今日は雪でも降ってきそうな、暗い目の寒い日になりました。今年シェルター内は設定温度は、冬は低い目で、冬を感じる気温ですが、地下なので一定温度なのです。
天気も新壁面は、半透明ですが外の天気の変化が解るようになっています。外側はミラーのようになっているので、木々が写り込んでいて、遠くからは森林の一部のように見えるのです。
今日は皆適当に出てきて、仕事をしています。エルダー君やフランツさんはモリアティエンジニアが仕事を始めたら、サポートに入るかもなので、それまでは『MRS1』作りです。
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セージ《エルダー、何かやる事が出て来たんじゃぁないのかい？植物育成用電球のもっと良い物を作るとかって言っていただろう？
プランテーションは、順調に仕事が進んでいるみたいじゃぁないの？
エルダー《あぁ、何時かはね！まだ大丈夫みたいだよ。今日はモリアティは理事長達とミーティングをしているようだよ。とりあえず、具体的に何処からにするかとかもだけれど、今から研究開発だからね。
暫くは彼一人の作業じゃぁないのかな？病院の仕事と二股だからね。これからは、もうこの教室に慣れて来たから、ターナーと交代で出勤が多いんだろう？
しかし、病院と掛け持ちは忙しそうだよなぁ～。ターナーと同じでバチュラ―だから、気は楽だろうけれどね。
アルフィー《フレーバーさんは誰か、パートナーがいるのかい？居たら一緒に過ごす時間のやりくりが大変だろう？
愛する人が居ると、仕事も張り合いが、もっと出てくるのかもしれないけれど、一緒に過ごす時間も欲しいしなぁ～。フレーバーさんは在宅でって訳には行かない仕事だものね。
フレーバーセキュリティエンジニア《あぁ、でも以前と違って、クローブと交代でだからね。特に緊急事態が起きたら、休みも何もなくなるから、間は俺は此処の教室で仕事になったから、皆と同じ時間だし、一応週末休みだよ。
就労時間などの条件は、この国は凄く良いんだよ。勉強する時間も取れるからね。先ずは健康な状態で勤務が第一だろう？
フランツ《だから、大変な時は皆で助け合うし、ライセンスも一つだけってことは無いんだよ。上手くローテーションが組めるようになっているからね。
代わりに頼まれれば、他の教室に手伝いに行くって事もあるんだよ。お互い様でね。
エルダー《仕事内容は良く詰まった事をやるんだけれど、重たく無いんだよな。医者はそう言う訳には行かないだろうけれど、失敗は成功の元でさぁ....
”失敗を怖がって手を出さないよりも、チャレンジしなさい。いざと言う時の為に上級研究員がいるのだからね“って言うのが”やってみようか！“って気になるよな。
”皆それで、学んでステップアップしていったんだから“って言うのが、安心できるよね。
セージ《皆さんお世話になっていす。これからも宜しくどうぞ！経験からしたら、いくらやっても皆より数年は経験不足だからね。
ま、でも皆が経験していない事を、知っている場合もあるかもしれないしね。俺は完全に皆を当てにして開発してきたからね。
幾つもあるけれど、皆がサポートしてくれたから、出来たようなもんだよ。
アルフィー《ホント、ホント。此処の教室に来て初めて、小さなネジ１本も、絶対に捨ててはいけないって、判ったものね。
フレーバーにも今度言わなくちゃぁね。ターナーももう身に着いたようだけれど、俺は気を付けないと“なんだこれ？”ポイってしちゃいそうになる時があるよ。
でも一応頭には入って居るから、他の場所であっても、何か部品らしき小さなものを見つけても、捨てないで保存する様になったよ。
Dr.ターナー《感染症拡大で、更に小さなネジなどは、無くしたらスペアが手に入らなくなるからな。最悪は自分で、部品は手つくりして、修理しなくてはだぜ。
俺なんてオペ以外は、大雑把だからよぉ。以前は不明なものはポイだったのが、今ではどこであっても、絶対に捨てないで、決まった容器にお取り置きだぜ。
オペ室も使えるかもしれないものは、何でも訳わからなくても、取って置けるものは、保存だよ。もちろん完璧に滅菌済でだよ。
