不定愁訴の特効薬は？

最近この国にも、体調不良な人が出てきました。まだ重症ではないのですが、不定愁訴、いわゆる自律神経失調症です。

此処の国は感染症の心配は、ほぼ無いと思われますが、シェルター内の暮らしは多少ストレスになって居るでしょうし、ニュースを観れば観たくはないニュースも少なくありません。

争いごとのニュースも多いですね。なので良い解決法をドクター達は話あっています。

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Drローソン《まだ皆軽症だからね。まずは研究員たちは仕事量を減らして、もっと楽しく遊ぶのが良いね。ギャンブルスタイルのゲームも悪くないだろうね。

チェスやったり、お茶のみして他愛のない雑談も悪くないよ。

Drトーマス《そうだね。遺跡調査に同行した時は、やはり余りにも何も無くて、結構よく遊んだよ。短時間労働にして、只此処よりも暑い所だったからねぇ。

体が慣れるまでが、ちょっと辛かったかな。ただ湿気が無いので、日陰は涼しいんだけれど、乾燥しすぎて、肌がカサカサになってしまうんだよ。

Drマロウ《何もかもが良い所って、なかなかないものだよな。そう言えば、セージが今は日本の放送やニュースは、なるべくSugarさんには、見せないようにしているって言って居たなぁ。

気が滅入ってしまうような内容のニュースを、繰り返し放映していると言うからね。正しい具体的な対策などは、あまり放映はしないようだよ。

Drローソン《しかしアニメ番組が面白いとかで、それは良く見るらしいよ。文化の違いが良く出ていて、興味深いし、セージにはSugarのある面を知る参考になるようだよ。僕達もあんまり日本の事は知らないからなぁ。

民族別体質の違いは勉強したけれどね。スライドでしか見たことないんだけれど、新生児には青い痣のようなモンゴロイドが出てくるんだったよ。

たまに白人であっても、出て来る子供もいて、一時苛めの対象になったことがあったと聞いたなぁ。生後1週から1ヶ月ころまでに、青いあざがお尻や腰に出て来て、自然に5歳位になると消えるんだそうだね。

黄色人種にはほぼ全員見られるそうだよ。ま、何も問題はないものだそうだけれどね。大人になっても消えない人も居るそうで、お尻とは限らない場合もあるそうだよ。

Drマロウ《メンタルの面も、体力も国に寄って違うから、患者を診た時にはちゃんとメモをして、調べて置くと良いね。欧米人は乳幼児の時の目の色やブロンドが、年齢に寄って色が変わってくる人も居るしな。

Drトーマス《此処の患者にはカラードは少ないんだけれど、アジアの元王室の人は確か居たよね。一応色々勉強はするけれど、西欧やアメリカなどは、何か国者血が混ざっているからなぁ。

体質は良く見ないとだよ。ドイツの友人からっ聞くとあの国は、良く研究しているよ。Sugarのアレルギー性の持病も、ドイツと日本だけが研究しているらしいからね。でもまだ変わらずに、悪化する原因は解っても、治療法はまだわからないそうだよ。

Drマロウ《しかし、この国へ移民してからは、アレルギーが出ていないそうだからね。ドイツも結構マニアックな研究をやっているよね。

俺もドイツ人の友人からは色々教えて貰う事があるよ。後は北欧も研究していると言う事は、患者がそこそこ居ると言う事だよね。最先端技術や医療機器は、アメリカ人の知り合いから聞くけれど、考え方の傾向が少し違うかな。

Drローソン《そうだね。感心する事も多いし、一度は実習に行くと良い経験になる国だよ。あの国ほど、救命救急の実習が出来る国は無いのではないかな？

全ての科においても、人種別医療にもね。臨床例が山積みあるよ。

Drトーマス《しかし、此処の国の考えとは、いささか違うようだね。多少の年齢差だけれど、マロウやターナー達世代は、国外での実習時間はあんまりなかっただろう？　丁度彼方此方出て行くと良い時期に、感染症拡大なども始まって、実習どころでは無くなったし...。今では全員専門分野の研究と、総合医療の資格も必要になったからね。

Drマロウ《ま、それはどの分野で有っても、リヴェール教授の方針だからね。これからの世の中、益々環境は煩雑になっていくだろうしな。開業医と同じになって、その他専門医もと増えたよな。俺たちは毎日外科のオペのトレーニングはやって居るよ。

