本日は更に元通りの暮らしに、戻った過ごし方です。

セージ君は日に日に体には力が付いてきて、元気になってきているようです。流石にDr.ターナー達が言うとおりに、何かあった時には、心身とも健康で、元気なのが良いと言う通りです。

今朝もセージ君は何時もそうだった通りに、Mrs.Sugarより少し早起きです。大体５時頃までに起きて、何時ものように本を読み始めました。

起き抜けは少し寝たままグズグズと過ごして、それから本を読み始めます。速読が習慣なので、Mrs.Sugarが起きるまで結構読めるのです。

早く読むからと言って、大雑把なのと違います。セージ君は今は専門書などばかりでなく、ミステリーや、ＳＦみたいなのから、色々な本も読んでいます。

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Mrs.Sugar＼・・・・・。。。.....

セージ＼（さぁて、色々なジャンルの本を読むのも、面白いよね。くだらねぇ～。って思っても、どうも途中で止めずに、最後まで読んでしまうんだね。

案外良い事も書いてあったり！ま、中には本当にくだらなく、終わるのもあるんだけれどね）

Mrs.Sugar＼。。。💤.....・・・・💤...

セージ＼（ふ～ん、本の読み方も正しく読むには、リヴェール教授が言うとおりに、著者が書いた事を読んで、それを知識として終わらせてはならないっていっていたよなぁ。

それを参考にして自分の中で、更に自分なりの考えをして、それから先を考えるきっかけにしなくては意味が無いっていっていたよな。）

Mrs.Sugar＼.....・・・💤・。。。

セージ＼（さて、今年は俺は何から手を付けようかな？　まずは資格更新の試験を受けてしまって、それから、リヴェール教授の話を聞いて、後は俺はもう一度、提出した開発した物を見直してから、それからどうするか考えるかなぁ～。）

Mrs.Sugar＼セージ、おはよう。本読み終わったの？

セージ＼やぁ、Sugar目が覚めたかい？よく眠れた？　朝のニュースを観る？今ＰＣ取るから待ってね。

Mrs.Sugar＼ありがとう。

Mrs.Sugar＼すっかり、前の朝のスタイルになったようだわ。

セージ＼そうだよ。これで良いだろう？　何時も通りに、俺が朝のお茶の用意をして持ってくるから、Sugarはまずは軽く歯をブラッシングして、カップに水を１杯飲んで、胃腸を動かしたら、ビスケット摘まんで、モーニングコーヒー飲んで・・・１日が始まるんだよ。

でも、ちょっと待っていて！せっかくの休みなんだから、まだベッドで過ごそう。ニュースでも観て居たら？

Mrs.Sugar＼うん、歯磨きしたら又ベッドに戻るわ。私が子供の時なら、怒られてしまうようなだらしがない暮らし方だわ。

でも、とてものんびりした気分で過ごせるわよね。日本人は、年中“早く、早く”って急がせるのよね。

セージ達は手際よくやるのであって、只早く急がせることはしないのよね。

セージ＼そうだね。何も急がなくても良い事は、急ぐことはないし、その時の雰囲気が一番大事な事だからね。

多分俺の国のスタイルはお茶を飲みながら、色々なコミュニケーションを取っているんだよ。

だから俺の年間計画書と同じで、物事は状況に寄って、適当に変えれば良いんだよ。大まかに、今年は予定の中の幾つかが出来たら良いなぁ～ってね。

人は自分だけで生きている訳じゃぁないから、突然予定が違って来ることだってあるからね。変わって当たり前なんだから、我を通す事もないしね。

Mrs.Sugar＼そうね。だからセージは、何時もイラつくことも無く、穏やかな心でいられるのね。

人を恨んだり、やたらにうらやましがることも無いし、だからといってやる気がない人でもないですものね。

あらっ、ニュース速報よ！又地震があったようで、年中主に太平洋辺りが揺れているわ。お天気は、冬になって少し落ち着いているみたいですけれどね。

セージ＼天気もだけれど、昨年くらいから、世界中で飛行機事故も、結構多いよね。日本は年中高齢者が事故起こしているのに、運転をやめようとはしないみたいだしね。信じられない位の高齢者が、車運転しているのが、凄いよね。

