MrsSugarがDrマリアンヌと昨年のクリスマス前に、サプライズクリスマスプレゼントを、セージ君が大好きなロードレース用の自転車を送ろうかと思っていると話していたのです。するとリヴェール教授が仕事で実家に戻るので、注文して置いたら持ち帰って来てくれると言う事になり、頼んでおいたのです。
身長に合った大きなサイズの本格的ロードレース様です。
サイクルクラブの事はリヴェール教授も知っていたので、教授とDrマリアンヌからサイクルクラブに同じ自転車２台ロードバイクをクリスマスプレゼントするから、３台一緒に注文して有ったのも持ち帰ってくれたのですが、今の時期ですから、通関その他に徐幹が掛かり、クリスマスに間に合わずに、今日になったのです。
Drマリアンヌから、クラブルームに搬入済みの連絡がMrsSugarに来ました。
セージ君が帰ってきたら、伝えれば良いかと思っていましたら、Cafeガーデンを教室に向かうアレンさんが見えたので、彼に伝えてもらうように呼び止めました。
アレンさんもサイクルクラブのメンバーですから、きっと見たら大喜びでしょう。
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MrsSugar《アレンさんこんにちわ！ターナー教室に行くのかしら？
アレン《やぁ、Sugarさんこんにちわ。教室に行くところだけれど、どうしたの？セージに何か伝える事があるのかい。
MrsSugar《実はセージには内緒で、遅くなってしまったんですけれど、クリスマスプレゼントが有って、それが先ほど届いたって連絡が合って、クラブルームに置いてあるの。
アレン《おや、サプライズプレゼントなんだね。きっと大喜びするよ。伝えて置くよ。
MrsSugar《それだけじゃぁ無くて、リヴェール教授夫妻が、それを知ってクラブの皆に２台同じロードバイクのプレゼントが一緒に着いたのよ。だから、多分バイク屋さんに皆セージと同じくらい大きい人が多いからって言ったから、同じサイズだと思うんで...観てみて！
アレン《解った。そりゃぁ直ぐに見に行くよ。逢ったら教授達にお礼を言うけれど、先に逢ったら喜んでいたと伝えてくれる？じゃぁ、又。
エルダー《すげぇ～。ピッタシサイズの本格的ロードバイクじゃぁないか！セージへのサプライズプレゼントのおかげで、サイクルクラブには教授夫妻がプレゼントしてくれたんだ。
アレン《Sugarさんが、クリスマスプレゼントの話をDrマリアンヌと話していて、そう言う事になったそうだよ。サプライズクリスマスプレゼントだってよ。
セージよぉ、可愛い嫁見つけたなぁ。
セージ《少しも知らなかった。まったく何にも言わないんだものな。そうか、リヴェール教授クリスマス前に、仕事でロンドンに行くって言っていたっけね。
Sugarは何にも言わないんだものな。
アレン《言ってしまったらサプライズプレゼントにはならないだろうが...。お前そう言う所はホント馬鹿だよな。
エルダー《測ったようにピッタリサイズだな。よくサイズがSugarさん解ったね。ロードバイクの事詳しいのかい？
セージ《ツールの事は前から知っていたけれど、俺がサイズの事を話したから、判ったんじゃぁ無いかな。身長に合わせて何種類かあるって話した事あるからね。
此処に来たら、一応外での暮らしが出来るって判ったから、きっとそれで乗るチャンスが有るって思ったんだろうな。
エルダー《本当にセージの所は何でも話すんだね。普通女の子はロードバイクの話などは興味なくて、話しても上の空の返事だろう？
俺とアニーもなるべく色々話すけれど、興味なさそうな話はしないぜ。アレンの所は話するかい？ 此処に集まる事に何も文句言わないだけでも、良い嫁だよな。
大体女は自分の話は聞いて欲しくても、男の趣味の話なんて、同じ事やっていないと聞いていないだろう？
