最近は休日は何時ものように目が覚めても、ベッドの中でゆっくり過ごします。時々２度寝になってしまう時も出てきました。
冬になってくると、そんな時間も楽しく豊かな時間だと思うのです。どうと言う事のない話ばかりしていますが、直ぐに起き上がらずに、ベッドの中でゆっくりTVを見たりも多い、最近の休日なのです。
お腹が空いて起きだしてくることが増えてきました。そんな時は完全に朝昼一緒のブランチになります。少しずつ２人になってからの生活習慣が、出来てきました。これは凄くゆっくり休んだ気分になれるのです。
巧い事にセージ君は、他の同世代の若者からしたら、割合小食ですから、Mrs.Sugarとの食事も、余り問題がありません。年齢的にMrs.Sugarは食べ過ぎは良くないので、何時も残す様にしています。
元々の一人分が程々なので、Mrs.Sugarが残した分をセージ君が食べれば十分です。と細かいあれこれがこのカップルには良くかみ合っているのです。
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Mrs.Sugar《ねぇ、何だか今の時期だからか、この旅のゲームも、感染症が少なそうな、ノルウェーとかアイスランドの方に目が向くようになったわ。
もともと私ラップランドは行きたいところですしね。オーロラなんて、ロマンチックじゃない？ 写真で見ただけでも、素敵ですから、本物は凄いでしょうね！
セージ《う～ん、俺もSugarがオーロラって言うから、フィンランドやカナダはゲームに入れたけれどね。
寒いのは好きだけれど、寄り添って歩きたいと思っても、ぬいぐるみを抱いているようだろうなぁ～って、調べていた時に思ったよ。
食事も鹿肉だと思ったら、トナカイ肉だったりしてね。
Mrs.Sugar《マスク着用勧告が出ているんですって！今年はオーロラが良く見られるそうよ。流石森と湖の国で、ベリーピッキングも出来るのよね。
他のヨーロッパ諸国より、感染者数の爆発は抑えられているけれど感染者は増加しているんですって！
セージ《何だかさぁ、フィンランドって、トナカイのスモークや淡水魚のスモークとかアイスクリームに木の実に尽きるって言う気がするよね。別に悪く無いけれどね。
フィンランド人が聞いたら“UK料理が何を言うか！”って、まぁどちらもいいとこ勝負のごくシンプル料理だろうけれどね。
こむぎさん達が日本では、最も不味いのがUKの料理だって言われているって、言っていたけれどさ！Sugar、本当の所そんなに不味いかなぁ？
やたらに味付けしないだけだよね。
Mrs.Sugar《私は不味いとは思わなかったわよ。結構好きな物が多いしね。スコーンとかプディングとかブラックソーセージも、問題ないわよ。
和食だって、不味い物ありますからね。何変な事気にしているの？他の人は知らないけれど「Marmite」なんて大好物ですからね。
セージ《でも俺もやらないけれど,Sugarはトーストにはバターしか使わないんだね・笑
匂いも味も強烈って言ってたけれど、匂うかなぁ？発酵はしているけれどね。
Mrs.Sugar《私は凄く好きなんだから、問題無いわよ。あれがあれば、程よい調味料になりますからね！
こむぎさん達が言った事等、気にしないのよ。もう居ない人なんですしね。
セージ《うん、我慢しているんでなければ良いよ。むしろお気に入りだなんて、やっぱりSugarは運命の俺のパートナーだね。
Sugarと居て、違和感を感じることは何も無いのが、不思議だよね。本当なら遠い国の者同士なのに、此処の国で出逢ったなんてさ。
今でも寝る前に、隣にSugarが眠っているの見たりすると、夢じゃぁないかって思う時があるんだよ。まさか夢で目が覚めたら、Sugarは居なかったなんて事で、長い夢を見ているのかなんて、ならないよなぁ～ってね。
俺が怪我したって言うか、死んで生き返った時は、頭はぼんやりしていて、あの時は暫くは、長い夢を見ていたような気がしたよ。
でも直ぐにSugarが側に来て、手を握ってくれたから、夢じゃぁなかったんだってね。
Mrs.Sugar《だからって、私の指を噛んだのよね。結構痛かったわ！夢かどうか試すなら、自分の指を噛むか、普通は自分の頬を抓るんじゃぁないの？人の指噛むなんて！聞いたこと無いわ。
セージ《Je ne suis rien sans toi. Je t’aime à croquer. De cette façon, quand nous sommes en contact
les uns avec les autres, l’amour déborde et me rend confus.
Mrs.Sugar《Sage, je suis vraiment heureux de vivre avec toi à la dernière fois de ma vie.Je vais te donner un amour plein de mains.
セージ《Sugar, je suis rempli de l’amour de ton fils tous les soirs, et je suis sur le point d’éclateren larmes de tout mon bonheur.
Et je vais dormir avec un sentiment très extravagant à côté du sucre.
Mrs.Sugar《本当に早く終息すると良いわね。感染症じゃぁ無くても、夏のオリンピックで、命の危機がある陽気だったんですけれどね。
前にセージ達が一緒に日本に１泊ツァーに来た時も暑かったけれど、あんなものじゃぁ無く、年々蒸し暑い長い夏になっているわ。
セージ《そうだったね。あの時行った場所は、此処と同じような、過ごしやすい夏のはずだったんだよね。もう４～５年前？なのに、その間にどんどん温暖化して行って、集中豪雨の体験もしたしね。
俺は自然破壊されている、日本を見に行ったような旅行だったけれど、でもSugarの国に一度は行って良かったよ。
俺はSugarと結婚するなんて思っても居なかったし、イリスとアンジェが、あんな別れ方するとも思っていなかったから、本当に長い人生の間には、何が起きるか判らないものだよ。
あの時俺はぼんやりだけれど、Sugarの事、只の大好きな人とは違う大好きなのかも？って、ちらっと感じて居たかもしれないよ。
でも、本当に大好きなのは間違いないし、それが恋して居るって言う感覚なのか、よく解らなかったんだよ。
家族以上に大好きな人が出来るなんてね。初めて“大好き！”って思った人だよ。
かなり戸惑っていたんだよ。今よりも離れて居られたけれど、予感がしたのか泊りがけの実習や、講習会へ参加とか、その他の手続を、あの旅行の後の夏休みに、全部済ませて置いたんだよなぁ～。
そう思うと今の俺が“もう決まって居たレールの上に乗っている”って、判っていたようにも思うしね。でも今がスタートでゴールではないんだよね。
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そんな話を昔の思い出話をしているかのように話したり、想像もつかない未来の話をしたりして、過ごす休日です。
以前はポルトガルや、スペインやイタリーや、東欧の話が多かったのですが、今はゲーム込みの話であっても、旅行に行く場所は、なるべく感染拡大が少ない国を見てしまいます。
出来るだけ穏やかに緩く、収束でなく終息に向かって欲しいものです。まるでウィルスとの世界大戦のようですからね。Mrs.Sugarは、ニュースを見ると、同じ西欧人なのに、この国の人達と言動があまりにも違うのに、吃驚もしています。
此処の国の人は、実に冷静で穏やかです。偶然とはいえ”よくぞこの国に移民したものだ“と思うのです。
storyteller🐑
