アルバムつくろうと思っているのよ。

仕事が一段落して、皆でやれやれと一休み。お茶を飲んで編み物少々しながらおしゃべりを始めました。セルフィーユ君と、Mrsローリーは、まだパンや焼き菓子を焼きながら、明日の準備です。
MrsSugar達は、レースの夏服は早めに帰って、汚れないように家で編みますから、店ではほかの編み物です。
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Mrs Sugar《今日も忙しかったけれど、みんな順調に終わてよかったわね。自画自賛ですけれど、私たちもまだ捨てたもんじゃぁ無いわね。

ポプリ《本当に！でもセルフィーユ達が上手に使ってくれるからですわね。仕事のスピードは落ちてきていますものね。ただ、ずっと継続しているから、何とか体も動いてくれていますけれどね。

Mrsサフラン《私なんて、もう昔の私からしたら、信じられないくらいアクティブに暮らしているのも、皆のおかげだわ。

チャンスがあれば、今から恋だってしたいくらいよ。もう亡くなった夫も許してくれると思うのよ。

Mrs Sugar《わぁ、素晴らしいわね！どなたかお目当ての人がいるのかしら？同世代でシングルは居ない？から、年下の彼ね。チャンスが有ったら、週末パーティにでも誘ったらいかが...。

セルフィーユ《何？サフランさん好きな人が出来たのかい？ヒュー.....チッチチチチ、この元気者め！

Mrsローリー《わぁ～、本当に。恋をするにも、パワーがいりますからね。誰の事かなぁ～。お店に来るお客さん？話した事がある人なのかしら？

Mrs Sugar《そうそう、話した経験がある人なら、週末パーティに誘いやすいじゃぁ無いの？特にシリアスになるよりも話をするきっかけが出来ないとね。年齢は関係なくフィーリングが合うお友達で、良いんじゃぁないの？

早計に告白などしたら、そうじゃぁ無かった時がややこしくなるわ。

ポプリ《そうよね。お付き合いは始める時より、別れる時の方がパワーがいるし、大変なものよ。

Mrsサフラン《そうよね。もう少し様子見てから、パーティに誘ってみるのが良いかしら・Ohohoho、、、、。ほら、きっとSugarさんとセージ君や、ポプリさんの亡くなっても、ずっと側にいる彼の話に刺激されたのかしらね。

このまま、ただ老いていくだけの人生は、物足りないって思うようになったのよ。

Mrs Sugar《そうそう、私ねセージと話したんですけれど、ポプリさんみたいに、写真撮ろうって言う事になったのよ。等身大写真や、アルバムやね。

将来良い思い出話になるかもしれないし、もし片方が先に旅立つ事になったら、ポプリさんみたいに、写真であっても話相手になってくれるかもしれないってね。

ポプリ《まぁ～。そうだったの？でもその気になったら、試してみたら良いかもだわ。私の場合はそれで今まで、家に帰るのも寂しくなくいられるのよ。彼は若いままだから、Sugarちゃんの所ほどではないけれど、かなりの歳の差になってきたわ。

Mrsサフラン《私もね、別に何の不満もないんですけれど、お２人しか親しい人は居ないでしょう。ふと気が付いたら少し“味気ない暮らしだわ”って感じる時が出てきたのよ。エルダーもすっかり他所の家庭の者の顔になってしまいましたしね。

一番愛する息子でしたけれど、やさしくしてくれるけれど、彼の愛はアニーのものになってしまったって感じたのよ。

ポプリ《でも、息子はみなマザコンでしょう？恋人や妻とは別れても、母親とは別れないんじゃぁないかしら？
例外もあるかもだけれど...父親を尊敬している人も多いですしね。

Mrs Sugar《考えたら外国人って、カップルでの写真持っている人多いでしょう？愛する人の写真を何時も持ち歩いていたりするじゃない？私そんな習慣なかったから、気が付かなかったのよ。

でもね、何時だったか“Smartphoneは好きじゃないけれど、仕事用には持っていないとならないんだ”って言っていたセージのに、私の写真が色々入っていたの。私使い方さえ知らないんだけれど、デスクに置きっぱなしなのが目に入ったら、私の写真がチラッと見えたのよ。

