Mumディルが医療学者として、滞在しています

セージ君達のMumディルは、今回は完全に仕事としてやって来ていますので、ほぼ院内の宿泊施設と特別研究室内で過ごして居ます。

それは、ウィルス菌を研究用として、持ち込んでいるからです。結局はきっちりした事は判らないし、新ワクチンもまだ100％は判っては居ないからです。

考古学的・歴史上の過去の事象とウィルスの事など、判っている研究結果を、皆で考えているのです。
そして、AIその他デジタル化する事に関しても、どんどん先に進む事ばかりではなく、人の知能や、手間がかかっても、手をかける事などについても、話し合っています。それなので、終わり次第早く帰国したいので、セージ君には特に連絡したり、逢ったりはしていません。　　　

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Drマリアンヌ《ディルのおかげで、ワクチン開発が終わって、今次々に治験兼ねて、進んでいるわ。
これから先どうしようかと相談していたんですけれど、年開けてからセカンドカントリーに移ってからかなぁ～って言っていたのよ。

Msサリー《Auntieディル大活躍だったのね。まさか此処でお会いするとは思いませんでしたわ。母とは逢っているでしょうけれど、セージやシムノンとは逢って居ないんですって？　マルの所の双子ちゃんの孫とか...。

ミント《逢っていないわよ。私だって今日入れて2回しか顔合わせて居ないのよ。此処にお茶飲みにDrマリアンヌと出てきた時に、チラッと見た位で、今日初めて今少し逢っただけよ。Mumは昔から、私たちの母親でいるのは3歳くらいまでで、Dad専用なのよ。

Mumディル《うふふふ、、、。良いじゃぁ無いの。逢った時は、沢山抱き
しめてKissしてあげたでしょう？

セージなんて生意気に7～8歳くらいまでだったかしら？もう義理で付き合って居るって言う感じで、膝に乗ったのは5歳位が最後だったのよ。

お爺様が“ジェントルマンになる者が、自分の妻以外の女性に、そんなにいつまでも甘えてはいけない”って言う人ですからね。
もう男の子が産まれたら...って覚悟していたわ。

Drマリアンヌ《でも、その結果セージは良いパートナーを見つけたんだから、良かったじゃぁないの。孫は望めない以外はSugarはとても魅力的よ。
私のお気に入りの唯一仕事が絡まない、プライベートな友達の一人よ。

Mumディル《私はほとんど話した事がないのよ。ミント達がチョクチョクNanと電話で話すので、食事の時など、聞かされるだけよ。
ま、口うるさいミントと仲が良い間柄ですから、トラブルは起きないでしょう。

“セージが幸せなら、それで良しだわ”って皆で言っているのよ。健康問題はリヴェール兄弟が付いて居ますしね。まぁ最近まで背が伸びたとか...。
あの小さかった子が、元気にしているのも不思議よね。

Drマリアンヌ《高齢出産だったから、未熟児で小さく生まれただけでも、親孝行な息子じゃぁない？自然分娩だったと言うしね。

Drマリアンヌ《そう言えば私の学生時代からの友達って、子供が生まれなかった人が多いのよね。女性が社会進出して、男性と同等に仕事すると、男性ホルモンが多くなるのかしらねぇ。

子供が少なかったり、生まれない人少なく無いわ。知識階級の人は子供と縁遠くなる傾向があるようね。

後進国などは、食べさせるものも満足に無いのに、ちゃんと成人する子供が少ないと言うのに、いくらでも生まれるわ。

Msサリー《色々な援助しているのに、なんだか意味ないような気がする時が有るわね。きちんとした性教育をしても、だから何？みたいな所も見受けられるしね。

ミント《結局は少子化に向かっているのね。西欧の国だって、産めよ増やせよを奨励している国などには、子供は兵士にするために...と思っている国も有りますからね。私だって、此処の国だから、安心して子供産んだのよ。

Mumディル《科学の発達が情緒の無い、賢くてもアンドロイドみたいな、人間を作り出して居る事に、気が付かない人が多いのよね。

後進国と変わらないわ。人に生まれたからこその様に、育って欲しいわね。今の若い子達が、結構無感動だったり、変に無欲だったりする人に育っているような気がするわ。セージもそんな子なのかと心配していたのよね。

