イリス君も秘書の仕事がすっかりいたについて

最近のCafeでは、色々な集まりの後のお茶のみに使われています。今のうちに出来る勉強会参加などに出席と言う話が出てきています。リヴェール教授はパンデミックを甘くは観ていないので、仕入れたい知識が沢山有るので、今のうちにだとも思ってます。

空振りだったら儲けもので、知識は大事な宝です。今のうちにさっさと出て行く事は、済ませて置きたいと思っているのですが、時期だけはパッと決められない気分があるのです。
ネットなどだけでの情報収集は知れていますので、実際に出席して見聞きする事は、必要な事でしょう。それでも万が一を必ず考えます。

大使館に居るカール領事が国際弁護士でも有るので、そのつてで医療裁判関係のセミナーに出席出来る様に取り図ってもらえるので、次世代代表にはイリス君とパルム(事務室長）が、その内出席しようと言う事になりました。

他の事も学んできたいので、１ヶ月半くらいの予定で、出て行きます。それも、数か国周ります。ライモン君の国と同じに、近隣の小国は金融や宝飾品など扱っているので、弁護士の集まりが多く、近隣国から集まってきて勉強会が行われるそうです。

医療裁判などもあるそうなので、抜群の暗記力の有るイリス君の出席は適任です。

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リヴェール教授《本当はウィルにも行って欲しいんだけれどね。ま、医局の人数は減ってしまうんだけれど、幸い今緊急を要する患者はいないし、遠隔サポートもせずに済んでいるからねぇ。
Drトーマスや、僕や学長や理事長、他にもマリアンヌその他が居るからね。思い切って出席してみてはどうかな、医者も裁判ざたになって事例は、知って置くと良いんじゃぁないかな？

Drローソン《そうですね。幸い余り感染拡大が酷くは無かった小国ですしね。少し考えてみますよ。でも時期は多分直ぐにでは無いと思います。

Drトーマス《そうだよ。一応万が一何か遭っても、僕は僻地で数年前科診てきたからね。大概の事は診られると思うよ。君とイリス君が一緒が良く無いかい？

今は問題では無いけれど、将来的にはプラスになると思うよ。

イリス《一緒に行ってくれたら、僕も安心して、聞いた話をしっかり聞き取り記憶する事に、集中できます。臨床例の話題だと、本当に内容が解らず丸暗記だけになりますから...。

カール領事弁護士《人数が決まれば連絡ください。直ぐに出席の申し込みをしますのえで、一応行き先の宿泊施設も予約入れて置きますから...。時期は皆さんの都合が良い時で良いですよ。

Drマリアンヌ《もうね。こんなチャンスはなかなか来ないと思いますから、本当に思い切って今のうちだと思うわ。

丁度サナトリウムも、引っ越しただけですけれど、安定期に入った患者だけですし、感染症も今だけ安定なのかもしれませんしね。終息したらしたで、一気に元に戻って患者の入れ替えになるでしょうし、外来も開院すると出られないわ。

Drローソン《そうですね。確かに直ぐに出れば夏になる前には皆帰国して、待機室に入って入国も出来ますからね。何であれ、菌は持ち込みたくないですからね。

でも時期はまだ決めないでください。

リヴェール教授《ま、僕も久しぶりに診療所当番で出勤するかな？白衣着るのも何年ぶりの事かね。

セージ君とエルダー君の大怪我以来だから約４年近くかな？確か2019年の秋だったよね。あのような巻き込まれ事故もあるから、気を付けて出て行かないとですね。

流石にあの事件は僕も血の気が引いた治療でしたよ。身内の若い子が...と言うのは、こうなるのだと思いましたよ。

Drローソン《行く時はイリス君の所も、家族と離れては初めての経験だろうけれど、周りの者が皆サポートしてくれるから、安心して行ってください。

君も外の世界に触れて来るだけでも、良い機会だと思うよ。勉強会だけでなく、色々な事が学べると思うよ。

Drトーマス《丁度、今の仕事も慣れてきたから、良い時期だろうね。

リヴェール教授《近いとは言え国外に出て行って、色々な国の人と話をするだけでも、随分学ぶ事が有るんじゃぁないかな。

そう言えば君の奥さんは、お目にかかった事は無いけれど、フランスで出逢ってこの国へ来て、子供が出来て結婚したんだったかな？国へ帰って式を挙げて来たんだよな？

イリス《はい、姉と帰国して簡単に式を挙げて入籍してきました。長男なので、後を継ぐはずでは有ったのですけれど、でも今の時代は後を継いだとしても、余り厳しくなくて、親もまだ若いので、差し迫った問題はないのです。

Drローソン《此処で、教授の秘書の仕事は多岐にわたる知識が得られるから、万が一帰国して、家を守る事になっても、役に立つのじゃぁ無いか？

まずは人前で、考えを纏めてハッキリ伝えられる様には、なって来たものな・笑

Drマリアンヌ《どの段階の貴族か判りませんけれど、一応家長としての役目を果たす時に、テキパキと人と話したり、色々出来ないとでしょう？

彼方今でもだけれど“お姉さんと入れ変われば良かったのに”と思うくらいに、かなりシャイなのね。でもまぁあのトラブルで随分しっかりして、今の奥さんは自分で見つけてきた人なのでしょう？大人しそうな人だけれど...

