今日はカードゲームをしてみました。

のんびり過ごしているのですが、時間は休むことなく日にちは経って行きます。今日はもう日曜日になりました。

久しぶりにカードゲームをすることにいたしました。絶対にMrs.Sugarは勝てないゲームをやる事にしました。ポーカーとかになると、何故か俄然強くなるのです。

でも、神経衰弱が一番脳トレになるそうなので、よくやります。

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Mrs.Sugar＼このゲームやるのも久しぶりよねぇ～。少しはセージは記憶力が、まだ眠っているって言う事が、ないかしら？

セージ＼さぁ、どうかなぁ～。集中力は少し無いかもしれないよ。直ぐに思い出すけれどね。まだ凄く集中して何かやっていないしね。

俺にとっても脳トレになるかもしれないね。

Mrs.Sugar＼あのね。そんなに集中しなくても良いんですからね。大体やり始めると解るのよね。

最初はのんびりした目をしているけれど、集中すると目が光って来るのよね。

セージ＼そうかい。別に変らないと思うんだけれどな。少しは忘れないように、気を付けるけれどね。えーと、まだ最初はただのヤマ勘だからね。

だから最初は女のSugarの方勘が良いから、カードが集まるんだよね。

Mrs.Sugar＼だからぁ、そんなに真剣な目して、カード観なくても良いんじゃぁないの？　何かお話しながら、やりましょう。

セージ＼いいよ。何時も色々な話をしているだろう？　今日は何かゴシップでも話すかい？好きな歌手とか、芸能人の噂話とかさ！

そう言うニュースの英語は、Sugarもよく解るみたいだよね。

Mrs.Sugar＼わ、感じ悪い。私がまるで軽薄なミーハーな、オバサンみたいじゃぁないの。知らない人が聞いたら、何て人だって思うわ。

セージ＼そんな事ないだろう。女性は大体情報を得るのは得意なんだよ。だから『ミスマープル』の話が面白いんだろう？　

彼女は噂話を集めては、事件を解決するじゃぁないか。アガサクリスティも女だから、あのシリーズは人物描写が良く描けているよ。

Mrs.Sugar＼私が一人で居る時は、よく映画観たのよ。あの『ミスタービーン』の俳優がね『メグレ警視』をやっていたのよ。

凄く演技が上手だったわ。

セージ＼ローワン・アトキンソンって言う俳優だよ。色々な映画に出ているんだよ。俳優だもの。

Mrs.Sugar＼そうそう、それでね『ミスタービーン』のイメージでいたら『メグレ警視』ではなかなかかっこいい警視役だったのよね。

流石ミステリーの国だけあって，ＴＶ番組や映画もミステリーが多くて、面白いのよ。

セージ＼そう、じゃぁよかった。落着いていつも通りに過ごせたんだね。俺は本当に何も覚えて居ないからね。

あの頃は凄く変な気分だよ。何時かふと目が覚めたんだよね。でも何もかもが、ぼんやりとしか見えなくてさ。又真っ暗な世界に戻ってしまうんだよね。

でも、Sugarも２回危篤状態で、1回は完全に溺れて、心肺停止しちゃったんだよ。今まで話した事は無かったけれど凄く苦しかっただろう？

セージ＼プールの時は完全に心肺停止したって聞いたよ。即、水吐かせたり蘇生措置取ったんだけれど、戻らなかったんだよ。

監視員が居たし、カイザー達や、運よくカイザー達と救命救急士がリハビリルームでミーティングしていたんだよね。

ウッディも居たんだけれど、こむぎさんをSugarから引き離したりして、プールサイドに座らせたりしていたんだよね。

結構長時間沈んでいたらしいんだよ。その時の事覚えて居る？しがみついているこむぎさんを、引きはがしてプールサイドに連れて行ったんだって！

Sugarは泳げるから、自分で浮き上がって来るって思ったら、浮かんでこなかったんで、監視員が直ぐに笛吹いて、飛び込んだんだそうだよ。

Mrs.Sugar＼私はこむぎさんが凄い力で抱きついて来て、苦しくて水を沢山飲んじゃって、頭がジーンと痛くなって、それきりわからなくなったのよ。

セージ＼本当に驚いたよなぁ～。それ以来事故元のミントの友達はフランスに帰国して、入国は出来なくなったきりだけれどね。

Mrs.Sugar＼でもあの時も、その前の頭にけがしたアンジェの時も、不思議な事にあんまり記憶に残っていないのよ。

ただ、覚えて居るのは、気が付いたときは、家のベッドで側でセージが世話してくれて居たり、抱きしめていてくれた事くらいよ。

プールの時は、もう本当に駄目だと思われたみたいね。あの時はまだ冬眠療法は此処では確立されていなくて、設備もそろって居なかったそうね。

セージ＼うん治療経験者はいたけれど、設備はなかったそうだよ。でもSugarの事が有ったから、冬眠療法をやろうって事で、設備を整えたんだよ。それにさらにターナー先輩は、治療法を色々研究していたそうだよ。

