車椅子数台をメンテの後はだべリング!

取り合えず場所だけは何とか出来たので、中の模様替えなり使い勝手よくするのは後回しにして、先日3輪車は仕上げてしまったので、今日は車椅子数台をメンテしました。

その後は適当にメンズトークを楽しんでいます。それも又彼らの楽しみの元のクラブです。
よくあるように、週末の仕事の後にちょっと一杯と言う事はありません。

アルコールが飲めないわけではありませんし、西欧人はタバコもアメリカみたいに絶対に禁止と言う事は無いので自由ですが、不思議と吸っていた人もタバコは吸わなくなります。

人間関係や、無理な仕事量の押し付けなどもないので、そのようなストレスや疲労は少ないようです。
かといって怠けている者もいませんし、大概は自由なので勝手に自己管理をしているからかもしれません。

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エルダー＼さぁって、今日の仕事はもう終わったな！じゃぁ後はメンズトークでも楽しみますか。

セージ＼メンズトークって言っても、今日はターナー先輩は居ないし、全員カップルだから、特にカッコつけてメンズトークって言う事は無いんじゃぁないの？

あ、マロウさんはまだ結婚はしていなかったんだよね。

Dr.マロウ＼そうだよ。今のところその内に結婚するかもしれないけれどな。

ライモン＼あれ、又確定ではないんだね？

アレン＼そりゃぁそうだよな、普通なら何年か同棲して、これならやっていけるかもって思って入籍だろう。

結婚しちゃってから離婚は、裁判や慰謝料やややこしい問題は多いからなぁ～。

Dr.マロウ＼セージが付き合い始めてから、結婚までの流れが激流だったんだよな・笑

ライモン＼僕も、個人的に付き合ってから結婚までが凄い早かったけれど、もう2人共十分に大人だったし、お互い好感を持っていたのは、学生時代に判っていた相手だったからね。

僕の立場が前から何も無かったら、きっと付き合って居たかもしれない人だったかな。

Dr.マロウ＼そうだね、15～6歳と言ったら、もう将来に向って歩き始めないとだよなぁ～。目標が決まっていたら遅いくらいだろう。

アレン＼あぁ、ヨーロッパは決めるのが早いからね。医療関係なら、もっと小さい時からルートは見つけて、そちらを向いて歩き始めているからね。

エルダー＼又それも厳しいよなぁ、他の人見てあちらが良いとか思わなかったのかい？

アレン＼勉強もかなりやったけれど、自分でやろうって決めた事だからなぁ。違う道でも構わなかったけれど、父親を見ていて、いいなぁ～同じ道に進もうって思ったからね。

エルダー＼そうだと、随分違うよね。俺は乗り物好きだったから、何か作る人になりたいって思ったんだよね。

で、何を作るのがよいかって言ったら、色々あるけれど、リニアモーターカー（和名）（Transrapidトランスラピッド）をTVで見て、すげぇ～かっこよいって思ったんだよ。

もうカッコ良いの好きだったからね。

ライモン＼僕はもう、余計な事は考えないように言われていたからね。国の為に役目が有ると言われていたしね。

選ぶことが出来たのは決められた範囲内で、結婚相手を決めるだけだったよ。

セージ＼それで。昨年婚約解消した後は、年中帰国していたんだね。まさか、そんな実行力が有るとは思わなかったよ。

ライモンこそ、俺以上に歳上なのに、適当にパーティだけが楽しみみたいな暮らししていたんだからね。

パーティ以外趣味もクラブ活動みたいな事もやらないで、何していたんだって感じだったよな。

他のワイス達は、一応弁護士になるとか、外交官になるとかの話はしていたよね。でもライモンは手持無沙汰って感じでさ、他の仲間ももう将来に対して、歩き始めては居た年齢だったのかな？

