パーティは中止の話が出ていると言うのに、役員女性達は、ダンスパーティ出席する気満々なのです。それはリヴェール教授が、彼女達をねぎらうつもりで、誰でも若い研究員などを、パートナーに選らえべると言ったのです。
その日は既婚者も独身に戻って、カップル気分でダンスが出来るように、手筈を整える様な事を言ってしまったからなのです。もう直ぐ帰国予定だった、財団理事まで、パーティが終わってから帰国に変更したくらい大喜びです。
夫が居る人も、幾ら仲が良い夫婦で逢っても、ある程度の年齢になった女性達は、男性と同じに若い男性とカップルでパーティと言うのは魅力的です。
イヴの日は夫のいる人も、夫の事は忘れて、ダンス、ダンスの予定です。もちろんDrマリアンヌもですし、一般の参加者も女性サービスディなので、女性は大喜びです。何だか危険なにおいもするのですが...
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Drマリアンヌ《ちょっと待ってよ、イヴの日頃西欧などが感染拡大が益々広がって、大変な事になっていたら、中止にする事にしたのよ。
そこの所、皆急になかった話になっても、文句言わないのよ。浮足立って居たら、患者
さんも敏感ですから、顰蹙かっても困りますからね。
アイリーン心理学教授《判っているわよ。もうそれ程間がないから、ホテルのホールで、皆でダンスの練習よ。もう凄く久しぶりじゃぁない？
Mrsハドスン財務役員《本当よね。だってもう２年はそんなのは中止だったでしょう？うちの夫も、結構パーティ大好きで、若い女性ともダンスが出来るじゃぁない。
スタートとラストダンスは、一緒に組んだパートナーと踊れば、後はお互いに色々な人と踊ればまた刺激も有って楽しいじゃぁない？
Drマリアンヌ《私ももう長い間ダンスパーティなど行ってないから、忘れてしまったわ。でも、内々でのパーティですから、楽しめば良いのよ。
カップルも、別にその時のイベントだけでのカップルですから、たまにはチェンジングパートナーで楽しめば良いのよ。
独身同士がカップルになったら、おめでとうですしね。バチュラ―が多いでしょう。
Mrsロリエ看護協会理事《そうなのよね。どうしても、仕事が特殊ですからね。その場限りのワンナイトカップルを楽しんでいる国もありますけれどね。
Drジーン《この国は浮気には厳しいですよ！マリアンヌ夫妻は、そう言う事には、煩いですからね・笑
クランベリー《浮ついた話は、信用にも関わりますからね。ここは特別な患者さんばかりですから、そう言う事は無い様に、診察の時でさえ単独は患者さんと逢う事はありません。
必ずチームで最低２人で病室に入りますからね。個室で間違いがあってはこまりますからね。色々噂は聴きますからね。
アイリーン心理学教授《マリーさんがホールで、ダンス教えてくれているのよ。お店には一人いれば良いからってね。お姉さんのローズさんの時もあるんですよ。
Mrsハドスン財務役員《やっぱり、普段も家でも軽く練習位しておかないと、だんだん身軽に足が動かなくなっているのよ。
学生の時は、良くダンスパーティがあったんですけれどね。普通のオフィスなどに勤めて居たら、週末とかにパーティに行けたのにね。
マリーインストラクター《ここでも、以前は週末にはチョクチョクダンスパーティはやっていたんですよ。皆、感染症のサポートなど始まったら、忙しくてストップしてしまったんですけれどね。
Drマリアンヌ《そうなのよ。でも又再開して、せめて月一度くらいはやりましょうか！って思っているんですけれどね。
楽しく遊んだほうが、仕事も良い仕事が出来るわ。生真面目に研究や、勉強ばかりし
ていても、能率よく仕事が出来るとは限らないわ。
Mrsロリエ看護協会理事《マリアンヌは昔から、そう言う風に切り替えが上手だったけれど、皆がついて来ないと癇癪起こしていたけれど、穏やかになったわ。
更に最近凄く伸び伸びして、変わったわね。でもそんなだから学生結婚して、夫婦で忙しくなって、離れている事が多くても、上手に今まで、良い関係の夫婦で居られたのは、リヴェールが出来た人だったからね。
