今日は休みの日なので、Mrs.Sugarとセージ君は、暑くなる前に散歩に出てきました。途中でイリス君も逢いたいと言ってきたので、Mrs.Sugar達は少し慰めようと、一緒に散歩に行くことにしました。
アンジェの事では、イリス君も少し苦労をしたでしょうから、気晴らし話でもと思ったのです。セージ君も最近は、全然プライベートでイリス君と2人で話すことが無くなりました。
💕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~💖
Mrs.Sugar《イリス君、おはよぉ~。元気にしているかしら?
セージ《ま、ウキウキはしていないだろうけれど、元気なのは元気だよな!むしろエネルギーを消耗しなくなって、余っていて困るんじゃぁないか。
イリス《チェッ!癪だけれどその通りだよ。でも一人暮らしに慣れてきたから、好きなだけ本読んだり出来るようになったよ。
初めての一人暮らしだからな。前はセージの一人暮らしうらやましかったけれど、今は俺も一人暮らし満喫しているかもな。
Mrs.Sugar《でもまぁ、イリス君ハンサム君だから、その気になれば直ぐに、本
当に自分で選んだ相手が現れるわよ。
イリス《そうだよなぁ~。今まで嘘みたいに、何時もアンジェがマネジャーみたいに側に居て、付き合う相手も、彼女が連れて来た相手と付き合っていたんだよなぁ。でもさ、俺の好みよく知っていてさ。
嫌な相手とは付き合ってはいなかったんだよな。
セージ《でも、適当な期間が経つと、別れていたのは何だったのかい?俺はそんなプライベートな事は興味ないから、何も聞かなかったけれどね。
イリス《う~ん、別れる原因は、アンジェかなぁ?多分身近にアンジェが居るから、上手くいかなくなるんだよ。親密になってくると、アンジェが仲に入ってくるんだよ。自分も付き合っている相手がいるのにさ。
Mrs.Sugar《彼女みたいにスタイルも良い、ブロンド美人が、何時も身近にいた
らイリス君の相手をするにも、落ち着かなかったんじゃぁないの。
アンジェも魅力的なボーイフレンドが、次から次へとだったでしょうしね。
セージ《彼女は昔から、人の物を直ぐに欲しがる子供だったからな。そう言うのってよほど苦労しないと、直らないだろうね。
結局は何時か、気が付いたら一人ぼっちに、なってしまうだろうにな。男もバカじゃ
ぁなかったら、見た目で相手を選ばないだろうからね。
イリス《うん、きっとそうだと思うよ。俺は楽だからアンジェと一緒になったけれど、本気で愛していたら、凄く悲しかったかもしれないし、腹も立ったかもしれないけれどね。一時、気分悪かったけれど、何だかほっとした気持ちもあるんだよ。
美人とかどうとかも、年中一緒に居ると、他の人がうらやむ事でもないからね。
イリス《それよりも、本当にMrs.Sugarとセージには、不快な思いをさせてし
まって、申し訳ないとおもっているんだ。
特にMrs.Sugarには、さんざん世話になったのにさ。無神経な言動が多くなって、きっぱりセージが断ったのに、まだその後シャノアールの店でも誘ったって言うからさ。
Dr.マリアンヌとローソンが居て、話声が聞こえてあまりの事に、Dr.マリアンヌが
怒ってしまって、自主退学取りやめになって、入国禁止指定リストに載せたそうだ
から、もう来ないよ。
それでも、いやな気持ちはなかなか消えないよね。セージは全く悪くないからね。
Mrs.Sugar《わかっているわよ。私よりもセージが凄く、疲れちゃったんじゃぁなかったかしら?私に凄く気を使ってしまってね・笑
セージ《だってさぁ、何なんだか、酔っ払いフェンの事と言い、アンジェと言い、間を置かずにだから、俺は女難の相でもあるのかと思ったよ。
イリス《確かにyou'll have trouble with women.かもね。セージ自身は余り
女の事など見ていないものな。
Mrs.Sugar《えぇ。そう言う事なの?何が原因でなの? 物欲しげに見えちゃう顔だとか?日本では女難の相とかの人いるのよね。
セージ《よせよ。冗談で言っただけだよ。怖い事言うなよ。本当にそうだったら、Sugarと巡り会って結婚なんて、出来ないだろう。
早くに結婚出来てOKだたよなぁ。ただ、Sugarが身代わりみたいに、何かトラブルがあると、俺は試験の結果が良かったり、社会ではラッキーな事があるんだよ。
だから、それだけは何とかしたいと考えているんだよ。
イリス《困ったことが有ったら、俺に出来ることはいくらでもやるからね。もう子供の時から、俺はセージには迷惑かけっぱなしなんだよ。
本当は大好きな友達だし、俺の方が年上だから、守ってやりたいって思っているのに
さぁ。
セージ《大丈夫、気にするなよ。俺がSugarと接近出来たきっかけは、イリスの存在もあったからだし、ダンスパーティの時も協力してくれただろう?
又きっと、助けてもらう事があるよ。昔みたいに何時も2人で居なくても、もうイリスとは腐れ縁みたいだからな。
イリス《そう思ってくれて、ありがとう。Mrs.Sugarもよろしくな。俺で役に立つ事が遭ったら、何時でも言ってくれよな。
💖~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~💕
暫く日光浴兼ねて、外で話をして別れました。イリス君は何時でも、セージ君が居てくれることで、助かっている場合が多いのです。
イリス君もMrs.Sugarの事はお気に入りでした。ちょっと素っ気ないくらいあっさりしているのも、気持ちが良いのです。ですから、ラテン民族の彼としては、何度かハグしたことがあるのですが、ある時気が付いたのです。
イリス君より付き合いの長い、セージ君が一度もハグしたり、体に触れていない様で、日本人はそう言う習慣が無いと聞いたのを思い出しました。セージ君が複雑な目で見ているのに気が付きました。
そして、セージ君はMrs.Sugarの事を大事に思っていたし、もしかしたら愛しているのでは?とも...。
それなのに本人のセージ君はよく解らないで、混乱した気持ちな様だと思いました。ですから2人には幸せになって欲しいと何時も思っていたのです。
今回は自分が同棲していたアンジェが、とんでもない事をセージ君に言ってしまって、どう詫びたら良いかわからなくなりましたが、きちんと謝らないとと思ったのです。
storyteller🐑