ミント姉妹は女性だけの暮らしに、何もかも益々リラックスしています。ミントさんはセージ君との暮らしでは、弟ですが異性ですし、だらしなくしていると嫌な顔するので、一応程々お行儀よく暮らしいていました。マルベリーさんと2人になったら、もう本当に最低限のマナーだけの暮らしになりました。
バラの香りのバスにゆっくり浸かって、顔のマッサージをしたり、歌を歌ったりなのです。ただし今は掃除その他は、当番制になったので、ちょっとはセージ君が怒るのが解かるようになりました。
念入りに奇麗にしないと、マルベリーさんに厳しく怒られますし、きちんとやらされます。セージ君との暮らしの時は、聞こえなかった振りをして“気になる人がやればよいじゃない！”と結局は、セージ君が掃除する結果になっていたので、メイド付きの優雅な暮らしだったのです。
姉弟の中では、彼が一番綺麗好きかもしれません。コスメの汚れなどが残っているのが、凄く嫌なようで！熱湯でピカピカに洗っていました。
セージ君は姉とは言え異性ですし、年頃なので余計に気に入らなかったのかもしれません。
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ミント《Vous savez bien～♪Que dans le fond je n'en crois rien🎶
Mais cependant je veux encore～♪
Ecouter ce mot que j'adore・・・・あぁ～、まだもうちょっとお肌は大丈夫ね！
ミント《気持ちが良かったわぁ～。マル帰ってきたの？シャワー浴びるのかしら？まだバスタブ洗って居ないんだけれど？
薔薇の入浴剤入れたんだけれど、どうする？肌がすべすべになるし、とても良い香りよ。必要なければお湯流してしまうわよ。
マルベリー《私は今日は良いわ。もう流して掃除してしまってちょうだい。ミントの掃除当番の日でもあるでしょう？
ミント《あらぁ、もったいないわね。バラの入浴剤入れたのにぃ。もう本当に良い香りで、本当はまだまだ入って居られるんだけれど、あまり長すぎるのは良くないそうなのでね。
前は、ラジオや本も持ち込んで、読んだりしていたのよ。でも、Sugarがバブルバスが楽しいって言うから、手持ちのを分けてあげたら、あの人溺れかかったのよ。
“浅くして入らないと滑って、立ち上がれなくなって危ないからね！”って言ったんだけれど、彼女の身長だと、後ろにもたれると、浅くしても滑って、溺れてしまう様なのよね。バスタブが大きすぎる様でね。話聞いてびっくりしたわ。
マルベリー《少し小柄だけれど、洋服とかのサイズは、結構小さいみたいね。バスタブもそうだったのね。何事も無くて良かったわね？ でもどうやって出られたの？
ミント《彼女は水泳が出来るから、ちょっと吃驚したようだけれど、うつぶせになって四つん這いになって、タオルをシャワーヘッドに巻き付けて、立ち上がったみたいよ。そう言う所は、案外冷静みたいね・笑
見た目よりもおっちょこちょいな所も有るんだけれど、結構年齢の割には、身軽でお転婆ですしね。
見ている方がハラハラするような事するのよねぇ～。ま、今度はセージが同じ屋根の下だから、きっと危ない事しないように、見張って居るでしょう。
何と言っても、大好きな「SUGAMAMA」ですからね。でもそう言えば最近あんまり以前のように“MAMA大好き！”って言わなくなったわね。ま、奴ももう大人になってきたでしょうからね。
マルベリー《貴女から聞いてはいたけれど、本当に吃驚よね。あの拘り屋のセージが、手放しで“SUGAMAMA大好きな人だよ”って、言うんですものね。
他の好意を持っている人達にだって、あんなにキラキラした目で“大好き”だなんて言わない子ですものね。
仲良しのよく一緒に遊んで居るイリス君などにも、イリス君は“セージの事大好きな友達だよ”って抱きしめて来たり、肩くんだりしてくると、結構冷めた目で距離を開けて“判ったよ”とかって距離取る感じですものね。
