒に居たいって、前よりも思うようになったのよ。

セージ＼よかった。しつこいって、嫌いになられたら嫌だって、思ったりもしていたんだよ。でも、やっぱり無性にSugarが恋しくなる時があるんだよ。

日本のニュース見ると、最近性犯罪が多くなって、Kissしようとしたり、猥褻な行為がとかって言っているんだろう？

抱きしめたりKIssしたりって、犯罪になるくらい厭らしい事になりかねないんだろう。バラエティでも、前見て居たら夫婦なのに「一緒にお風呂に入っている」って言った人の事を、ほとんどの人が「えぇ～！」って驚いているしさ。Mrs.Sugar＼大丈夫、これからは、もっと私からもう忘れないで、セージの側に寄り添って行くわ。そして“Je t'aimerais toujours, toujours”って沢山言えるように、シャノからフランス語の勉強をするわ。

確かに日本は凄く特殊な習慣があるけれど、私達はここの国の国民になったんですし、全然セージは問題は無いわよ。

セージ＼そうか、それなら良かったよ。じゃぁ何語でもいいよ。沢山好きだって言ってくれるならね・笑　でも日本語は愛の言葉が少ないよね。Mrs.Sugar＼むっふ、そうね。下手すると凄く厭らしく、下品に聞こえるかもしれないわ。でも実際は、日本人は結構エッチかもしれないわ。

海外旅行に出たら、とんでもない事してくる男の人は少なく無いわよ。じゃぁ、もう気にしないでね。私は行くわ。又午後に元気に逢えるようにね。

セージ＼そうだね。お互いに自分の事を大事にしようね。元気で明るくいることが、愛情のしるしだよ。Mrs.Sugar＼じゃぁ、気を付けてね。迎えに来てくれるの待っているわ。Cafeに居なかったら、シャノとフランス語レッスンだわ。

セージ＼あぁ、集中して限良く済ませるからね。これから図書館に行ってから、教室に戻るから...。Mrs.Sugar＼判ったわ。私も皆と一緒に、お喋りしながら編み物してから、シャノの所の予定で待っているわ。

セージ＼１人で、沢山仕事を抱え込まないようにね。皆と同じだけやれば良いんだから。ミントの所は、外注の人増やしたそうだし！

エルダーの従姉の新人スタッフも、仕事が慣れたそうだって言っていたからね。Mrs.Sugar＼そうね。若い人にやってもらえば良いんですものね。ミントもそう言っていたわ。アニー達もいるしね。

セージ＼そうだよ、従業員を雇ったら、しっかり働いてもらえば良いんだよ。ミントも人を使う事を覚えないとなんだよ。
経営学の勉強でもすればよいんだよ。ミントは外で働いていないからね。俺は大丈夫だから、何も心配はないんだよ。じゃぁ、又後でね。セージ＼（そうかぁ。仲が良い夫婦なら、何も気にしなくて、本当に良いみたいだね。早く終わらせて、迎えに行かないとなぁ～。すっかりSugarには心配させちゃったんだな。でもその気持ちはよく解るよ。俺もSugarが危なかった時のあとは、寝ている時、もう治って居るのに、呼吸しているか、暫くは気になって確認したものね。）

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確かにDr.ターナーが言うように、大好きな人が居るのは、ある意味面倒くさい事が増える事なのかもしれません。自分の事よりも、相手の事が気になって、心配してしまったりが増えるのですから！

でも、１人では味わえない幸せも得られるのです。セージ君などは、毎日昨日よりも今日の方がもっと好きと、毎日思ってしまう自分に戸惑っているのです。でも、どうすることも出来ない気持ちです。

一緒に居る時、色々な話をするのも、一緒に遊ぶのも、言葉で言えない位、楽しくて幸せなのですが、人を愛するのも、確かにややこしいものだとも解ったのでした。