ターナー教室は、以前に近い配置で、少し落ち着きましたが、狭くなったことはなりました。しかし、皆余り気にはかけていないで、それぞれの作業を進めています。
新スタッフのモリアティbiomedicalエンジニアが入れば、何か作業に変化が出てくる事でしょう。忙しくしても、せわしなく余りバタバタしたくはないので、出来る時に作業は進めて置けば、問題はありませんからね。
突然の変化は、理性的で慎重派なリヴェール教授なのですが、情報はシッカリ頭に入っているからなのか、結構閃いたら、され下ない顔で強要はしませんが、巧い事誘いをかけて来たりもするのです。
そんな事が過去にもあったので、皆何かが変われば、当然周囲も変化すると思っています。
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Dr.ターナー《よぉ~。教授達と打ち合わせをしたんだって? 皆気に掛けていただろう?此処で巧くやっていけそうかどうかだよ。
少人数だから、ウマが合えばバッチリだけれど、今一つだと凄く居心地は悪くなるからなぁ~。
大人数だったら、気が合わない奴が居ても、気が合う奴も居るだろうからな!むしろお前が皆にプレッシャーかける方だったりして?Ahahaha、、、。
モリアティエンジニア《おいおい、人聞きが悪い事言うなよ。俺は現場仕事などには、細かく念入りになるけれど、自分の研究やその他は、周囲に別に煩い注文は付けないよ。
皆若いから、ターナーが居ない時来るのが、多いだろうから、代わりに可愛がってやるよ。若い子が仕事仲間って、今までほとんど無かったからね。
俺はメーカーからの、出向での仕事だったからな!何時も本当の意味での、仲間っていないようなもんだったんだよ。
此処でも同じように開発品は、エンジニア付きレンタルでだろう?
モリアティエンジニア《今年になってから、此処の職員としての契約をして、転職したんだからさ。皆の方が先輩だよ。
ま、3年経っても居心地悪かったら、出て行くし、そうでなかったら、2重国籍でも暫くは良いんだろう? こんな時期だから、ゆっくり考えるさ。
本当に、娯楽場とか全くない所なんだな? プールとジムはもう少ししたら、開くらしいけれどね。後はセンターポイントの、ラウンジとメンズクラブ位なんだろう?
ま、此処に住み着いてしまったら、人格が変わりそうなくらい、穏やかな国だよなぁ~。イライラしたりセカセカしていたら、馬鹿みたいだよな。
しかし、オペの時の皆の素早くて、無駄のない連携には、感心したぜ。他にも出向したけれど、此処のチームワークと手際の良さは、ピカ一だよ。
Dr.ターナー《まぁ、俺の場合は、最近はオペの時は、もうほぼメインチームが出来ていて、何時もの流れでだからねな。オペ室のナースなどや、実習兼ねた助手が変わるくらいかな?
大概は見学室から、撮影しているしな。患者の顔は判らない様に処理はしてあるから、フィルムから個人情報は判らない様にしてあるんだよ。
オペに関わった者も、暫くすると顔は修正かけてしまうんだよ。
モリアティエンジニア《内部の者にも判らないんだね?それは安心だよなぁ~。VIP患者ばかりだものな。後は此処の国民たちに被験者になってもらっての、撮影なんだろう?かなり厳重なようだよな。
セージ君達も、此処ではかなり特別なオペだったから、貴重な資料になっている
んだろうね。
セージ《どうせ教材になっているんだろう?でも俺だとは判らない様になっているって聞いたよ。知った人が見ると言ってもさぁ、やっぱりオールヌードを見られるのは嫌だよなぁ~。
エルダー《俺の腰のオペもだろう?ここはさ、結構親しく付き合いがあったり、顔見知りが多かったりする小さな国だから、誰が教材で見るか判らないもんなぁ~。
Dr.ターナー《そこはな。教授は細やかな人だから、徹底して気を使っての撮影をしているよ。資料は簡単には閲覧出来ない様に、倉庫で管理しているからな。
絶対に簡単に持ち出しは出来ねぇよ。必要な時は、勝手な持ち出しが出来ない様に、身体検査されて、スキャンされての持ち出しか、閲覧だからな。
セージ《うちなんて、夫婦で撮影されているんだよ。
モリアティエンジニア《夫婦で!ってセージは本当に結婚しているのかい?同棲しているだけでなくて...。
フランツ《一番結婚歴が長いんだよな。今だにセージはもう凄いLoveだしね。
Dr.ターナー《Wahahaha、、、、。此処は歳が若い順から、片付いてしまっているんだよ。皆が、良いな~💓って思う人を射止めて居るんだよ。
俺達は歳だけくっているけれど、だらしなく自分の面倒見るだけで、手一杯で、他の誰かを守りたいなんて、甲斐性はないんだよ。
それで、モリアティは植物の栽培用LED電気装置の開発を、直ぐに始めるんだって?