自分だけは、高齢者とは思っていないんだろうね。さて、ちょっとキッチンに行ってくるよ。今日は少し冷えているかもだよ。

セージ＼ふん、ふふん・・・♬♪～Feeling good, good,..... up on you♪
I can't stop the feeling～・・・・・♪

Mrs.Sugar＼セージ、今日もご機嫌なのね？

セージ＼そうだよ。こうして穏やかな気分で過ごせるんだから、そして、Sugarが側にいるんだしね。これ以上の幸せは何があるって言うんだい？

Mrs.Sugar＼そうよねぇ～。私は向こうで待っているわ。

セージ＼Sugar、たまには居間の方で御茶飲もうよ。大きいＴＶでさ。何か映画でも観ようか？

Mrs.Sugar＼今日は、少しひんやりしていて、セージの温かさが、丁度良いわね。私はどんどんセージに洗脳されて行くみたいだわ。

いつの間にか、私はセージに寄り添って行ってしまっているし、セージが居ないとその内、一人で暮らしていけなくなってしまうかもしれないわ。

セージ＼良いんじゃぁないの。昔の俺には判らなかったことだけれど、男と女は２人揃って一組なんだよ。

レゴと同じで、ぴたっと会う相手が見つかったら、もうぴったり重なりあって、剥がすのが大変だろう？　運命的に出会ったカップルはそれと同じなんだよ。
神様はほとんどの生命体に男と女を作ったのは、それが自然体なんだよ。

一人で居るのも悪く無くて、結構楽しいけれど、逢うべき相手が見つかったら、やっぱりぴったりくっついている方が、安らぐし、幸福感が全然違うだろう？

Mrs.Sugar＼本当にそうね。こうなってみないと、判らない事だったわ。本当の相手に出逢うと、そうでなかった人とは、全然違うのね。

私は、それなりの年齢になっているし、一応長く結婚生活らしき暮らしもしていたでしょう。だから余計にわかるのよ。

“あの暮らしは何だったんだろう？”って思うくらい、違うのよね。何十年も続いたのは、出張が多いし、お付き合いも多くて、滅多に家に帰って来ない夫だったからなのよね。彼も自分の家なのに、居場所が無いみたいだったでしょうね。

居なくても全く問題は無かったし、悪いけれど、居ると却って鬱陶しかったわ。ハウスキーパーと思って、一応住むところと、食べる事には困らない暮らしだったかだけね。

実家に相談しても、近所などから『出戻り』と言われるから、我慢する様に言われたしね。せめてもめることなく別れられて、只サバサバしただけの思い出で良かったわ。

誰の事も恨んだりしたくないから、お金の事ばかり言う人だったから、事業に失敗するのは解って居たので、驚かなかったし、何もかも置いて、身の回りだけの荷物持って別れて、良かったわ。

本当に『釣った魚に餌はやらない』って言う言葉のまんまだったわ。新婚の頃は、割り勘みたいな暮らしで、私の持ち出しが多かったしね。

セージ＼うん、俺もそうであってくれてよかったよ。それにSugarがバツイチで良かったしね。初めて色々話してくれたね。

俺だって短い間だけれど、興味本位で女性とは付き合っているからね。同じ年齢くらいの子達と付き合う前だけれどさ。

俺は夏休みに、バハマでグライダーの講習会を受けていた夏休みに、１ヶ月位、凄く年上の大人の女性と付き合っていたんだ。

たまたま講習会帰りの、暇な午後の時間、その人の家の前で出逢って、そのうち誘われて、綺麗な人だったし、何となくお茶飲みに立ち寄ったんだよ。

何だか一人で寂しそうで、退屈そうな人だったから、週末以外は毎日お茶のみに通ったんだよ。週末は旦那さんが来るんだったんだろうね。その後大きなパーティで見かけて、ちょっと驚いたけれど、上流会の人だったみたいだったよ。

