移住２年目2013年のにゃん亭Cafe

　　           　　　

昨日の朝読んでくれた方、ゴメンナサイ逆にUPされて今日分が先にUPしてしまったので、入れ変えましたら、UPされると表示が変になりました？原因は不明です。

仕切り直しで2013年のあらすじです。　　　　　　　

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最初のにゃん亭Cafeは、小さなCafeだったのです。２階はMrs.Sugarの居室になっています。ミントさんはまだ２０代の若い女性ですが、Mrs.Sugarやマダムシャノアールはもう、移住者の中では最も年齢の高いシニア組です。

将来は、此処でそこそこのんびりと、元気な高齢者として暮らせたら、それで良しと言う考えですから、大もうけする気などさらさらなかったのです。
若いミントさんが加わって、３人は仲良くお喋りしながら過ごしていました。まだ皆ちょっと若いですね（笑）ですが、皆顔が少し変わっていくんです。

あっという間に晩秋～冬になってきました。北の方にあるので、夏が短い国なのです。

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2013年にゃん亭CafeのNEWYEARは年が明けて、Cafeは１０日ほど冬休みしただけで、オープンしました。

まだ周囲には住んでいる人も少なくて、冬休み中は４～５日もしら、皆仲間内はCafeのストーブが懐かしくなり、食べ物などもって集まってきました。

女性ばかりの集まりは話題に事欠きません♪外は寒くても、凄いハイテクな国がWannynwonderlandなのです。 室内は特殊ガラスの窓や設備が無駄なくエコなので、 夏は涼しく冬はかなり暖かな建物に作られています。

エネルギーは全て自然エネルギー利用ですが、抜かりなく時代の最先端が使われていますが、国民の精神のバランスをよくするために、あえてCafeのストーブは、薪を燃やして暖かく♪ お茶を飲んだり、編み物をしたりして過ごすには最適の空間です。

CafeにはMrs.Sugarお気に入りの鋳物のストーブがあります。これはMrs.Sugarの憧れのストーブなのですが、上に乗せたお鍋でパンやハーブビスケットが美味しく焼けるのです。上乗せオーブンもありますが、まだ余り使うことはありません。

今ではCafeの入り口には小さなミニガーデンを作り、そこを通って入り口になってCafeには居れます。

ミニガーデンに着くと、もうパンを焼く匂いや、コーヒーの香りが漂ってくるCafeだったのです♪

冬は外は雪が降っていても、暮らしに困るほどは積もりませんが結構気温は低い冬です。

機密性が良い建物のCafe ですから、程よく暖かで心までぽかぽかでした。時間が有ればよく皆がストーブの周りに集まりました。

この国は何処の家にも自家発電機能を備えていて、エネルギー効率が無駄なく整っているので、ストーブは気持ちの問題のものです。
　
太陽光も、地熱も使って性能の良い逐電装置があるので、薪ストーブや暖炉は心の健康の為にあえて使用可です。

大きな森を抱えているので、その森の管理の為に木は伐採する事も必要なので、薪は大気汚染が酷くならない程度に、手が加わって使っているのです。

国営の木工所が芸術学部の奥にあるので、そこで木の管理や、木工品を製作したり上手く使っています。

何処の家にも地下には簡単な核シェルターが作られていて、地下道を通って繋がっています。まるでアリの巣のように.....と計算されて運営されている国なのですが、本格的な地下シェルターは、別格でやや楕円形の構造であるのだそうです。

薪の準備の木に触れるのも良い気分です。地中深く通っている水道管は、凍りつく事無く何時も出ますし、ここは軟水なので、 そのまま飲める水と言うのも良いですね。

塩素その他などは使われていなく、只念入りに濾過装置を通って給水されているので、お茶や食べ物がおいしいのです。
家の中は巧い事、お湯が循環するようになっているので、水道は凍らないし、冷暖房も設定しておけば自動で快適気温です。

Cafeのミニガーデンもそんな暖房を巧く使っていますし、特殊ガラスに囲まれているので、ちょっとした温室です。

しかし、第一次募集で入国した人達の中の４分の１くらいの人は、脱落者が出てきました。
乗り物はなく歩け歩け暮らし、ＴＶもラジオもメインはインターネットからだけですが、個人情報漏洩防止に、この国だけのネットワークも使われています。

買い物も直ぐに手に入る事はなかなかありませんし、色々な習慣の他国の人との付き合いが巧く行かずに、一生住み着く事には、自信を 無くして帰国していく一般入国者も居たのです。

