今日はこのオールインワンの、一応最後の試着テストです。1日中着てみた感じをみて見ます。前回のものよりも、少し着ている感があるのです。
前回のも、まったく問題はないのですが、人の体は不思議なもので、少しは着ている感覚があるほうが精神的には落ち着き、サポートされている感覚が味わえて、やる気につながるようなのです。
💑~~~~~~~~~~~~~~~💕
Mrs.Sugar《セージ、何時でも私はOKよ♪
セージ《悪いね。休みの日なのにさ!チェック入れるのは今だけで、後は夕方まで着ていてくれればよいんだよ。
でも何か感じたらそのときに言ってほしいんだよね。
Mrs.Sugar《判ったわでもこの立っているときの正しい姿勢って、意識して立っているのかもね?これがね、私は正しくない姿勢のほうが楽なのよね。
セージ《普通に立っていてくれれば良いよ。前の正しい姿勢のデーターが入っているから、自然な姿勢でも、着ていない時より、必要分補正されているんだ。
Mrs.Sugar《そうなの?凄い不思議なのね♪じゃぁ、今の私は感じてはいないけれど、正しい姿勢で立っているということなの?
セージ《そうだよ。必要分だけサポートしているんだよ。一気に矯正すると、体が疲れちゃうから、少しずつ、直して行くんだよ。
でもさ、Sugarは背骨と腰骨が少しだけれど、もう石灰化して固まっているから、それ以上変形していかないようにサポートするんだ。
足の裏はぴったりつけて、ちょっと腕を上げてみて、なるべく腕は耳につくような感じでね。
Mrs.Sugar《こんな感じでよいのかしら?椅子につかまって良いのよね? ふぅ、つかまると楽だわ!
セージ《いいよ、それでさ、手はくっつけてつかまって、ゆっくり体を左右にねじってみて、うん、そうそう。
で、次はゆっくり首を挙げて上を見て!はい。次は気持ちが良い程度に体をそらせて!って胸を開くような感じだよ。
Mrs.Sugar《わぁ、なんだかつかまっていると、足を曲げていないのに、体が反っていない? むっふ、体が柔らかくなったみたい。
えっ、今度は手を広げてつかまって、胸を開くように軽く反らすの?
セージ《今度は座って開脚して左右届くところまで両手を伸ばしてみてくれる?
なるべく力まないで、バレリーナみたいに柔らかくだよ。
Mrs.Sugar《気分はバレリーナになっているんだけれどね。でも気持ちだけかしらね?コッペリアでも踊ろうかしら?きっと私は人形の振りしなくても、体は人形みたいに硬いわ。
セージ《何ぶつぶつ言っているんだよ。疲れちゃったかな?もうちょっとだからね。
Mrs.Sugar《Lalalala,lalala~♪とね。あのマズルカが素敵よね。昔はあんな舞踏会をやったのかしらね?
セージ《大昔はやったのかもね。前屈のまま色々体動かして見て!どこも届くところまでで良いから、手を伸ばしてね!
つぎは膝を曲げて良いから、手を背中側に回して!無理して倒れないようにね。
Mrs.Sugar《うぅ~。。。。。もう少しって気がするんだけれど、くっつかないわ。脇がピキピキいっているわねきっと!
セージ《ふ~ん。そうかぁ、悪くないね。このくらいのサポート力が自然だね。
Mrs.Sugar《見てみて、膝を寝かせないで少し上げると手がくっつきそうにならない?ならないかぁ!気のせいね。
セージ《もう姿勢が崩れているから、そんなに気合を入れなくて良いよ。
判ったからさ。チェックはこれでおしまいだよ。お疲れ様。
Mrs.Sugar《で、私の体はどうなのよ。これ着ると体はちゃんとサポートされているの?
セージ《そうだよ。この間研究所の観測するマシーンで、色々見たしね。
あれは何度も使わない方が良いから、もうあれでお終いなんだ。
今日のこのオールインワンも、新しく作ったものだから、ちょっと性能が良いんだよ。着心地はどう?
Mrs.Sugar《ちゃんと薄手の洋服を着ている感じがするわ。着ていると言うよりも、やさしく体を包んでくれている感じかしら?
