ネームはMrsSugar’s next generationで次世代に変えました。

気ままにその時の現実の出来事も盛り込んで仮想物語に仕上げています。何時まで続けられるのか、楽しんで書いていきます\_∩(´∀`❤)@

大使館員達が集まり報告,打ち合わせ...。

リヴェール教授達一部の人達だけに、連絡して許可を貰って、某国Dr.モルダウが一般飛行場から、そっと入国してきました。Dr.モルダウは、あの事故の元を作ったラファエル氏の弟で、彼は医学者なのです。

セージ達を事故に巻き込んだお詫びにと、感染症のワクチンの見本を届けに来たのです。しかし、万が一の為に2週間は特別室で過ごし、更に隔離して、ワクチンだけを届けて、誰にも遭わずに今日は帰国です。飛行場内の隔離室から、大使館員と視聴覚室での話し合いです。

此処での様子は口は出しませんがリヴェール教授達には、カメラを通して見られています。大使館内は、女性達が居るので、うっかり話はご法度です。気楽な気持ちで、外で話されても困る事はあるかもなのです。内密行動のようなのです。
 
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f:id:nyanteicafe:20200901150202j:plainカール領事弁護士それで、無事にワクチンは届けられたんですか?ライモン様はご存じなんでしょう?

Dr.モルダウそれは当然だよ。この国には一人も保菌者は居ない国に、ワクチンを持ち込むんだからね。危険
なプレゼントともいえるからね。
迷惑かもしれないかと思ったんだけれど、此処にはDr.トーマスがいるからね。彼は風土病の研究者なんだよ。
彼に調べてもら得るかと思ってね。まだ、秘密のワクチンなんだ。

カッセル事務官まぁ、医療関係者には、邪魔にはならないだろうと思ってね。研究の役に立てば、ライモン様も、少しは気持ちが収まるだろうしね。
自分が関わった相手が、大事な友達の命に係わる問題を起こしてしまったからね。

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カッセル事務官何とか治ったとは言え、それはこの国のドクター達の力と、Mrs.Sugarの存在でしょうね。完全に、心肺停止状態だったからね。

でも、全てが良い方にタイミングが重なって、助かったんだよ。悪気は無かったとはいえ、謝って済む問題では無いと、ライモン様は言っていましたからね。

カール領事弁護士ラファエル氏は今どうしているんでしたっけ?この国へは入国禁止になっているでしょう?

Dr.モルダウスイスの療養所で、過ごして居ますよ。すっかり現役はリタイアして、リヴェール教授の提唱している通りに、シェルター内の療養所に入院しています。彼は思い違いした事を、とても恥じていますよ。

ライモン様の国や、カール領事館達の国も、あの集まりの後に、即シェルター対策に取り掛かったところは、首脳陣は皆シェルター内に引っ越しました。

感染症からは全員免れて、彼方此方に指令を出したりしていますよ。

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カッセル事務官でも、この国が全員何もないのに、シェルターに引っ越したらしいと言うニュースに”今からは幾らなんでも早すぎる“と笑っていた、人達はそれはもう、その決断力や見極めに、驚いているよ。

何かが、彼に決断させたんだろうね。ドクター・ホーキンズの言葉にも、影響されていたかもしれないけれどね。結果が今の世界だね。

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Dr.モルダウそれで、あの事故の時に、もう一人怪我した若い研究員も居たんだろう?2人共もう問題なく完治したのかな? 

何か体に不都合な事が残っているのだろうか?それとなく聞いてくれたかな?

カッセル事務官腰骨が撃たれて砕けてしまった一人は、それでも、もろに撃たれてしまったセージ君の止血を続けていたからね。

2人共何か後遺症が残っているかもしれないよね。服を着ているから判らないけれど、その後感染症問題が出て、プールやジムがまだ閉鎖されているからね。

カールは若い時セージ君は友達だったんだから、様子を聞くことが出来るんじゃぁないのかい?プライベートで!

カール領事弁護士幾ら昔の友達であっても、ライモン様が居るのに、差し置いてプライベートな事は話さない様にしているんだよ。

知りたかったら、ライモン様に頼んだ方が、筋が通っているだろう?

f:id:nyanteicafe:20200901150330j:plainカール領事弁護士ラファエル氏は、もうリタイアしたのなら、テロの対象になったり、ややこしい問題はもう無くなったんでしょう? 

まだ彼が生きている間は、利用価値がある対象なのかい?

Dr.モルダウさぁ、もう年齢的にも、只の高齢者だと思うんだけれどね。兄は経済界に進んだからね。僕は単純に医学研究のみの暮らしだからね。

リヴェール教授も昔は知っていたけれど、今では偉い人になってしまっているか
ら、気軽に話をできる立場ではないんだよ。

むしろ夫人のDr.マリアンヌの方が、ちょくちょく話す事が有る相手だったけれど、彼女はちょっとした代理はしていたけれど、微妙な問題に関しては、知らないと思うし、やたらに話は出来ないだろうね。

f:id:nyanteicafe:20200901150350j:plainカール領事弁護士僕も結果は聞いて居ないんだけれど、あの狙撃してきた不思議なドーローンのような、機器は何処の国の者かなど判明したのかい?

それさえも知らないからなぁ~。まぁ、あの国ではと見当はつけているんだけれどね。

Dr.モルダウまぁ、昔から多くの東欧や西欧や北欧も、手を焼いているからね。

カッセル事務官出来るだけ巧く交わしながら、スルーして行くより無い国だからね。世界中で何か国かは、頭痛の種の国が存在するのはやむを得ないでしょう。
今も感染症外にも、そちらの新しいウィルス関係でも、悩まされている国もあるからねぇ~。大事にならないように、やりくりするしか無いんだろうね。

根本的な考えが違うんだからね。今は新シェルター内に、ライモン様ご夫婦は入院されていますし、でもいつかは解りませんが、もう少し、感染症の様子が解れば新シェルターの、シャッターは開くようだよ。

まだ一人も保菌者が出ていないからね。Dr.モルダウも、そっと入国だったからね。帰りもそっと戻ってください。

迎えのヘリは、閉じられているはずの、一般飛行場のはずれからですからね。

Dr.モルダウまるで、空き巣やスパイに入る様だよね。きっと本物も、こんな気分なんだろうね。リヴェール教授達は黙認してくれたんだね。

それだけ、あの若者達の怪我は酷かったって言う事だね。それでは、そっと出国するから、ライモン様には宜しく伝えてください。
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今日の夕暮れ時間に、1台の軍用ヘリコプターのようなのが、飛行場の隅に降りて、深い森の方へ飛んでいくのをMRS.Sugarはシャノアールと、センターポイントのビルの窓からチラッと見たのです。そして大使館へ戻っていく、代理大使の人の姿も見ました。

「まるでハードボイルド映画の、シーン見たいね」と話したのでした。秘密のつもりでも、小さな国ではなかなか秘密行動と言うのは、難しいものでしょう。その分かなり安心な国だともいえるのです。

良い事に繋がる事だと良いのですけれどね。その後警備員が数人飛行場で見かけましたから、危険はない事でしょう。とても安全に関しては念入りにチェックする国なのです。

 

                storyteller🐑