アレン＼えっ、何歳の時からの話だい？セージは、もう少し若かったろう？

Dr.マロウ＼エルダーはそのつもりで、此処の大学に入ったんだろう？受講したい教授の授業が有るとかって言うんでさ。

エルダー＼そうだよ。そのつもりだったんだよ。途中でエネルギー問題とか色々でリニアは制作中止になったりしたんだけれどね。

俺も恐れ多くも、それじゃぁ俺が研究開発したいってね・笑
電磁誘導の原理を利用して、車両側へ非接触給電が行われる磁気浮上を極めたいってね。えらそうだろう？Ahahaha、、、、、

ライモン＼僕はもう気が付いたら、歩く道は決められていたんだ。だから、学校以外は、そちら方向の勉強とか、語学の勉強はしていたよ。

後はしかるべき相手を見つければ良いだけだったんだよ。その当時は何の疑問も感じなかったなぁ。周りは似たり寄ったりの連中しかいなかったしね。

Dr.マロウ＼まぁ、小さい時からそのように育てられてきたんだろうからな。でもなんか変だって思ったんだな。

セージ＼あはっ、ライモンはもう10歳くらいの時からだって言っていたよな？凄い沢山候補の女の子がいたんだよ。

パーティだとか、何かのイベントの時とかに、逢ってはいるんだよね。一緒に、遊んでいたって言ってたもんね。

でもさ、どの子も皆大概は綺麗な子ばかりって感じでさ。性格の保証はないけれど、見た目と家柄は良い子ばかりなんだよね。Ahahahah、、、、、

Dr.マロウ＼それじゃぁ、年齢的には異性には興味ある歳だし、十分満足して暮らしていたんだな。

外の暮らしをしらなかったら、そうだろうなぁ～。

アレン＼それも又案外面白い人生かもしれないぜ。現実はどうなのか判らんけれどな。ある種の権力は手に入れるんだろう？　

まぁ継承権5位は微妙だけれど、乱世みたいになったら、あっという間に順番は巡ってくるだろうからな！

ってしかし、現実は一番の敵は大気汚染って事のようだからなぁ～。世の中どうなるか、今後だって判らないからな。

Dr.マロウ＼あぁ、もしかしたら、多分戦争にはならない事を願うし、大気汚染直接以前に、異常気象により今までには想像もつかない流行り病とか、磁気の乱れや、何だかの理由での病気で大変な事になるかもしれないしな。

あらゆることを、想定しないとならない事になってくるんじゃぁないかな。もう絶えてしまった病気の菌が復活するとかね。

多くが想定外の出来事とかいわれてな。どんなことが起きたにしても『生き抜いていくには健康で、強靭でしなやかに適合して行ける精神と肉体が必要』と言うわけだよ。

アレン＼どちらに転んでも俺達医療関係者は、お仕事は一杯だね。で、その為には、まずは俺達がその強靭な肉体その他を身につけないとって事になったわけよ。

でないと、最前線で働けないからね。その方法として『美と健康の為の食事』とか最低週2回のエクササイズをするって地味な事なんだよ。　

結局は最も単純で、超アナログな世界で努力するのが、未来の為には良いってね。

セージ＼でもさ、俺思ったんだよね。Sugarが毎年続けて、元は事故だったとはいえ、もしかしたら生命の保証は出来ないくらいの重症になっただろう？

マロウさん達などに診てもらったけれど、残りは本人の回復力とか、精神力とかだけになったら、無茶かもしれない方法だけれど、本当に手当てだけだったんだよ。

俺がやった様に水分補給をしっかりする事と、体を清潔に保って、抱きしめて背中や体中を優しくマサージする事だけで、回復したんだよ。

元気になってくる前には、体の匂いが変わってきたんだよ。健康な匂いって言うのかな？　絶対に大丈夫って思ったもの。

エルダー＼何だか、判るような解らないような話だよな。でもきっとそれが一番当たっているような気もするよ。

アレン＼あぁ、それはさ、反対にこの間セージがやっていた研究で、血液や体臭を可視化出来るソフトを入れた端末機と同じでさ、異常も匂いで判別できるって事は、回復するって言うのも匂いで解るって事だろう？　

