元気になって来たら、セージ君は又薄着です。

昨日は適当に普通の暮らしに戻していっても良いと、ピエール看護師から言われたので、セージ君はムズムズしています。

それに、だんだん活気が戻ってきて、体も温まってきたので、薄着が気持ちがよくなって来たので、今日は気温が少し高い目なのでしょう。

裸になりたいところですが、上は薄手のランニングです。反対にMrs.Sugarは以前よりも暑さも寒さも少し苦手になってきたようです。

でもこれは嫌でも、年齢的なもののようです。

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Mrs.Sugar＼セージったら、又そんな薄着になって、此処での冬は２回目になるけれど、風邪ひいても知らないわよ。

前の体調まで、まだ戻りきってはいないでしょう？

セージ＼大丈夫だよ。１枚着ているし、寒かったらちゃんと上に羽織るからね。今までは暑いのか寒いのかよく解らなかったような気がしたんだけれどね。

ピエールさんのリハビリ受けると、凄い汗かくだろう？　そうすると、体感温度への感覚が変わってくるんだよ。

ま、汗かくくらい痛かったりするんだけれどね・笑

Mrs.Sugar＼そうなの？大丈夫なのかしら？確かに体って変にぶつけるとジーンとするところとか、痛みを激しく感じる所とか、部分的に寒く感じたりと色々あるわよね。

何かきっと、神経が集まっていて、敏感なところがあるのね。

セージ＼あぁ、場所に寄って神経がたくさん集まって居たり、色々だからね。きっと痛みを感じるのは大事な事なんだよ。

身を守るためにもね。色々な痛み方が有るだろう？　あれも面白いよね。ぶつけると凄く痛かったり、しびれたり、くすぐったかったり、だから医学って勉強しだしたら面白いだろうね。

理屈では説明できない事も、沢山あるだろうしね。

Mrs.Sugar＼精神的にも感触って違うのもね。私の鳥肌みたいに、凄い感動しても鳥肌立つし、ぞっとしたときも鳥肌が立つしね。

マッサージも、されて気持ちが良い人と、気持ち悪い人もいるでしょう？

セージ＼それはそうだよな。大好きな人に触られるのは、心地よいのに、あまり好きでない人に触られると、不快感を感じるのは、何もSugarだけじゃぁ無いからね。

マッサージもさ、手をぴったりくっつけてやる方が良いのが、相手に不安感を持たせないんだけれど、時には軽く撫でるようにするのが良い場合もあるしねぇ～。

Mrs.Sugar＼あらそうなの？Ahahaha,,,、。私は男性は相手が女性なら、誰だって不快感は抱かないものなのかもしれないって思ったわ。

特に特定な人が居なければ、猶更ね。

セージ＼女性ほど、極端な嫌悪感はないかもしれないけれどね。まぁそれも個人差が有るんじゃぁないのかな？

俺はハッキリしているよ。ちゃんと色々遭った事は記憶に残っているからね。だから入院中も、俺は女の看護師に看護は受けなかったよ。

ちゃんと万が一の時の書類を描いたときに、男性看護師にって指定しておいたからね。

Mrs.Sugar＼以前のフェンやアンジェの事言って居るのね？　確かに私は、本当の事言うと不快だったわ。

パートナー解消してしまったのなら“自由にどうぞ！”ですけれどね。私自身も、パートナーが居たら、他の異性に触れられたくは無いと思うわ。

何だかオーバーかもしれないけれどね。

でも多くの、医療関係の人や、セラピストは男性なんですけれどね。我儘よね。

セージ＼もう大丈夫だよ。身の回りの事は、俺が治ったらすべてやるからね。役目なんだよ。だから俺は命が助かったんだと思うんだ。

俺はどのような状況が有っても、必ずSugarを看取ってからしか、死んだりしないと思ったよ。だから安心して！

セージ＼おいで、Sugar。この暖かい肌の感触や、重さも匂いも、とっても穏やかで、柔らかくて、前よりもSugarの事がずっと好きになっていくよ。

何度でも俺は言うよ。毎日そう思うんだからね。

Mrs.Sugar＼私も最近は、すっかりセージの魔法の言葉で、魔法にかかってしまったみたいね。歳取ってきても、好きな異性って出てくるものなのね・笑

以前もセージの事はもちろん好きだったけれど、なんだか違った感じもして来て、初めて恋愛感情を実感したわ。
ものすごい遅い春が来たみたい。

セージ＼Je vous aimerai pour toujours aujourd'hui demain après-demain.
Vous êtes ma personne la plus chère.Je meurs d’amour pour toi.

