今でも感染者０ですが、全員ワクチン済になりました。

💘今日から今物語です

 『W・N・W・L 国』は今でも感染者０なのですが、一応全員ワクチンは打ちました。
プラス麻疹のワクチンも打ったのです。多少は他国への入出国が有るので、用心の為に打ちました。
何処でも、気が緩んできている人が増えてきているからです。馴れって恐ろしいで
すからね。育児室もあるので、今回の感染症以外、麻疹は恐ろしい病気ですから大人が罹患したら、重症になってします。

と言う事で、全てが終わって１ヶ月以上経ったので、皆一安心した所です。医療関係者も、遠隔サポートでかなり疲れているので、今日で一旦打ち切って通常通りプラス休息を取る事になりました。
冬に向かって、又サポートその他に備えて置かないとなりません。

雰囲気が落ち着いてきたので、何となく何処かで静かに過ごしていたのですが、今日は菜園兼庭の設備も兼ねている様に整えた、Mme.シャノアールの店に集まってお喋りです。

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Mrs.Sugar《私達は、全く関係なく過ごしたんですけれど、ホッとしたわね。まさかワクチンまで打つとは思わなかったわね。ニュース見ていたからドキドキしちゃったわね。麻疹のワクチンもじゃない。

私麻疹ってかかっていないから良かったのかもですけれど！

Mme.シャノアール《全く、悪い事ではないんだけれど、リヴェール教授達は、凄く用心深いからね。言われたら確かにだけれど、感染症に関しては、特に慎重に副反応の検体としてのワクチンだったんだろう？

ポプリ《えぇ、そうですってよ。やはり高齢でも副反応で２～３日発熱した人もいる様ですし若くても大した事無く終わった人と色々ですってね。熱が高くなった人は即仮設テントに入院したんですよ。

ジャンティ《人数は少なかったけれど、ワクチンで死亡した人もいたんだってね。お前は微熱が結構長く続いたんだってな？

俺は腕が腫れて、痛くて動かせなかったっよ。彼方此方痛くてさ。熱は３7度台くらいで済んだんだけれどね。

セルフィーユ《俺は38度前後で、3日くらいしたら、下がったけれど、それでも微熱が続いて不通になったのは、１週間かかったよ。余分にもう１日テントで過ごしてね。でも軽症なんだってさ。

ポプリ《私達、高齢になって来ていて、良かったわね。腕は痛くなりましたけれど！それきりで終われたわ。

Mme.シャノアール《私も腕は痛くてしこりが出来て３日くらいで終わったよ。Sugarの所はセージは大丈夫だったのかい？

Mrs.Sugar《うん体中痛かったみたいだけれど、微熱が出ただけなので、家で安静にしていたら３日で終わったのよ。でもね、打った日と次の日は打ったところが少し痛いだけだったのに、３日目から微熱が出て、体が痛くなったって言ってたわ。

入院するかしないかの微妙な感じで“気合で絶対に在宅で済ますよ”って、本当にテントに行かなくても済んだのよ。“絶対に大丈夫だって信じているから”ってね。

ポプリ《『信じる者は救われる』と言うような事が、福音書に書かれて居るから、信じたんじゃぁないかしら。きっと神様に通じたんでしょうね・笑

Mrs.Sugar《そうそう、セージは昔、学校の寮で行われたミサで御祈りしたくらいで、形ばかりのお祈りしかしなかったそうですけれど、私が病気したり、怪我した時にはお祈りしたそうよ。
そうしたら良くなって来たから、ちょっぴり信じているみたいよ。

Mrs.Sugar《だから今回も、“絶対にテントに行かなくても良い位で済みますように”ってお祈りしたんですって、後は気合で治したそうよ。

Mme.シャノアール《あいつのやりそうな事だね。ジャンなどはまったくそんな事考える事無く、恨みまくっていたんだけれど、落ち着いてきたら、タイプのナースが何人か居たんで、その人が様子見に来ると、何か用事を頼んだんだってさ。馬鹿だよねぇ～。
入院もそこそこなら悪くないかもって言うんだよね。まったく罰当たりなんだよ。

ジャンティ《だってさぁ、初めての経験だよ。最初の内は怠いし痛くて、周りを見ている気などしなくて、世話してもらっているだけで、ずっとボンヤリしていたけれどね。
あんな微熱で体が痛くなるなんて、初めての経験だったよ。

Mrs.Sugar《そう言えば、一応店は開けていたんだけれど、こうして集まってお喋りしたのって凄く久しぶりじゃぁない？私はセージが仕事が忙しかったので、家事とCafeの仕事だけで１日終わっていたわ。