アレン《Sugarさんは自分も自転車好きなんだろう？時々借りる事があるCafeの自転車は女性向の自転車じゃぁ無いスタイルだけれど、彼女は以前時々乗っていたものな。シフトレバー付きだから、女性はスカートでは乗りにくいだろう。彼女は意外とお転婆なんだな。
セージ《俺の組み立てた前のバイクは、その当時あのデザインの物しかなかったんだよ。でも乗り易かったので、バラで買って組み立てたんだよ。本当はこのタイプが欲しかったんだけれどね。
あの頃は敷地内だけでしか乗った事ないから、人を引いても良くないからって、スピードがあまり出ないのを買ってもらったんだよ。
でもさ、スピードは立ち漕ぎなどしたり、サドルを高くして、前傾姿勢になれば、結構出るんだけれどな。
エルダー《Sugarさんは知っていて、このバイクを買ってくれたんだろうけれど、リヴェール教授達は、知らないで同じのを買ってくれたんだろうね。
自転車は今は色々な種類があって、好いよなぁ～。絶対に何の問題も無かったら、離れた所の家から、自転車通勤って言うのも楽しいんだけれどね。
アレン《ま、わっぱさえあれば、後は好きなようにカスタマイズすればよいだろうよ。ロードレース用のは、怖がって乗れない奴も少なく無いからな。
ま、森の中に１０キロコース作って良いって言うだけでも、ラッキーな話だよ。マウンテンバイクでも良い位のアップダウンもあるんだろうしな。
セージ《まずはコース選びして、ロープ貼ったら、以前のよう地面は工事用のローラーも有るし舗装してくれるってさ。週末俺達が使わない時は、リハビリ用に使うそうだからね。車いすとか、自転車もリハビリに使うそうだからね。
危険だから立ち入り禁止ロードにするから、ロープが張られるそうだよ。
エルダー《又教授の万が一だろう？サイクルクラブも振出しに戻って走る所作りからだね。確かにだよな。それに獣避けの為にもらしいようだよ。森には何かが居るらしいからね。
タヌキとかキツネとかだけでなくね。寒い地区だから、種類は多くないみたいだし、渡り鳥とかも飛来してくるらしいよ。
アレン《ま、乗ったら飛ばしたくなるだろうけれど、怪我しない様に気を付けるんだな。妻帯者でもあるんだからよぉ。
セージは残念だったな。セージの事信頼しているから、きっと“オブジェにしても良いから”って、クリスマスプレゼントにしたんだろうよ。
セージ《そうだよな。俺うっかり“乗りたい”とか言っちゃったかなぁ？ま、無茶な事はしないと信じて、買ってくれたんだろうからね。嬉しいよ。
落ち着いたら、皆で交代に乗ろうよ。
エルダー《そうだね。乗ってみたら乗りたく無い人もいるだろうからね。これは好きずきが有ると思うよ。多分だけれど、皆が欲しいって事になったら、その内に買えば良いんじゃぁ無いの。
シムノンのお母さんが寄付してくれた、小さいロードバイクは、何れチビさん達がもう少し大きくなったら、乗るかもしれないしね。こないだ出逢ったら驚くほど大きくなっていたぜ。
ロードバイクはかなり大きいのに、凄く軽い自転車だよなぁ。Cafeの自転車の重さはこの3台分より重いぜ。あれはすげぇー丈夫な自転車なんだよな。
皆土曜日に出てきたら、吃驚するだろうな。
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あれこれ言いながら、皆ニコニコ顔で楽しそうです。余り乗る事もないから、リハビリにも使えるからと言っていた今までの自転車と比べると、圧巻の存在感です。
休みの日には、持ち帰って夫婦でサイクリングに行っても良いでしょうしとか、自転車で出来る楽しみや、筋トレもしなくてはと、話がどんどん広がるのでした。
楽しみが増えた事は確実です。
Storyteller@Sugar
