サービスブレックファーストの再開始めました

今朝からサービスブレックファーストの再開始めましたので、短時間ですが大忙しで、皆ランチ用のサンドイッチも買っていくので、セルフーユ君などはかなり早くに出勤です。
でも彼は、もうほとんど店長さんですから、お任せでMrs.Sugarなどはパートタイマーの主婦のつもりです。Cafeに出勤はセージ君は、納得しています。

本心はあんまり積極的に仕事して、体を壊さないと良いのにと思っていますが、以前セルフーユ君と話して、なるべく彼がカバーするから、出てくるだけでも来てほしいと頼まれたのです。
セルフィーユ君はったんと見ていて、誰がどれだけ仕事をしているか判っている様子に、セージ君は納得したのです。前から手間がかかる雑用はMrs.サフランなどはあまりやりません。ポプリさんも、商売の経験が無いので、細かい事は気が回らない所があります。
でも流石、将来は自分お店をと思っていたセルフーユ君は、よくわかって居るのです。

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Mrs.ローリー《やっぱり、Sugarさんが来るとお客さんの反応が違うわね。

セルフーユ《あぁ、此処はさ、常連さんばかりだから、猶更顔見るだけで良いみたいだよね。なんだかすごくリラックスした感じのお表情になるよね。
見えないと“SugarMAMAは？“って聞くんだよ。用事で出かけたとか、伝えると“そううなんだ”ってね。

Mrs.ローリー《そ、家に帰ってきた時みたいな感じよね・笑　“休みで出て来ないですよ”って言うと、ちょっとがっかりした顔になるのよね。
忙しくて大変だけれど、サービスブレックファーストは皆待っていたのね。

セルフーユ《でもま、状況に合わせてやればよいんじゃぁ無いの。

ポプリ《私も、休みの日でもSugarちゃんが出てくるって知ったら、来たくなって出てきますでしょう？お茶飲んでお喋り少しするだけでも、今日もこれで何時も通りに終わるわと想えるのよ。

Mrs.Sugar《あらっ、気を使わなくても良いのよ。土曜日はセージ次第で、出てこない時もあるかもしれませんし...。
セージも気を使ってくれるようだけれど、クラブや教室に行きたく無くて家で過ごしたい時私が出てくると、寂しそうな顔するって、気が付いたのよね。

１人で家に居るのは寂しいなんて、そう言う時は子供っぽさが抜けないのかしら？

Mrs.サフラン《セージ君は、まだ若いですからね。日頃は立派に夫しているじゃぁないですか！本当にそう言うのもけなげで可愛いのよね。
息子のエルダーも“何時も仕事などは誠実にやるし、しっかりしているけれど、時々凄く可愛いんだよ”って言っていますのよ。

セルフーユ《そうだね。俺なんか年下なのに、早く結婚する人は、大人なんだなぁ～って思うよ。セージ君は長男だから、長男の役目とかもあるんでしょう？

前にたまたま庭で逢った時に、話した事あるけれど、長子じゃぁないから、家は継がなくても良いけれど、彼の家は一応１５歳で成人扱いになって、遺産相続もあるから、そこの仕事や親族会議みたいなのは、出なくてはいけないらしいね。

まだ両親が元気だから、それ程重い役目はしなくても良いけれど、父親のサポートして、やる事を覚えないとならないって聞いたよ。いわゆる本家だから、お父様が亡くなったら、若くても彼は長男の役目はするんだそうだね。

跡を継いだのが女性の場合は、その配偶者には権利が無いから、長男がサポートして決定したりするとかって聞いたよ。

ポプリ《由緒ある古い家柄ですからねぇ。今でもお勤めなどに出て行かないで暮らしている方も少なくないようですものね。
セージ君の家はひいお爺様の時から、好きな道のお仕事なさっていて、変人だって言われたそうですよ。今は働きたい人は働いている様ですけれど...