動いたから、少しからだが暑くなってきたんだけれど、少ししたらね熱がすっと無くなって快適よ。
セージ《熱を感知すると、放射してくれるんだよ。寒いときはシャッターが閉まるように、熱を閉じ込めるんだよ。着ていても肌触りは悪くないだろう?
Mrs.Sugar《無いわよ!ほんの一瞬で、体に合わせてくれてしまうみたいよ。べた付きもしないし、サラサラ感もないし、皮膚が少し厚くなったって感じかしらね。
セージ《それなら良いんだよ。そのうち男物も作るだろうけれど、まだ今は先にやることがあるからね。
Mrs.Sugar《お仕事は沢山あるのね?ねぇ、セージも前屈やってみて?一緒にやりましょう。そうすると勢いで私も柔らかくなるような気がするんだけれど。
ちょっとやっぱりBGMなしじゃぁね。ノリが悪いわ。
セージ《いいよ。クラシックでも聞きますか?チャイコフスキーとか?
Mrs.Sugar《ううん、今日はオールディズが良いわ。やっぱりね1960年代頃のバンドって良いのが沢山出ているのよ。
セージ《そうだね。おかげさまで色々覚えてしまって、皆に笑われるんだよね。
“そんな古い曲よく知っているね”ってね。でも俺もSugarが好きで聞く曲嫌いじゃぁ無いよ。だから直ぐに覚えるんだろうけれどね。う~ん。胸はつかなくなったなぁ~。
Mrs.Sugar《わぁ~凄い!セージったら、楽々足先に手がつくじゃぁない?いくら若くてもそんなに体が柔らかくない人だっているでしょう?でもね、絶対に日本人は全体に体が硬いわよ。
野球とか見ていても、外国人選手の動きは、凄くしなやかですもの。きっと関節とか、筋肉は絶対に柔らかいのよ。胸の厚みとかもまったく違うじゃぁない?
サウナに入ったときにみると、サフランさんなんて、エルダー君もだけど、あんなにほっそりしているのに、ものすごくボインだし、パワーが違うわよ。
セージ《止せよ。今度逢ったときに想像しちゃうだろう。大きければ良いって言う訳じゃぁないしさ。エルダーも痩せているようだけれど、筋肉は凄いんだぜ。
セルフィーユだって、かなり痩せているけれど、腕や肩の筋肉は、パンとか作るからだろうけれど、凄い筋肉しているもんな。骨格がコンパクトに出来ているんだよね。
Mrs.Sugar《セージも服着ると、全然判らなくて、痩せているかと思っていたのに、裸になると凄い筋肉だって!良い形なんだってセルフィーユが言っていたわ。
セージ《なんで彼が俺の裸を知っているんだよ?ピーピングトムだったりして!
サウナで一緒だったかなぁ~?
Mrs.Sugar《うん一度一緒になったことあるんだって!直ぐにセージは出て行ってしまったけど!ってジャンティも一緒だったそうよ。
セージが他の人たちと居たし、奥の席にいたんですって!でもセージだったって言ってたわ。男子のサウナはいくつかの部屋に分かれているの?
セージ《ううん、座るところには何箇所かに仕切りはあるけれど、大きな一部屋で真ん中辺は適当にベンチがあるんだよ。ここいら辺痛くない?
Mrs.Sugar《うん、すこし痛いわ。何もしていないのにね。
セージ《さっき、がんばっちゃったからね。筋肉痛にならないように、マッサージしておこうね。やっぱり、このスーツは触ると感触が良いんだよなぁ~。
触っているほうも、施療されているような感じがするよ。さぁて、今日はこれで後はのんびり過ごそうっと!
💕~~~~~~~~~~~~~~~💑
今日は夕方までオールインワンを着て過ごします。これで、この研究はお終いと言う事で、セージ君には次にやらなくてはならない仕事が出てきました。それはなるべく急ぎたいので、先に取り掛かり集中してやらなくてはなりません。もう仕事は一生分くらい、やることがあるらしいのです。
終わったと思ったものも、突然思いついてさらに改善と言うこともあるそうですし、いくつか暖めているアイディアもあるようです。