セージ《ターナー先輩は一応は脳外が専門なんだろう？物凄い細かいオペをするから、神経質かと思ったんだけれどね。あっ、今は外科全てだったっけ？
そう言えば、時間があると寝るか、オペのトレーニングしているんだってね？チクチク縫ったり切ったり貼ったり、年中トレーニングだなんて、スポーツ選手みたいだね？
新シェルターに居た時、初めて外科のトレーニング室を見たよ。
フランツ《そうそう、オペの最中の突発的な事が起きた時も、冷静に例えばその場で、何処の皮膚を使って、何処かを補修するとかだって聞いたなぁ～。
エルダー《自分の体の部品なら、拒絶反応が出ないからだってね。あのトレーニングルームは何時も誰かがトレーニングしているよね。
自分の体のトレーニングもしないと、長丁場のオペに耐えられないそうだものね。
Dr.ターナー《そうだよ。結構マッスルは鍛えていたんだけれどよ。肉体美コンテストで、更にきちんとトレーニングは毎日やっているよ。
以前は、セージにわき腹のぜい肉クニュクニュされてたけれど、それも無くなったよ。
フランツ《皆すっかりトレーニング付いたから、今ジムとか閉まっていても、部屋で少しはやるからね。プールやジムも開くんだろう？
そうそう、セージは休みの日に外に散歩に出たんだって？
セージ《うん、１時間弱だけれど、新鮮な大気汚染を吸って来たよ。今はロックダウンになって、汚染数値が下がってきたらしいんだって？ 再開されれば又汚染が進んでしまうのだろうけれどね。
だって、又次外出があるかどうかは、決まって居ないって言うからさ...。一応ルールは守らないと、勝手な事する人が一人でも居れば、皆自分もって言う人が出てくるだろうからね。
Sugarは“もう散々大気汚染を吸って育ってきたし、日本は戦争で２ヶ所、地震でもう一か所被爆したから、他よりも皆放射能を浴びていると思うわ！”って言っていたよ。
他の国だって、実験で被爆地になったところは、かなりの広範囲だし、下手したら国中の放射線量は多いと思うって、言ってたよ。
先天的に、体質に異常があったり、色々が少しある人は少なく無いと思うってさ...。
先天的に耳鼻科系疾患が多かったり、生殖器の異常の子宮内膜症や、色々が少なく無いのも公に詳しい説明がないで、皆霧の中に封じ込めて居るように思うってさ。
ま、Sugarだけの考えだけれどってね。花粉症も酷いし、でも此処へ移民してから、治ったみたいだって！水の質が良いからみたいだよ。
エルダー《北欧も森林が多いし、水は綺麗だろうけれど、温暖化でそれなりに汚染はされているのだろうけれどね。でも、ベリーなどを自分で摘んで、ジャムを作ったり、本当の自然農法が多いと思うよ。
Dr.ターナー《あぁ、Sugarのアレルギーは、もう薬はとっくに使ってはいないよ。使わない方が良い薬を使っていたからね。今は薬用オリーブオイルだけだろう？
はぁ～！今夜は小雪でも舞うかなぁ～。ま、１００％は無いだろうけれど、今の調子で居れば、感染症は入って来ないだろうからね。
今週ライモン達の国や、ドイツの親しい所から、かなりの食品や雑貨が搬入されたら、
５～６年は倉庫に物資があるから、それを古い順に使って行くからな。
じゃぁモリアティの事は頼んだぜ。
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流石に１２月に入りましたから、いくら暖冬と言っても結構冷え込んできました。それでも、皆各自温度調節はギリギリ控えめに、上着を羽織って調節して、エネルギーも倹約です。
大体が西欧人ですから、不便だと言う不満は、出ないでしょう。Mrs.Sugarが一番デジタル化された国出身なので、どうしてもPCでゲームやったりが、好きなのです。
他の人はPCは映画観たり、音楽を聞いたりが主な使い道で、感染症拡大になってからは、ネットショッピングもしなくなりました。
本格的ロックダウンです。そうなったからこそ、未来に向けてやることも出てきましたしね。その為には又勉強が必要になってきましたので、運動不足にならないようにジムやリハビリプールはきっと再開でしょう。
プールはまだ考え中なようなのですが、泳ぎたいセージ君はストレスが溜まるかもですね。
storyteller🐑
