Drターナー達がサイクルクラブに出てきました。

今日は全員集合にはなりませんでしたが、DrターナーとDrマロウがサイクルクラブに出てきました。出て来たと言うよりも、セージ君が付いた時にはクラブの中にいました。

Drターナーは夜勤明けで、何時もの木製駐輪台の上のキャンプ用寝具で、仮眠を取っていたようです。Drマロウはメィスが待っているので、短時間でも一度家に帰って着替えて出てきました。

2人とも皆と逢うのが楽しみなので、お茶飲みながら待っていました。ライモン君も早くに来るのは何時もの事ですし、エルダー、セージと集まりました。
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Drターナー《いやぁ、久しぶりにここで寝たら、俺のベッドと言う感じで爆睡できたよ。乳幼児じゃぁないけれど此処のブランケット持っていけばよかったって思ったよ。皆元気そうで、ライモンも安定しているようだな？

セージ 《次に全員集合出来たら、ビールでパーティだね。とにかく皆無事に帰国出来て良かったよねぇ。誰も体調崩したり、怪我したりも無かったんでしょう？心配していたんだよ。SugarとTVやニュース見て、酷い国見ると“あそこに居ないと良いねぇ”ってね。

Drマロウ《そうかぁ、心配してくれてありがとうな。お陰様で…。休憩時間などには、皆の噂などしていたよ。

エルダー《でも、少し皆痩せたんじゃぁ無いの？色も黒くなって...。まさか戦場などにはいかなかったよね。

ライモン《いろいろな国事情があって、大変だったでしょう？僕の国もウィルスは、まだ完全解除してはいないんだけれど、国交問題ではピリピリしている様だよ。

なんだかで、内戦している国でも、何処でも関りがあったりするからね。

エルダー《それで、まだいろいろな作業と言うか上の役員たちなどと、話し合いとか色々あるんだろう？皆聞きたい事がいっぱいだろうからね。

Drマロウ《ま、勉強会だよな。なるべく同じ事繰り返さなくて良いように、集まって勉強会だよな。出ないと同じ話をだらだらと何回もしなくてはならないからね。

だから、Cafeには大変だけれど、ランチや間のお茶の時に食べる物をデリバリー頼んでいるんだよ。忙しいだろう？　でも良い後継者が店継いでくれたようで、よかったな。

多少Sugarさんも楽になるんじゃぁ無いか？セージが一番嬉しいか！Wahahaha、、、

セージ 《そうだよ。やっと俺専用のSugarになったって言う感じだよ。リタイアしたと言っても、Cafeから呼ばれたら店優先だからね。

セルフィユとシャノアールの店のジャンティも引き継いだから、2人で相談して夏休み
中に、店を共同で何か巧く回していくようにするんじゃぁないのかな。

エルダー《今まではやっぱり大変な雑用は、みなSugarさんがやるようだったからね。俺の母親もMsポプリもそう言うことは気が利かないからね。

気が付いたとしても、その頃はSugarさんが、もうパッと済ましているそうだからね。疲れすぎないようにしないとだよ。母親に逢ったときは言うんだけれどね。

Drマロウ《CafeのレディやMmeシャノアール達は、皆微妙な年頃だからね。“元気なら良いんだけれど！”って言っていたんだよ。　

でももうこの間セルフィーユ君とデリバリーに来てもらった時、丁度役員たちが揃って
居た時に、挨拶してもらって皆納得したようだよ。

Sugarさんとセージには学校行事の時や病院でも何かと、雑用の手伝いとかしてもらっているからね。でも店には出ているんだろう？編み物などしながら、チョコっといてくれると、やっぱり看板だからね。

俺たちはあんまりいかないけれど、リヴェール教授やDrマリアンヌが、一番ガッカリするからね。彼女も今回の研修の結果の話で、これから研究生活に入ると言っていたけれど、色々考えることが出てくると思うよ。

もう、医学とは？と言う原点に返って考えるのに良い機会になったよ。生きるとは？と言う事など考えたりな。
やはりたまには外の国を回って、他国の医療関係者と親睦会など持たないとな。
勉強会もだけれど、親睦会の方が皆のプライベートな話の中にこそ、大事な話が出て来たりだよ。

Drターナー《そうだなぁ。５ヵ国回ったけれど、同じ国でもどこでも同じだけれど、地域によって生活様式が違っているし、階級制度があるわけではないけれど、ずいぶん違うよね。