その事が無かったら、俺は生き返らなかったんだろうね。だから、それでもSugarの犠牲が有ったから、俺はラッキーな事になったんだよ。

Mrs.Sugar＼アッ、私の番ね！ちょっと少し取れるわ～♪　どちらにしても、セージが試験も近い時なのに、よく両方できたわね。

私は凄く安心できたのよね。

セージ＼あの頃から、俺は神様は居るんじゃぁないかって思ったんだよね。初めて本気で神様に祈ったもの。

おれはSugarの事では、何度か涙が止まらい事があったよなぁ～。勝手に溢れてくるんだよ。でも、爺さんが言ったんだよ。

“愛する人の為なら、泣いても良いんだよ。ただ女に振られ泣くのは見苦しいからな”てね。

Mrs.Sugar＼じゃぁ、本当に3歳位の時から、セージは泣いたことは無かったの？小さい時なら痛い事とか、悲しい事とか、色々遭ったでしょう？

いくら恵まれた環境だったとしても。

セージ＼う～ん、それが、遭ったけれど、不思議と“絶対に泣くもんか！”って思って居たからか、涙はでなかったよ。

泣いたら爺に負けたことになると思ってね。大好きな爺さんだったけれど、負けたくもないし、爺さんもそれは見たくなかっただろうからね。

Mrs.Sugar＼大変だったのねぇ～。３歳って言っても、セージの国は日本で言う２歳でしょう？マルの所のタン達より少し大きいくらいの時でしょう？

そう言えばラズリーも、２歳位になって、話が出来るようになったら、皆あんまり泣かない子達だっていっていたわね。

セージ＼あいつらは、又父親が甘いんじゃぁないのかい？泣くような事も無いんじゃぁないの？

あんまり逢わないから、日常はどうなのか判らないけれどね。

Mrs.Sugar＼皆、転んですりむいたり、凄い兄弟喧嘩しても、泣かないそうよ。セージも機嫌は良い子だったそうだけど、同じに明るいみたいよ。

Dadが明るい人だし、遺伝的に皆男性君は明るいんじゃぁないの。

セージ＼そうかもしれないね。結構ずっと泣くほどの事は、なかったような気がするよね。喧嘩してボコボコにされたことも有ったけれどね。

側に居るイリスが、たいした事されていないのに、シクシク泣くんだよなぁ。あいつは本当によく泣いてたよな。

Mrs.Sugar＼う～ん、癪だけれど、セージの番だわ。もう、お喋りしていてもチラッとカードの場所見て！それで覚えちゃうんですからね。

セージ＼それはSugarだって見るだろう？じゃないとゲームは進まないからね。えーと！

Mrs.Sugar＼アッ、その体勢になると、もう全部取るのよね。ま、好いわ、私もそこそこ取れたから・・・。

でもセージは私と結婚したら、泣き虫になっちゃったのね。一人で寝られなくなったりもして。

セージ＼まだわからないよ。覚えて居ないカードもあるからね。そうなんだよね。でも最初に泣けたのは、講習会の泊まりの時だったかも・・・

自分でも理解できない位、寂しくなって、気がついたら、勝手に涙があふれてきてさぁ～。
我慢したんだけれど、エルダーが同じ部屋だったし、俺が嫌々行ったの知っていたからね。どうすると良いか困ったみたいだよ・笑

あの時は夜中に何度か目が覚めたんだよなぁ～。本当に俺って情けない奴だって、又泣けてきてさ、寂しくて泣けるのか、情けなくて泣けるのか判らなくなったんだよなぁ～。両方かな？

セージ＼俺は今回から、家でも少し離れて居るようにしようと思って居るけれど、やっぱり今後も、もし泊りで行かなくちゃぁならない事が出てきたら、絶対に一人では行かないよ。

Sugarが一緒なら、行く事があるかもしれないけれどね。

Mrs.Sugar＼あらっ、私は今回の事があったから、もっとセージに寄り添って過ごしたいと思う様になってきたのよ。

だって、何があるか、何時別れが来るか判らないって実感したんですもの。

セージ＼Sugarがそう思ってくれているなら、決心が鈍るよ。だからさ、Sugarから側に来てくれたら好いんだよ。凄く嬉しいもの。

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セージ君は堅い決心をしたはずで、今年の計画に『少しは距離を置く』を入れていたのですが、あっけなくもう計画表からは外しました。

何よりも、自分に言い聞かせていた事なのです。でも、少しは距離を置く事は意識しておこうと思いました。

Mrs.Sugarのせっかくの心使いにその気になって、甘えてだらしなくなるのは、やっぱり大人のすることでは無いと、一応思ったのです。

実際はくっ付いてるのでしょうけれどね。