今日はDrターナーも教室にやってきました。又時々依頼が来て、会員さんの国からの病院へ、遠隔サポートする時があるようですが、以前の様には頻繁 今日はまだこの国の倉庫に沢山置いてある、医療関係機器のメンテを頼まれました。
セージ君とエルダー君は管理人の資格も持っているので、その様な仕事も頼まれます。『MRI1』の製作も、毎日の仕事として、まだ今年いっぱいは続きそうですが、医療用の普通の端末機の腕輪はあるので、ブレスレット型は期限があるわけではありません。
只オーダーが沢山は言って居るだけです。
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Drターナー《少しずつで良いからよぉ。使わない予備のストレッチャーその他の医療機器をメンテして、倉庫に仕舞ってしまいたいんだよ。錆びたりしないように空調管理バッチリもしてある倉庫に仕舞いたいんだよ。
セージ《セカンドシェルターには持っていかないの？いずれは居るんだろう？
エルダー《B2の検査室の所に置いてあるって言うやつかい？結構あるって聞いたけれど？
Drターナー《使う物もあるからな。順番にサイクルルームの所に、置いておくか
ら、さび止めもして、終わったのはカバーかけておいてくれよ。
順番に仕舞うからよぉ。最低使う物以外は、もし又此処のシェルターに戻る事が有ったら、使うからな。
セージ《解ったよ。明日位からやっておくよ。丁度少々この作業も、飽きて来たから、気分転換になるよ。
俺とエルダーでやるから、その間はフランツは、自分の研究などやっても良いし、続けてやってもらっても良いんだろう？
Drターナー《あぁ、適当に好きにやってくれれば良いよ。セージとエルダーの都合の良い時でな。ただ倉庫に仕舞いたいから、メンテ優先にして欲しいんだけれどな。
管理人の人数も第一団で行ってしまって、人が少ないからよぉ。ま、２人共管理人資格もっているから、ちょっと今年は、手伝ってもらう時が有ると思うんだ。
エルダー《良いよ、全てひっくるめて、ターナー教室の仕事だからね。そう言
う事での、教室のメンバーの変更だったんだろう？
今のメンバーは皆幾つも、ライセンス持っているものばかりだものね。
フランツ《シムノンだって、一応セキュリティエンジニアで、此処で仕事しているけれど、幾つかの医療関係の、コンピューターの資格持っているんだろう？
モリアーティもさ、皆多角経営なんだよな・笑 俺が一番少ないんじゃぁないかな？エネルギー関連や、マイクロチップ系統の研究開発だけだろうからな？
あっ、後はターナーが居ない時の、責任者代理もだっけね。俺は器用にいくつもの事を兼任は苦手だからな。
Drターナー《フランツが居てくれるから、俺は安心しているんだよ。此処のメン
ツも皆大人しそうな顔して居ても、結構個性的だからな。誰かが、纏めてくれる人が居ないと、巧く回らないと思うよ。
さて、俺はちょっと医局に戻てくるけれど、そこにある俺の仕事途中の道具は、触るなよ。セージは直ぐに“これは何だろう？”なんて、触るからな。メスも鋏等よく切れるから、手を怪我するからな！
セージ《何だよ、子供じゃぁ無いんだから、そんな事やらないよ。何やっているか判っているからね。じゃぁ、エルダーちょっと休憩したら『MRS1』の作業終わった分を、チェックして....。
結構沢山作ったよなぁ～。限よく仕上がるかい？そうしたら、サイクルルームに行って入用な部品など、揃えてメンテの仕事をしようか。
エルダー《あぁ、俺はもう今日の午後には、手を付けて居るものは、終わらせられるよ。セージはどうよ。
セージ《俺も今日中に仕上げてしまうよ。フランツはどうするのかい？
フランツ《俺は、このまま同じ作業を続けるよ。別に仕事だと思えば、飽きないし何か連絡が入った時にも、続けて居た方が良いだろう？
結構真面目に作っていても仕上がるのは１日１個～２個だものな。完全に装飾品だよな。俺のは複雑な堀り物などは行ったり、石を入れたりなどは無いからね。
エルダー《レンタルしているのに、凄い豪華だよな。本物の宝石入れているんだろう？
セージ《以前はね。使ってみて、何も本物の宝石入れる事無いんじゃぁないの？って言ったんだよ。リヴェール教授も納得してくれたから、今は単にフェイクの飾り物だよ。それも安いのをね。
そういっても、凄い高い石もあるんだけれどさ。安いのでも、ガラスって結構な値段するんだよね。ガラス加工って手がかかるんだろうね。
フランツ《そうだよ。ボヘミアグラスなんて、凄い値段だぜ。チェコの特別なガ
ラス使ってるからね。なんだよここにあるフェイクの宝石はそうなのかい？
セージ《うん、なんだか最初は患者が、自分で持って来たんだけれど、途中からライモンの知り合いの工房で、削った残りのガラスかなんかで、作ってくれる事になったんだ。
完全にフェィクなんだけれど、流石技術も良いし、ガラスの透明度を高め、屈折率を大きくするんで、輝き方が違うんだよ。
エルダー《それで、患者は満足したんだね。偉い人だか何だか知らないけれど、我儘な事だよなぁ。
そのお陰で此処の経営も安定して、想定より早くに、黒字経営になったので、セカンドカントリー計画は、急激に早めることが出来たそうだからね。
フランツ《会員申し込みが沢山来るけれど、リストには乗せていても、手は広げ
ない様にしてるそうだよ。
大病院になってしまったら、丁寧な治療などは、出来ないからってね。それで益々信用を得て、申し込みは増えたそうだからね。
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なんでも経営となると大変なようですね。万が一、今回のパンデミックなような問題が起きて、経営不振になるようなことが起きても、破産することなくやっていける様に、考えられているようです。
その為にも、TOP役員メンバーの顔触れが親しくて、しっかり支え合え、共に知恵を絞って考えられる人ばかりの集まりです。
職員や、国民達もよく考えて、この国を選んだ人ばかりです。色々な違う意見が出てもきちんと話し合って、折り合いがつく人達なのです。
違う意見が出ても、皆が観ている方向は同じで、ぶれることはありません。過去に戻って行く事は、此処ではプラス最先端の物も、場合によっては使いますから良い未来に向かう事が、過去の良い部分を守って暮らす事なのです。
西欧の国の人達の集まりなので、つましい暮らしなどはお手の物で、さほど大きな変化はない暮らしになるでしょう。なんでも修理して使い続ける事が出来るように、考えられていますしね。
storyteller@Sugar