教育の質の違いばかりでないし、金持ちであっても賢くない人もいるし、貧しくても独学で勉強している人もいるし、そういう生活の質によっても、病気に対しての考え方がかなり違うしね。

でもトータルしてみた結果、ハンデを持っている人が、想定以上に多かったよ。最先端のロボットが出来てきて入るけれど、ほんの一部の人にしか行きわたっていなくてね。

その中でも“手が使えない人が一番大変だな！”と思ったよ。手が使えれば仕事もできるしな。今までは、俺たちはオペ後しばらくは見るけれど、後は理学療法士や技師に任せていただろう。

でも最後まで見ないと、結構ソケット部分がダメージ受けていたり、定期的に診ないと体への負担も少なくないようだったよ。ハンデのある人から、結構話が聴けたからな。

研修生だから、正直な話が聴けたって事もあったんだろうな。

セージ 《で、何かコストも安く、もう少し手軽に使える物は無いかって事になったんだね。そうしたら、生活困窮者も減るしって事だよね。

手作業なら色々仕事はあるものね。まだ途中だから、手は付けていないけれど模型から作ってみながら考えようと思っているんだ。

エルダー《小さなものからね。まずは指の動きから始めてね。俺は小さなモーターを考えるよ。電磁波の事も何か更に対策を考えるんだろう？すぐ出来る事は、使っていない電気用品のコンセントは抜くって言う事からだね。

そして、俺は可能な限り体内電気の利用だよな。人間の皮膚には僅かでも電気が流れているから、その生体の電気エネルギーをウェアラブルデバイスの動力源にする技術開発は何処もやっている事なんだけれどね。

ウェアラブル電子デバイスはかなり使われ始めているんだよ。生体に埋め込んだデバイスもね。電子デバイスは、小型バッテリーから電力を使っているんだけれど、今は長時間の使用ができないんだよ。

セージ 《って事で、エルダーとフランツでその辺りの事を今やってもらっているんだ。勝手にプロジェクトのテーマきめちゃったんだけれどね。あながち見当はずれじゃぁなかったって事だね。

ライモン《凄いチームワークが良いんだね。ちょっとしたヒントで、そこまで考えられたなんてさ...。日ごろからよく話しているんだね。

いいなぁ！そういうのは...。僕の国の大学の研究室も、そのような雰囲気になったら、もっと効率よく精密機器の研究所の作業も、楽しく出来るようになるんだろうね。

Drターナー《おいおい、こういうのは何処でも一緒と言うわけじゃぁ無いんだぜ。こういう体質がマイナスになる場合もあるかもしれないんだよ。たまたま俺の所は悪くないって事でね。

Drマロウ《理想は、やっている事は機械的な事だったりするから、人間関係は当たり柔らかく、愛情豊かにだよな。今新しいメンバーが、やっと巧く付き合い始められたってとこなのかな？ターナー室長。人間関係は難しからな。

たまたま、今までの研究が一番若いセージのアイディアを皆がサポートして、成果が出たからね。なんだかそんな流れになったんだろう？
でも今の新しいメンバーでは、これからだからな。どうなることやらだよ。

Drターナー《まだ、新旧メンバーに別れてしまっているかな？ま、大いにお茶のみ休憩などして、親睦を図る様にしようぜ...。

年齢が上の上級研究員のモリアーティが今のところ協力的なようだけれど、今後どうなっていくかだよな。俺もちょくちょく、教室には行くつもりだけれどな。

男ばかりの良さもあるけれど、又何かの時は、ぶつかり合う事があるかもしれないし！

ライモン《それは友達同士でもあるんだよね。大使館内でも、事務官同士は遊び友達だったんだけれど、仕事となると、ギクシャクする場合もあるんだよ。

だから、僕が名前だけ大使で、補佐のカッセル事務官夫妻が皆よりも年上だし、プライベートでは関わり合いない頑固者なので、巧く行っているんだよね。

Drターナー《ライモン君が持病持ちで、ナーバスにならないようにと言う配慮が良いストッパーにもなるだろうね。ストレスが一番よくないからね。

ま、何事も相手の立場にもなって、穏やかに行きましょっ！

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そんな話の後は、何処の国が美人が多かったかとか、食べ物の話や、あれこれの話で盛り上がって、半日はあっという間に過ぎていきそうです。

又久しぶりなので、午後はみんなでプールに行って、サウナにも行こうと言う話になったようです。ライモン君も今日は一旦帰って、午後はプールに出てくるそうで、とても嬉しそうです。

                      　　　　　　　 Storyteller@Sugar