皆冬休み気分が抜けてきて、いつも通りの雰囲気になてきました。暖かくなったら第一団がセカンドカントリーに移動するのですが、すでに工事関係の人その他研究所員が暮らしているので、町の雰囲気の下地は出来上がっています。
見学にも行ったそうなので、時期が来たら移り住むだけなので、落ち着いています。大体西欧人は実に気楽に、国から国へ引っ越しをしますからね。大概の住むところには必要なものが、そろっていますからリストを見ながら、チェックすれば良いだけなので、普通の一般の人は衣類だけ持っていけばよいのです。
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MrsSugar《私初めて海外で暮らすとき、家具など全部人に譲って、身の回りだ
けコンパクトにして行ったんですけれど、それでも船便で結構荷物は送ったのよね。
でも暮らし始めたら、他の人は皆トランク2~3個なので、びっくりしたのよね。
旅行に行くくらいですものね。
ポプリ《Ohoho、、、。そうですわね。でもSugarちゃん、此処に来た時はトランク2つだったんでしょう?海外での引っ越しを何度かしたから、判ったのね。
Mrsサフラン《私は本当にトランク1つでしたわ。まさか此処にずっと暮らすとは思わないできましたからね。後から必要な物は送ってもらったわ。
セルフィーユ《俺たちは最後に行く組だから、まだ先だからね。でも早まっても別に何時でも問題はないよ。
Mrsローリー《そうよね。私たちが引っ越した後は、家具その他などは新シェルター内の倉庫に仕舞ってしまって、森林管理人たちや、その他警備員などは、此方で暮らす人も居るそうですものね。
MrsSugar《そうそう、病院はもっと気を付けないとならない感染症や、病気などの研究室と、隔離病棟としていつでも使える様にしておくそうよ。
船で丸半日、病院船があるんですって!治療しながら転院出来るんですって!
Mrsサフラン《高齢者施設などは、それで十分だわよね。掃除だって、今でも私掃除機などめったに使っていませんわ。
箒を丁寧に使った方が、よっぽど綺麗になる場合がありますものね。
MrsSugar《凄く最先端って言う気がするけれど、無駄に最先端では無い様よ。私たちが生まれた頃~子供の頃くらいまで戻すそうよ。
セルフィーユ《うちもさ、セージ君に聞いてから大掃除して、日本式に靴は脱いで部屋に入るようにしたから、掃除が楽になったよ。
何か食べかけの物を落としても、拾って食べてしまうしね・笑
Mrsローリー《話には聞いているけれど、今度うちも家の中は裸足にしようかしら?寒くないの?
MrsSugar《此処は日本より寒いから、ルームシューズを履けばよいでしょうし、私は寒かったら厚手のソックスを履くだけよ。でもシェルター内は床暖房ですからね。
セージは大概裸足よ。西欧では裸足はエロチックで、マナー違反なイメージだそうですけれど、家族しかいないでしょう?
どうせ、ほとんど裸で居たいんですから裸に靴なんておかしいわ。
ポプリ《私は室内ではサンダルを履いているのよ。厚手のガウンを着てね。本当にくつろげるわよ。元々雪解けで靴が汚れるから、履き替えていたわよ。
この国は暖かいですからね。セカンドカントリーも此処よりは寒いそうですけれど、氷に閉ざされている訳ではないでしょう?
Mrsサフラン《まずは外で暮らせて、ガラス越しでの日光浴や、外の木々が見られるのは嬉しいわよね。これから子育てする若い人たちは、健康な子供を産むためにも、安全な所で暮らしませんとね。
ポプリ《私はもう老人施設など、此処に作ればよいと思うんですよね。大気汚染の
事にしても、感染症の隔離病棟があったにしても、十分注意している国ですからね。
ですから、以前年代別に分かれて暮らした時、それも悪くないと思ったのよ。
Mrsサフラン《そうですわよね。高齢者は田舎に暮らすような感じでね。
セルフィーユ《でも、やっぱり色々な世代が混ざている方が、落ち着くってわかったんだよ。
Mrs.ローリー《そうなのよね。それに話もお互いに刺激し合って、楽しいじゃぁ無い?両方の世代で話して、両方で“嘘ぉ~”なんてね。
Sugarの所はそう言う事は無いの? いつまでもLoveLoveみたいですけれど!
MrsSugar《あらっ、そうかしら? この間セージと話し合ったのよね。もう少し
距離取った方が、夫婦はいつまでも楽しく過ごせるんじゃぁないかとかってね。
Mrsサフラン《まぁ、そんな事言って、Sugarさんセージさんから、クレームが出ませんでした?まだまだ成人したばかりの若い男性なのよ。
そんな今だって、セージさんはまるで、シニア夫婦みたいにされているのに!
MrsSugar《あらっ、家にいるときは、私はセージにお任せで、ハグしたりしているわよ。シャノに教わったフランス語で愛をささやいたりね。
大分発音も良くなったって、シャノに言われたわよ。年中言っていると、滑らかに言えるようになるでしょう?意味はざっくりとしか判らないのよ。でもセージが喜ぶ言葉だからってシャノが言うから丸暗記。
Mrsサフラン《まぁ、フランス語でですか?凄く回りくどい囁きの仕方なのよね。私は父がフランス人ですから、知ってはいるんですよ。
フランス語は確か、世界で一番多く使われているって聞いたことがありますわよ。
Mrs.ローリー《私たち世代は、又かなり言い方が違いますけれどね。結構ストレートに言うわよ。
セルフィーユ《ジャンが言っていたよ。大分添削したってさ。シャノは発音はきれいだし普段は言葉が悪いけれど、もともとはキチンとした家だったから、上品な言葉もわかっているから、間違いはないんだけれど、セージ君は若いんだからね。
丁度良い言い方に直したそうだよ。大分覚えたそうだよね・笑
MrsSugar《そうよぉ~。フランス語は結構濃厚な雰囲気でしょう?セージは気に入っているみたいですからね。私が英語で言っても、言葉をあんまり知らないから、凄く淡白な表現になるか、局単に下品な言葉だった理になってしまうから、フランス語は丁度良いみたいよ。
丸暗記建、バレバレだけれど私が一生懸命覚えたと思うと、嬉しいんですって!
ポプリ《まぁ、そうですわよ。ハートの問題ですからね。でも、此処に老人施設が出来たら、将来時々.しか会えなくなるわね
Mrsサフラン《本当にそうですわよね。セージさんは若いですし“最後まで自分で看る”と言っているそうですから...。
高齢になってきたら、元気でも誰かに看てもらわないと、十分に暮らせなくなってくるでしょうしね。私は施設で、息子は時々逢いに来てくれるという事になっているんですのよ。あらっ、なんだか敬老会の話みたいになってしまったわね。
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セルフィーユ君達若い人も混ざって、今後の暮らしは今までとは、大きく変わっていくかもと話したのです。でもこの国の方針としては、過去に戻って行く方向の暮らしなので、ロボットに介護や看護されるようにはならないでしょう。
今が一番ハイテクな暮らしをしている感じです。西欧は一部の国は最先端を使っていっるかもですが、メインは日本人からしたら、あきれるくらいのんびりと緩い感覚で、アナログな暮らしをしています。
忙しいと言っても、全く違う感覚で忙しいのです。それに合わせられなければ、こむぎさんのように日本に帰国が楽だと帰国するでしょう。
storyteller@Sugar