Mrs.Sugar＼Mon sage le plus important.Je suis heureux avec toi.

セージ＼Tu me complètes.Nous aimons est toujours.Je vais continuer a vivre ensemble.
Vous êtes ma personne la plus chère.Je suis à toi.

Mrs.Sugar＼Je voudrais être à côté de toi.Mon sage le plus important.

セージ＼Sugar、それ以上のフランス語は覚えなくて良いよ。ただ俺だけにそう言ってくれれば良いんだからね。他の人には、言う言葉ではないからね。

Mrs.Sugar＼大丈夫よ。私はそんなにたくさんの言葉は覚えられないわ。覚えたら、年中言って居ないと、前に覚えた事は忘れてしまうでしょうしね。

英語も新しく覚える言葉は沢山あるんですものね。文法など考えると、話せなくなるわ。でもみんなが、優しく受け止めてくれているから、話せているのよ。

セージ＼そうだね。皆がSugarの事を大事に思ってくれているのが、入院中に更によく解ったよ。それにさ、忘れないように年中フランス語の愛の言葉は、言ってくっれ立っていいんだぜ。

今はもう確実に、俺は元の自分に戻れるって思って居るけれど、入院中の途中までは、生きるのか死ぬのかよく解らない状態でいたからね。

でも、もしもの結果でも、寂しくて悲しいけれど、安心もしたんだよ。もし俺が居なくなっても皆がSugarの事は見てくれるってね。

Mrs.Sugar＼私が家に居る時には、セージは記憶には無いでしょうけれど、セージの気配は家には帰ってきていたのよね。

こうして、膝の上には座らせてくれなかったけれど、夜寝る時はいつものように、すぐ横にセージが寝ているように感じていたのよ。

セージ＼多分きっと俺はそうしていたんだろうと思うよ。現実には、俺の記憶が無くて、よく言うように、花に囲まれた天国でもないし、恐ろしい地獄でもなくて、無の世界だったよ。

だけど本人の意志とは関係なく、一番いたい場所に行く魂とか言う物があるのかもしれないね。

セージ＼さて、今日は２人で家事を少し一緒にやろうね。俺はちゃんと用心して動くからさ。キッチンはSugarに任せるから、俺は洗濯をするよ。

Mrs.Sugar＼そんなに急に、あれこれやらなくても良いからね。

Mrs.Sugar＼洗濯だけで良いんですからね！

セージ＼解っているよ。アイロンかけはまた今度にするからさ。大丈夫だよ。俺は好きな家事なんだけれどね。

セージ＼ふんふふん～🎶 Darling, hold me in your arms the way you ・・・♬　And we'll lie inside for a little while here, (^^♪

セージ＼後何かやろうか？こうして普通に暮らせるって幸せだよなぁ～。

Mrs.Sugar＼セージは、後は洗濯機が止まったら続きをやってくれればよいわ。ベッドの方に行って好きな事やっていて！私もすぐに行くからね。

セージ＼何かやるって言ってもさぁ、時間が中途半端に、何かするって難しいよな。何かやり始めたら、結構あれこれやり始めたくなるものだしね。

セージ＼これだから、一人暮らしの病人とかは、在宅治療は難しいんだろうね。パートナーが居たら、何となく雑談したり、中途半端な時間も、気が紛れて過ごしやすいけれどね。

ま、俺の計画ではクリスマスには、ちょこっとパーティに出て行こうかな？って思い始めたよ。エルダーたちとも逢えるだろうしね。

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と今日は、なんでも程々にやって時々休憩をしてと、何とも中途半端な１日を過ごしました。

セージ君は軽いストレッチなどもしたり、お互いにマッサージなどしてみたりも出来たので、パートナーが居てくれて、本当に良かったと思った１日になりました。

こんな日が人生にあるなんて、想像もしたことのない今の状態です。“きっと長い人生の間には、まだ色々な事を経験するんだろうなぁ～”と思ったりも・・・。

そして、明るくおおらかにしていられるMrs.Sugarは、年齢からしても、希少価値な人を射止めた自分は、ラッキーなんだとしみじみ思ったセージ君でした。