休息日は何時も、何にもしないで過ごすのですが、今日は更に Day to do nothingで、過ごす事にしました。朝少しだけセージ君は、忘れない様にメモだけして、後は今日はのんびりお喋りです。
何時も帰宅後は、お喋りはするのですが、暮らしの雑用なども有るので、案外話をしても、ゆっくり話すと言うのは、休日だけです。
冗談のように言っていますけれど、Dr.ターナーが言っているように、結婚したりガールフレンドが出来ても、勉強に集中したければ、相手が居るのは時間が足りなくなるのです。
合間に一人で、ぼんやりする時間も無くなるでしょうからね。研究者になりたかったら、なかなか都合の良い相手とは巡り合えないそうです。
セージ君は、第一がMrs.Sugarと共に過ごしたいですから、人生の歩き方が違うのです。研究暮らしを一生懸命やりますが、セージ君はMrs.Sugarあっての仕事です。
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Mrs.Sugar《セージやる事が有るなら、やっても良いのよ。私はセージが作ってくれたゲームソフトをちょっとよく見て時間つぶしは出来るわよ。
以前の学生の時みたいに、側に居れば良いでしょう？でも、あそこまできっちりでなく半日くらいは、そうしても良いわよ。
セージ《何言っているんだよ。やっと、あの忙しさが終わったんだから、今日は Day to do nothing だよ。もう日曜日は絶対にそうしたいと思うんだよ。
日頃は、1日中お喋りなんて、出来ないだろう？どうでも良い話をするから、お互いの事が解るんじゃぁないか！
俺はいっぱいSugarと楽しく話もしたいから、此処の大学に入ったんだからね。
Mrs.Sugar《それはそうですけれどね。でも、何だかプランテーションで使う『LED植物成長ランプ』と言うのも、今は既製品を使っているけれど、もう少し良い物を開発するんだって言うじゃぁない？
忙しくなる一方じゃぁないの？
セージ《あぁ、それは電気系だから、エルダーがやるんじゃぁないかな？俺は変わりなく、自分の仕事だよ。
Mrs.Sugar《新しく入って来た人はどんな感じの人なの？ターナーさんの代理に交代で、教室責任者なのでしょう？皆と巧くいくと良いわね。
お仕事は忙しかったり、大変でもいままでみたいに、楽しい雰囲気だと、良いのにねぇ。セージは問題無くても、他の人とでも巧くいってくれないと、気を遣うじゃぁない。
セージ《う～ん、一番シビアな性格かもしれないなぁ～。まだよく解らないけれど、ターナー先輩やフランツより2歳位下みたいでさ、フランツはスイス大学では顔見知りだったみたいだよ。
新しく入ったアルフィも知り合いみたいだったしね。エルダーは話した事は無いけれど、俺達が怪我した時の特別チームに居たそうだよ。
医療機器のスペシャリストで、そう言う会社から派遣されてきていたのを、辞めて此処の職員になったみたい。
研究したい事があるそうだし、病院とメーカーのパイプ役でもあるらしいよ。
Mrs.Sugar《そう言うのって、お医者さんとは違うのね？検査技師だとか？ほら色々な資格の人がいるでしょう？
日本では歯医者さんは医者だけれど、こちらでは、ディンテストで、ドクターとは言わないでしょう？
セージ《そうだね。かなり広い知識を持って居ないとならないようだけれど、ターナー先輩のようにドクターじゃぁないし、アレン達みたいにmedical technologistとも違って、biomedical engineerだよ。
彼は大学院は出ないで就職しちゃったから、此処の大学院で勉強をしたいらしいんだよ。研究所には、上級研究員には凄い人が居るから、勉強になるって言っていたよ。
時間が経てば、皆慣れてきて、以前とは違うだろうけれど、落ち着いた雰囲気に成ると思うよ。Sugarは何も心配する事はないからね。
Mrs.Sugar《そうね！これからは、益々感染拡大も出て来たみたいですし、何か変化があっても、もうどうにでもなるって、運任せでストレス溜まらなくて良いわね。
やるべき義務は、自己管理で生活習慣にしてしまえば、それでよしと言う事でね。楽しく過ごさないと、時間が勿体ないでしょう？
セージ《そうだよ。今出来る楽しい事をしないと、明日の事は判らないって、経験しただろう？今まではラッキーな事で、命に係わる事を、毎年何回か経験しちゃったけれど、全て助かっているしね。
少々アンラッキーがあったから、だから良い事が有ると、感じとる事が出来るようになったしね。俺は最高についているし、すでに一番若いって言われるけれど、大好きな人と結婚も出来ているしね。
すげぇ～運が良いんだよ。ちょっと辛かったけれど、もう免疫が出来ているから、任せて置いてくれよ。
Mrs.Sugar《そうね。急に気温が下がってきたから、こうしてセージの腕の中に居るのが、とても気持ちが良くて、幸せだわ！”Je voudrais vivre une vie merveilleuse avec toi.Tu es le plus gentil mari au monde.“
セージ《Si tu n’es pas à mes côtés, tu me manqueras tellement.Mes mains sont là pour retenir Sugar.
De cette façon, quand nous sommes en contact les uns avec les autres, l’amour déborde et me rend confus.
Mrs.Sugar《（え～と！よく解らない時は、こう言って置けば間違いないお返事で）Mon chéri sauge.“Je ressens la même chose que Sauge!”
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今日は食事とお茶を飲むだけで、BGMに音楽を聴きながら、色々な思い出話をしたりして、過ごしました。年齢分Mrs.Sugarは思い出がいっぱいありますし、セージ君も国が違うから、経験年数は少なくても、話す事が沢山あります。
余りにも育った環境が違うので、両方で日常的な話が、興味深く面白かったり、まるで同じ国かと思う様にそっくりだったりなのです。
こんな暮らしが、なるべく長く出来るように、身も心も寄り添って、話し合って大事に育んで行かないと、ならないでしょう。
違う暮らしの人も居るでしょうが、この国に暮らす人たちは、とても良い育ちをしている者が多いので、物理的には簡素で、余計なものを買う事も有りません。
こうして、愛し合う人がゆっくり話す時間を、楽しむ心があるのが、とても贅沢な暮らしです。豊かな心を失なわなければ、シェルター内の暮らしも、巧く順応して暮らしていけるようです。過去の事は楽しい思い出にして、今を笑って暮らすのがきっと良いでしょう。
storyteller🐑
