Mrs.Sugarもかなり暮らしは落ち着いてきました。Cafeにも、少しだけ出て行ったりするのもリハビリです。突然後遺症で記憶障害が起きたりもあるからです。
それは、皆に声をかけてあるので、皆で見守りです。そして、今日は年内にセージ姉妹とセージ君は略式で合同で結婚式を挙げようとの相談です。
皆が忙しい仕事なので、でも形だけでも式を挙げると言う話になったようなのです。セージ君は自分なりの計画があるようですが、皆が集まるのは大変なので、一緒に挙げてしまおう!という事に付き合わされる事になったのです。姉達は実にうまい事納得させてしまいます。
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Dr.ローソン《なぁセージ、君にも計画があるんだろうけれどね。僕たちは病院の都合で連休とか取りにくいし、スコット君も忙しいので、一緒に結婚式を挙げるのに決定したんだよ。
リヴェール教授たちが主催して、クリスマスの次の日に教会でってね。
セージ《聞いていますけれど、俺たちは違う時に2人限でもと...。
ミント《それはそれで、挙げたら良いとしても、Dad達も続けて何度もより、1回で済んだら楽でしょう?今ならNanも出席できる元気があるから、見せてあげられるじゃぁない?
マルベリー《そうなのよ。2人限は又違う時に挙げたら良いじゃぁない?Nanも、セージとSugarのウエディングは出席したいと思うのよ。長男ですものね。それにウィル達も、セージと一緒に結婚式をあげたいって思って居るのよね。
Mme.シャノアール《そういえば、そんなエプロンしているけれど、アッパーの家の長男なんだよねぇ。
Mrs.Sugar《私は、セージにお任せよ。だって、もう一緒に暮らしていますし...ただ、何かセージは考えてくれていると聞いた事があるだけで、何回挙げても良いわ♪ おめでたい事ですからね!
Dr.ローソン《まぁこればかりは、あんまり押し付けても、彼も拘りたいだろうからね。何時も、セージには無理言ってしまう事が多いからなぁ。
ミント《そうだけれど、どうせ式には長男として、出席してくれるでしょう?だったら、一緒に挙げちゃっても良いじゃぁない?セージ達は他はスムーズに行くけれど、ハネムーンや式の話はなかなかチャンスが来ないじゃぁない?合同ならただ出席から、式に変えるだけで良いんですもの。Sugarのウェデイングドレス姿は見たいわ。
セージ《判ったよ。一緒に結婚式挙げるよ。確かにNanの年齢考えたら、今なら出席する元気は確実だからね。ウェディング姿も見たいだろうからね。
Sugarから話は聞いていたんだけれどね...。
マルベリー《合同となったら、あんまりロマンチックなムードにはならないでしょうけれどね。でも皆で楽しくもいじゃぁない?
Mrs.Sugar《良いじゃぁない。みんなにお祝いしてもらっての結婚式も...。
ミント《セージはきっと、ロマンチックな式の計画だったでしょうけれどね。
本格的にやれば、もっと仰々しく挙げないとならないのよ。
一応本家の長男の式ですからね。仕事などの都合で私達と一緒に!って押し切ってしまえば、あの大変な式は挨拶状だけで済ませてしまえば良いのよ。
煩い事言ってきても、Nanが上手い事言いくるめてくれるわ。若い世代は、本家がそれならって喜ぶわよ。みんな自分の好きな式を挙げたいでしょうからね。
ミント《親戚筋には、セージが長男なのにとか言われるでしょうけれど、ど
うせ変人本家って言われているんですし、あなたもあの結婚式は挙げたくないでしょう?何日も親戚などが集まってくるしね。
セージ《あぁ、一体何時の時代だ!って感じだからね。合同でやることで、巧い事逃れられるなら、良いよ一緒にやるよ。
計画では2人だけで挙げて、そのままハネムーンって思っていたんだけれどね。でも、一度はあの式は挙げないとならないかなぁ~って憂鬱だったんだよね。
ミント《じゃ、きまりね!色々な手はずは、理事長達がやってくれるそうよ。職場結婚ですからね。
セージ《職場結婚かい?何だか事務的だなぁ。ごめんな!Sugar又計画倒れみたいになってしまってさ。
Mrs.Sugar《気にしないで!良いじゃぁない。身近な人達だけで、お祝いしても
らって、カジュアルな結婚式も今風でね。
マルベリー《そうよ。きっと明るく楽しい結婚式になるわよ。セージの教室の人たちや、此処で一緒に関わっている人達にお祝いしてもらえるのよ。
Mrs.Sugar《セージ、前の日のクリスマスに、私たちは家で、2人限の式を挙げてしまいましょうよ。あのお行儀の悪い。破廉恥パーティ形式でも面白いじゃぁない?
ロマンチックな結婚式はあの素敵な月の下で、もう挙げたでしょう?
セージ《Sugar、そうだね。時期が変だったし、何にも飾りなどなかったけれどね。でもあの日は、天窓から見えた月が明るくて、本当に素敵な夜だったよね。やっと本当に夫婦になったんだって思ったよ。
俺は一生忘れないと思うんだ。本当にハネムーンだったよね。
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納得する何かが有れば、話は早いのが彼らの良い所です。ハネムーンと結婚式に関しては、なかなかタイミングが良くない2人です。結婚すると言う事だけは、あきれるくらい早くに、話が纏まってしまって、何の準備もなく家族の前での誓いだけの式でした。
それも何かと、Nanの考えが大当たりの結婚だったのです。あの時でなかったらきっとMrs.Sugarは、セージ君と付き合いはOKしましたが、結婚までOKはしなかったと思うのです。
たとえ愛していても、年々パワーが無くなってきたのを、感じ始めている時だからです。人生の決断をするにはパワーが必要ですからね。
storyteller🐑