Cafeは明日から平常通りにオープンです。

冬休みが終わり、今日は全員集合でご挨拶です。このメィンカントリーになった店では初めての日です。まずセルフィーユ店長からのご挨拶です。

休み中に事務局にMrsSugarはセージ君を伴って、セルフィーユ君と契約書を交わしま
した。MrsSugarがオーナーなのですが、今はセージ君と夫婦なので、セルフィーユ君は気を使っていました。

信頼されて店を任されていましたが、MrsSugarはとうにセルフィーユ君店長と言っていましたが、口約束でしたので、此処へ移動したのを機会に賃貸契約をして、家賃を支
払って、セルフィーユ君の店にと決まったのです。
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MrsSugar《さぁて、いよいよ開店ですね。丁度限が良いので、今度は契約を交わ
して、私は只のオーナーで、店はセルフィーユのCafeになりました。
では店長皆さんにご挨拶をどうぞ...。

セルフィーユ《コッホン！えーと、ちょっと照れくさいなぁ。でも、俺が正式な経営者になりましたが、自分で苦労して開店した訳でなく、Sugarさんの後を継いで他の皆さんに支えて貰えて開店できたのです。心新たにして、経営し続けられるように色々勉強もしながら、やらせてもらいたいと思うので、宜しくお願いいたします。

Mrsローリー《まぁすっかりシッカリしちゃって！頼もしい店長になりそうだわ。よく勉強していますしね。セルフィーユなら、安心して居られそうね。宜しくね。

ポプリ《本当に、私も健康管理もして、まだまだ、パートで使ってもらえるようにしたいと思います。

Mrsサフラン《私も、元気に働かせていただきます。

セルフィーユ《それで、早速ですが仕事時間は、今まで通りに７時出勤で交代で６時半出勤にしてもらいたいと思います。

早番の日は、朝一に店や中庭の掃除とごみ処理をしてもらいたいと思います。今まではSugarさんがやってくれていましたけれど、交代にお願いします。

Mrsローリー《私とセルフィーユは朝は忙しいので、後は来たら即作業台の消毒などしたり、ランチ用サンドイッチを作るのと、サービスブレックファーストの準備にとりかかってね。

MrsSugar《解りました。それでは、殆ど今迄通りで良いのかしら？忙しい時間が終わったら、Cafeのお茶出ししたり、ミントの所の外注編み物をして良いのかしら？

セルフィーユ《うん、OKだよ。後は用事が出来た時は、頼むからそれをやってくれれば、俺とローリーはパンと、スィーツを作るのと、次の日の下準備が出来るからね。Cafeは一応５時まで開いているけれど。閉店はま、適当にかな？

MrsSugar《開店はね。本当は７時半開店って言っていたんだけれど、お客さんが来てしまうからね。放っておいても構わないんですけれどね。

適当にブランチ出来た順に出せば、食べ終わったらトレーはお客さんが自分で返してくれますからね。

Mrsローリー《それはとても助かるんだけれど、そう言う決まりを作ったの？席も相席でとかで...。

MrsSugar《ううん、お客さんが勝手にそうしてくれるようになったのよ。前は私とポプリさんだけでしたからね。
相席はその前に、お茶だけ出していた時に“お構いしませんから、お変わり欲しい人は
呼んでくださいね。”って、言っていたからそうなったのよ。

ポプリ《そうそう、そこらあたりから、ティカップも自分で下げてくれて、テーブル拭いてくれて帰るようになったのよね。

此方からは何も言わなかったんですけれど。更にその前は小さなCafeで、Sugarちゃん
一人でやっていたのよね。

セルフィーユ《でもさ、勝手言うようだけれど、なるべくSugarさんは来ていて欲しいよ。体がきつく成ってきたら、座っているだけで良いからさ。

皆居ないと“Sugarさんは？”って、必ず聞かれるからね。あんまりすぐに当てにしてはいけないんだけれど、看板みたいなんだよ。
体壊して居ない時など、皆凄く心配していたからね。

MrsSugar《ま、今のところ元気ですからね。此処が楽しみだから、元気で居られると言うのもあるかもね。

専業主婦になても、今はボランティアで、野菜作りとかやる事は幾らでもあるんですけ
れど！ま、今はお約束のアルバイトでね。セージが昔学生アルバイトやっていたようにね。

