昨夕は予報には無く雨が降り始めて、北風が吹き始めて気温が急激に下がってきました。此処の国は以前は、早ければ9月下旬には夜には小雪が舞い始めたのですが、この数年それもあまりなくなってきました。
それが今日は、突然以前の気温に戻ったようなのです。もう近隣国は次々に秋を通り越して、冬に突入した国も有ると言う予報は見ていました。半面まだ夏の気が残って居る所も有ったりで、変な陽気だとは言っていたのです。
しかし、元々寒い国の人が大部分なので、寒さには強い人ばかりです。日本出身のMrs.Sugarが温かい国出身だったのですが、彼女は寒いのが好きなので、この国の気候と飾り気のない穏やかな風景が気に入ったのです。
そして移民してきたのです。寒くなるのは何の問題も有りません。過去の体験から、-10℃くらいまで元気に過ごせるのです。今朝は突然でしたので、皆まだ適当な服装に、ストールを掛けたくらいで出てきました。
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Mrs.Sugar《寒くなってきたのは嬉しいけれど、あんまりにも突然よね。凄い寒波と言う訳では無いみたいだけれど、暖冬でしたから過去に戻ったら、寒い冬に感じるかもよね。
体がもう暖冬向きになってしまっているでしょう?でもま、シェルターの中ですから、気持ちそんな感じって事でしょうけれどね。
ポプリ《そうですよ。これ以上冷えてきたら、ストーブですけれど、これもパン焼きなどに使う程度で気持ちを楽しむ程度しか、薪も使いませんものね。外の家の時は、しっかりエコ加工した薪が焚けたのにねぇ~。あの雰囲気と、薪が燃える匂いが、懐かしいわぁ~。
Mrs.サフラン《今年はあの雰囲気に成れるでしょうかしら?あの独特の薪の匂いは、ある程度燃やさないとですものね。
何となくストーブつけると、人が集まってきますものね。
Mrs.Sugar《私達は、良い時代を知っているのよね。あなた達は北欧の人ですから、又規則が違うかもですけれどね。
日本では私が子供の時だけ、家の焼却炉でゴミを燃やしたり、落ち葉を掃いて焚火しただけで、今は禁止なのよ。
多分20年くらい前から、民間フラットなどでは、魚焼く煙やニオイは、臭いからって焼けなくなったのよ。
ま、私は魚はあんまり好きでは無いから別に良いけれど、知り合いなどは専用ロースターで、ひっそり焼くのだって言っていたわ。和食の人はお気の毒なの。
ポプリ《Sugarちゃんは、焼いた魚など食べないから、問題は無かったんでしょう?サーモンとかタラとかフリッターなどにして食べないの?
北欧は魚食べるわよ。
Mrs.サフラン《そうですわよねぇ~。特にニシンなどの青魚をたまねぎなどとマリネにしたものや、魚介類燻製などもよく食べますわよ。トナカイの肉などもね・笑
ポプリ《ライムギパンとか、パンも美味しいですしね。でも、Sugarちゃんは、スモークサーモンは好きみたいですけれど、お肉派ね。
サンドイッチ作る時は、やっぱり肉類が好きな様ですものね。でも上手に作るから、又お客さんから、ランチの注文が増えてきましたわよ。
Mrs.サフラン《又朝早くから作り始めないとですよね。セルフィーユ君達が新シェルター内の店をどうするかですよねぇ~。
あちらも使うようだと、あちらのお店も必要でしょうしね。まだ外の世界の感染症がどうなったか、判りませんからねぇ~。
あんまり酷くなるようなら、やはりこのまま待機でしょう?
Mrs.Sugar《リヴェール教授の用心深さですからね。緩めてしまって、後から後悔するよりも“何事も無くてラッキー”って考える方達ばかりでしょう?
私も”確かに!“ですからね。セージと又一緒に暮らせるようになっただけで、もう十分と思っているのよ。こうしてみんな身近で普通に近くで話が出来るし”家族や愛する人達とハグ出来て、Kissも気にせず出来るだけで、天国だ“って言って居るみたいよ。
ポプリ《一人暮らしですと、あまり気にしなくても良いけれど、一緒に暮らして居る人が居たら、本当に気を使ってしまうでしょうね。
すっかり慣れましたけれど、感染者0でも、この国は手洗いや消毒など、普段
よりマメにやっていますものね。
Mrs.サフラン《そうそう、万が一だけは、注意が有りますからね。もう世界中が終息しないと、出入国など、特別以外は許可にならないでしょう。
ところで、島をの話聞いています? 息子からチラッとしか聞いていませんけれど、確か寒い方にかもしれませんけれど、大気汚染度が凄く低い島へ、引っ越しが出来るかもしれないんだそうですね。
そうなったら、UKや日本と同じに島国ですから、感染症などの心配もなく、まだ何年が、暫く外での暮らしが出来るかもしれないそうですよ。
Mrs.Sugar《私も詳しくは知らないんですけれど、工事は始まっているらしいそうよ。今のこの国より3ヶ国位の人が増え、人口も増えるらしいわよ。
でもね、あんまり大きくすると、色々ややこしい問題も出てくるから、もう少し大きくなると言う程度のようですって!
ある程度の大きさにしないと、国にパワーがなくなるそうよ。言われてみたらそうよね。でも、それが最高どのくらいにするかが難しいらしいのよね。
学者さん達が集まって話合っているらしいわ。若い技術者を対象に、増やすそうですけれどね。
やはり一人で幾つも資格を持って居る事と、何カ国語も普通に使いこなせる人らしいわ。そんな事もやって居るので、結構皆忙しいみたいね。
此処はのんびりやっているけれど、教授や役員は会議などしているらしいわ。
ポプリ《何だか私達のんびりしていて、申し訳ないみたいよね。でもこの編み物は、変わらずに注文が多いそうなので、私達は編み続けないとですよ。シェルター内は益々重宝するわよね。
コートが要らないでしょう?ですから大きなストール巻くだけで、十分ですし色々と使い勝手が良いみたい。
Mrs.Sugar《後はプランテーションのお手伝いよ。私も空いた時間に、南の方の居住区に、行ってきますけれど、皆もお願いね。
プリントは多い目に貰ってありますから、参加してくださる方のサインと、裏の
時間表が有るから、出られる時間を書いてもらってね。
Mrs.サフラン《そうでしたわね。そこそこ忙しい日になりますわね。でも良いかもしれませんね。体を動かす事ですし、植物の栽培は楽しみでもありますものね。
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皆が一緒に、元のように暮らせるようになって、未来に対して何となく明るい話題で、表情も明るくなったようです。今でも十分恵まれているのに、気が付いているのですから、もう判り切っている、絶対に来る将来の食糧危機に関しては、気持ちよく協力する事でしょう。
今よりも忙しい暮らしになるでしょうけれど、今は早くに手を付けた方が良い、環境問題のような事に関しては、早くにです。そんな事が何かと話題になっている大きな悩み事ですから、小さな事でクヨクヨしたりする人は、あまり居ないでしょう。
そう言う話をしましたので、皆は手分けして、プランテーションのボランティア募集を都合の良い時間に、やり始めました。
これも又“今から何皆でやっているんだかね!”と笑って見ている人が多いのでしょうが、今一番Wannynwonderland国では、皆が心配して手を付け始めている事です。
storyteller🐑