今までもチーフナースのクランベリーの補佐をしていた男性介護士のレナードナースがステップアップして、上の資格が取れたので、サブナースに昇格しました。
それまでは、南病棟の方を任されていたのですが、セカンドカントリーに結構移動したので、居残り組はスタッフがかなり減りました。
それなので、色々な資格を持っている者の少人数で、やりくりする必要が出てきたので、彼が居残り組に変わったのです。
これで、クランベリーチーフナースも夏休みが取れるようになったのです。サブナースになれば、Drターナー達のミーティングや、上はリヴェール教授や理事長達の集まりにも、クランベリーチーフナースの代理で必要な時は出席できるのです。
国際看護師協会認定の看護師ですから、本当にキャリアアップです。
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Drマリアンヌ《夏休み前の解って良かったじゃぁない?これで、レナードナースも色々な国からも認められる男性ナースよね。
Drローソン《しかし、たまたまとは言え、国際看護師協会関係のトップクラスのナースが、ここに来てしまって、申し訳ないような気がするね。
僕たちは、リヴェールの理想通りになってきたので、喜ばしい事なんだけれどね。トップクラスの看護師が、此処の特徴的な医療に賛同してくれたかと思うと、嬉しいよね。
Mrs.ロリエ《それはもう、同じ考えのナースは多いですよ。やりがいがありますからね。現実には、Drの雑用係みたいにしか、仕事をさせてもらえない人も、少なく無いですからね。
デジタル化が進んだ国では、せっかくの看護の技術はあまり使わずに、まるでコンピューター技術者みたいになった気分のナースも居ますからね。その様な、知識も無いとならない時代になりましたからね。
レナードサブナース《未熟者ですが、精いっぱいやらせてもらいますので、宜しくお願いいたします。看護人の手を使ったケァが優れているか、立証出来るチャンスですからね。
Drローソン《此処では、担当医師もだけれど、看護師が一番重要視されているんですよ。一番患者に密着した存在ですからね。
特に若い男性患者には、有難い存在だと思いますよ。中には若い女性ナースが好みの高齢男性患者もいますけれどね・笑
Drマリアンヌ《女性患者でも、男性看護師が好きな人も居ますけれどね。ただ此処では、問題は起きて居ませんが、他では少なく無い問題なので、必ず一人で病室には入らない様にですよ。
例え忘れ物など取りに入室する時でも、必ず2人組でですからね。これからは、うっかりが無いように、レナードが目を光らせている立場よ。
Mrs.ロリエ《今は医療裁判が多くなっていますからね。気を付けている所はレコーダーペンを必ず持って、患者と会話と言うところもあるようよ。
レナードサブナース《一般病院だと、どのような人が入院か、判りませんからね。ここもですけれど、慎重にやっていても、間違いが起きる時もありますからね。
Drローソン《逆の場合もあるしねぇ。医者だからって、そう思いたくはないけれど、人間的に良い人ばかりとは言えは無いですからね。お金次第でのフリーランスの、ドクターも居ますしね。此処のドクターには居ないと思いますが...。
だからと言って、悪いとは限らず、凄く優秀なドクターも多いですよ。
Drマリアンヌ《私の親しい病院は、結構産婦人科と小児科専門病院も有るのよ。もちろんプライベート病院ですけれどね。
家族が宿泊したい時は、宿泊ルームもある所もね。そういうところでも、何人かは男性介護士は、居て欲しいって言うわ。力も有りますし、男の子の患者は男性介護士が好きだったりするのよ。
Drローソン《通常は専門医よりもホームドクターなんだけれどね。国に寄って医療システムは違うから、ま、男性介護士は有難い存在だよ。
Mrs.ロリエ《看護の中でも色々な資格もありますから、チャンスがあったら、取っておくと良いと思うわよ。でも、今年の夏休みは、出来るだけローテーションを上手に組んで、ゆっくり遊んでおくのも良いわね。
レナードサブナース《筋肉美大会の話を聞いていますから、僕は図書館とトレーニングジム『食事講習会』、それとプランテーション当番ですかね。
Drマリアンヌ《あらっ、週末のダンスパーティも参加してね。結婚していたとしても、参加は出来るのよ。浮気相手を探すのは、タブーですけれどね。
シングルなら、GF見つけるチャンスよ。私達の仲間たちは、もちろん遊び心で、アバンチュールもどきを楽しもうって言っているのよ。もちろん本当に、パーティの時だけの遊びよ。
リヴェールには、許可を取ってあるのよ。でも、私だけで、リヴェールには禁止にしてあるのよ。男は誘惑に弱いから、危険ですからね。
Drローソン《やれやれ、まぁ気が若くなって良いかもですね。では、僕も子守りに徹して、マルベリーに勧めた方が良いかな?