物不足にもなる方向に向かっているだろうから、シャーマンではないけれど、何にも無くても知識だけで、薬草や当たり前にその辺りに有る物での、医療行為が出来る知識と経験も必要だってね...。

そう言えば、オペの縫合練習その他に使うのに、今は豚を使っているけれど、日本にあるbottle gourd（ユウガオ）の果実を切って干した物を水で戻した物が、かなり人体の皮膚と似た感触で、結構トレーニングに使えるって聞いたなぁ。

どこかの医療関係企業で開発しているらしいってね。今度調べて見ようと思っているんだ。bottle gourd（ユウガオ）は日本人は食用に使っているけれど、確かあれは毒も有って、中毒起こすんだよな。

ま、此処で使う時は、別に食べる訳ではないけれど調べて見るよ。

Drローソン《植物かい？bottle gourdラナゲリアかな？でもそれは使い勝手がよさそうだね。今後一度も経験した事のない、病気や先天的な体の能障害だとかね。

検査も進んだから、日常的に使っている便利製品からの影響の、体調不良その他も増えるだろうね。

見えはしないけれど、空気中には電磁波や放射能や、ウィルスなども、年々増えて、人はその中で暮らしているからね。

最も影響を受けやすいのが、生殖器だとも言われていたりするから、遺伝子の異常など
が次世代の子供に現れるだろうからね。

Drマリアンヌは、ゆっくり研究したいようだからね。もう始めたのかな？

Drトーマス《ま、そうそう、学術名はラゲナリアだよ。今はまだその時期ではないから、今年はとにかく差し当たって必要な事のみ、作業して体を休めて、勉強する時間を増やして、セカンドカントリーに移ってから本腰入れての、この国らしい基本をしっかり固めて、うわものつくりをする予定の様だぜ。

Drマロウ《大いに結構な話だよな。それにしても、まだ自国で勉強中の医学生などがいるだろうから、人員はいずれ増えるだろうけれど、国内ではセージ世代とスコットやローソンの所の子供達の年齢層が、少ないよね。

Drローソン《ま、全体的に、医療従事者関係の道を選ぶものが少なくなっているらしいとも聞いたことがあるよね。
実際には、どうなのかは不明だけれど、発展途上国の医療関係の学生が、もう少し増えて欲しいよね。自分たちの国は自分たちでが基本でが一番なんだよ。

各民族の体質その他が、解り易いしね。ま、移民が増えた今、単一民族では無くななって要るからね。

Drトーマス《俺たち自分たちが、健康でボケずに研究しても、終わりまでが見えないからなぁ。研究が進んだら、昔言われて来た事とは真逆だったのが、結局もっと研究したら振出しに戻ったりするんだよね。

進んだのは、人工的に作られた代替品が出来るようになって、長生きしたって事だろう？確かに栄養状態が良くなり、衛生観念も出て来たと言う事もあるけれどな。

Drマロウ《しかし、超高齢化して、どれだけの人が、満足して幸せに暮らして、一生を終えられたかは、不明と言って良いんじゃぁ無いかな。一部の人の事が判っているかもしれないけれどな。

“もっと長生きしたかった”って言った超高齢者はどの位いるかなぁ。幸せや満足度は人手をあまり借りずに、自立して暮らせ手が基本だろう？

とりあえずは、この安全な国で元気に暮らしているのに、暗いニュースや周辺国や親族
が居る国が、争い事や災害に在ったりを聞くから、ぼちぼち精神的に影響も受けて来始めたんだろうね。

ま、他の者も自国の事は、なるべく暗いニュースなどは見ないようにして、割り切って自分を守らないとだね。

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なるべく今年は、楽しく暮らせるような事を考えて....。講習会なども開催して、考えを
纏めて計画を立てて、体を動かしたり、パーティの復活も、考えようと言う事になりました。

大きな欠陥は、年頃の職員たちが居る割には、カップルが少ないと言う事も、活気が無くなっているのではと....。
特に若い世代からして、ガールフレンドは欲しいのは欲しいのだけれど、まぁ居なくても...と言う若者が意外と多いのです。

まとまった人は、早い目にさっさと決まって、そんな人はやはり余り不定愁訴の様な人は少ないようです。良い意味で“恋をするのが、ホルモンバランス的にも良いのでは？”
との意見が多いようなです。

本当の恋愛でなく、有名人などの大ファンと言う疑似恋愛でも、効果はあるのだそうです。 少し調べて、考えてみようと言う事にしたようです。                      
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　storyteller@Sugar