Mrs.サフラン《そう言う家に生まれたら素敵って、若い時思いましたけれど、制約も多い様ですし、大変なようですね。
家に居ても、自分のお部屋以外では、きちんとした服装で過ごすのが当たり前のようですしね。

ポプリ《私の国では寒くて、昔は今より寒かったから、編み込みセーターなど着こんでいたわ。サウナが楽しみでね。スエーデンハウスは、結構軽快な感じかしらね。
私の家は、親戚の家族に安い賃料で貸してあるのよ。此処の仕事が終わったら帰国するつもりでしたから、２軒に別れてロッジ風の家でね。

今は空いている一軒は、不動産屋に頼んで、レンタルハウスにしてあるんですよ。でも今の感じなら、このまま此処の国の住民でも胃かなぁって思て居るの。

Mrs.ローリー《そうね。私もアレンは此処で仕事が気に入っているから、きっとリヴェール教授について行くと思うわ。此処で暮らすなら、此処でセカンドカントリーに移るなら、そちらへでしょうね。

セルフーユ《そうだよねぇ。僕も一時的に此処かな？って思っていたんだけれど、Sugarさんが勧めてくれたなら、このままこの店を守っていくのも良いなぁ＾と思ってね。
信頼して任せてくれているし、大儲けを考えなければ、好きなように工夫して、ヘルシーなパンや焼き菓子や作れるしね。

腕をあげたら、療養型病院などのおやつのスィーツなど納めてくれない？って声かけて貰えたんだよ。凄く順調で怖い位なんだけれど、病院相手って、責任重大だよね。

ポプリ《でもせっかくのチャンスですからね。外の世界に戻っていくのも、自由でしょうしね。此処は自由な国ですけれど、自己管理が出来ないと、却ってマナーなど任されてしまったから、厳しいかもよね・笑私は好きですけれどね。

Mrs.Sugar《そういえば、この間思い出したんですけれど、訊こうと思っては忘れていたんだけれど、スエーデン出身の人も多いわよね。
皆英語がとても上手に話せる人ばかりですけれど？スエーデン語で話はしないの？

ポプリ《私の国は、ほとんど英語が話せるのよ。話せない人はごく一部だと思うわよ。何民や移民を多く受け入れてきましたからね。

Mrs.サフラン《そうですよ。専門書とかその他は英語の本が多いし、わざわざ翻訳するよりもそのまま使える様に、人の方が英語が使える様にしたんだと聞いたわ。

それとある意味お金はキャッシュはほとんど使わないから、小銭しか持って居ないと思うわよ。皆カードなのよ。只税金が２５％くらいですからねぇ。物価は高いので、贅沢は出来ないわ。

Mrs.Sugar《あっ、それはセージの国も、凄い田舎に居てもカード払いだって言っていたわ。日本とは違う様ね。日本はカードが使えない店が、結構まだあるんだけれど、それに最近日本はトラブルが有って大きな銀行などが、ATMが使え無くて大変だったとニュースで観たわ。

何でもオートメーションにしちゃっているけれど、天災も多くて停電があるから、どうなんでしょうね？他の国みたいに電線は地下ケーブルにしたら、かなり防げるかもしれないけれどねぇ。

何でもすごく便利で、最先端とか言っているけれど、インフラは弱かったり今一つなのよねぇ。徹底した設備やメンテがなされていないみたいね。
ホント「惜しい国日本」って何時も思うわ。それから西欧人は皆つましい暮らしよね。日本人は贅沢な暮らし、楽な暮らしに浸かり込んでいるわ。そう思っていても帰国すると、日本スタイルに染まっていきやすいのだから、人間てもろいものね。

皆と巧くやっていくには、適当に合わせて行かないとでしょうしね。断固譲れない時は、きっぱり言いますけれどね。
ですから、私気が付かない内に、気疲れする時が有ったのね。元々移民したかったのが、出来ずにいてもうあきらめていたのが、まさかの此処の国の記事みつけて...。
ダメ元で応募したのよ。語学も大してできないんだけれど、面接でこのいい加減な性格でOKになったみたい。

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今日はそんな話などして、暫くしてみなセルフィーユ君に任せて、帰宅しました。Cafeのお客さん達は、有難い事に、結構自分のオーダーした物を状況によっては、取りに来てくれ、片づけて帰ってくれます。

午後の空いた時間だと、此処で仕事している研究所の人が来ていたり、上手にありがたい来店です。
セルフィーユ君もすっかり信頼されて、居心地は悪くない様子です。仕事は仕事ですから、大変な時が有るのは当たり前だと思っています。
どんな好きな事であっても、嫌な思いをしたり、巧く行かなかったりがあるのは、仕事ですから当然の事ですね。
                      
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 storyteller🐑