今日もDrマリアンヌがお喋りに...

先日はMrsSugarに逢えなかったので、今日は休憩時間にDrマリアンヌはナースクランべリーとCafeにやってきました。

ナースクランベリーは、双子のマルベリーとそっくりですが、髪の色がブラウンへァです。ブロンドヘァが多い家族なのですが、血族にブラウンヘァが居たのでしょう。
髪の色が違うだけで、2卵生双生児ですし、雰囲気が随分違います。
　　
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クランベリー《Sugar凄く久しぶりじゃぁない？　元気そうね。セージも元気なんでしょう？

MrsSugar《はい、２人とも元気ですよ。クランの所もトーマス共にお変わりなくでしょう？トーマスとは最近全く逢いませんけれど、忙しいのでしょうね？

Drマリアンヌ《サポートの契約が終わったから、今は後始末して、第2団をセカンドカントリーに送ったら、かなり以前の様に落ち着いた状態になるでしょうね。

MrsSugar《チラッと聞いたのでは、第二団は早い目に行くって聞きましたけれど？

Drマリアンヌ《あらっ、Sugarは案外耳が早いのね。そうなのよ、7月に送り出そうかと、思っているんですけれど、まだ話し合っている所なのよ。

クランベリー夫婦は第2団でセカンドカントリーに行く事になるわ。まず患者さんの分け方もね。色々各国の事情その他も考えてね。

MrsSugar《私、耳だけは良いのよ！それでおツムの悪いのカバーしているんですからね。詳しい事は判らないけれど、色々配慮しないと成らない事多いのでしょうね。

マリアンヌも思い切って早くに、この国に引っ越してきて、良かったわね。以前の様に、主にマリアンヌがリヴェール教授の代行だったら、大変だったでしょう？

今も大変でしょうけれど、夫が一緒だと心強さは、全然違いますものね。

クランベリー《Sugarも夫を頼りに思う時があるのかしら？セージみたいにまだ若くて、何処まで頼りになるか判らない奴なのに....。

MrsSugar《あらっ、セージは優しくて、立派に信頼できる夫なのよ。以前は、まだピンと来なかったんですけれど、今になって初めて“これが本当にベターハーフって言うんだわ”って、知ったのよ。

Drマリアンヌ《ま、日本は日本式に愛情表現をして、夫婦としての絆が出来て、巧く行っているのでしょうけれど...。

以前Sugarの友達の人達から、話を聞いたことが有りましたけれど、私から見たら“よくそれで一生添い遂げられるわね”って、思ったくらい愛情表現が希薄だわ。
でも本当は、女性はもっと愛情深い言葉や態度が欲しいんだけれど、多くの夫がそう言う事を言ったり行動するのが、恥だと思っているみたいね。

女性への国からのサポートが無いから、子供が独立するまでは、我慢するんだそうね。

セルフィーユ《凄い忍耐力ですよね。俺も学校に行っている時に、日本人の知り合いが居たけれど、どうも今一つ理解が出来ない話があったよ。

特に男の方が日本人だと、なかなかカップルは、巧く行かないみたいだったなぁ。まるで小学生のカップルみたいだって、聞いたよ。

MrsSugar《フランス人は特に愛の国の人ですものね。私はシャノからフランス語の愛の言葉を、習っているのよ。

意味はざっくり教わって、丸暗記よ。絶対にセージが喜ぶはずだって言葉をね。

Drマリアンヌ《そうね。それが早いかもしれないわ。愛の言葉が沢山有るし、表現の仕方が全然違うわ。私だって、家にいる時はリヴェールとはフランス語で話す事が多いわ。

特にUKの人は、何でも控えめなんですもの。愛されているのかどうか、不安になったものよ。

セルフィーユ《俺だってマグノリアは同じ国同士だけれど、言葉が足りないって言われてしまう時があるんだよ。

ついスィーツの話になってしまったりするとね。他の時は、マグノリアの話の聞き役が多いかな。でも、今俺は代用食などの研究しているのを、理解してくれているからね。

“女に夢中になるよりは良いわ”って諦めていると思うよ。

Drマリアンヌ《そうね、君の開発品はなかなか好評よ。もしもっと勉強するのに費用が掛かるなら、事務所に請求してね。
栄養士のクローブなどと、共同開発しても良いですし....一人が良ければ、それでも良いし、やりやすい方法でね。

MrsSugar《セルフィーユは、考え方が柔軟ですからね。Cafeのパンやビスケットはオリジナルの人気商品だから、それは守っていってくれるそうですし...。

その他のスィーツ等は、シャノの店に卸したりと、経営面も本格的よ。私とは大違いだわ・Ahaha、、、、。

セルフィーユ《Cafeの帳簿はセージ君が整理したのを、教えてくれたからね。
彼は適当人間だって言っているけれど、大事な事に関してはきちんと記録するからね。

まだアルバイトしている大学生になる前から、時々伝票整理を見ていたそうだよ。以前はSugarさんが“ちょっと整理するから、店番お願いね”って部屋に入ると、何か遭ったのかっていう位降りてこないんだって！

見に行くと全然纏まって居なくて、どんだけやったのかっていう位疲れた顔して居るんだってさ。だから“よかったら手伝おうか？”って言ったら、凄く感激して！

やってみたら、伝票だけはちゃんと順番通りに整理はされているから、あっという間に終わるものだったそうだよ。

Drマリアンヌ《Ahaha、、、、。私みたいだわ。私も帳簿付けみたいなのは好きではないから、時間ばかり掛かってしまうんだけれど、Sugarもだったのね。

でもセージが手伝う前はどうしていたの？

MrsSugar《伝票はキチンとつけて、日にち順に纏めてあったから、シャノの聞いたり、後は事務局に行って、銀行から出向しているパルムさんに見てもらたりしていたのよ。

もう彼はプロだから、１０分もかからないうちに出来てしまうのよね。流石よねぇ。

セルフィーユ《俺も経営学の通信教育受けた時に、会計士の資格も取ったから
今役に立っているよ。シャノも結構いい加減だから、ジャンティが一緒に資格取ったから、今は良いんじゃぁないのかな？

Drマリアンヌ《食糧難に関しては、当てにしているわよ。絶対に想定より早くに
やってくるでしょうからね。新規に大学の研究室でも、新たに設立して、大豆やその他で、肉や卵の代用食を研究し始めているのよ。

ウィルスの問題その他で、この国内で、鳥や畜産は出来ないですからね。輸入が可能になったら、良いんですけれど...

MrsSugar《肉は食べたいなぁ～。私は本物の肉が断然美味しいんですものぉ。ラムチョップなんて、大好物よ！食糧難が来る前に、寿命が来て欲しいわぁー。

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その後は、もう食べ物の話で大盛り上がりで、Drマリアンヌも、とても医者とは言えないような、ジャンキーフードの話などで、喋りまくりストレス解消したのです。

MrsSugarと友達になって、Drマリアンヌは、プライベートで話すときは、もう聞き捨てならないような話で大盛り上がりするのです。

そうなってから、彼女はイライラしたり、癇癪持ちではなくなって、かなり穏やかな性格になったようなのです。やはり食欲への欲求は限りなくあるようですね。
MrsSugarも、パンを焼く匂いが堪らなく好きなのだそうです。

ナースクランベリーは、もう２人の話を、笑って聞くだけになりました。Drマリアンヌの知らなかった一面を見て、MrsSugarの才能を大いに認めたのです。

何時も言葉少なく、素っ気ないセージ君が、MrsSugarが相手だと、次々と話題が出て来て、見た事が無いように、楽しくお喋りしていると言うのも納得しました。

                    　　　　　   Storyteller@Sugar