Drトーマス《君もお姉さんと年子だそうだけれど、君の子供も年子なんだよね。今もう活発になって、奥さんも一人で留守中大変だろうから、何時でもヘルプ出せば、保育士派遣するし、育児室に預ければ良いからね。今でも預けているんだろう？

パルム事務室長《子育て大変そうですよね。うちももう高齢出産になるから、子供が欲しいと言って居るんですけれどね。

此処での暮らしが落ち着いたら、生まれるのではないかと思うんだけれどね。もう世界的に、出産が減っていると言うヵらね。カールさんの所もまだ子供はこれからですね。

カール領事弁護士《そうなんです。もういつ生まれても良い状態になったんですけれどね。こればかりは神のみぞ知るで...。自然にと思っているんです。

生まれなくて、子供が欲しければ、以前セージ君の領地内の養護院から、里子を取らせてもらってもと思っているんですよ。

以前何人か里子をもらったのですが、皆シッカリ教育されていて、すっかり里親も気に入って、とても良い状態なのでね。

Drローソン《閉鎖したいと言っていたのに、パンデミックで又養護院にあずかって欲しい子供が沢山出てもう数年先にと伸ばしたんだそうだね。

そうか、皆里親からの評判が良い子達で良かったなぁ。

Drトーマス《セージは若いのに、そう言う所は、しっかり役目は果たして居たんですね。彼の家では１５歳になると、財産分与されて、其処を守っていくのが本来の役目なんですよね。

セージが本当は継承者なハズなんだけれど、生まれていない時に女ばかりなので、長子が跡を継ぐので双子の姉の妻のクランベリーが跡を継いだんです。

でもセージが生まれてくれたので、長男の仕事は彼がやる事になったので、大分楽になったんです。それに、その後もマルの所もミントの所も男の子が産まれたので、子供は欲しくないセージに取っても良かったと思います。

リヴェール教授《由緒ある古い家系に生まれるのも大変だよね。うちの様に只の総合病院であっても、継承問題は大変だったりするからね。うちは次男が継いでくれたので、長男の僕は好きにさせて貰えたし、３男のウィルは此処に来て、僕の代理のマリアンヌのサポートをしっかりやってくれたんでね。

なので、夢が叶ってこの国が出来上がったんだよ。学長や理事長達もだけれどね。皆一人では何も出来ないものだよ。

パルム事務室長《自然とだんだん親しい同士の家系の者が集まってきて、協力し合って、出来た事ですね。

カール領事弁護士《そのようですね。それは良い結果になれば、意見などが纏まり易く、悪くすると他人以上のややこしいトラブルになるのですが...。

此処は運よくかなり良い方向で成り立った様ですね。そうであっても、人の心は変わりやすいものですから、医療裁判は考えておかないとだと思います。

Drマリアンヌ《そうですね、ただ特別会員の役員が、女性の数が多いのは、男性のコントロールで、過激な方向に行かずに、穏やかに纏まる方向になりやすいのが良いと思うわ。

リヴェール教授《誤解はしていただきたくないのですが、強要では無く、僕は身を守るために防御の為に暴力で返したくは無いと思っているのです。

大変な事態が起きたとしても、助けられる命は助けたいと思っています。そして、反対意見も有るかもですがどちらか選ぶとしたら、若い年代層から救命したいと思います。

Drローソン《僕も例えそれが敵側だったとしても、差別はしません。今世の中は一部では争い事が絶えずに起きて居ます。

遠い国だと思っても、ウィルスと同じ一気に広がり争い事は地下に潜んで、噴き出してくる時が有ると思うので、些細な問題のうちに解決しておきたいと思っています。

Drトーマス《たとえ身内を殺した相手であっても、復讐をしてはならないと言う事ですね。医者は多くの患者さんの死に寄って、学ばせてもらったから成り立っている仕事ですからね。

少しでも疑問をもったら話し合いますし、此処から一時離れるのも良いですね。ですから、此方に支障が出ない範囲で、海外研修には今は出て欲しいですね。

イリス《僕も外の空気を吸って、色々考えたり勉強してきたいと思います。少しでも将来役に立つようになりたいです。

パルム事務室長《今が頂点として、過去の程よく良かった時代に近づけるようになるには、とても大変な事だと思います。

周囲の時代が変わっている中、現状維持するのは何もしない事では無く、底辺から見直しもして、絶えず調整必要ですからね。

カール領事弁護士《そうだと僕も思います。退化すると言う事ではありませんからね。僕達大使館側も是非協力させてください。この数年小さなことから大きな事まで、凄い変化がある年になりそうだと思っています。

Drマリアンヌ《私達女性役員は、女性だからはの感性で色々考えて行きたいと思っています。では基本は皆、健康な心身を持って居ないとなりません。自己管理して、健康な体で過ごしてください。無駄な人材は一人も居ませんからね。
皆に支えられて、この国は有るのですから...。

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新たに事務的な事に関しても、研修に出て色々な事を学んで来る事にしたようです。新たな研究開発に手を付ける前に、ストップして見るのも悪くない事でしょう。

メインカントリーが移動した事をきっかけに、色々見直しの時期と言う事になりました。VIP会員も抜ける人が居れば、待ちの人を受け入れですが、誰も抜けることが無いので、数を増やすことなく運営なのでそれらは、現状のままで変化なしです。
　　　　　　　　　　　　　 Storyteller@Sugar