せっかくクリスマスパーティの、楽しい話が出てきたのですが、絶対ではないようですが、周辺国などの、又感染者が増えてきたりしているので、中止にするかもの話も出ています。
どうやら、様子を見て、構わないだろうと思われる様子ならやるようですが、まぁ期待はし無い方が、今年は良い様です。それで、どうであっても、家や友達同士など小さなクリスマスはやるようで、ケーキの注文が来
ています。クリスマスは西欧人達には、あんまり信心深くない若者でも、特別の日です。
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MrsSugar《もう面倒だから、クリスマスは店は休んだら?まぁパンだけは焼いたにしてもね。内々の分だけにして、スーパーやキャンティンは休まないでしょう?
そこで買ってもらう事にすれば、良いんじゃぁない?完全に長期休暇にしましょうよ。
なかなか今までそんな風には行かなかったじゃぁない。
ポプリ《そうですわね。今は店が住まいと離れているんですから、休んでしまっても良いんじゃぁないかしら?病院や研究所が、長期休み決めたんですからね。
キャンティンさえ空いていたら、そこで皆間に合わせてもらって、後は自宅で御手製のケーキやパン焼きしてもらいましょうか!
Mrsローリー《では、わたしも冬休みは、専業主婦になってみようかしらね。
Mrsサフラン《あらあら、私は皆と逢えないのは寂しいけれど、久しぶりに家でパン焼いたりケーキつくりをしようかしらね。昔は子供が小さかったから、結構家で作っていたんですのよ。
夫は自家製がお気に入りでしたからね。私は料理は得意とは、言えなかったんですけれどね。美味しいって言ってくれていたんですよ。
MrsSugar《良いじゃぁない。母親が料理上手では無かったら、お嫁さんは気が楽でしょうね。比較されたら、母親の味が一番でしょうからね。
日本だと嫁と姑の、味勝負になってしまう家もあるのよ。そこで、夫の態度がマザコンで母親の方に寄ると、気まずい雰囲気になってしまうのよね。
そこは西欧は、もう夫婦単位優先でしょうから、問題無くて良いわね。
Mrsローリー《あらっ、私の所は、アレンが間できっぱり言ってくれるから良いんだけれど、アレンの妹とか母親もファミリーLoveが強くって、嫌な雰囲気だったことが有ったのよ。
妹がアレンの事大好きで、なかなか彼が出来ない人だったんですからね。やっと最近諦めたみたいだけれど、結構意地悪よ。
ですから私、結婚の条件に、ハッキリ家族関係の事約束したのよ。
MrsSugar《あらぁ、そうなの?私も初めの結婚の時は、同じだったわよ。元夫の妹と私同じ歳だったから、妹は結婚反対だったみたいで、ずっと嫌がらせ受けていたわ。そう解って居たら、私結婚しなかったのに、若かったから考えもしないで、決めてしまったわ。まさか兄妹ですから、そんな気持ちが有るなんて、想いもしなかったわ。
ポプリ《そうそう、Sugarちゃんは、大変だったみたいよね。でも変な言い方ですけれど、お仕事で元旦那様は滅多に家に居ない方だったそうだから、続いていたそうですものね。
年中家に電話かけてきたり、とても我儘な人だったようですものね。良く長い間我慢したわよね。でも、慰謝料も取らずに離婚して、ホッとしたって言ってたわよね。
Mrsサフラン《別れられて本当に良かったですわね。離婚しても、あまり周囲から言われなくなった時代が来て、よかったわねぇ。
Mrsローリー《それにしても、何十年もよく我慢していたわね。軟禁状態じゃぁないの?でも時代が良い方に変わって、別れられたのは良いけれど、慰謝料ももらわずに別れて、生活が大変だったでしょう?
日本の女性達は、余り国が守ってくれないって聞いたわよ。でもSugarさんは腕に職を持っていたから、暮らしはそれほど大変では無かったかしら?
ポプリ《でも、あなたずっと仕事していなかったら、元の仕事に戻るのは大変でしょう?若い子と違いますから、お給料もキャリアがある人には、それなりに払わないとならないでしょう?
男社会なら、女性に優しい条件ではないでしょうしね。
MrsSugar《そうなのよ。でも働きに出て、判ったんですけれど、バツイチや母子家庭の女性が想像以上に多くて吃驚したわ。
女性は私もですけれど、仕事に文句言わずに働きますからね。私もパートタイマーで色々な仕事して、楽しかったわよ。ゆとりはない暮らしになってしまったけれど、飢えないで、ゆっくり休めるベッドが有れば最高じゃぁないの?
元々、周囲から結婚相手は、大好きな人ではなく、まぁ嫌じゃぁ無い位の人との方が、長持ちするってアドバイス受けていましたからね。
期待しないでいたのよ。元夫が何だか話を、どんどん進めてしまって、決まってしまったのよね。
これは不思議な事に、セージの時と同じよ。私って、あっという間に結婚話は、決まってしまうのよ。
でも今回が違うのは、想像していた以上に、セージは優しくて素敵な夫になってくれたわ。西欧人は大体が、奥さん大事にする人が多いようですけれど、それでも、その中でも彼はスペシャルで、良い夫になる一方だわ。
MrsSugar《そうそう、それで私はセージも一緒に、昔みたいにCafeで休み中のパンやクリスマスケーキ焼こうと思っているのよ。
よかったら、皆も一緒にどうぞ。家で家族でやるならそれも良いでしょうしね。ポプリさんはひとりですから、良かったら一緒にいかが?好きなように選んでね。
ポプリ《良いのかしら?私お邪魔虫じゃぁないかしら?セージ君はSugarちゃんと2人が良いんじゃぁ無いのかしら?
MrsSugar《ポプリさんは、初めてセージが私に告白した時にも、一緒に居た人ですから、問題無いと思うわよ。
ポプリさんが気を利かせて“席外しましょうか!”って言ったのに“そのままで構わないよ”って言ったんですもの。信頼しているのよね。
セージがまだ大学に入る前から、ミントとポプリさんは,Cafeに居た人ですからね。
Mrsローリー《セージも居ると言ったら、アレンも此処に来るって言ったら、仲間に入れてね。アレンはセージの事お気に入りの子だって、言っているからね。“一番古い知り合いだ”とかってね。歳が違っても、仲が良い様ですものね。
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結局Cafeでは一般のケーキやパンの注文は受けずに、むしろもう休業にすることに決めました。イヴの日は自分達用ケーキやパンを焼いて、昼間から夜までクリスマスディナー&サパーで過ごす事にしたようです。
セージ君も今ではお行儀悪く、作りながらつまみ食いなどしていますから、昔なら叱られた事ですが、すっかり場所さえ考えれば、お行儀の悪い事はスパイスが聴いて、猶更美味しく感じると言う味を知ってしまいました。
更に時には、料理用のワインなどまで飲んだりして、キッチンで味見と称して、立ち食いです。実家のNanや両親などが見たら“Oh My Gosh!”と言うでしょうね。そんな息子になるとは、思ってもいないでしょうからね。
storyteller🐑