Dr.ターナーと今年初めてサイクルクラブで逢いました

今日は久しぶりにサイクルルームに出かけてきました。サイクルルームは、ちょっと離れた倉庫の脇のスペースの空いたところに場所を確保です。

暫くは、土曜日は此処に集まったにしても、外でサイクリングは暫く自重しようという事になったのです。

いずれ落ち着いたら、どう暮らして行くか決まって来るでしょうが、今の段階では、出来るだけ外には出て行かない様にしようという事なのです。

シェルターを閉じてから、もう１９日経ちました。
セージ君はMrs.Sugarと一度だけ、部屋の壁の移動の時に２時間ほど外に出て行きましたが、それっきり外には出ていません。

今日はCafe周辺の工事も済んだので、皆がパン焼きも兼ねてCafeに行くと言うので、セージ君はDr.ターナーが休みだと言うので、サイクルルームで逢う事にしました。
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セージ＼おはようっす！先輩元気でした？

Dr.ターナー＼うぃっす！あぁ、セージ達も元気だったか？Sugarさんも元気だったか？

セージ＼うん、今冬は何もなかったよ。あれっ、つなぎの作業着はどうしたの？

Dr.ターナー＼あぁ、これはさ、特殊研究所の作業用に以前買ったものなんだけれど、余っている分をもらって来たんだよ。

昨年は上着も、もらって来ただろう？
やっぱりこの部屋で何かする時は、服は汚れるからね。

セージ＼へぇ～良かったじゃない？別に普段着で来るから良いけれど、ユニホームみたいにあったら、良いかもね。どう、俺似合って居る？

Dr.ターナー＼あぁ、しかし、問題もあるんだよ。セージもけっこうデカいだろう？これはLサイズしか無くてさ、エルダーみたいには着られないよ。

俺みたいに、下だけ穿いて、上着だけ着るとかね。もう少し背が低ければ着られるところだろうけれどね。ライモン君くらいなら、着られるかもな。

セージ＼じゃぁ、此処に前からあるのと同じサイズかぁ～。ピッタシだったのはエルダーだけだったね。

Dr.ターナー＼あれはカッコ良いオールインワンだったよな？セージはほとんど着ていなかった物だってな？

エルダーが着られなかったら、もったいなかったな？お前かなり小さかったんだな？

セージ＼そうだったんだよ。１３～４歳の頃は丁度良かったんだよね。自転車も普通サイズを買ってしまったんだよなぁ～。

俺やターナー先輩くらいなら、３Lサイズくらいはないと駄目だよね。マロウさんや、アレンさんも結構大きいようだしね。

普通サイズはライモンくらいかな？いや、ライモンも２Lサイズだな、エルダーだってⅬサイズが丁度良いけれど、丈は少し短い目だもんね。

でもさ、ユニホームが出来たみたいで、良いじゃぁない？エンブレムワッペン作って縫い付けようか？

Dr.ターナー＼まぁ、その内な！　皆好きなの貼り付ければよいさ。あっ、此処も一応大学のがあるんだよな？

セージ＼うん、俺使った事は無かったけれど、一応持っているよ。でもあれをまさか作業着につけられないでしょう。

学長達が着ているブレザーとトラウザーを、学生もユニホームにって言っていた時の物だってね。

でも途中でエンブレムだけもらったけれど、ブレザーなどは着る事はなかったんだよね。

Dr.ターナー＼あぁ、そんなもの着る時もないだろうってね。皆で反対したんだよ。だって、本当に作業する、ユニホーム以外は要らないだろう？

セージ＼うん、以前講習会にちょくちょく行っていた時は、一応スーツは持って行ったけれどさ！俺なんて高校生と間違えられちゃってさ。

スーツがダークブルーだったのが良くなかったんだよね・笑　却って若く見られちゃってさ！

Dr.ターナー＼でもセージはスキップしてきているから、本来なら高校生？いや失礼・笑　大学生でもおかしくない歳だろう？別にそんな不満そうな顔するような事はないんだろうが！
ステージ4くらいだったんじゃぁないのか？

セージ＼まぁ、そうだったかな？忘れたよ。

Dr.ターナー＼お前調子よいからなぁ。興味なくなってきたリ、都合悪くなると皆忘れちゃうんだな？

セージ＼Ahahaha、、、それが一番問題ないだろう？少々馬鹿にされるくらいでさ。

Dr.ターナー＼さすが姉３人の男一人姉弟の処世術だな・笑　

セージ＼そう言えばさ、ターナー先輩とエリオットマネジャーって従兄弟なんでしょう？って事は学長も親戚？で前はよく来ていた、ロリエさんも親戚なの？

Dr.ターナー＼ン、まぁ、お前にはいずれ解るだろうからな。そうだよ。俺の姉や兄も医療物理学関係の仕事しているんだよ。

俺の親も医学部関係だけれど、医療では無くて、法医学など他の分野なんだ。
親は臨床医だけれどね。だから、俺は何の疑問も感じないで、医学部だったんだよ。

セージ＼ふぅ～ん、そうなんだぁ～。うちとは又違うんだね。

Dr.ターナー＼でもな、俺の父親はセージのお爺さんをよく知っていたんだよ。同じ大学の医学部の先輩と後輩だったようだよ。最近知ったんだけれどね。

セージのご両親も医学部卒業だろう？　他の職業についても医学部に入ったら、ひとまず順調に医師免許はとってから、次の段階を考えないと、医学部に入った意味はないだろう。

