彼方此方の部門で海外研修などに出て行く人たちが出てきましたが、ヘリオット教室は考え中でした。出て行くにしても、もっと時期をずらしてとの話が出て居ましたが、その様に教授達に伝えると、出るなら今の時期に...との意見です。
外部から入って来たDrディルの話でも、今だったから来たとの話でした。思い過ごしなら良いのですが、かならずしも終息とは言えないと思うとの意見でした。
親しくしている仕事関係者の話でも、とりあえず一息ついている時では有りそうなので、今後新種なりでウィルス感染が再拡大した場合の、準備をしている時だとの話でした。
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ヘリオット教室室長《僕の教室からも数人チームで、近日中に海外研修に出て行きます。数か月間ですが、ネット更新だけでは、なかなかリアル感に欠けますからね。
Drディル《後であの時に...と思うよりも、無事にスルー出来たらラッキーなのではないかしら？ 私もコロナが歴史的感染症をリアルな資料として、残せると思いましてね。
過去に生物などが絶滅したり、古代都市がまるで、突然人類などが消失したかのような状態で、残されて居るのは、実際は諸説あるのとは違う原因かもと調べているのよ。
Drローソン《その時は100％説が覆されたりしていますからね。今研修などに出て行って、最新資料を残して置けば未来人の役に立つかもしれないからね。
それには、昔ながらの紙とペンで書き残すのが最善でしょうね。電気や電波など今便利なものは、消失してしまって、せっかく残した物が役に立たない物になっていると言う事も有りますからね。
ジョルジュ特別研究員《便利なものは耐久性が有りませんからね。例えばレコードやディスクなどは今では簡単に観ることが出来なくなっているでしょう。たかが10年、20年でもですよ。
Drディル《私の所も、帰国後更に知りたい事などあれば、何時でも研修所にいらしてください。但し私の研究所はワンデスクで、周囲は夫の恐竜とかその仲間達に占領されていますからね。
化石からもウィルスや結核菌の様な物が発見されているのよ。
Drローソン《Drディルはカリエスの研究中だったんですよね。忙しい所来ていただいて...そのお話も時間外になるかもですが、聞いておきたいのですが...今でも無くなった病気ではありませんからね。
Drディル《カリエスは範囲が広い病気ですからね。以前は多くの国でツベルクリン等行っていましたけれど今は省いてしまっている国多いでしょう？
その国の政治体制で、医療と教育、福祉を大事にしている先進国は僅かですからね。税金を何に力を淹れて使っているかよね。
Mrs.ハドスン特別財務役員《財団が弱者他国に対してどのくらいサポートしているかね。先進国G7でも文化の違いなどで、随分違いますし、G２０の中でも、日本は昔から寄付の文化がなかったとか、ボランティアの意識が違うのよね。
意外なのがインドネシアなどがイスラムの本来の教えに忠実に、喜んで寺院や貧しい人に寄付をする国なのよ。
Drディル《コロナで又少し事情が変わった国もありますけれどね。でも此処の国はお金でなくて、医療として、特殊なシステムで世界貢献していますからね。
Drローソン《無理しないで、当たり前の事として、口ばかりではなく人が幸せを感じられるには、心身ともバランスよく健康で有ることを守っていきたいですからね。
そうでないから、おかしな欲にとりつかれて、侵略したり権力を欲しがったりするのでしょう。何が一番幸せな事なのかが判らなくなる症候群かな？
ヘリオット教室室長《巧い事言うねぇ。目に見える形ある物にしか目が行かないのは、それを手に入れても何時も欠乏症になるんだろうね。
実は心の中にある宝に気が付かなかったりして、もっともっとってなるんだね。努力しないで、うらやんだり嫉みや嫉妬に変わったりね。
ジョルジュ特別研究員《本当は簡単に考えればわかりそうな物が、ややこしくしているのは、色々な欲に取りつかれているからなんだろうね。嫌だ嫌だ。自分では気が付かない時が多いんだろうなぁ。財産が有っても、貧しい心だねぇ。