子育てや家事、主婦業をその時だけ開放してあげるって言うのも、プレゼントになるかな?
Mrs.ロリエ《あら、交代制にしたらいかが?そうしたら、私Drローソンにパー
トナー申し込んじゃおうかしら?
レナードサブナース《皆さん、女性の方が積極的ですね。何だかやる事がいっぱいになってきて、夏休みの1ヶ月は、あっという間に終わってしまいそうですね。
Drマリアンヌ《その時出来ることは、遊びも勉強もやっておかないとよ。又今度は、意外と無いですからね。
特に楽しい事は、やっておかないとよ。もう私の年齢くらいになると、思い出の方が多くなってきているから、将来もっと高齢になってきたら、やりたくても出来ない事が増えて来るでしょう?
例え元気であってもね。だから楽しい思い出作りをしておかないとよ。
Drローソン《そうですよね。僕はまだ老後は想像の世界ですけれど、子育てを楽しんでいますからね。二人とも元気に育ってくれて、忙しいけれど今しか出来ない事ですからね。
Mrs.ロリエ《ローソンの所は、もう一人くらい産んでも良いんじゃぁないの?最後のチャンスで...。
ディルなんて、10年ごとにお産して、24歳、34歳、44歳だったかしら?最近は高齢出産が居るけれど、44歳で最後の男の子産んで!母子とも無事だったけれど、早産だったでしょう?
今ならマルベリーは最後のチャンスじゃぁない?
レナードサブナース《男は良いけれど、女性はお腹の中で赤ちゃんを育て、出産して大変ですよね。哺乳類の中ではかなり難産ですよね。
他の種類からしたら、人間は未熟児を産んでいるしね。
Drマリアンヌ《そうよ。だから男は一生懸命子育てしないと、公平では無いわよね。ウィルはしっかりやって居るようですけれど、子供好きだったのね。
Drローソン《いや自分の子だと又別じゃぁ無いですかね。特に子供好きと言うほどではなかったですけれど、医者としても興味深いですよ。
患者の子供では、そんなに触りまくれないでしょう?セージの時大感動して医者になって、自分の子で又違う感動を味わいましたね。
赤ちゃんの誕生に立ち会えたこと程、感動する事はありませんよ。セージの時は、未熟児で、凄く小さかったので、神秘の世界でしたね。
保育器に入れた時に、僕の小指をぎゅっと握ってきて、その力強さに本当ならまだお腹の中に居る子なのに、逞しさに医者に成れと背中を押された気がしたものですよ。
自分子は、双子だから小さめでしたが、ちゃんと育っていましたから、又違った気持ちでしたけれどね。
Mrs.ロリエ《いいわね。“大変な仕事だけれど医療関係の仕事選んで良かった!”て感動できる仕事ですからね。色々な人生を観る事も出来ますし...。
レナードも、きっと沢山のドラマを看て、感動する事が沢山あるわよ。
レナードサブナース《そうだと思います。ただ、此処の病院では、出産は見られても、見送る事は滅多にないですよね。代わりに患者さんから色々な話を聞いて学ぶことが多いですよね。
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此処でもステップアップできた、楽しい話題から、夏休みの過ごし方や、皆何となくウキウキムードでの話になりました。
そのくらい、通常ならありえないくらいの、自由時間が多い夏休みなのです。
それもパンデミックが有ったから、出来た夏休みかもしれません。通常なら交代で長期休暇を取りますが、何処にも出て行けない夏休みなので、変に開放感もあるのです。
シェルター内だけなので、自由な時間が結構多くとれる感じです。
Storyteller@Sugar