ポプリ《「Student part-time job」でしょう？アルバイトってドイツ語じゃぁないかしら？

Mrsローリー《そうね。「arbeit」はドイツ語の副業って言う意味で使われている場合もあった気がするわ。Sugarさんは、結構マルチリンガルなのよね。

歌で覚えたり、日本は和製外国語にあふれている国だそうですものね。

セルフィーユ《パリは結構日本人が来ているからね。俺が言っていた学校にも何人か居たし、フランス料理の学校や、割合日本人が居るよね。

あんまり話はした事ないんだけれどね。専門用語は判っても、日常会話は、同じ国の
人が集まってしまうから、語学はイマイチな人が多いかな？

MrsSugar《Cafeのお客さんは色々な国の人が居るから、英語で話しているけれどシャノの店はフランス人だけになると、凄いのよね。
早口で話していて、ジャンの事怒っているシャノときたら、何が「愛の国の愛の言語」はフランスよ！って思うわ。

セルフィーユ《あっ、俺もパン焼きしている時は、ローリーとはフランス語で話しちゃうよな。

Mrsローリー《そうね。でも気を付けて話さないと、フランス語話せる人は多いですからね。下品な話は出来ないわね。

MrsSugar《下品な話なんてするの？私シャノからフランス語は、少し教えて貰っているんだけれど、何時も意味は後から教えて貰うけれど、かなり慣れてスムーズに言えるまでは丸暗記しなさいって言われるのよ。

名詞は男性か女性かは、くっつけて覚えちゃっているんだけれど、メモ無しでね。フランス語のliaisonが難しいのよ。

セルフィーユ《じゃぁ、そう言う事で今年から又変わらず宜しく頼むよ。何かあれば気軽に直接俺に言って欲しいな。

MrsSugar《そうね。人づてに聞くと誤解も多くならないとも限らないわ。それに私達も年々高齢化していくのですから、体に気を付けて、無理しないように、お休みは早い目にもらいましょう。

途中で具合が悪くなって早退するより、調子が悪かったら、休みましょう。

ポプリ《そうね、ちょっと不調が出てきたばかりに、悪化させてしまうよりも、パッと休んで仕舞いましょう。その方が皆に迷惑かけないわ。

Mrsローリー《私も、アレンが要るから、場合に寄っては休む場合も有るかもですから、その時は、他の人がセルフィーユを手伝ってね。
ま、アレンが病気になるなんて、ありえないと思うんですけれどね。

Mrsサフラン《見た目では解りませんわよ。うちの息子のエルダーなんて、最近筋トレとかやり始めて、体も逞しくなりましたけれど、昔は華奢でしたから、体が弱いと思われて居ましたけれど、実際はかなりタフな子なんですよ。

殆ど病気らしい病気はした事無いですよ。あのテロ事件での大怪我が初めてでしたよ。

MrsSugar《それは私もよ。セージはとても低体重で生まれた子とは思えない、健康な人だわ。アッ、１回どうした事か風邪拗らせて、肺炎になって入院したって言うだけよ。１４歳位の時で、小児科に入院したって怒っていたわ。

それ以来は、エルダーと同じにあの事故だけで、事故本来この国だったらありえない位
だわ。

セルフィーユ《俺も子供の時以来、病院へ行く事はないよなぁ。此処に来てから、健康診断とか、定期的にやるようになったくらいだよ。

此処に来ないで、パリで過ごして居たら、ウィルス感染して、死んでいたりしてな！
又新種が発見されたそうだしね。

ま、皆で気を付けて、2023年は油断出来ない年だと思って、過ごす様に言われたよ。この仕事だから、ワクチンもオミクロンもインフルも打ったからね。

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その様な話の後は、少し雑談をして、早くに帰宅しました。明日に向かってパワーを溜
めておかなくてはです。
神経質になり過ぎるのでは無く、帰宅した時などは、生活習慣として、菌を持ち込ま
ない様に、シャワーを浴びて、外出着は脱いで消毒して、ワードロープへ。。。
部屋ではルームウェアでくつろぐようにしている人は、少なく無いようです。

感染者０の国ですが、皆の厳重注意をしているからでしょう。一人でも感染者が出た
ら、小さな国なのであっという間に全滅しかねません。

シェルター暮らしで予防策は身に着いた様です。シェルターは気密性が高いので、感
染症などには極めて弱い欠点もあるのです。
                    　　　　   Storyteller@Sugar