まぁ、確かにイリス君はお国柄でしょうけれど、濃厚ですけれどね。
ミント《そうそう、Cafeでもイリスは、セージにベタベタくっ付いて、話をするけれど“お前少し暑苦しいんだよ”って言ったりしているのよね。確かにですけれどね。友達同士でも、あんなに直ぐに触りまくるんですから、恋人になったら大変ね。
私はスパニッシュとは、付き合った事無いから判らないんですけれど、情熱的で持て余すでしょうね。
ミント《あぁ～、セージと一緒でないと、本当にこんな格好で居ても、文句言う人がいないから、リラックス出来るわぁ～。
もうセージが居ると“さっさと自分の部屋へ行けよ”って怒るのよ。一度冷たい飲み物取りにキッチンに行ったら、バスタオルがずり落ちちゃってね。
昔は散々私のヌードなんて見ていたのに、大きくなってきたら、煩いったらないのよね。凄い軽蔑した目でみるのよね。
流石に女性が多い環境で育っただけあって、年中女性のヌードを見て育ったからか、免疫バッチリで、平然と見て“見苦しい！”って言うのよね。
弟で無かったら、ちょっと酷い言い方よね。自信喪失してしまうわ！あれじゃぁ、恋人は出来ないんじゃぁないかしら？もし出来ても巧く行かないかもしれないわね？
マルベリー《Ahaha、、、。大丈夫よ。ミントは十分魅力的ですし、セージも好きな女の子が出来たら、又別物だと思うわ。
ただ、確かに女性ばかりに囲まれていたから、女性を見る目だけは鍛えられていて、安っぽい挑発には乗らないんじゃぁないかしら？
Nanなどは、変な女性に引っかからないか、心配していましたけれどね。Sugarの事は貴女や私からも聞いていても、セージから“楽しくて、大好きな人なんだよ！俺、アルバイトしながら大学行きたいから”って言われて、流石に意外な話に少し驚いたくらいね。
Dad達から“とても特殊で、勉強などのレベルは高いし、試験も大変らしいよ”って聞いて、受かるかどうか、受かってもちゃんと卒業できるかも心配していたわよ。
女性問題は、あんまり心配はなくなったようですしね。此処の大学に来て、アルバイトもしてでは、女の子と遊んで居る暇もなさそうですものね。
SUGARMAMAとあんなに楽しそうに話をしているのが、凄く意外ですけれど...。確かに穏やかで明るくて魅力的ですし、なかなか賢い方の様ね。
ミント《セージがお気に入りになる、人間的要素が沢山あるのよ。あの子ちょっと拘り屋でしょう？条件満たして居ないと、親しくはならないわよ。
結構あの２人は、私から見たら、どうでも良いくだらない話で、盛り上がるみたいなのよね。“一時は大学の方は大丈夫かしら？”って思ったけれど、まさかの順調に、なかなか好評な研究開発をし始めているようですしね。きっと、同じように変わっているんじゃぁないかしら？
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ミントさんとマルベリー姉妹の暮らしは、かなりリラックスした暮らしになったようですが、少々行儀は悪い暮らしになります。
家に居る時は高齢のマナーに厳しい祖母が一緒でしたから、程々にきちんとしていましたし、セージ君との暮らしも、ミントさんはそれなりに、注意はしていました。
今の暮らしは、両姉妹ともかってなかったくらい、緩い暮らしをしています。と言っても基本厳しくマナーは躾けられているので、他人が入ると“誰だっけ？”と思うくらい、上品なレディになれるのです。
そんな様子をよく知っているセージ君ですから、子供頃に大きなパーティに出席して、品の良いレディ達を見ても、緊張する事等はありませんでした。皆家に帰ったら“姉達と変わらないだろう”と思っているからです。
一番気を付ける相手は、習慣も何もかもが凄く違うらしいSUGARMAMAに失礼が無い様にだけなのです。生れてはじめて、嫌われたくないと思った大好きな人だからです。さてもう少しで新学年が始まり忙しい暮らしになるでしょうけれど、セージ君には嬉しい忙しさななようです。
storyteller🐑
