仕事を抜けて来た者もいますが、新人アルフィ君以外が、今日は集まりお喋りです。全員が休みが一緒はなかなか難しいのですが、都合をつけて集まりました。
今後又遠隔サポートが始まると、顔合わせが出来にくくなるかもしれないので、出て来たようです。逢ったからと言って、重要な話がある訳ではなく、どうでもよい話をするために集まるのです。
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Drターナー《本当にこれだけ一緒に此処で逢うのは、何時ぶりだ?なんだか昨年は訳わからず、バタバタPCに向かって仕事して終わったし、今年はセカンドカントリー移住予定が早まったから、又何だか落ち着かなかったしな。
セージ《又第二団が暫くしたら、行くんだろう?それも決まっているのかい。
Drマロウ《決まってはいるけれど、まずは移動した人たちからの、住み心地や
その他の報告で、人が少ないうちに、手を入れてからだよ。
良ければ、シェルターでは無く地上暮らしだからな。皆が暮らして、汚染その他
の観測もして結果を見て決めるだろう。
アレン《移住と言うより、観測隊だな。患者の中でも、内容を知りたい人から、数人行っただけだしね。自分の体を張って記録を付けて、考えないとならない人達が行ったんだよ。
ライモン《僕も患者として、次位に行く様かな?大使館は3ヶ国の者がいるからね。国に報告もしないとならないんだけれど、皆これから子供が生まれる年代なんで、最後かもなんだ。
セージ《まぁ、引っ越すなら気楽に引っ越せばよいしね。家は整理してリスト作って置いていけばよいんだろう。
Drマロウ《あぁ、行く頃には、向こうはすべて最低必要な物は全部そろっているよ。大概はどこの国も西欧は同じだろう。何も置いていない家もあるけれど、大概は家具も道具も、即暮らせる状態になっているだろう?
エルダー《あぁ、もし個人的に何か買ったら、それだけ持っていけば良いんだけ
れどね。此処の自転車は、持っていくだろう?
Drターナー《それは、バッチリ申し送りしてあるから、そっくり送るさ。此処で、放って置いたら、駄目になってしまうだろう?
アレン《メンテしてあれば良いかもだけれど、機器類だって、置いておく物と、
持っていくものとがあるんだろう?
ライモン《皆が移動するようなら、大使館はシェルター内と外と、繋がって使える所に用意してくれたそうだから、安心だよ。
帰国って言われたら!と思ってハラハラしていたんだ。
セージ《せっかくここには、サイクルロードが出来たのにな。たいして使わないで
終わっちゃったよな。
もし彼方に行ったら、又地形を調べて、作り直しだね。アルフィが入って人数が増えたから、チームを作って、感染症が終息したら、レースに参加しようか!
エルダー《おいおい、でも医療関係の者は参加できないんだぜ。昨年のツールドフランスの、凄いクラッシュ事故みたいなことが遭って、もし巻き込まれたら、手不足になってしまうから、危険の多いレースには出られないんだよ。だよな?
セージ《あっ、そうだったっけね。3人出られないのなら、全然人数は足りないよね。8人編成だから、昔は個人出場も出来た時があったそうだけれどね。
やっぱり、フランス、ドイツ辺りはチームも多いし、強いよなぁ。って、此処だから俺もこんなこと話せるけれど、ミント達の前では、話せないんだよ。Sugarには話しているけれどね。
ライモン《僕もですよ。ロードレースは、あんまり良いイメージではないですから、下品な事だと言われてしまうんですよ。
セージもだろう? ギャンブル対象にされている庶民のスポーツだと思われているんですよ。
エルダー《良い家柄に生まれるって大変だよなぁ。大使館の人達には、言われな
いのかい?此処へ来ているのは知っているんだろう?
ライモン《うん、言って来ているからね。でもセージが居るクラブだし、Drター
ナー達が仲間の、お楽しみサイクリングのクラブだと、言ってあるからね。
大使代理のカッセルはスポーツ音痴で何も知らないし、事務官達は知っているけれど、絶対に言わないよ。
アレン《でもまぁ、身近で聞いているだけでも、つくづく古い家柄とか階級の高い家に生まれなくてよかったよ。良い事なんて何にもないよなぁ~。
好きな事やるにも、報告したり、禁止されたリが多いよな。
セージ《だから、継承権箒する人も結構いるんだよ。でもそうであっても、時にはその家に生まれてしまった、義務を果たさないとならない時があるんだって聞いたよ。
Drマロウ《そうらしいなぁ。例えば戦争などが起きたら、真っ先に徴兵には応じ無いとならないとか、聴いたように思ったぜ。
ライモン《僕の国はそうだよ。前に1年くらいはそういう教育は受けた事がある
もの。セージは数年の差で、強制されて軍隊経験から免れただろう。
学生だったし、元々そのような事も考えて、周囲から何と言われようと、曾祖父の代に医学者になったはずだよ。もし、軍隊に入ったとしても、人殺しではなく軍医としてなら、人を助ける方に回れるから...とかってね。“彼の家からは、戦争であっても殺人者は出したくない”って言って居たそうだよ。
エルダー《ライモンは他所の国の事なのに、良く知っているなぁ。
ライモン《金融関係、精密機器などがメインの国だから、結構情報は知っている
んだよ。同じパーティに出席していた、グループだからね。
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今日も此処の中だからこそ話せる内輪話をしたのでした。Drターナー達も実家が医療関係なので、国の重要人物と関りがあったりするので、プライベートな事まで知っていたりするので、外では話せない事もあるようです。
エルダー君のように、学者の家の出くらいが、程よくて良いのかもしれません。
storyteller@Sugar