イギリス英語が公用語なので、アメリカ英語とは言い方が違っていたりするので、Mrs.Sugarは混乱する時があります。

学校で習った時はアメリカ英語を習っていたからですが、そこそこ英国統治下の国にも暮らしたので、むしろ聞き取りやすかったのです。

西欧の人はトライアンガルが多くて、Mrs.Sugarはそれぞれの人の言葉の癖で、違って聞こえる時が有っり、まったく意味不明も多かったのです。

そんなときは、ミントさんが一番綺麗な英語を話すと聞いていましたので、年中話すのでかなり覚えました。
毎日使って居るのが、一番早く覚えますので、今では言いたい事を伝えるのには慣れてきました。

Mrs.Sugarの強みは、言葉が堪能では無いということです。皆仲良く話していますが、語学は意外と難しいもので、Mrs.Sugarは子供と同じで、難しい言葉はまだ知りません。

ですから暫くは小さな辞典とスケッチブックは手放せません。同じ事を言っているのにも、言い方は色々な言い方をしますからね。判らなくなると、Mrs.Sugarはしつこく聞きました。

どうしても判らない時は、絵に描いたり、再確認して聞き返します。これが一番覚えます。教え上手なのは、教師だったポプリさんです。『お互い様』精神で皆に助けられたり助けたりで、巧く暮らせなかった人には、申し訳ない位、毎日楽しく過ごしていました。

マダムシャノアールも、凄く若々しくて、とても元気 なマダムでした。移民条件の中に『語学に困らない事』と言うのがありますが、性格的に困らないだけの、Mrs.Sugarの語学力なのに、許可がおりたのです。

そうこうしている間に、あっという間に夏休みの７月がやってきました。この頃はやはり暑くなりますが、とてもカラッとした避暑地のような夏なので、帰国などしないで居る人も多かったのです。

Cafeは週末の定休日以外は、何時も早朝から夕方まで開店していました。Mrs.Sugarのように、早寝早起きにはとてもよい国ですが、朝寝坊の人には早起きしなくてはならない、早朝からの日の出なのです。

サマータイムもありませんし、日本より１時間くらい早く夜が空け始め 日が暮れるのは少し遅い目位でしょうか.....

朝は４時前には明るくなり始めて、５時には太陽が高く昇って、夕方は夏は少し日が長いのですが、冬は６時過ぎには暗くなります。

この国の人は、イギリス、フランス、スエーデン、スイス出身者が、主なので、自国よりも暖かくて過ごしやすいと言っています。

Mrs.Sugarだけが、寒い国にやってきたようです。にゃん亭Cafeでは、Mrs.Sugarがハーブビスケットやマフィンを焼いて、お茶が飲
めるようにしてあります。手があくとのんびりとコットンのレース糸で、夏服をせっせと編んでいました。

余りお客様には、お構いはしない店ですが、それを気に入って来てくれるお客さんが、そこそこ集ってきてくれます。

もうすっかり慣れて来た７月終わりには、ミントさんの弟の、セカンダリースクールの、１６歳になったばかりのセージ君が、家族旅行から一人抜けて帰国途中に1泊だけとふらりと遊びに寄ったのです。

ミントさんにも似た、なかなかチャーミングな男の子でした。西欧人だけあって、体つきなどは日本人の同年齢の子よりも大きく、水泳の選手だったと言うだけあって 素晴らしい筋肉でした。

伸び伸びとして、気持ちよいくらいの体つきです。まだまだ成長期の少年と言う感じの明るく穏やかな雰囲気でした。店の雑用が結
構あるので、ミントさんの命令で彼は遊びに来た日に、早速Cafeの手伝いをさせられました。

何もない国なので、1泊くらいで直ぐに帰ると言う話でしたが、何と毎日男手が必要な雑用が出てきて、どんどん帰国が遅くなり、 彼も気に入ったのか結局は夏休みギリギリまで、滞在する事になりました。その様子に姉のミントさんも、機嫌よく初めて働く姿に驚きました。

アルバイトの合い間に、マメに大学などに出入りしていて、水球部やレガッタ部から勧誘を受けたようでした。

入学希望者が見学に来ていると思われたようです。ついでに、彼は大学のオープンカレッジのセミナーなど受けたりと、結構有効に夏休みを過ごしていました。

セージ君は将来は大学進学をするという話なので、アルバイトが終わった時には、Mrs.Sugarは十分なアルバイト料 を払いました。

Mrs.Sugarは海外の学生は、自分で学費を払うと思っていたのです。アルバイト料を貰ってセージ君は、ちょっと困ったような顔をしていましたが、ミントさんに言われて、セージ君は生まれて初めてのアルバイト料を受け取り帰国したのです。