Drディル《そんなところで、私も少し巻いて色々勧めて、安全なうちに帰国しますから、私との研究等に参加が必要な人は、早く参加してくれるように伝えてくださいね。
やっぱり、同じ疲れても私もベッドの横に、愛する夫が居た方が、そのぬくもりでよく眠れるし、パワーが蓄えられる様だわ。人肌を感じるのは、何よりもの治療になるわ。
ジョルジュ特別研究員《そうですね。解りました。伝えておきますので、ご自分の都合で、限を付けたら帰国してください。
もう５月ですからね。あっという間でしたね。ご夫婦は共に過ごさないとですからね。
ヘリオット教室室長《おいおい、そんな事言うなんて、シングルの僕などには、残酷な言葉だよ。一生懸命疲労回復に努めているんだぜ。
気が付いたら一息付けた今の歳になっていたからね。僕は計画立てて、なるべくそれに沿って、勧めて行くのが好みなんだよ。でもそのスケジュール表には、結婚以前のデートの予定さえ入って居なかったよ。
Drディル《息子みたいに、年齢制限を考えなければ、シングルの女性が沢山居るのじゃぁ無いですか？良い恋愛や結婚は、仕事にも良い結果が出せるようですよ。
Drローソン《ヘリオット教室も今は、女性研究員が居なくなってしまったからねぇ。彼女は一時帰国して以来、パンデミックで戻って来なくなったんじゃぁあいのかい？
Mrs.ハドスン特別財務役員《その内戻ってくるのではないですか？私の末の妹ですから、結構几帳面だと思うのよ。
恋人でも出来て離れられなくなっていない限りは、気に入っていた教室ですからね。
Drディル《あらっ、そんな関係の女性がいらしたのね。そう言えばDrターナーもあなたの遠縁の方だったのでは無かったかしら？何処かの病院の息子さんでしょう？
それで、ハドソンは医学部にいたのよね。
ヘリオット教室室長《僕も親類なのですよ。それでうまい事言われて此処へ出向してきて、雑務を仰せつかって、終わったら好きな研究が出来るからと言われて此処へ来たのが最初です。
ターナーはですから親せき筋で、彼の親がやってる病院に勤めているんですよ。
Drローソン《だんだんややこしくなってきましたが、大きく纏めたら皆親戚みたいなものですね。末永く仲良くお付き合い願いたいものですね。ただし、遠い血筋同士が結ばれますようにですね。
Drディル《Ahahaha、、、。遺伝子の中に、親しくなるものが含まれているんじゃぁないの？
Drローソン《それは有かもですよ。学習した事などは、ちゃんと遺伝しますからね。しっかり勉強しておくのは未来の子孫に知識が遺伝しますからね。
隔世遺伝のようですね。孫の代に出て来る事が多いでしょう。もちろん親子もですが...
Mrs.ハドスン特別財務役員《ですから、悪い事は出来ないのよ。悪い事の方が遺伝しやすいって言うでしょう？貴方達大丈夫かしら？
ジョルジュ特別研究員《もし子供が出来て、拙いって思ったら環境で矯正しますよ。環境の影響は大きいでしょう？
Drディル《思い当たることがすでにあるのね？
ジョルジュ特別研究員《夫婦とも社交的では無い同士ですかね。けして良い事では無いですからね。良いとこ取りの場合もりますね。遺伝の研究は興味深いでしょう。
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今日はその様な話題で、又今のうち研究旅行に出て行く話が出ています。一番危険なのは最初に出て行った医療チームや救急チームでしょうが、その他は今ならまぁまぁなのでは無いでしょうか。
それでも先送りにしなかったのは、リヴェール教授にはまだ不安要素が有ったからでしょう。
直ぐにでなくとも、彼の勘は異常に当たる事が過去にも立証されています。今回の研修もきっと何時か判りませんが、役に立つ事態が起きるのではないでしょうか...。
何事も無く過ぎていく時間が、長いほどラッキーと言う事なのです。
Storyteller@Sugar
