秋近いうちに1度帰国するセージ君は、ミント姉妹と一緒に帰国なので、もう少し先に帰国日が伸びたので、今日はまだイリス君も居るので、パティオの大掃除をすることにしました。季節も変わるので植え込みの中の掃除です。
ネットの中なので、森林管理人に申し込めば、手が空いた時にやってもらえるのですが。今日は2人でやってくれると言うので、お任せしました。
イリス君は何も初めてで、セージ君に教わりながら、初めての経験です。SUGARMAMAは、自分の事は棚に上げて、2人に危ない事をしないように、注意したりして、笑われています。
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SUGARMAMA《そんな恰好で手を放して、落ちたら大変よ。帰国前に骨折でもしたら、偉い事だわ。2人共帰国したら、お坊ちゃまなんですからね。
セージ《何ブツブツ言っているんだい?ちゃんとまたがっているんだから、大丈夫だよ。今からバランスが取れないようじゃぁ、どうしょうも無いでしょう?
イリス《そうそう、俺だってセージ程身軽じゃぁないけれど、このくらいは出来るよ。初めての経験ではあるけれどね。
セージは子供の時から、公園の高い木に登ったりしていたし、結構荒っぽい遊びして鍛えてあるからね。
セージ《男なら普通の事だよ。一度も俺骨折とかして居ないんだね。打撲やかすり傷は在ったけれどさ。あまり動かないイリスが、腕骨折した事があったよね?
何やったんだっけ?お前怪我するような事って、やらなかっただろう?観ているだけでさ。
イリス《ブランコから落ちたんだよ。落ち方が悪くて骨折したんだよ。セージみたいに年中何処かから落ちたり、挟まったりとかはしていないからね。変な落ち方したんだよ。
SUGARMAMA《まぁまぁ、イリス君は貴族の御曹司ですから、きっとお行儀よく、あまり動かない事しかやらなかったのかしらね。
でもセージもジェントルマンになる躾で、ボクシングやフェンシングとか乗馬とか、あれこれやらされたそうだから、イリス君だって同じじゃぁないのかしら?
ま、英国式とスペイン式ではジェントルマンの内容が違うのかもしれないけれどね。イリス君は、ダンスはかなりやったと言うからね。
後は女性の口説き方とかかしらね。そう言えば英国人の人達は、結構仲良しの人でも、イリス君みたいに他の国の人ほど、年中ハグとかKissなどしていないわよね。
軽く肩くんだり触れたりは有っても、距離があるのが良いわね。家族や恋人は、場所を考えてでは、しているんでしょうけれどね。むっふ!それはきっと皆同じね。
SUGARMAMA《フェンスが綺麗にピカピカになったわね。整理した葉っぱはどうしたの?
セージ《腐って肥料になるように、端に深い目の溝を掘ったから、細かくして微生物液を貰ってきたから、混ぜて置いたよたよ。目立たないようにしてあるからね。
イリス《本当にセージは変な事知っているよなぁ~。剪定するなんて、俺知らなかったよ。言われてみたら、此処の森も管理人が枝切ったりしているの見た事あったよなぁ~。
セージ《蒸れないように風通し良くしたり、幼木を間引いたり色々手を入れないと、病気になったりするんだってさ。
俺は子供の時に、我が家のグリーンサムの爺さんに、教わったんだよ。って、爺さんっだって思っていたけれど、今見ても同じ様に爺さんだから、あの頃はまだそれ程、歳とってはいなかったのかな?
セージ《イリスさぁ、葉っぱや枝だからって、余り乱暴にブラッシングしたら、傷ついちゃうんだぜ。犬や猫や馬と同じに、ブラッシングしないと駄目だよ。
そんなに乱暴にはしないだろう?
イリス《えっ、俺はそのどれもブラッシングした事ないよ。皆家にはいたけれどね。その係が居るから、仕事奪っちゃぁ悪いだろう?
セージ《えっ、嘘だろう?俺はそう言う使用人を巧く使う為には、何でも覚えられる事なら、使うものが知っていた方が良いからって、チャンスが有ったら教えてもらえって言われたぜ。
第一生き物は、家族なんだからさ。出来る時は手入れはするだろう?飼っているだけで、一緒に遊んだりとかしなかったのかい?
イリス《あぁ、学校以外は本読むのが忙しかったし、後はダンスのレッスンとバイオリンと、残りはセージ達と遊ぶだけで、1日は直ぐに終わったじゃぁない?
セージ《おっし!終わったぜぃ。イリスももう良いよ。
SUGARMAMA《ちょっと、飛び降りるなんて、危ないじゃぁ無いの!2階の窓と同じ高さよ。もう本当に吃驚するわ!
イリス《俺はブランコから落ちて以来、絶対に高い所から飛び降りたりはしないよ。別に高所恐怖症ではないけれど、そう言うスポーツ系筋肉は付いていないみたいだからね。
ダンス用のリフティングの、筋トレはやったけれど、バレェダンサーでも無いから、ジャンプもあんまり必要はないからね。
SUGARMAMA《バレェダンサーのジャンプ力は素晴らしいわよね~♪女性を持ち上げるのもタイミングで持ち上げるんでしょうけれど、重いでしょうしね。
それはイリス君もやったんでしょ!でも体付きはバレェダンサーとは違うみたいね?
イリス《バレェダンサーは裸とタイツだからね。まるで体の線が出るから、それ様に作るんだよ。俺は服着ているからさぁ~。
そこまで気は使わなかったよ。子供だったしね。セージの方が、ダイブをしていたから、バレェダンサーに近い、筋肉のつけ方をしたんだろう?
あれも体のラインが綺麗な方が、有利だものな。
SUGARMAMA《そうよね、育ち盛りなのに、床運動の人とかも、凄いダイエットするんですってね?セージもダイエットしたの?
セージ《ううん、俺は痩せていたから、結構筋肉つけて背も伸びる様に、食べさせられたよ。お菓子以外は無制限だったと思うけれどな?
激しくトレーニングすると、直ぐに痩せてしまう体質みたいだったしね。チョコレートとアイスクリームは食べたけれど、あんまりケーキとかは好きじゃぁなかったんだよね。お茶の時間も、俺はサンドイッチばかり食べていたかな。
MAMAも甘い物あまり食べないだろう?チョコレートだけは好きって言うのが、俺と似ているんだよね。あれはビターなのも良いんだよね。
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仕事が終わった後は、皆でマフィンを食べて、お茶を飲みながら、お喋りの続きです。今日は珍しい食べものは、何を食べたかの話で盛り上がり、東南アジアでも暮らした経験があるので、SUGARMAMAが一番色々な種類を食べていました。
中国料理も色々種類が有りますが、東南アジアは人種のるつぼで、実に食の文化は最先端ではないでしょうか?
日本も凄く色々な国の料理が食べられる国ですが、味を皆日本風にアレンジしてしまうので、本場の味とは違うのです。イリス君が一番種類はすくなくて、ギリシャ、トルコ、フランス料理、ベトナム料理も日本で食べました。
でも本場の味とは、少し違う味になっているようです。セージ君も両親が遺跡調査に行っている国に休みの時に行っているので、その国の料理を食べています。
ですから、あまり好き嫌いなく好みはありますが、好んで食べない事はあっても、何でも出された物は何でも食べられるので、食べ物の話はよくするのです。
イリス君がそんな2人を、時には引き気味で話を聞いていました。
storyteller🐑