それも有って、そうなんだ！ってね。ですから、もう少し写真撮って...ってポプリさんの部屋を思い出して、セージに話したのよ。そうしたら、さっそく写真撮ろうってね。

ポプリ《まぁ～。そうだったの？写真撮るのは良い事だと思うわ。Smartphoneは私も持っていませんけれど、彼の写真は持っているわよ。お守りみたいなものね。

Mrsサフラン《とてもハンサムな方ですものね。ポプリさんも今もきれいですけれど、若い時はさぞかしモテたでしょうね。プラチナブロンドは憧れですものね。

セルフィーユ《そうそう、なかなかいないものね。今でもとてもきれいな髪だよ。

Mrsローリー《白髪になるときが目立たないですし、白髪になってもきれいだわ。

ポプリ《でもね。みすぼらしくなってきたから、Sugarちゃんみたいに短く切ろうかと思うのよ。手入れも大変ですしね。艶が無くなってきたから、絡まるようになってきてね。

Mrs Sugar《とても柔らかな髪の毛ですものね。ふわふわで、綿あめみたいだわ。私は白髪が出てきてからは、もうベリーショートにしたのよ。髪の毛が掃除の時彼方此方に落ちているのが嫌でね。

特にここで飲食を扱う仕事では猶更ね。セルフィーユが来てくれてから、少しカールが見えるくらいの長さにしたのよ。

Mrsサフラン《でも柔らかい髪は格好がつけにくくて、Sugarさんの髪の毛の方が、触り心地がよろしいんですよね。綺麗な白い色ですし...。

セルフィーユ《そうだね。結構髪の毛は落ちるから、長くしているなら、後ろで纏めていないと、気が付かないうちに食べ物に混ざってしまうからね。

Sugarさんは、キャップをかぶっているから安心だよ。みなが結構キャップやボンネット被っているもとは、此処はナースが多いのと,Sugarさんの影響だってきいたよ。

Mrsローリー《清潔に見えますしね。Sugarさんのは凄く素敵だわ。サフランさん同じレースのキャップなのね？
素敵よ。同じものでもその人の個性で、雰囲気ちがうわね。

Mrs Sugar《ローリーは実用的になんでしょう？でもしゃれているわよ。

セルフィーユ《かぶりだしたら、脱ぐと髪の毛がうっとうしいんだってさ。で、切ろうと思ったら旦那様が、家にいる時は長い髪がくつろいだ気になるから、良いって言われたんだって！ローリーもアレンさんLoveだからなぁ。

Mrsサフラン《アレンさんって、チラッとしかお見掛けしませんけれど、とても男性的でセクシーな方よね。さぞかしおモテになられたでしょうね。

此処は素敵な男性が多い国ですものね。理事長さんたちも、なかなかのハンサムですし、身ぎれいな方が多いわ。

ポプリ《そうね。研究者や学者が多いのに、おしゃれですし都会的で素敵な人が多いわね。何時も勉強する心があるからか、若々しいですしね。

Mrsローリー《本当にそれが魅力よね。その分休みの日は絶対に一緒に過ごすけれど、他の日はあまり夫婦らしく過ごす時間は少ないわ。

ちょっと寂しいけれど、だから私は此処で働けるし、家で自分の仕事の絵本作家の仕事も十分楽しめる自由はあるわ。

Sugarさんの方が、セージ君から離れる時間がないでしょう？愛されすぎで…。

Mrs Sugar《そうかもね。でも本当に優しくて、2人で過ごす残りの時間考えたら、良いかな？って思っているのよ。一応まだ気を使って控えめにしていると思うのよ。

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やはり西欧人は、何歳でも相手がいれば、カップルとしての魅力にこだわるようで、魅力がなくなったときは、カップル解消なようです。最近は日本もですが、何歳になっても恋愛は大事な事なようです。

MrsSugarにとっては、こうして雑談の時が夫婦円満に過ごす為の情報収集の時です。とりあえず写真のパネル作りとアルバムはさっそく作りますし、今後の暮らしも写真を撮って、思い出作りをしようと、思いました。

                       　　　　　　Storyteller@Sugar