初めて働いて得たお金なので、記念に取って置くとのことで・・・

そしてこの国は9月中旬には秋も深まって、霜が降り始める季節になるのが早く、あっという間に秋が深まっていくのです。

ある日ミントさんが“Sugar、力仕事とかはやらないで、置いておくようにねぇ～”と言うのです。今度冬休みになったら、又セージ君が来るからと言う話です。

若い子からしたら、何の魅力もなさそうな国ですが？　セージ君は気
に入ったようなのです。Cafeも男手があるのは助かりますから、大喜びのMrs.Sugarです。

やはり夏休みは、かなり助かりました。夏休み中もセージ君は退屈する事等なかったようですし...。

時間が出来ると、プールやジムに行ったり、図書館に行ったり、何処か散歩に出て行ったり有効に過ごしていたようです。
セージ君が嫌でなければ、アルバイトをお願いする事にしました。実際は遅ればせながら、勉強もやり始めてとても忙しかったそうなのでした。

この頃はポプリさんもよくCafeにやってくるようになっていました。そして、この年も又冬休みが近づいて来ました。１１月末に現れたセージ君は、夏休みの時より背も伸びて、ちょっと男らしく成長していました。
又彼は空いている時間は大学の講習会を受けたり、施設を利用したりして、空き時間も忙しそうに楽しんでいたようです。

セージ君はグライダーのライセンスと、スポーツマッサージ師の資格も持って居るという事で、いつの間にか大学のレガッタ部（ボート）
で、ちゃっかり仲間に入って遊んできたりもしていたようです。

そこで部員のマッサージ等したりして、マッサージの実習もしたようです。ミントさんの言うように、何考えているのか判りませんが、自由気ままに楽しんでいるようなのです。
そうこうしているうちに今年もクリスマスが終わり、今年の冬休みはミントさんとセージ君は帰国していきました。
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皆が冬休みに入ると、街の中はなっとなくひっそりとて...Mrs.Sugarは静かな年越しをゆっくりしたのです。数日後にはマダムシャノアールが賑やかにやってくることでしょうし、ミントさんも早い目に戻ってくると言う話でした。
母体が大学病院ですから、余り長期休みなどはないのですが、交代で休みを取るので、やはり長期休みはロングホリディで実家に帰ったり、気候の良い所に、旅行に行ったりする人も居るので、町は静かに年が終わったのです。

　一番読んで欲しい事

皆さんも時にはゆっくり休まれて、災害が収まった時にむけて、ドールさん達のように、足元固めて、勉強したり沢山本を読んだり、「お家で元気」に過ごして下さいね。

私は一昨日1ケ月振りに予約通院でしたが、通院されている人は良く判っていると思いますが、ニュースで見るよりももっと恐ろしい現状だと判りました。あれこれ見るまでは、ニュースでみても、まだ一部だけ意識で見ていました。

東京の住宅街のある郊外の街は、かなり人出が有り、ニュースで見た都心の状態が嘘の様だったのです。

私は状況判断が違う人が恐ろしかったです。もっと何倍も閉じこもりで暮らさないと、本当にとんでもない事になると思います。

2週間後の東京は、都心ではなく山の方に向かって感染地帯は拡散していくでしょね。どうしても今無いと困るものだけ、一人で買い物に行って欲しいと思います。

品不足解消には、一人が手で持てるだけの買い物にすれば、私のように買い物難民が出ないでしょう。WANNYANWONDERLANDのように『お互い様』精神で、困っているのは皆が困っているのですし、症状が無くても、外出したら菌を体にくっつけて、ばらまいているのです。

何かに触ったり、そこの菌が生きているので、次に触った人に移るのです。その菌が回りまわって、誰かが死んだり、医療崩壊が早まるでしょう。

そう感じた1ヶ月振りの外出の通院と、次の日はスーパーへの買い物でしたが、変わらず食料品もがら空きの棚が有り、最低居るものを買って帰宅しましたが、代替品で何とか又いつも通りに過ごせそうです。

医療崩壊はすぐそこの身近な事です。大げさに考えたことが、現実なんだと一昨日、昨日のどうしても外出で感じました。パニックになるのではなく、自分の行動など周囲を見直してください。

外出しない事が、手洗いうがいなどしなくても出来る予防法です。宜しくお願いしたいと思います。

宅配便の人とも「通院したので、声掛けして荷物を、置いて行ってください」と玄関ドァにメモを貼り、手渡ししないようにしました。受け取った荷物は消毒液をスプレーして、少し置いてから開けています。

覚悟して無駄は有りませんから、想定以上に長期化すると、まずはパニックにならないで、冷静に腹をくくって、室内で楽しく暮らす事が、長期化拡散させないことだと思います。症状のない人が感染元だと思いましょう。