只一人で歩くと、時には長距離は嫌になる時がありますが、セージ君が一緒の時は、お喋りしながらなので、結構歩けます。ただし、Uターンする辺りに行ったら、少し休まないと、帰り道はスピードがかなり落ちます。
今朝は曇りですし、ちょっと涼しい風が吹いているので、気持ちよく歩けました。
今朝はライモン君からの頂き物の、ジーンズ穿いて出て来ました。その辺りに座るとなると、ジーンズは確かに気にならずに、どこでも座れます。
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Mrs.Sugar《今日みたいにまるっきり曇りだと良いのだけれど、陽には焼けるのよね。でも、風が涼しいから、今朝はかなり楽よね?
セージ《そうだね。今日はでも人が少ないなぁ~。特に雨が降りそうと言う訳でもないようだけれどね。
Mrs.Sugar《もう皆、夏休みも半分過ぎたから、のんびりしているんじゃぁないの。昼間雨降る事は、滅多にないですものね。夜は雨が降るのに不思議よね。
セージ《傘が要らないって言うのが良いよね。それに湿っぽくなくてさ。夜雨が降るから、カラカラすぎる事もないしね。
Mrs.Sugar《昨日Cafeでミントさんに会ったけれど、以前公園で逢った事あるから、又出会たりして!外気浴には悪く無い陽気の朝だわ。
セージ《止めてくれよ。せっかくのんびり静かに散歩しているのにさぁ。
Mrs.Sugar《あらっ、ラズリーは明るくて機嫌が良い子だから、煩くなかったわ。
セージ《でもね。まぁ逢う時は何時でも逢えるんだから、良いんじゃぁないの?何で逢いたいのかい?
Mrs.Sugar《別に特にって言う事ではないけれど、可愛い子じゃぁないの。ミントさんもすっかり良いお母さんになって、幸せそうだわ。
以前よりも優しい顔になって、それに素顔なのにとても綺麗だわ。
セージ《そうだね。幸せそうで良かったよ。スコットが意外と優しい夫の様だし、ラズリーととても仲の良い親子だって!
とても以前のスコットからは想像できなかったね。人は判らないものだよ。
Mrs.Sugar《セージがそんな風に言うのが傑作ね。ミントさん達から言わせたら、今のセージが想像も出来ないっていっているんだから。
それも国を離れて、此処の国に移民したなんてね。
セージ《俺は深くこの国の事は考えなかったけれど、でも最近は良い国に来たなぁって思うんだ。気候も良いし、何もないのが気にならなければ、こんな安全な国は今はないからね。
ミント達も、この国でなら安心して、子育て出来るし、人数は少ないけれど、かなりの高等教育が受けられるしね。
教職員の資格を持った人が、ゴロゴロしているんだからさ。
Mrs.Sugar《そうよねぇ~。保育所から、大学まで?大学院までの一貫教育ね。個性も伸ばしてもらえるでしょうし。
外の世界に出て行きたかったら、行っても本人次第なのでしょう?
セージ《あぁ、違う世界で生きたかったら、出て行けばよいんだよ。まぁ一応未成年の間は親元でだけれどね。成人したら、独立して暮らすのが基本だろう?
此処では学生寮は作らないんじゃぁないかなぁ? まぁ10年後くらいに考えれば良いんだけれどね。寮生活は楽しいよ。
Mrs.Sugar《ホームシックで泣く子もいるんじゃぁないの?10歳くらいだと。
セージ《たまにいるけれど、あんまりいないんじゃぁないのかなぁ?俺は楽しかったよ。週末にも帰らなかった事は結構あるよ。仲の良い友達と遊べるからね。
Mrs.Sugar《寮に居て何して遊ぶの?
セージ《時間は決められていたけれど、街に出て遊んでも良かったんだよ。時間までに帰ればね。その時に映画見たりしたし、まぁぶらぶらしたりね。
Mrs.Sugar《子供だけで映画観に行っても良かったの?普通は子供は入れないでしょう?
セージ《そういう時は、年上の学年の大人っぽい先輩と行くんだよ。私服になっちゃうと判らない体の大きな生徒も居たからね。
成人映画以外は見られたよ。だから、『ハリーポッター』や』007』も見たよ。後はDVDを買ってきて、寮で見たりね。
寮にはDVDもビデオも卒業した先輩が沢山置いて行ったのが、秘密の金庫に入っているんだよ。
Mrs.Sugar《何だかそれって、怪しいものなんじゃぁないの?何だか臭うわねぇ~。男の子って絶対にH本やフィルムを見るものだって聞いた事あるもの。
セージ《Ahahaha、、、当然だよ。観たこと無いなんて言う奴は、いないんじゃぁない?過保護の母親位だよ。うちの子はまだ子供だからって、思いたがるのはね。
そんな、真面目そうに子供を演じて居る奴に限って、好きなんだよ。
Mrs.Sugar《そうそう、ライモンさんなんて、その頃に出会っているんでしょう?
