『2015年・晩秋』皆は気が付いていたようで.....。

今日は昼間は暖かいので、Cafeに集まって勉強会です。セージ君が今研究開発に手を付け始めたので、メィスとミーティング。イリス君も出来る事は手伝います。

と言うのも、３人一緒の教室の時が多い様なのです。アンジェは関係ないのですが、今はイリス君と付き合って居るので、邪魔はしないと言う事でくっついてきています。

今日は特にザックリ各自でやって置く事の報告で、暫くしたら又一緒に取り掛かる事の話や旅行から戻って来てからのスケジュールの連絡などです。メィス達が出てきたら、お客さんがいたので、セージ君の部屋でになりました。

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メィス《こんにちわ。おじゃましまぁす。悪いわねセージのプライベートルーム訪問で！それでセージは早い目に戻ってくるの？

セージ《うん、今後何時帰国できるかの予定が判らないだろう？だから、入用な物を持って来るだけかな？勉強する時間がメィンだから、それは此処にあるし、着る物は此処で作った服を身本で着ているから、コートとかスーツが有れば、良いくらいだろう？

イリス《いいよなぁ。セージはSUGARMAMAの、すぐそばで暮らせているんだからさ。Cafeは開店してたら、手伝いをするんだろう？それが目的で、此処に来たんだからさ。

後は勉強すれば良いだけなんだよな？暫くはそうであっても、その内、ガールフレンドが居ない歴が長いから、ボチボチ誰か出来るかもな？

メィス《ま、私も学校生活がメィンですから、あんまり色々な服はいらないのよね。大学も最初は私服ですけれど、その後は教室のユニホームが貰えるしね。

フォーマルは１着持ってきているしね。私はもう皆より早くに此処に居るから、顔見世に帰るだけよ。

アンジェ《今はまだ、大好きなSUGARMAMAと、同じ屋根の下で暮らして居るので、大満足なのかしらね。

そう言えば最近セージは“MAMA大好き”ってあまり言わなくなったわね。

セージ《俺は、なるべく早く戻って来ていると思うよ。此処の部屋の方が落ち着くしね。おい、俺の部屋だからって、あんまりイチャイチャするなよな。それとアンジェは、人のもの勝手に触りまくるなよ。

アンジェ《セージは、何か心境の変化でも有ったのかしら？ま、ほとんどシェアハウスにSUGARMAMAと暮らしている様なものだから、満足しきってしまって、言う必要もなくなったのかしら？

でも、ないかな？得意のポーカーフェイスも、もう通らなくなったのよ。もう心の中は爆発しそうにSUGARMAMAで、いっぱいなんじゃぁないの？だから、目に溢れ出てきているのよ。セージは正直者ですからね。

イリス《あれ、やっぱり？セージは本当はSUGARMAMAの事“大好き！”ではなくて“愛している”に変わったんだよ。
いやいや、案外最初から、一目惚れしちゃったんじゃぁないのか？

メィス《あらっ、やっぱりそうだったのかしら？私は少し前から、そうじゃぁ無いかって思った事何度かあるのよ。白状しちゃいなさい。

セージ《う～ん、そうなのかなぁ？俺よく解らないんだ。ただ、前よりもずっと好きになったって気が付いたんだ。そしたら気軽に“大好き”って言いずらくんなったんだよ。

でも大好きって言うのも、愛していると同じだろう？だから、以前とは好きな気持ちが、変化したのは、付き合いも長くなったから可笑しくないだろうしね。

アンジェ《でも、気のせいかとも思ったんだけれど、セージがMAMAを見る時って、目に愛が溢れている感じがするのよね。

只大好きな人に、あんな目つきで見るかしら？って思った事が何度かあったのよねで、イリスとも話して居たのよ。
まぁ元々憎たらしいくらい優しい目で、MAMAの事見ていたけれどね。でもね、日本に旅行に行った時に、私達のLoveLoveぶりに、触発されたのか、旅行に出て気持ちが解放されたのか...。