もうちょっと完全に出来上がると良いんだよな。だから、今皆でブレスレットつけてデーターをとる事にしたんだよ。

俺はそれを集めて、解析する事になったんだよ。

セージ＼科学の最先端を使って、早期発見したら、超アナログな方法で治療するってことなんだね。

体つくりさえきちんとしていたら、免疫力とか、ごくシンプルに体液の循環を良くして直すって訳なんだね？

でも、それが一番人にとって、良い治療法って言う気もするんだよね。
あの時は、俺の我儘で家で治療して、時間を決めて皆が何度も往診に来てくれて、看護している俺は、とても心強かったよ。

往診に来た皆がしてくれたのは、触診と聴診器で彼方此方の音を聞いてチェックして、俺と話をして行っただけだけれど、凄い力を貰った気がしたからね。

ライモン＼僕にはよく判らないけれど、それって大事にしなくちゃぁならない事だって気がするよ。看護する人も健康でないと、駄目って事だよね。

アレン＼あぁ、最も大事にする事なんだよ。本当に人の体なんて、宇宙と同じで、神秘の世界だからね。

どんなに科学が発達しても、同じ体は2つはないしさ。だから、この国にもいるけれど、一卵性双生児ばかり集めて、色々な研究をしている研究所があるんだよ。

Dr.マロウ＼かなり、色々な事が解明されたけれど、でもやっぱり、本当は解らない事の方が多いんじゃぁないかな。永遠に研究し続ける様だよ。

昔は多くの人が、長寿になる事を願って、今かなりの長寿な人が多くなったけれど、それでみんなが満足して幸せになったかどうかって言うと、微妙だろう？
夢が叶ったのが、幸せかどうかは疑問だよな。

エルダー＼まぁ、ハッキリ言えるのは、俺はある閃きで、突然リニアでなく“ターナー教室のプロジェクトで仕事しなくちゃぁ”～って居場所を見つけて、転身したのは大当たりだったって事だよ。

今の俺は幸せだし、セージのサポート役でそれまで勉強した事を、違う事で利用出来たりしているからね。

物はあんな大物じゃぁなくて、反対に小さくて効率の良いエネルギの研究に変ったけれどね。

ライモン＼僕もだよ。皆みたいに科学者関係とは違うけれど、きっと大使として此処にいるのは、微小国ながら、幾つかの国が集まっている大使館兼、領事館だけれど、きっと協力できることが出て来るかと思っているよ。

半病人だけれどさ！“出来る範囲で勉強しよう”って、カール達も言って居るんだよ。妻たちも入れたら3夫婦って言う事は、6ヶ国の小さな国、“微小ながら出来る範囲でサポートしたいね”って話しているんだよ。

皆の気持ちが、纏まっただけでも、僕は素晴らしい事だと思うんだよ。それも皆将来になるべく健康な文化その他を残そうって言うんだからね。

絶対に他国から何かを奪ったり、襲ったりはしてはいけない。戦争は無しだよ。
僕の言い方、ピントがずれているかな？

Dr.マロウ＼いや、そんな事ないよ。それが一番大事な事だからね。良いじゃぁないか、サイクルクラブ始まって以来の、素晴らしいメンズトーキングだよ。

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今日の集まりは、皆の心を明るくしました。
普段通りに暮らして居ましたが、シェルター暮らしになり、やはり皆大変な事になったものだと思って居ました。

でも今日のお喋り会で“まだ間に合う。きっと何とかなる”と言う気持ちになってきました。少しずつ同じ思いの人が集まってきたら、何時か大きな力になるでしょう。

セージ君もMrs.Sugarを迎えに行きながら、きっとSugaｒも自分のサポートで納得がいく年齢まで、元気に生きていてくれると思ったのでした。

そんな保障など何もないのですが、そう思えただけで良いのです。