セルフィーユ《そう言えば、セージ君の教室は、ほとんど休みなく仕事だったみたいだね。『MRS』を手分けして、皆で作り続けたんだって？

“まだまだ今年いっぱいは忙しそうだよ”っていっていたよ。

Mme.シャノアール《そりゃぁさ、注文は殺到しているだろうよ。程々収まってきた国もあるかもだけれど、終息はしていないんだからね。

色々試験的に、試してロックダウンしたり、解除したりしているようだけれどさ。問題はマスクも辛いだろうけれど、ハグやKissはもう習慣的にしてしまいがちだからね。

感染症はかなり辛い病気だよ。だから陸続きだし、ヨーロッパは昔から、感染する病気で、大量に人が死んでいるんだよ。

Sugarの国なんて、習慣が違うならもっと早く収束してもよさそうだけれどね。出歩く人が多すぎるんだね。ロックダウンしないだろう？

ポプリ《教授達がオリンピックに行かない様に、集会を変更して本当に良かったわよね。ずっと気になさって、熱中症も気になって、何度か日本にいらしていたのが、役に立ったわね。オリンピックのボランティアも無くなって！

でもその前に、調査し終わってからの、感染症拡大ですから、やはりプロは危機管理がしっかり出来ているんでしょうね。
ジャンティ《でもさ、それでもドローンテロは飛行場で起きて、セージ君とエルダー君は身代わり犠牲になったんだよね。俺、鳥肌立ったものね。

ポプリ《そんな事も今になったら、嘘みたいな気がするわね。悪い夢でもみていたような。Sugarちゃんが、落ち着いて普段通りに、過ごして居たのには、感心したわ。
詳しい事は知らされていなかったとは言え。

Mrs.Sugar《Dr.ローソン達が“皆閉じこもって出て来ないけれど、普通に落ち着いて暮らして居るんだよ。皆が全力尽くして、治療するからね”って言われていたから、言われたとおりにする事が良いと思ってね。

ポプリさんじゃぁないけれど、夜家に帰ると、セージが居る様な感じがしたのよね。寝る時も隣で眠っているような気配がしたの。
だから、何か重大な事になっているかもだけれど、絶対に帰ってくるっておもっていたわ。此処は何かの時には、検体になるって事になっているでしょう。

回復時間には時間と手間はかける治療法ですからね。私は何度か先に体験しているから、絶対に大丈夫って信じていたのよ。

ジャンティ《きっと、Sugarさんとセージは離れていても、何か通じあって居る何かが有るんだね。良いなぁ、その位信頼できるのって...！

それに、女って強いんだよね。シャノなんて“死んだらぶっ殺すからね！”とか言うからね。どっちで死ぬ方が楽だろうって思うような事平気で言うからなぁ～。

Mme.シャノアール《当たり前だよ。死ぬのは歳の順だよ。若い者から死んじゃぁいけないんだよ。天国にいけないよ。

セルフィーユ《俺の血筋は、皆シャノみたいなのばかり居るからね。皆女が強くてさ。叔父とか親父にはこの家に生まれたものは『Si vous vivez ou l’enfer, mourir c’est l’enfer, le même enfer, vous avez une chance de tomber amoureux plus si vous vivez』って聞いて育つからね。男はそう言われるんだよ。Ahaha、、、。

Mme.シャノアール《 Sugarには意味が解らないだろう？意味はね“生きるのも地獄、死んでも地獄、同じ地獄なら生きていたら又恋するチャンスがあるからね” って事なのさ。 
セージに言って見な！あいつはフレンチジョークも判るし、強い精神も持っているから、大笑いするんじゃぁないか？  馬鹿な事教えるな！って言われるかもだけれどね。    
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Mrs.Sugarは忘れない内に、早速家に帰ったセージ君に言ったのです。セージ君としては、まだ凄く若いのに毎年続けて３回もMrs.Sugarが大変な事になって、一時的にでもお祈りする様になったくらいですから、地獄を見る様だったかもの気持ちが解ったようです。

凄く納得したような顔して、Mrs.Sugarをぎゅっと抱きしめました。彼女が大事なら、自分も大事にしなくてはとも思った言葉に思えました。愛する人が居て愛が実って、共に歩くことが出来ても、愛すれば愛するほど、失う不安が有ったり、焼きもち焼いたり辛い事や苦しい事が、出てくるものだと判ってきたのです。とりあえず上手に休みを取りながら、今年は仕事は忙しい日が続くでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　storyteller🐑