イリス《あぁ、あの旅行中は、まだ何時ものセージと言う感じだったんだけれど、飛行場で別れる時は、凄く寂しそうな目で、MAMAの事チラッと見たんだよな。

その後、研修旅行中、以前はそんなセージは見た事ないような、一人で何かぼんやりと物思いにふけっている時があったんだよ。

アンジェ《そうそう、バスの中でもMAMAが転寝している時、肩を貸してジャケットかけてあげたりしてね。あれは愛する人にやるしぐさだわ。

あぁ～、イリスはそこに行くと、情熱的ではあるけれど、気分は全然違うとおもうわぁ～。同じ状態になっても、イリスなら膝枕くらいで、自分は他事考えて居たり、本を読んだりだと思うわ。

イリス《何だよ。まるで俺が薄情者みたいにきこえるじゃぁないか！アンジェなら、眠くなったら強制的に、俺をクッション代わりにして、楽なスタイルで寝るだろうね。もうさ、俺達は腐れ縁で付き合って居るような気がするよ。

楽な相手だしね。フレッシュな感じが全然しないからね。セージはSUGARMAMAには、本当にスペシャルで優しいよね。

セージ《べ、別にそんなの大好きな人なんだから、普通の事だろう。寝ちゃうと寒くなって風邪ひいちゃうかもしれないだろう。
みんな目ざといんだなぁ～。本人の俺より先に気が付いたって言うのかい？

俺は結構最近“あれっ？何だか俺変かも？”って思ったんだぜ。俺らしくない気分になる時があったりしてね。

イリス《Ahahaha、、、、。セージらしくて、馬鹿みたいな話だよな。何時告白するつもりなんだい？とりあえずはステディな関係にはなりたいだろう？

指くわえて眺めているだけで、日々思いが募り悶々として居るなんて事は、お前らしくない事だものな。

セージ《学校卒業して研究員になって、給料もらえるようになったら、プロポーズしたいかもとは思って居るよ。出来たら自分の給料で一緒に暮らせるようになったら“結婚したい”って言うかもしれないかな。まだ何年か先だけれどね。

アンジェ《むっふ、メィスでさえ見逃さなかったからね。女は勘が良いのよ。セージはきっと、スペシャルで優しい目でMAMAの事見ていたんじゃぁない？

本当に、顔はポーカーフェース決め込んでいても、セージは目は正直なのよね。ムカついたの我慢した時とかも、目はちゃんとチラッとそう言う目をするしね。

正直者ですからねぇ～、僕ちゃんは...。で、結婚は別として、何時かは告白とかするんでしょう？何時までも今のままの状態でなくて！

言ってしまわないと、きっと自分の気持ちがコントロールできずに、ジタバタする
と思うのよ。セージの性格ですからね。
第一大学院生が、SUGAMAMAの事お気に入りの人がいるらしいのよ。

イリス《うふっ、そうだね。セージは何にも気が付かなかったから、大ぴらに“大好き！”なんて、平気で言えていたんだろうけれど、でも、あれっ？って思ったのは、俺ははもう１年以上前から思ったんだよな。

アンジェが言う通りに、セージのMAMAを見る目が、他の人を見る目とは違っていたもの。普通に健康に育っていたなら、もしOKしてもらえれば、こうしてぎゅっと抱きしめたり出来るんだぜ？

SUGAMAMAは若く見えるから、思い人が言い寄ってきても、おかしくないよな。ここはシングルの人がおおいんだからさ。

セージ《嫌な連中だよ。そうやって人の事見て噂していたんだ。今日は皆とは研究課題のミーティングで、逢う事にしたんだぜ。

たまたまこの部屋になったけれど、昔から姉弟であっても、俺の部屋は女人禁制なんだからな。今日は最初で最後だからな。

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セージ君の気の長い話に、皆にからかわれたりしました。今日はその話をきっかけに、メィスなどの恋話や、今はカップルになった、イリスとアンジェの話とかなどで、盛り上がって居ました。

セージ君は、SUGARMAMAに対する気持ちは、まだひっそり大事に温めていたいので、出来るだけ笑ネタには、して欲しくないのです。うっかりすると、ネクラみたいに言われそうですが...。

確かにこのまま何時までも、何も言わずには無いかもとは思い始めていました。もしかしたら“No！”と言われるかもしれないのですが...。

　　　　                                  storyteller🐑