セージ＼そうらしいよね。それで、Dadは又やりたい事に関連した学部の大学院へ行って、少しづつ遺跡調査会にはいったみたいだよね。

あくまでも医学的見地からとかなんとか言っちゃってさ！Momも医療人類学だかの道に進んで、何処かで出会って２人で一目惚れだったんだってさ。

でもお互いに相手が居たから、楽しくやってこられたって言ってたよ。パートナーは大事だって、足引っ張られるか、力になるか愛って難しそうだよ。

Dr.ターナー＼あはっ、又偉そうに！少しは判ってきたかな？此処の大学もだけれど、ヨーロッパの大学の理工学部は、勉強が只好きって言う程度じゃぁ駄目なんだよ。
テストの成績が良いだけでもな！

大体受験勉強くらいで、辛いなんて思って居る奴が路工学、医学部に入って、スムーズに医師免許が取れたにしても、そこからが勉強だからな。

免許取ってそのまま何処かで、実習して、自分の家の家業をついで、開業医になって、やれやれなんて言う奴ぁ大した医者じゃぁないぜ。

頭脳プラス強靭な精神プラス肉体も持っていないとな。

“良い医者になって人を助けるなんて、うっとりしてるんじゃぁねぇよ”って言いたいよな。

ま、そこまでで良いって言う奴は、多分この国民にはいないよ。

セージ＼せっかく大学院まで来たのに、ドロップアウトしていった人も少なく無いものね。もったいないよなぁ～。みな成績は優秀だって聞いたよ。

Dr.ターナー＼お前さぁ、今までの人生の中で、勉強が辛くて止めようと思った事あるか？泣きながら勉強したとかさ？

セージ＼そう言えば、勉強は俺辛くはなかったよ。俺が辛くて泣けたのは,Sugarの事だけだよ。

泣くつもりはなかったけれど、勝手に目から水が出てきちゃってさ.....。
我慢して、何度か泊りがけでゼミとか行ったけれど、重症化するばかりでね。

Dr.ターナー＼その割にエルダーも一緒だった資格試験はちゃんと良い成績取って、修了書は貰ったんだぜ。

そうだ、お前今度の誕生日が来たら、経歴年数が必要な修了書がもらえたら、やっとめでたく一通りは、一段階は終わったって事だよ。

俺もだけれど、医師免許は毎年受けないとならないし、お前も毎年か２～３年に一度だか試験受けて、免許証の更新しないとならないものが幾つかあるはずだろう？

セージ＼そうなんだよなぁ。それもさ、此処って何時も突然“今日やるから！”って言うからね。ま、何時やったって良いんだけれどね。
イリスなんてさ、一番頭いいはずなのに一番騒ぐんだよな。

Dr.ターナー＼Ahahaha、、、、まぁ、そのうち自分でコツを掴めたら、自分の手でチャンスを掴んで、教授でも何でもなれるものになるかもしれないよ。妻も子供もいる父親なんだからな。大したもんだぜ。

俺はそんな自信も無いし、やらないとならない事が山積みでさ、自分の身ひとつだけしかどうにもならんよ。

セージ＼先輩は強いんだね。本当に一人でも、何時も安定した心で、やっていけるんだ。俺はSugarの事守るとか、幸せにしてあげたいとか言っちゃって、実際は俺が支えてもらっているばかりだって、何時も情けなく思うよ。

一緒に居る時には、抱きしめたりして、パワーをもらってばかりだよ。そうすると、本当に元気が出て来るんだよね。
何やっても巧くいく様な気がしてくるんだよ。

Dr.ターナー＼そう言ったら、俺だって、別に相手は女じゃぁなくても、ローソンやリヴェール教授や、マロウもだし、お前からもパワーをもらって居るんだぜ。

信頼できる人が居るって言うのは、物凄いパワーなんだよ。
セージ、愛しているからなぁ～。何時も元気で側に居てくれよなぁ～。俺はまだ何十年も勉強しなくちゃぁならないからよぉ～。　　　　　　

それから変な言い方だけれど、良い患者に恵まれるのも力になるもんだぜ。この人は絶対に、俺が出来る限り見守って、元気に生きていて欲しいって患者もな！

特に此処の病院でやろうとしている事は、かなりマイナーな病院だからな。
教授達だって、皆あの歳になっても、その他の勉強もしているんだよ。

東洋医学やアーユルベイダとか、この間はホメオパシーの話もしていたよなぁ～。そう言う時って、皆若い学生の戻ったかのように、話しているんだぜ。　　　　　

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そうなのです。此処の人達は、もう勉強と言う言葉ではなくて、学ぶ事が喜びであり、趣味なんですね。

新しい何かが解ったり、疑問が出てきたら、嬉しそうにワイワイと話して居たりするんです。勉強って言うから辛くなる時が出てくるのでしょう。

Wannynwonderlandの試験は、ただの知識の丸暗記ではないのが特徴です。
主にテーマを決めてエッセイを書く事が多いのですね。

テーマが自分が決めた質問であり、エッセイの最後にはどのように考えてみたかで、答えを書く様式が多いのです。

そう言った事は、セージ君としては得意分野です。
百科事典のようなイリス君の方が、呆れるくらい知っていますが、それから先の発想は苦手なのですが、彼の様な人も又居てくれないと困るんですね。

シェルター暮らしに成って、必要な物が即手に入らなかったりが、更に増えましたが、出来そうであれば皆手作りしてしまいます。

何しろ工学部もあるのですから、材料や道具の超達も結構皆得意なのです。
リヴェール教授の好きな「Less is more.」の世界に、大きく進んだのかもしれません。

超未来は超過去の世界と繋がって居るものが、あるのではないでだろうか？
少し違うけれど、まるでMoebius Loop Theoryのようだと、セージ君は思ったのです。