Drマリアンヌ《でもね、危ない時も有ったのよ。２人で話合って、絶対に週末は一緒に過ごす事にして、もう腹を割って話し合って乗り切ってきたのよ。
Drマリアンヌ《でもまぁ、本当に昨年の今頃は、やっぱりクリスマスパーティなどは、やらなかったと思うわ。サポート要請が入り始めたら、忙しくなってきてね。
皆の仕事スタイルも随分柔軟にローテーション組んで、何とか少し前までやり切りましたからね。文句も言わずに、大変だったと思うけれど、本当にリヴェール達と感謝しているのよ。
ですから思い切って、元に戻す様に、今回は冬休みはシッカリとるっことにしたのよ。で、手始めにクリスマスダンスパーティと言う事になってね。
まさかあなた達も出席したいって言うので、内容を変えて、まずは入れ替わって、女性がパートナーを選んで、出来るだけ２人でその日は、カップルとして楽しむ様にしてみましょうってね。
カップルで居る人や、既婚者は、ちょっとドキドキスリルを味わうかもですけれど、間を空けたら、本来の２人に戻った時、惚れ直すかもしれないでしょう？
長くなると、やっぱり、気が緩んでくる時もあるでしょうからね。ダンスのパートナーだけよ。
マリーインストラクター《Drマリアンヌも、考える事がお茶目さんですね。ちょっとしたアバンチュール気分を楽しもうって事ね。
Drジーン《彼女は昔からそうなのよ。“心理的にも、時々ショックを与えた方が、女性などはホルモン分泌が良くなって、メノポーズなど防止になると思う”って言うのよ。
アイリーン心理学教授《まぁ、そう言う考え方も、有りかも知れないわね。年々異性を見ても心ときめく事って無くなってくるでしょう。
特に独身女性なども、芸能人に夢中になるのも、疑似恋愛で悪くはないのよね。男は例外も居るでしょうけれど、もともと淫らな妄想をしやすく出来ているでしょう？
女性も同じ様な人もいるでしょうけれどね。でも男性ほど、積極的ではないですからね。ってこれは今は個人的に言っているのよ。仕事の事は置いて置いてね。
Mrs.ハドスン財務役員《ま、変にお上品ぶって居ても、目が厭らしい奴もいるし、下品な話をしている人の方が、実際は喋る事で発散してしまって、悪い事はしていない場合もありますからね。
私なんて、仕事でも色々な人に逢うじゃぁない？名誉も地位のあるのに、嫌らしい奴もいるし、そんな事になったら本当に、女性らしくなくなって啖呵切ってしまうわ。男っぽく、テキパキしていないと、本当に不愉快な誘いとかって少なく無いのよ。
でも、今回パーティが有ったら、私パートナーを申し込む相手探さないとね。ちょっと楽しそうよね。女心を満喫しなくてはだわ。
Mrs.ロリエ看護協会理事《私は見ているだけで良いわ。でなければ、会場で来ている人に申し込むわ。パートナー無しで出席の人もいるんでしょう？
クランベリー《えぇ、そう言う人も沢山いますよ。個性的で楽しい、シングルの若い男性が沢山いますからね。
Drマリアンヌ《そうそう、熟女丸出しで、強引に誘っては駄目よ。最もあなた達が此処の役員教授とは知らない者もいるでしょうから、バラさないで誘うのよ。
パワハラになってしまうからね。
Drジーン《そう言えばそうよね。何だか皆で話して居ると、学生の頃の気分になって、話してしまうけれど...。
Mrsロリエ看護協会理事《クランも旦那様と出席かしら？
クランベリー《そうね。出られそうなら、たまには夫婦でパーティも、良いかもですね。
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今日は皆ワイワイと楽しそうに、パーティに絶対に出る気でいます。パートナー探しに奔走
し始めるかもですが、早く見つけないと、もうあんまり時間がありません。
見つかったら、早速一緒にダンスの練習もしなくてはです。出る以上はカッコ良いカップル
でいたいですからね。彼女達が集まる様になってから、休憩時間が賑やかになってきました。
気持ちだけは皆、結構若いまんまですね。
storyteller🐑