って、内緒にしておこうと思ったけれど、言っちゃった。

Mrs.Sugar＼そうだと思って居たわ。最初は“女性が多い家の子だから”って思って居たけれど、女性の扱いに慣れていたもの。

セージ＼でも、Sugarと出会う前の事だし、そういう経験があったけれど、それは出会うための準備の時期だったって、都合よく考える様にしたんだ。

結構俺の場合は、ごく最近だけれどね。だから、何時か言おうと思ったんだよ。

Mrs.Sugar＼これで『お互い様』になった感じね・笑　セージも話してしまって、スッキリしたでしょう？

これで、私に虐められても、ドギマギする事無くなったんじゃぁないの？何か、知られたくない事が有ると思ったわ。

それ程大した事ではないでしょうけれど、若いセージは少し前の体験よね・笑私はもう正式に書類上も離婚しれ何十年か経っているから、もう化石化した事よ。

セージ＼う～ん俺は7年前かな。あのパーティ会場辺りで、付き合った子たちは、その場限りみたいなもので、付き合ったまでは行かないしね。

俺から誘った人はSugarが初めてだったよ。それがさ、マルが来た頃に、イリスがSugarにハグとかするようになって“あれ？”って思うようになったんだよ。

凄く不愉快な気持ちになったんだ。“何で？”って思ったんだ。

Mrs.Sugar＼むっふ、私も“あら？”って思った事が有ったわよ。“でも年頃の子だしね！”って思ったのよ。

Cafeの空いていた部屋に越してきた時にも、セージは素直に喜びすぎで、よくお
互いの部屋の窓から、目が合ったものね。

以前よりも、そんなときは恥ずかしそうな眼をしたわ。

セージ＼うん、だって、俺は混乱していたけれど、気が付いたんだよ。もしかしたら、俺はいつの間にか恋してしまったのかな？ってね。

空いた時間があると、Sugarの事考えて居る事多かったもの。

セージ＼最初はすぐ側で暮らしているのは嬉しかったのが、だんだん苦しくなる時が出てきたんだよね。でも離れたくないしね。

自由に逢えるし、お茶飲んだり時々一緒に食事もできるのに“愛している”って言えないのって、結構苦しいもんだって思ったよ。

前みたいに“Sugarの事大好き！”って気軽に言えなくなったんだよ。

Mrs.Sugar＼それが突然、凄く良いタイミングで告白してきたから、ポプリさんも居たから、私も開放的な気分にもなっていたのね。

思わず“ＯＫ”なんて言っちゃって！でもあの時なら、付き合うくらいなら良いと思ったのよ。まさか結婚まではね。

だって、セージはいずれ年齢の近い子に恋して、長男ですし結婚して、子供も生まれて普通の家庭を築くと思っていたわ。

セージ＼俺は大学院卒業して、働くようになったら、結婚しようって思って居たよ。だんだん早くに結婚したくなったから、気合を入れて勉強したんだ。単純にそうしたらスキップして、早くに働けばよいんだって思ったんだよ。

気が付いたら、メィスやイリスも、スキップして一緒に卒業になってしまったんだけれどね。あいつらは関係ないのになぁ～。

Mrs.Sugar＼でも、それが今のプロジェクトに繋がったんだから、良かったじゃぁないの。セージは目標が決まると、凄くパワー全開になるのよね。

何だかしらないけれど、色々運が悪い大変な事が起きると、セージはパワーアップするみたいで、試験の成績も良い成績になるみたいですしね。

追い込まれると、実力発揮するのね。

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今日はそんな予定では無く、今年のスケジュールを考えようと思って居たのが、いつの間にか昔話を、お喋りする事になりました。

昔の初めての異性との付き合いの話まで、することになるとは思いませんでしたが、お互いに過去の事は、今まできちんと話はしていませんでした。

セージ君は、Mrs.Sugarと出会う前の事なのに、彼にすれば数年前の事なので、気づまりな事で、話せずにいたのです。

これで、Mrs.Sugarに隠しておくことが無くなりました。Mrs.Sugarもそんな事を、気に掛ける年齢ではありませんが、この国の標語通り『お互いさま』と言う事になったようです。

これも、十分に時間があるから、素直に流れで話す事ができました。言わなくても良い事だったかもですが、話したらお互いにスッキリとした気分です。