それは家に帰った時の週末のパーティででしたっけ?
セージ《そうだよ。パーティが有る時は家に帰って、土曜日の夜や金曜日の夜はパーティに連れて行かれてさぁ。でもそれは大きくなって、14~5歳になったらね。
それまでにダンスは覚えるんだよ。
学校でも時々だけれど、女子高と交流パーティがあって、正式なダンスパーティが有る時もあったんだよ。
Mrs.Sugar《そうなんだぁ、凄く大人っぽい暮らしだわ。だからみんなシッカリしているのね。かなり暇そうだけれど、色々な体験もしているものねぇ~。
長期休暇を利用しても、色々出来たのね。サマースクールみたいなのも参加したんでしょう?
セージ《そうそう、もうサバイバルゲームみたいなサマースクールでね。2週間くらいテント暮らししたんだよ。その位やったから、色々と覚えられたんだよ。
火の起こし方とかもし怪我した時はとか、着衣で泳ぐ練習とかもね。面白かったよ。
渓流釣りして、釣った魚を食べたり、釣れなかったら、食べられる木とか色々教えてもらって、それも見つからなかったら、その日の夜は何も食べずに寝たりね。
Mrs.Sugar《それは全部学校での授業なの?
セージ《う~ん、課外授業みたいなのだよ。オプションみたいなものさ。申し込んだものが行くんだよ。だからグループ分けするんだけれど、色々な学年が混ざってだから面白いんだよ。年長者に色々教わったりね。結構充実した、暮らしでもあるんだよ。
ただぼーっとしていただけではないんだからね。ミントとか女の方が、暇な暮らししているんじゃぁないかなぁ~。長期休みは家族旅行で、何処かに滞在していたんだ。俺はサマースクールとか終わったら、途中から家族のいる所へ戻ったんだよ。
Mrs.Sugar《だんだんライモン君との関りも解ってきたわ。で、パーティ仲間になったのね。楽しかった?今集まった、他の人達とも!
セージ《う~ん、凄く楽しかったかと言うと、そうでもないんだけれどね。俺達はいずれ大人になったらと言う予備軍だったからね。
同じくらいの歳でも、女性はもうレディとして、ダンスパーティに出て居たりしたんだよな。
俺達は声を掛けられたら、ダンスをしたりしてね。つまらなくもなかったけれど、特に凄く楽しかったって言う訳でもなかったよ。
まぁ普通の暮らしの一部かな?日曜日に教会に連れていかれたようなものだよ。
Mrs.Sugar《ふぅ~ん。日本人の私の暮らしとは全く違った暮らしだわ。私の暮らしも、普通のサラリーマン家庭とは、ちょっと違った、華やかな暮らしだったかもしれないわ。
パーティにも結構よく行ったし、都心で小さなCafeをやっていたからね。何時も常連さんが好きに過ごしているCafeだったのよ。
ちょっと楽しかったかしらね。移民したい夢もあったし、自分もアトリエに勤めて、絵を描いていて、仕事が終わるとCafeの手伝いもあって、凄く忙しい暮らしだったけれどね。
夢が有る時って、楽しい事よね。家族には内緒だったけれどね。移民だなんて言ったら、大変な事だったわ。
セージ《でもまぁ、それぞれの暮らしがあって、結果此処で出会ったんだね。
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Mrs.Sugarは思いました。 Mrs.Sugarの世代は、食べるのに困るような事はありませんでしたが、今ほど海外との交流は自由ではありませんでしたし、一部の地区の人だけは外国人と出会っていましたが、外国人は皆アメリカ人だと思っていました。
でもたまたまですが色々な国の外国人と出会う街で育ったので、英語が話せなくとも、フランス語が話せなくとも、全然気にしないで暮らしたり関わってきました。
人生も下り坂になってから、このヴァーチャルな世界に飛び込む事になり、楽しく暮らせていますから、やっぱり経験してきた事は鎖のように繋がって居るのかもしれませんね。
思っているだけでなく、一歩でも二歩でも行動した事が、良かったのかもしれません。
希望していた国ではありませんが、とても良い国に入国出来たのですからね。
ヤッパリバカバカしいと言われてきましたが、夢は持って暮らすのが良いですね。直ぐ叶ってしまったら、それは夢ではないですもんね♪