晴れた昼間はまだ秋らしい日が有りますが、それ以外はもう冬の気候です。夜は時々小雪が舞って朝起きてすぐは、道などがうっすら白くなっている時があります。
「寒くなったねぇ~」などと言いながら、皆結構薄着です。Mrs.Sugarは冬は大好きな季節なのでもうかなり良くなったので、通院する事にしました。
運動不足解消にもなりますし、今年も後僅かで終わりますから、Cafeの方も気になります。セージ君は教室に行って留守なので、たまに一人は開放的で良いのですが、仕事をしていないので今ではすっかり、毎日退屈です。
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Mrs.Sugar《こんにちわ!早く来過ぎましたかしら?
Dr.ターナー《こんにちわ。そんな事無いですよ。随分元気そうになって、調子は良さそうだね。顔色も良くなったしね。
ナースレモン《今日は1人でいらしたのね?旦那様は学校にいっているのかしら?何時も仲良く一緒ですのに...。腕の良い看護師ですものね。
Mrs.Sugar《えぇ、もう私は元気ですから、只急に寒くなったから、大事を取って家に籠っていたのよ。毎日交代で、ネット診療してもらってね。
でも今日は風も無い日だから、散歩がてら出て来たいって言ったのよ。セージも後から来るって言っていたわ。
Dr.ターナー《そうそう、冬休み中の注意など聞きに来るって言って居たなぁ~。今年もあっという間に1年がおわるなぁ。
Dr.ローソン《そうだね“何でも今は勉強にもなるし!”ってね。今後のターナー教室の事を考えたら、役に立つだろうね。
看護用品とか、細かい物の研究開発する部門は無かったからね。
ナースレモン《全く新しい研究教室ですわね。
Dr.ターナー《おっ、来たな!もう今日はこのまま終わりにできるのかい?
セージ《こんにちわ!うん、限が良い所まで片づけてきたよ。もう今年も終わりだから、新たな事には手は付けないからね。教室にはまだ出て行くけれどね。
Mrs.Sugar《忙しかったら、私一人でも大丈夫よ。付き添いが居るほどまだ、呆けては居ないわよ。
まぁ、忘れる事もありますけれど、ずっと独りでやってきたんですからね。何れはセージのお世話には、ならないとならないかもしれないけれど...。
Dr.ローソン《Sugarさん、セージは今君の世話をするのが、楽しいんだよ。重症の時は心配で仕方なかっただろうけれど、先が見えてきたら、出来るだけ在宅で世話をしたいんだよ。
その中から、又ちょっとした便利な医療用品などを見つけ出して、開発して実用化しているんだからね。
夫が年中張り付いているのは、鬱陶しい時もあるでしょうけれど、少し我慢してやってください。
過ぎてきたら、ハッキリ言えばわかるだろうからね。君の出身国の習慣からすると、僕達の国の愛情表現などは鬱陶しかもしれないのだけれどね。
でもまだラテン系の国の者よりは、日本に近い方だと思うよ。
セージ《Sugarに任せると、都合が悪い事は言わなかったりするんだもの。結局は後からバレるんだけれどね。結構無茶な事したりするんだよ。
やたらに老け込む事はないんだけれど、でも、体力とか色々は無理しちゃって、怪我の元になると困るだろう?それで寝込んじゃって、動けなくなって言うのは、若くてもだろう?
Mrs.Sugar《それはそうですけれど!色々やってくれるのは、嬉しいんですけれど、何だか酷く歳とってしまいそうな気がするのよね。
Dr.ローソン《夫に任せておけば良いんですよ。女性は浮いた時間は、肌の手入れしたり、本を読んだり、教養を身につけるのも悪く無いだろう?
第一君は、まだCafeに行かないとならない看板娘だからね。手仕事もあるのだから...。
Dr.ターナー《セージの妻の役目って言うのもあるだろう? セージは精一杯背伸びして夫役やっているけれど、結構甘ったれなところもあるからね。
良い子良い子もしてやってくれよな。
ナースレモン《男性は何歳になっても、甘えん坊なんですよ。時々赤ちゃんになりたくなるんじゃぁ無いですか? まず皆さん、病気になっても、注射とかも嫌いですしね。女性とは違いますわよね?
Dr.ターナー《うぉっほん、ま、そう言う人も少なからずいるだろうよ。
Dr.ローソン《Ahahaha、、、。ま、それではセージ君、万が一の時の事を話して置こうか!
先ずは一緒に寝ているから、以前の看護の時と同じで、発熱しているかどうかは、気に掛けて置いてくれると良い事だよ。後は寝ている時に呼吸が乱れたりとかね。
間をおいて、おとなしくなっただけで、菌が又暴れ出す時もあるかもしれないからね。気にしすぎる事はないけれどね。
セージ《判りました。体力とか免疫力が落ちたら、又前みたいに発熱したりに戻るかもですね? 俺は人間体温計ですからね。
Mrs.Sugar《そうなの?だってもうほぼ完治でしょう?
Dr.ターナー《Sugarさんは、本当に楽観的なんだなぁ。良い事だけれどね。継続的な肺炎予防はした方が良いんですよ。肺炎の多くは人から人に感染しません。
でも、時には移る肺炎もあるんだよ。
Dr.ローソン《最も多い原因菌は肺炎球菌によるもので、もともと自分の口や鼻に常在している肺炎球菌が、風邪をひいたときや抵抗力が落ちたときに発症するんだよ。
だから、若くて元気なセージが在宅看護したいと言った時は、調べて問題ないものだったから、OKにしたんですよ。
セージ《なっ?だから言っただろう。一緒に寝ても大丈夫だって!俺がそう言っても、なかなか信じてくれなくてさ。
でも調子が悪い時だから、諦めたみたいで“移っても知らないからね!”って最初はもめたんだよ。で、俺が何ともないから、不思議ね?ってね。
風邪症状が有れば気を付けるけれどさ。
Dr.ターナー《肺炎は結構色々な種類があるんだよ。でも移らない肺炎ならKissしても映らないよ・笑
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今日は色々注意を受けて、診療最終日としました。万が一冬休み中にぶり返してしまっても、病院は
交代で関係者が居るので、24時間いつでも連絡は可だと言われました。
その他皆で雑談交じりで、健康管理の話などもして、帰ることにしたのです。Mrs.Sugarは初めて高
齢に向かっていくので、高齢者の知識がありません。ですから昨日は楽々OKだったことが、今日は筋
力が少し低下して、怪我に繋がったりもあると言う事を、Dr.ローソンに教えられました。
彼らなどまだ若いドクター達であっても、沢山の患者を診て知っているだけで、なかなか体験しないと
よく解らないものなんだと言うのです。
セージ君などはまだ暫く、体力などは上り坂ですが、30歳近くなると、疲労が取れにくくなってきたり
して、初めて年齢を感じるのだそうです。
トレーニングしたり、後は知恵でもってカバーするのだという話も聞いて、2017年最後の通院になりま
した。
storyteller🐑