ネームはMrsSugar’s next generationで次世代に変えました。

気ままにその時の現実の出来事も盛り込んで仮想物語に仕上げています。何時まで続けられるのか、楽しんで書いていきます\_∩(´∀`❤)@

『2015年・初秋』ついにその時が来ました。

今日はセージ君は休みで、部屋で何かやることがあるとかで、静かに籠っています。図書館にも行かなくては!と思いながら、皆に言われたとおりに、気持ちは複雑です。
こんなに、自分以外の人の事ばかり考えたりするなんて...かってなかった事です。

毎日大好きだと思います。過去に何人か付き合った女の子達だって、もしかしたら魅力的な子ばかりだったかもしれませんし、好きな相手だったら、べたべたまつわりついてきても、決しておかしな事ではなかったかもとふと思ったりしました。

今自分がSUGARMAMAの事を、男として彼女を愛していると自覚したら、その思いが風船のように毎日膨らんできて、今にも破裂しそうになってきた気がするようになってきています。皆が気が付いていたなんて思ってもいませんでしたが、確かに以前みたいに気楽に“大好き!”なんて言えなくなっていました。

振り返れば、初めてSUGARMAMAと出逢った2年前“この人の事好きだ!もっと一緒に話したい”と思ったのです。“それを一目惚れと言うんだ”とイリス君達に言われてもピンときませんでした。

でも、一番付き合いが長いイリス君が、SUGARMAMAに親しげにハグなどするのを見ると、初めてムカッとするのです。それに気が付いた時には、自分でびっくりしました。

今日はもうCafeはお客さんも居なくなった様なので、丁度頃合いなのかもしれないと思いました。ポプリさんが居るけれど、居てくれた方が言いやすいような気がします。と結構ウジウジと考えています。
   

     💕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~💖

f:id:nyanteicafe:20210427180919j:plainセージはぁ~。俺はこういう風に女の事でウジウジしたりする奴って、好き
じゃぁなかったんだよな。好きならサッサと言えば良いし、片思いでなかったら、ちょっと気楽に付き合えば良いしね。

深い関係になっても、まだ好きなら付き合えば良いけれど、そうでなかったら、即傷つけあう前に別れるって、約束してから付き合っていたからね。

デートしたら、直ぐにそう言う付き合いを、したがる女は好みではないんだよなぁ~。話が楽しくなくちゃぁね。

f:id:nyanteicafe:20210427180935j:plainセージあぁ~ぁ、でも、いつの間にか俺は、嫉妬深くなってきているしね。
イリスがMAMAにハグしたりすると、凄く嫌な感じがするんだよなぁ~。
イリス
の事だから、気楽に挨拶のつもりだろうけれど、それでも濃厚だからね。やっぱり今、言わなくちゃぁ、何時までも言えないで居るかもしれないよな。

好きになりすぎちゃったら、きっと余計に言えなくなるよね。

     ♥~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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セージこんにちわ。MAMAに話したいことがあるんだけれど、今少しいいかなぁ~。

SUGARMAMAあらっこんにちわ。なぁに、いいわよ。お客さんも暫く来ない時間でしょうしね。

ポプリ私、席外しましょうか?倉庫に行く用事もありますから!

セージううん、ポプリさん居てくれた方が、俺言いやすいかもしれないんだ。少し気が楽になるからね。はぁ~・・・

f:id:nyanteicafe:20210427181028j:plainSUGARMAMA溜息なんてついて、何かしら?緊張しているの?そこに座っったら?

セージうん、あのさ、SUGARMAMAは俺と、付き合うのは嫌かなぁ?真面目に男と女として、付き合ってほしいんだ。

前から好きだったけれど、最近気が付いたんだよ。恋愛対象として、ガールフレンドとして、付き合ってほしいんだってね。俺だけのSugarになってほしいんだ。

f:id:nyanteicafe:20210427181044j:plainSUGARMAMAう~ん、ガールフレンド? ま、今ならOKよ。

セージえっ!本当に?冗談じゃぁなくて、俺は本気で言っているんだよ。

SUGARMAMAもちろん、私も真面目に答えているわよ。今ならOKよ。まだ元気ですし、セージならよくわかっている相手ですからね。

セージじゃぁ、2人で居る時はSugarって呼んでもよいかな?

SUGARMAMAもちろんよ。付き合うんでしょう?そう呼ばないと変じゃない。

f:id:nyanteicafe:20210427181112j:plainセージSugarありがとう。本当に大好きだよ。昨日よりも今日の方が、明日は
きっと、もっと好きになっていると思うんだ。

SUGARMAMAそんなに好きなってくれて、ありがとう。私はいつものままよ。急に私から違う態度にはまだ慣れないと思うのよ。
習慣とかは任せるから、セージ式に判断して頂戴。

セージ今は、その返事をもらえただけで、胸がいっぱいだよ。ありがとう。俺部屋に戻るから...。これで落ち着いて勉強に集中できそうな気がするよ。

f:id:nyanteicafe:20210427181141j:plainセージじゃぁ、ポプリさんお邪魔しました。

ポプリいいえ、良かったわね。セージ君これからはSugarちゃんの事、たくさん愛して、幸せにしてあげてね。
今も幸せだそうですけれど、ボーイフレンドが出来
た幸せはまた別物ですからね。長年独り者だったから、小さく灯が付いたばかりだから、消えないようにね。

SUGARMAMAでは、今からセージよろしくね。もう燃えカスも残っていないかもだけれど、辛うじてマッチ1本くらい火種が残っていたかしら?またあとでね。

私はいつでもSugarって呼んで良いのよ。

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そんなことで、今からSUGARMAMAはセージ君にとっては,Sugarになったのです。あまりにもあっさりした返事に、さっきまでの緊張は、何だったんだろうと思うのですが...

部屋に戻ったセージ君は、うれしくて部屋までは頬が緩みっぱなしでしたが、部屋に戻ると暫くは、巧くいったのに、体が震えてきて、ぼんやりしてしまいました。自覚していたよりも、緊張していたんでしょう。もう少し気の利いた言い方したかったのですが...。

しばらくしてラジオをつけて、ゆっくり音楽を聴き始めたら、嬉しい結果だったのに、涙がじわじわ湧き出てきて、子供の時から持っているテディベアに顔をうずめて、泣けてしまったのです。

セージ君は、初めて人はうれしくて感動しても、涙があふれてくるものなんだと知ったのです。

                    storyteller🐑