モリアティエンジニア《あぁ、今使っているのよりも、より質の良い物を考えようと思っているんだよ。元々シェルター暮らしの問題は、日光不足と換気が一番何とかしたい問題だろう?
だから、最初は此処の教室ではなく、ヘリオット教室の方へって話だったんだけれど、此処には身近な、電気やエネルギーの事を研究テーマにしている、フランツやエルダーが居るからね。
ヘリオット教室は、ロボットの研究をやって居るから、物が大物を扱っているから、此処に入れて貰えたら、此処の方が良いと思ったんだ。
若者の中の方が、刺激的だしね・笑
セージ《じゃぁ、やぱり『MRS1』は作り溜めておいた方が良かったんだね。エルダーやフランツは、そちらのサポートに入るだろう?
エルダー《じゃぁ、それまでは、せっせとクラフトマンの作業を進めて置かないとな。需用は増える一方なようだからね。
フランツ《そうだね。医療用リストバンド型も使っているけれど、ブレスレット型の希望も多くてね。
Dr.ターナー《ま、そう言う事なんだよ。熱が出る病気だけ以外、色々な体の計測が出来る装置が入っているからね。
症状が出る前に、いち早く健康な時とは違っていたら、即反応するからね。早期発見も出来るように、なって居るんだよ。
今やヨーロッパ諸国は拡大する一方だし、実際は発表されて居るよりも、患者数は多いと思っているんだよ。
フランツ《ゲルマン系民族は体質や習慣が違うのか、少ない目だろう?ラテン系が圧倒的に感染拡大しているような気がするんだよ。
暮らして居る気候も乾燥している土地か、湿度が高かったりもあるだろうけれどね。
セージ《ラテン系は、もう完全に濃厚密着な暮らしだからね!そう言えばここはラテン系は少ないよね。
モリアティエンジニア《俺は混ざっているけれど、でも割合からしたらゲルマンの方が強いと思うけれどなぁ?しかし、隔世遺伝で突然昔のDNAが出現したりもあったりするだろうからね。
エルダー《そう言ったら、俺も母親はフランスとのハーフだからね。父親は北欧だけれどね。
フランツ《ヨーロッパは、ややこしいよな。後はUKの人が多いけれど、案外バリバリのUKだけれど、UKの中で、混ざって居たりもするよね。何処の州にしても、皆伝統が好きな人が多いよね。
そういえば、元の外の森などに、たまに散歩に出て日光浴って話は、何も言っていなかったのかい?少しくらいはもう直ぐ...って聞いていたけれど?
Dr.ターナー《又凄く広がって、ロックダウンしている国が増えて来たからね。ま、そうした方が、感染者が居ない国は、安心ともいえるけれどね。
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Dr.ターナーも、今はなるべく教室に出てきて、モリアティエンジニアが、皆と雑談などもしながら、馴染んでくれるように気を使っているようです。
ちょっと今一息ついていますが、これから真冬に向かって、一気に感染者が増えてきそうです。そうなると、遠隔治療で、提携国の病院のサポートをしなくてはなりません。
そうなってくると、皆休憩を取りながらも、交代でPCの前に座って、遠隔サポートです。
仕事を離れた時は、セージ君達と、冗談言いながら、雑談はストレス解消になり、若い元気ももらえるような気がするDr.ターナーです。