Drマリアンヌ《彼は大丈夫だわ。良い子じゃぁ無いの！何の心配もないじゃぁないの？今この国に居る若者たちは、素敵な大人になって、私たちの意思を継いでくれると思うわ。多少は、今風の所は有ると思いますけれどね。

Msサリー《私もセージと話してみたいわ。とても魅力的な青年になったそうじゃぁない？セージが小さい時に逢ったきりなので、シムノンの事も“ぼんやりしか覚えて居なくて、がっかりした。話すの楽しみだったのに！でも良い子だよ”って、言っていたわ。

Drマリアンヌ《良い子って、セージはもう既婚者なのよ。最初逢った時からしたら、男らしくて魅力的なジェントルマンになったわよ。
時々子供ぽく感じる時もありますけれど、一生懸命良い夫をしているし、研究者としても、期待しているのよ。

ミント《良い夫って言うか、もう只ベタ惚れって言う感じよ。特に結婚して暫くしたら猶更ね。ま、男にしか興味ないんじゃぁ無いかって心配は、必要なかったわね。

Drマリアンヌ《それにしても、今の時期女性のお産は心配も多くて、皆まだ暫くは出生率は低いわね。

Msサリー《あらっ、でもパンデミックになってから、カップルになる人は増えたって言うじゃぁ無い。面白い現象よね。
Drマリアンヌも色々研究したいって、言っていたけれど、まずは引っ越し準備しなくてはでしょう？研究資料とか色々あって、準備が大変でしょう？

Mumディル《そこは、文明の利器はしっかり使って、ネットを利用して、セカン
ドカントリーの方のPCに一気に送ったでしょう。
国内だけのプライベートネット使って！　私も、帰国したら此処と同じにネットが使えなくなった時の為に、コツコツ手書き資料を作るわ。

Drマリアンヌ《リヴェールはやっているわよ。セージも落ち着いたら、資料は全て手書きのを作って、書庫に収めるって言っていたわ。
セカンドカントリーの書庫には、1人ずつ専用書庫があるのよ。

Mumディル《一応予定は11月中旬にリヴェールは学会の用事でロンドンには行くそうなので、私も便乗させてもらって帰国するわ。
もうやる事はいくらでもあるのよ。最愛のホップスのサポートもしなくてはですしね。もう老い支度も初めて、資料の整理を本腰いれなくてはね。

Drマリアンヌ《そうね。時間は待ってくれないですからね。私達も同じよ。今の時期だからこそ、出来るって言うものよ。
完全平常時に戻ったら、外来診療なども始まったりして、忙しくなるから、私は早い目にセミリタイアしたのよ。若手に譲ってね。

Msサリー《若手って言っても、そこそこ年齢は行っているでしょう？えーと何て言ったかしら？Dr.カルディでしたっけ？

ミント《そうそう、じゃぁ、もし私が又お産する様なら、彼女が担当医になるのね。余り高齢にならないうちに産まないとだわ。
スコットは後2人位は欲しいって言うのよねぇ。

Drマリアンヌ《おぉ～！ナイスじゃぁない。もう産んでおいた方が良いわね。子
供が増えたら、この国も活気が出て来るわ。子供のパワーって凄いですからね。

Mumディル《そうね。産むなら続けて産んでしまった方が楽よね。此処は育
児室が完備していますし、体に負担をかけない感覚で産むと良いわ。

Msサリー《そう言うの聞くと、私焦るわ。ミントと同じ歳なのよ。産む産まない
より相手見つけないとね。

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この国はとても良い国ですが、後を引き継いで行ってくれる世代がまだ少ないのでもう少し増えて欲しいのです。

少し一般的に見ると、変わっていると言われる事もありますが、でも此処の国の人達は間違った考えと思っていません。

現在の目標は『Living to return to a past at least for half a century』『And the living is continued for a long time』なのです。
まだ大気汚染が進んでいない時に戻れると信じてでの事です。一番汚染がひどいのは飛行機なので、現在のプライベートジェットは、その内廃棄。

改良したドクターヘリか、船でしょうかね。その時にはセージ君の免許を取ったグライダーの免許が役に立つでしょう。

                    　　   Storyteller@Sugar